タイムテーブル
Day1:5月21日(水)
11:30 – 13:00 | 総会 (会員のみ) |
13:00 – 13:05 (5) | オープニング |
13:05 – 13:30 (25) | デモ展示セッション |
13:30 – 13:40 (10) | 休憩・デモ展示 |
13:40 – 17:40 (240) | セッション1: 太田昌孝先生退職記念セッション |
18:30 – 20:30 (120) | 太田昌孝先生退職記念パーティ / ITRC 情報交換会 |
Day2:5月22日(木)
9:30 – | 開場 |
10:00 – 11:30 (90) | セッション2: RIXX分科会 |
11:30 – 13:00 (90) | 昼食・デモ展示 |
13:00 – 14:30 (90) | セッション3: CIS分科会 |
14:30 – 14:45 (15) | 休憩・デモ展示 |
14:45 – 15:15 (30) | セッション4: UA分科会 |
15:15 – 16:15 (60) | セッション5: 一般発表 |
16:15 – 16:25 (10) | 休憩 |
16:25 – 16:55 (30) | セッション6: ネットワーク報告 |
16:55 – 17:00 (5) | クロージング |
プログラムの詳細
Day1 (2025/5/21 (水))
デモ展示セッション
- デジタル・キャンパスと教育DXで効率化とセキュリティを強化 (5分) / 野間 秀隆 (アライドテレシス株式会社 )
【概要】当ブースでは、ネットワーク専業メーカーの豊富なノウハウを活かし、教育現場に必要な次世代ネットワーク環境の実現に向けたソリューションをご紹介いたします。有線LANの10G化・マルチギガ対応による大容量通信の実現や、無線LAN(Wi-Fi7対応)の高速化、安全性と利便性を両立したネットワーク統合など、教育現場のデジタル化を支援します。
また、複数のキャンパスを有する大学向けには、キャンパス情報ネットワーク構築のポイントを解説いたします。
主な展示内容
<学内ネットワークの環境改善>
・大容量・高速通信を実現する最新の製品ラインナップ
(Wi-Fi 7対応無線LANアクセスポイント /10G・マルチギガ対応スイッチ/10G対応ルーター)
<運用管理・セキュリティ対策>
・運用管理コスト、工数を削減するネットワーク統合管理(AMF PLUS)
・ネットワーク情報の可視化(Vista Managerシリーズ)
・授業を止めない安定かつ快適なWi-Fiの導入・環境整備(AWC/AWC-CB/AWC-SC)
・クラウド導入に伴うセキュリティの悩みを解決(Allied SecureWAN) - アラクサラの今後の戦略とキャンパスネットワークの今後を考える (5分) / 小林春樹 (アラクサラネットワークス株式会社)
【概要】フォーティネットグループとしてのアラクサラ新製品と今後のポートフォリオを紹介するとともに、それらのキャンパスネットワークへの具体的な適用方向について議論の場とする。 - AIで進化するFortiAnalyzerとAX-NM連携ソリューションのご紹介 (5分) / 枝川 隼人 (フォーティネットジャパン合同会社)
【概要】弊社のログ管理・分析基盤「FortiAnalyzer」では、AIを搭載した最新版をリリースしました。ブースでは、AIアシスタントと日本語で対話しながら、効率的にインシデント対応を行うデモをご覧いただけます。また、「FortiAnalyzer」とアラクサラネットワークスの「AX-NM」を連携させることでFortinetの様々なセキュリティ製品の情報を基にインシデント端末の遮断を実現するソリューションもご紹介します。 - セキュアでオープンな公衆無線LANにおけるローミング利用者情報のプライバシーに配慮した地域間データ連携 (5分) / 廣瀬丈矩 (株式会社Local24)
【概要】現在、関西大阪万博会場を始めとする、各地の自治体様、高等教育機関様、民間施設などOpenRoamingの導入が加速しています。
ただ、その一方で、IdP間での個人情報を利用者へ同意を経て連携するメカニズムがありません。そこで、利用者の同意の下で訪問先のWi-Fiアクセスネットワーク提供者に仮名性を担保しつつ利用者情報を限定的に開示する仕組みを開発し、地域間で相互にデータ連携を可能にする実証実験などを行っていますので、そのご紹介をさせていただきます。 - 4人用対面型会議支援システムの設計 / 丸山 伸 (株式会社シー・オー・コンヴ)
【概要】複数人がそれぞれの端末を持ち寄り、1つのモニターを囲んで議論をする光景は珍しくない。この際に参加者のそれぞれが意見を出し合い、議論をまとめ上げる過程を支援する会議支援システム “CO-Nectar” を検討・設計・開発した。
「机上にUSB-C ケーブルを4本配し、端末にPD給電する。」「机上のモニターはそれぞれの端末のセカンドモニターとして同時に認識される。」「また、それぞれのセカンドモニターの映像が同時に表示され参加者相互に確認しながら議論が進展する。」
こういった期待に応えるシステムを実現するにあたり、次の技術が必要となった。
・ 4台の端末の映像を同時表示する、4K対応のマルチビュー機能
・ 4台の端末にケーブルを無理なく接続する、長尺のUSB-Cケーブル
・ 多様な端末に安定して給電する、高出力のUSB PD対応ACアダプタ
これらの要素技術を安定かつ安価に提供するために講じた各種の工夫を紹介する。
セッション1: 太田昌孝先生退職記念セッション
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13:40 オープニング (20分)
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【ご挨拶1】/ 下條 真司 (青森大学)(5分)
- 【ご挨拶2】/ 真野 浩 (エブリセンスジャパン) (5分)
- ビデオメッセージ / 村井 純 (慶應大学)(5分)
- 【ご挨拶3】/ 中村 修 (慶應義塾大学) (5分)
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- 14:00【基調講演】太田昌孝先生退職記念講演 デジタルとアナログのいいとこどり (仮) / 太田昌孝先生 (東京科学大学 )(60分)
(休憩 15:00~15:10) -
15:10【招待講演1】Junetからインターネット(仮) / 後藤 滋樹 (早稲田大学名誉教授)(20分)
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15:30【招待講演2】みあこネットとモバイルインターネット(仮) / 岡部 寿男 (京都大学) (20分)
- 15:50 SpeedNetからのMIS With Mohta /真野 浩 (エブリセンスジャパン)(20分)
- 16:10 太田先生との思い出 / 藤川賢治 (東京都小金井市議会議員 (元NICT主任研究員/元京大情報助教)) (20分)
(休憩 16:30~16:40) -
16:40【パネルディスカッション】Mohtaさんに聞く 今までとこれから(60分)
- 17:40 クロージング (5分)
(18:00 会場閉場)
Day2 (2025/5/22 (木))
セッション2:RIXX分科会
- RIXX分科会紹介 (5分) / 柏崎 礼生 (近畿大学)
- ネットワーク人材育成環境 ENTERNET の紹介 (45分) / 発表者: 小野村 卓也 (ENTERNET 研究会)
【概要】ENTERNET はネットワーク人材の育成を目的としたプロジェクトであり、自由に試行錯誤できる実践的な環境を提供しています。BGP によりインターネット接続を実現するグローバル AS 環境など、仮想的な演習環境にとどまらない実環境を自力で構築するには多くの障壁があります。ENTERNET はその障壁を低減し、個人や小規模グループでも無理なく実環境を扱えるよう支援しています。本発表では、ENTERNET の趣旨や、これまでの取り組みの中で見えてきた課題・成果について紹介します。 - AS DOJOプロジェクトの進捗 (10分) / 発表者: 柏崎礼生 (近畿大学)
【概要】AS DOJOというプロジェクトが立ち上がりましたのでがんばるぞい。 - AIOps製品導入に向けた社内検証網での取り組み紹介 (発表20分+質疑10分)/ 発表者:吉田 晴信 (NTTコミュニケーションズ株式会社)
【概要】運用の品質向上と負荷軽減を目的にAIOpsが注目されている。コム社内検証網はISPやオフィスNWなど多様な機能を持つ。また若い社員が運用に参加する。そのため、多様なシステムを経験の少ない社員が運用することがあり、判断や復旧対応に課題がある。我々は課題を解決するためAIOps製品を検証し一定の効果を確認した。一方で、学習ソース準備など着手前は認識していない導入障壁が判明した。本発表では取り組み内容と現状の結果を共有し、導入に向けた議論をしたい。
セッション3:CIS分科会:「キャンパスネットワークリプレース」
- CIS分科会紹介 (0分) / 大森 幹之 (鳥取大学)
【概要】CIS分科会の概要を紹介すると共にキャンパスネットワークリプレースの事例をよりじっくり長く議論し知見の共有の試行について冒頭でお話します. - 九州工業大学全学セキュア・ネットワーク (Kyutech Net) 2024のリプレース報告 (発表+質疑45分) / 発表者: 福田 豊 (九州工業大学)
【概要】九州工業大学は 2024 年度に全学セキュア・ネットワーク (Kyutech Net)の更新を行った.全キャンパスのフロアスイッチからコアスイッチの交換は,2014年の導入以来,実に 10年ぶりであった.今回は,スイッチに加えて,境界及びキャンパスファイアーウォール,そして仮想基盤とその上で稼働する運用管理システムを更新し,戸畑キャンパスにEVPN-VXLAN (Ethernet Virtual Private Network – Virtual eXtensible Local Area Network) を導入した.
本発表では,限られた予算の中で効果的な更新を目指して定めた設計指針とそれに基づく要求要件,実際の導入と今後の課題について述べる. - 群馬大学学術情報ネットワークGUNet2022のリプレース報告 (発表+質疑45分) / 発表者: 浜元 信州 (群馬大学)
【概要】群馬大学では2022年4月に全学ネットワークの更新を行った。
GUNet2022では,GUNet2016で導入した動的VLANによる認証ネットワークの適用範囲の拡大のほか,
地区間回線の冗長化やIPv6アドレスの導入など様々なアップデートを行った.
中でも,高度標的型攻撃への対策の一つとして横展開を防止するため,サブネットの小規模化を行い
サブネット間の通信を禁止する構成を採用した.
同時にCGN装置でのNAPTアルゴリズムの調整により,グローバルIPアドレスから機器を1つに特定ができるよう設計し,
セキュリティインシデント発生時等に必要な端末特定の省力化を実現した.
本発表では、以上の更新内容と、更新から2年が経過した現在の運用を報告する。
セッション4:UA分科会
- Stand-aloneのAIの時代が到来した。 (発表20分+質疑10分) / 釜江 常好 (東京大学)
セッション5:一般口頭発表
- ECS によるフルリゾルバのパフォーマンスに与える影響の調査と解決策の評価 (発表20分+質疑10分) / 発表者: 古賀 陽光 (九州産業大学)
【概要】インターネットでは、DNSの名前解決を利用してユーザを適切なサーバへ誘導する手法が広く利用されている。しかし、近年ではPublic DNSの普及により、先述した手法が機能しにくくなる問題が発生している。この問題を解決するために、EDNS Client Subnet(ECS)という技術が登場した。
本研究では、ECSがフルリゾルバに与える影響を調査し、メモリ使用量を軽減する手法を提案・評価した。ECS関連の設定を行った4種類のフルリゾルバに対して大量のDNSクエリを送信し、メモリ使用量と平均名前解決時間を調査した。また、キャッシュ容量の制限と1つのドメインに対するキャッシュ件数の制限という2つの軽減手法を試みた。 - アプリケーション識別型トラフィック制御システムの構想 (発表20分+質疑10分) / 発表者: 式町龍聖(九州産業大学大学院)
【概要】
コンテンツ配信サービスやリモートワークの普及に伴い、ネットワークトラフィックは年々増加している。また、クラウドゲームのように低遅延を要求したり、動画配信サービスのように広帯域を必要とするなど、アプリケーションが求めるネットワーク要件が多様化している。
しかし、既存のルーティングプロトコルはアプリケーションごとの要件を考慮しない。そのため、許容できる遅延を上回ったり、十分な帯域を確保できなくなることで、アプリケーションのサービス品質を低下させてしまう可能性がある。そこで本研究では、アプリケーションの要件を考慮したトラフィック制御手法を提案する。本手法は、クライアントのアクセス先ホスト名から、利用しているアプリケーションを識別する。トラフィックを制御するためにはSRv6を用いる。
セッション6:ネットワーク報告 (30分)
- 今回の会場ネットワークについて