meet60プログラム(随時更新)

プログラム詳細


Day2:11/3(火)


セッション1:ITRC CIS分科会

  1. CIS分科会の紹介/ 大森 幹之(鳥取大学)
  2. 青森大学でのLLMを活用したネットワーク運用/ 下條 真司(青森大学)

一般講演:

各一般講演時間(目安):発表時間20分 質疑応答7分

  1. メッシュ版果樹発芽・開花日予測システムの開発と実証/ 鈴木 一哉(秋田県立大学)
    概要:
    秋田県と共同で,メッシュ農業気象データを用いた果樹発芽・開花システムを開発し,果樹農家にサービスの提供を開始した.本発表では,システムの概要と実証結果について報告する.
  2. 小規模大学におけるIPv6のためのオーバーレイネットワークの構築事例/後藤 幸功(開志専門職大学)
    概要:
    小規模大学ではIPv6を使用した実験や研究を行うことがネットワーク管理上困難な状況がある。このような環境において、ITRCが持つIPv6ドレスを用いて、オーバーレイネットワークを構築し、研究室単位でIPv6ネットワークの運用管理に関する問題・課題について述べる。
  3. ネットワーク運用における人間とAIの恊働/南部 唯人(青森大学)
    概要:
    AIをネットワーク運用の自動化に活用する際、意図のズレに起因する障害のリスクと、人間との役割分担の設計指針は十分に整理されていない。本発表では、AI(Claude)支援下での作業中に実行環境の見落としから学内ネットワークで約1時間の障害を発生させた事例と、その反省から設計したガバナンスポリシーの下で異なるベンダー間のVPN構築に成功した事例を比較する。両者を分けたのは技術力ではなく、実行前の人間による承認と実行経路の可視化であったことを示し、AI協働運用における実践的なガバナンス設計の指針を提案する。
  4. 低インフラ地域における通信確保|八甲田山中におけるモニタリング・簡易コミュニケーション・位置情報把握等の応用について/菅原 隼真(青森大学)
    概要:
    電気・通信などのインフラを持たない青森県 八甲田山中にある青森大学が所有する「新湯」というフィールドを対象とし、低インフラ地域における通信手段の確保とその応用について検討する。

デモ展示紹介

  1. アライドテレシス株式会社/ 生成AI時代に求められる次世代ネットワークソリューション
    概要:
    当社ブースでは、生成AI活用や教育・研究DXを支える次世代ネットワークソリューションをご紹介します。高速・大容量通信基盤、Wi-Fi 7、統合管理およびセキュアなWAN環境により、研究・教育活動を支える安定的かつ効率的なICT基盤の実現を支援します。
  2. 株式会社シー・オー・コンヴ/ 未定
  3. フォーティネットジャパン合同会社/ AI時代のセキュアネットワーキングと運用自動化にむけて
    概要:
    フォーティネットでは、ネットワークをサイバー攻撃や情報漏えいから保護し、安全かつ安定した通信を実現するためにネットワークとセキュリティの技術を融合したセキュアネットワーキングを推進しています。セキュリティの検知方法としてDecepter技術の活用やネットワーク管理との連携を説明します。またAIの活用により、ネットワークトラフィックの異常検知、脅威分析、インシデント対応の自動化が可能や高度化する攻撃への迅速な対処を支援します。

PC企画:女子のキャリア形成―本音トーク―(仮)

  1. 女子のキャリア形成―本音トーク―の紹介/ 神屋 郁子(福岡女子大学)

セッション2:ITRC RIXX分科会

  1. RIXX分科会の紹介/ 柏崎 礼生(近畿大学)

ポスターセッション:

  • Wi-Fi HaLowを用いたRTK補正情報送信実験/鈴木 寛生(秋田県立大学システム科学技術学部)
    概要:
    Wi-Fi HaLowを用いたRTK補正情報の送受信実験について発表する。本実験では、周波数帯域幅を1MHz、2MHz、4MHzの3パターンに変更してRTK補正情報を送信し、各条件において補正情報が到達した限界距離を測定した。本発表では、その具体的な測定結果について報告する。
  • SNS詐欺の被害者を装う日本語LLMハニーポットの開発と実演/佐藤 翔真(秋田県立大学大学院 総合システム工学専攻)
    概要:
    大規模言語モデル(LLM)の登場により,人工知能(AI)の自然言語処理能力は飛躍的に向上しており,英国のVirgin Media O2社はAIに被害者を装わせて詐欺を抑止する取り組みを始めた.しかし,日本語において同様のアプローチを試みた研究は見当たらない.ソーシャルメディアでは,俗語や流行り言葉を多く含む日本語が使われるため,AIが詐欺師を誘い込める被害者を演じられるかは未知数である.そこで,日本語でSNS詐欺の被害者を装わせるLLMハニーポットを開発した.人間が詐欺師役となってAIを騙そうとすると,AIは詐欺の手口を分析し,のらりくらりと会話を続けて諦めさせるデモンストレーションを行う.
  • 仮想現実とゲーム化によるオンラインフィットネスレースの開発と実演/山根 拓真(秋田県立大学大学院 総合システム工学専攻)
    概要:
    運動不足の解消に向けてインターネットを活用したフィットネスレースが注目を集めている.自宅でできるオンラインフィットネスは手軽であるが,部屋の広さの制約や周囲へ伝わる音への配慮によって,単調になりやすい.そのため,自宅でできる運動に,楽しさやのめり込む要素を加えて継続を促すシステムが望まれる.本研究では,AI を活用したノリの良い音楽生成,ユーザを鼓舞する視覚提示およびゲーム化を組み合わせる運動支援システムを開発した.このシステムを使って運動の楽しさと継続意欲を引き出すとともに,心拍数をリアルタイムでフィードバックしながら適切な運動負荷を与えるデモンストレーションを行う.
  • 大学生のIT情報分野におけるキャリア意識に関する調査/飯澤 優(福岡女子大学国際文理学部環境科学科)
    概要:
    大学生が就職先を選択する際には、仕事内容や給与だけでなく、働き方や勤務地、将来のキャリア、ライフイベントとの両立など、さまざまな要素が関係すると考えられる。そこで大学3年生以上を対象に、就職先選択で重視する条件やキャリアへの不安、IT・情報分野への就職意向や魅力等について調査した。本発表では、その結果を報告する。
  • StarlinkとWi-FiHaLowを使ったRTK補正情報の伝送実験/木佐貫 結菜,鈴木 寛生,鈴木 一哉(秋田県立大学システム科学技術学部)
    概要:
    稲作では,圃場を均平に整地することが重要である.自動操舵農機を用いた均平作業には高精度測位を実現する RTK 測位が用いられる.RTK 測位で用いる補正情報の伝送には携帯電話回線を用いる場合が多いが,携帯電話回線が利用できない圃場も存在する.本研究では,そのような環境でもRTK測位を可能とするために,StarlinkとWi-Fi HaLowを利用した通信環境でRTK補正情報を送信するシステムを試作した.本発表では,その実証結果について報告する.
  • 地産地消型スマートシティ基盤におけるオフロード先決定AIエージェントの検討/戸簾 隼人(滋賀大学大学院データサイエンス研究科)
    概要:
    地域内で収集したセンサデータの解析では、オフロード先の負荷や通信状態の変化により、結果取得が遅れる・断絶することがある。本研究では、通信・処理ログと条件変更実験を用いて因果探索を実施し、実行先の変更効果を学習する。運用時には、AIエージェントが観測値から各候補の所要時間を推定し、解析要求ごとにオフロード先または端末内処理を選ぶ。AIエージェントを試作し、通信劣化時の結果取得時間と解析完了率評価を進める。
  • 多様な認証経路を用いたZeroconf向け信頼形成方式の検討/林 隼矢(大分大学)
    概要:
    mDNSはZeroconfを支えるローカル名前解決技術の一つであるが,安全な認証基盤を前提としていない.本研究では,公開鍵を用いて機器を識別し,QRコードの読み取りやNFCタッチなど,利用者の操作しやすい経路から得られる情報に基づいて,機器同士の信頼形成の根拠として利用するフレームワークを提案する.これにより,利用者に複雑な設定を要求せず,mDNSを含むZeroconf通信のサービスを安全に利用できる基盤の実現を目指す.
  • 市民主導型観光DXを実現する60GHz帯自律分散無線網の研究開発/岡部 寿男(京都大学)
    概要:
    観光地や商店街において、安全で途切れない公衆Wi-Fi(OpenRoaming)や、リアルタイムの映像配信へのニーズが急増していますが、光ファイバ等の有線回線を引くためのコストが壁となっていました。
    総務省「持続可能な電波有効利用のための基盤技術研究開発事業(FORWARD)」委託研究プロジェクト「WiCAT60」では、60GHz帯Wi-Fiを足回りに活用し、Media over QUIC (MoQ)を融合させることで、電波の混雑を解消し、超低遅延な観光映像体験とシームレスな移動通信環境を地域主導で実現することを目指します。
  • 低インフラ地域における通信確保|八甲田山中におけるモニタリング・簡易コミュニ ケーション・位置情報把握等の応用について/鈴木 海生
    概要:
    電気・通信などのインフラを持たない青森県 八甲田山中にある青森大学が所有する「新湯」というフィールドを対象とし、低インフラ地域における通信手段の確保とその応用について検討する。

Day3:11/4(水)


セッション:伝承

  1. 伝承の紹介/ 柏崎 礼生(近畿大学)

セッション3:ITRC PIOT分科会1(「アカデミックVC研究会」)

概要:PIOT分科会では、「アカデミックVC研究会」セッションを開催します。

Verifiable Credentials(VC)は、学位証明書や成績証明書、各種資格情報などを、オンライン上で安全かつ検証可能な形で流通・活用するためのデジタル証明技術です。近年、デジタルアイデンティティやトラスト基盤に関する国際的な議論が進む中、教育・研究分野においてもVCの活用が期待されています。「アカデミックVC研究会」では、大学・研究機関におけるVCの実用化を目指し、ユースケースの検討、技術基盤の整備、制度的課題の整理、実証実験などに取り組んでいます。

本セッションでは2つのセッションを開催します。

セッション(1)では、アカデミックVC研究会の体制や活動内容、研究会が目指す将来像について紹介します。また、研究会でこれまで議論してきたアカデミック分野におけるデジタルアイデンティティのあり方や、単位互換をはじめとする具体的なユースケース、実証実験の成果、VCをの運用に不可欠となるトラストフレームワークに関する検討状況について報告します。

セッション(2)では、アカデミックVC研究会の活動に関連するトピックとして、ITRC関係者や企業における取り組みについて紹介いただきます。

セッション(1)で議論したトラストフレームワークの実現には技術だけではなく、関係するステークホルダ間での合意形成や運用ルールの整備が重要になります。この点について、データ流通市場における標準化や合意形成に長年取り組まれてきた真野氏から、その課題と知見をご紹介いただきます。

さらに、VCの発行・検証を支える信頼基盤の構築においては、大学間での公開鍵基盤(PKI)の運用連携も重要なテーマとなります。その関連技術として、ネットワーク機器等の信頼の起点を構築する技術であるZero Touch Provisioning(ZTP)に着目し、大学ネットワーク基盤の運用における最新動向について大森先生にご紹介いただきます。

最後に、大学での学生証のデジタル化にあたって、国際標準技術を用いた学生証プラットフォームを立ち上げられたフェリカネットワークス株式会社の大塚氏に、その技術的な仕様やアカデミック領域での展開における課題についてご紹介いただきます。

本セッションを通じて、アカデミック分野におけるVC活用の可能性と実用化に向けた課題を共有するとともに、ITRC参加者の皆様との新たな議論や連携のきっかけとなることを期待しています。

  1. PIOT分科会1の紹介/ 秋山 豊和(京都産業大学)
  2. アカデミックVC研究会が目指すデジタル証明書の未来(仮)/ 堀 真寿美(大阪教育大学)
  3. 学術分野におけるデジタルアイデンティティの将来像(仮)/ 中村 素典(京都大学)
  4. 単位互換を支えるVC基盤の構築と課題(仮)/ 戸田 和宏(京都産業大学/株式会社電通総研)
  5. 大学間VC連携を支えるトラストフレームワーク/ 秋山 豊和(京都産業大学
    概要:VCによる大学間連携基盤の実用化には,多数の大学・機関が参加できるトラストフレームワークが必要だが,単一Trust Anchorへの依存はリスクとなる一方,OpenID Federationは論理的に単一のTrust Anchorを前提とせざるを得ないという制約がある.本発表では,DNSSECの運用多元化方式を参考にした対応方針,及びTrust Mark機構による質保証情報の流通,軽量Web Walletの実現可能性などの検討状況について報告する.

セッション4:ITRC PIOT分科会2(「アカデミックVC研究会」)

  1. PIOT分科会2の紹介/ 秋山 豊和(京都産業大学)
  2. データ流通市場におけるステークホルダ間の合意形成と標準化(仮)/ 真野 浩(データ社会推進協議会)
  3. ネットワーク基盤運用における信頼の起点とセキュリティ運用(仮)/ 大森 幹之(鳥取大学)
  4. 国際標準規格に準拠したデジタル学生証プラットフォームとその課題(仮)/ 大塚  俊司(フェリカネットワークス株式会社)
  5. アカデミックVCの将来像を議論する(仮):ディスカッション

meet60 デモ展示募集要項

  • 2026/11/3 (火) 9:00 ~ 19:00
  • 2026/11/4(水) 9:00 ~ 13:00

会場

いこいの村能登半島 〒925-0165 石川県羽咋郡志賀町 志賀の郷温泉 
https://www.noto-ikoinomura.com/

展示費用

以下のいずれかに該当する場合は無料です。

  • ITRC正会員・法人会員(入会申し込み中を含む)
  • 大学及び公的研究機関
  • 本研究会での発表に関連したデモを実施する企業

上記以外の場合は、以下を請求させていただきます。

  • 展示協賛金:30,000円/1件

注意事項

  • 展示スペースは1件あたり180cm幅のスペースがある、と想定してください。
  • 電源容量は 1 件あたり 100 W 程度で、電源タップが 2 口用意される予定です。
  • それ以上の電源容量が必要な場合はご相談ください。
  • 応募状況によっては、電源容量等に制限をお願いする可能性がありますが、予め御了承願います。
  • 延長ケーブルは各自用意願います。
  • ネットワークは無線での提供を予定していますが、電源とネットワークの利用は、デモ申し込み時に事前申請が必須となりますので、ご留意下さい。
  • 11/3(火) にデモ展示紹介セッションを用意しています。
    持ち時間は 1 件あたり 5 分程度を予定していますが、件数によって調整させていただく場合があります。
  • 休憩時間などは各ブースにて、説明をお願い致します。

デモ設営時間

  • 11/2(月) 午後~18:00
  • 11/3(火) 9:00~9:30 

デモ撤収時間

  • 11/4(水) 13:40 ~ 15:00

申込

以下のリンクより申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdoxlOkmdhVg7w-WOyq0dB9bWe6HJIdxa-ONDq_gCnBAgLjRg/viewform?usp=header

申込締切

2026/9/18(金)

問合せ先

meet60-worker[atmark]mail.itrc.net

meet60 開催概要

シン・ITRC 第60回研究会(ITRC meet60)開催概要です。

日程

2026年11月2日(月)~ 11月4日(水)

会場

会場:いこいの村 能登半島 (会場URL

主催

産学協力研究コンソーシアム インターネット技術研究会 (シン・ITRC)

共催

電子情報通信学会インターネットアーキテクチャ研究会

参加料

無料。ただし、懇親会については有料(決まり次第掲載)

参加と宿泊登録

以下リンクより申し込みください。(締め切り:10月18日 宿泊施設予約のため)

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScecTp1H5al7n3G19YPsazH6pawdcEmmtlcUp3S9xWpYZxhlA/viewform

テーマ

インターネット全般

タイムテーブル

プログラム詳細

Day1(11/2(月))

13:00開場・設営
13:30 ~ 13:35オープニング
13:35 〜 18:30IEICE IA研究会

Day2(11/3(火))

8:30開場
9:00 ~ 10:20セッション1:CIS分科会
10:20 〜 12:10一般発表
12:10 〜 12:30デモ展示紹介
12:30 〜 13:30昼食
13:30 〜 14:50PC企画:女子のキャリア形成 — 本音トーク –(仮)
14:50 〜 15:10デモ展示 / 休憩
15:10 〜 16:30セッション2:RIXX分科会
16:30 〜 16:50デモ展示 / 休憩
16:50 〜 18:20ポスターセッション
19:00 〜懇親会

Day3(11/4(水))

8:30開場
9:00 〜 10:00セッション:伝承
10:00 〜 10:20デモ展示 / 休憩
10:20 〜 12:05セッション3: PIOT分科会1
12:05 〜 13:25昼食
13:25 〜 15:00セッション4:PIOT分科会2
15:00 〜クロージング・撤収

一般発表(口頭発表、WIPポスター発表)締め切り:9月16日

口頭一般・ポスター講演を募集します、以下リンクより申し込みください。 締め切りました。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScgudWwQIDncIeareXM5oYIaYzAOC21_PEMHLOK-4zj7RbtiA/viewform?usp=publish-editor

デモ展示、締め切り:9月18日

デモ展示を募集します。詳細はリンクを参照ください。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdoxlOkmdhVg7w-WOyq0dB9bWe6HJIdxa-ONDq_gCnBAgLjRg/viewform?usp=publish-editor

問い合わせ先

ML:meet60-worker[at-mark]mail.itrc.net
PC:一瀬 光(大分大),神屋 郁子(福岡女子大)
LA:丸山 伸(CO-CONV),北口 善明(東京科学大)

meet59プログラム(随時更新)

プログラム詳細


Day1 : 5/13 (水)


セッション1:ITRC PIOT 分科会

  1. 分科会紹介 5分
  2. 招待講演 60分(講演50分+質疑10分)
    • 「信頼されるAI」を構築するために:最新ガイドラインに対応した技術的対策 / 清水雅史(シスコシステムズ合同会社)
      • 概要:AIの社会実装が加速する中、セキュリティ対策は企業や組織の信頼性に直結する経営課題です。本セッションでは、各種最新ガイドラインを基に、AI特有のリスクを整理し、組織として取り組むべきセキュリティ戦略及び具体的対策をご紹介します。
  3. 研究発表 (講演20分+質疑5分)
    • 教育分野におけるVCエコシステム実装・運用の現実解と今後のアーキテクチャ検討〜VCエコシステムに整合する機関間単位互換プロトコルの提案〜 / 秋山 豊和(京都産業大学),戸田 和宏(株式会社電通総研),堀 真寿美(大阪教育大学),中村 素典(京都大学)
      • 概要:教育分野の業務DXや資格証明書の電子化といった観点から,オープンバッジをはじめとするVerifiable Credentials(VC)への注目が高まっており,各大学で活用が検討されている.VCエコシステムは,新たな形で公開鍵基盤を再整備する取り組みとも捉えられ,有効に機能するユースケースの検証が様々な形で進められている.本発表では,大阪教育大学で開発が検討されている機関間単位互換システムの連携をVCエコシステムに整合させるために必要な機能を整理・検討するとともに,教育分野におけるVCエコシステムの今後の課題について議論する.

セッション2:デモ展示紹介&ポスターライトニング

  • デモ展示紹介
    1. アライドテレシス株式会社
      • 概要:「今、備えるべきITインフラとは。 -AI時代のネットワークとセキュリティ-」をテーマに以下ソリューションをデモ展示致します。 ◎ ネットワーク高速化 - 自律型無線LANソリューション(AWC) ◎ ITインフラ・ネットワーク運用管理ソリューション - ネットワーク運用管理(Vista Managerシリーズ) ◎ セキュリティ対策ソリューション・サービス - 統合されたセキュアなWAN環境(Allied SecureWAN) ◎最新製品ラインナップ - Wi-Fi 7/6E/6対応無線LANアクセスポイント、屋外対応無線LAN - 10G~100G対応製品の展示
    2. フォーティネットジャパン合同会社
      • 概要:最新のセキュリティ技術とネットワーク技術およびそれらの運用技術を統合したセキュアネットワーキングを紹介します。
    3. 大阪大学D3センター
      • 概要:本発表では,クラウドとエッジにまたがる広域分散環境で動作するマイクロサービスアプリケーションを対象に,Kubernetes によるマイクロサービス配置と TSN(Time-Sensitive Networking)によるネットワーク設定を連携させたスケジューラを紹介する.自動運転システムや工場内のロボットシステムでは,データ生成地点に近いエッジでの処理と,クラウド側での情報集約や最適化を組み合わせる構成が用いられる.このようなアプリケーションでは,アプリケーション全体の時間制約を満たすため,サービス間通信にも時間確定性が求められる.本発表では,我々のプロジェクトにおける基礎的な取組みとして,Kubernetes によるコンテナ配置の決定と CNC (Centralized Network Configuration) を介した TSN フロー設定を連携させ,計算資源要求と通信要求の双方を考慮しながら,マイクロサービスを構成する複数のコンテナを広域に分散した計算ノードへ配置する仕組みを示す.デモでは,大規模環境を想定したシミュレータ上で,Kubernetes と CNC が連携しながらスケジューリングを進める様子を可視化する.また,2台の計算機と3台の TSN スイッチからなる実機環境において,エンドツーエンド通信における遅延揺らぎの抑制効果を示す.
  • ポスターライトニング
    1. 教室内多端末環境における教員向け通信状況可視化システムの試作 / 中川陽登(大阪教育大学大学院教育学研究科)
      • 概要:GIGAスクール構想下の多端末接続環境における通信トラブルに対し、専門知識を持たない教員が授業中に異常を即座に把握できる軽量監視システムを開発した。本システムは、教員端末から各生徒端末へICMPパケットを送信し、応答状況から通信状態をリアルタイムに取得・可視化するものである。授業進行を妨げない低負荷な実装と、直感的なUIによる状況把握の両立を目指した。当日はシステムの設計指針に加え、実証実験に基づく有効性の評価結果について報告する。
    2. プログラマブルデータプレーンを活用したAQMにおける期限内パケット到着率改善手法の検討 / 槙藤 爽介(九州工業大学)
      • 概要:本研究では,プログラマブルデータプレーン上で動作するActive Queue Management(AQM)であるマルチバッファ適応型早期パケット廃棄方式において期限内パケット到達率の改善を目的とした手法を検討する.従来のMulti-Queue MTQ/QTLでは帯域割り当てが固定であるため,トラヒックの偏在時に未使用帯域が発生し,低優先度フローの到達率が低下する課題がある.この制約を解消するため,Deficit Round Robin(DRR)を導入し,未使用帯域を他バッファへ再配分可能とする手法を提案する.エミュレーション評価の結果,低優先度フローにおいても到達率の改善が確認された.
    3. 分散スペクトラム管理データベースを用いた無線LAN MLOにおける動的チャネル選択手法の検討 / 江藤 光一(九州工業大学)
      • 概要:スマートフォンやIoT機器の普及により無線LAN通信量の増加が予想され,高密度環境では混雑による通信性能低下が課題である.IEEE802.11beで採用されているMulti-Link Operationは複数の周波数帯・チャネルにまたがる無線リンクの同時利用を可能とするが,周波数資源消費の増大により従来の固定的なチャネル選択では変動環境への適応が困難となる.そこで本研究では,周辺の無線通信環境情報を蓄積・共有する分散スペクトラム管理データベースに基づき,切替APとチャネル選択,リンク間のトラヒック割り当てを協調的に行う手法を提案する.

セッション3:ITRC CIS 分科会

  1. Microsoft 365 Copilot 全学事務部門導入の実践と課題 – 大学事務組織における生成AI活用の試行 – /齊藤 雅利 (室蘭工業大学)
  2. 大学連携を支える情報基盤の設計と実践 -デジタルクレデンシャルへの展望- / 堀 真寿美 (大阪教育大学)
  3. 大学における生成AI利用の現状と情報基盤としての可能性 – プログラミング教育の視点から – / 砂原 悟(北海道大学)

セッション4:一般講演

  1. さくら30年史〜データセンターと拠点の変遷を中心に〜 / 菊地 俊介(さくらインターネット株式会社)
    • 概要:今回のITRC meet59では会場としてさくらインターネット本社のイベントスペースを提供させていただいています。本社イベントスペースの成り立ちや特徴についてご説明するとともに、そこに至るまでのさくらインターネット30年の拠点・データセンターの変遷の歴史について簡単にご紹介いたします。
  2. OpenRoamingを学内へ / 廣瀬 丈矩(株式会社Local24)
    • 概要:ここ数年自治体を中心に社会実装が始まったOpenRoamingですが、キャンパスネットワークに新たにFreeWi-Fi新設ではなく、OpenRoaming形式で展開やりませんか?
  3. ネットワークとの係わりを振り返る(仮題) / 松井 博也(功労会員)
    • 概要:40年以上のエンジニアとしての経歴の中で、ネットワークをキーワードに振り替える。
 

Day2 : 5/14 (木)


セッション5:ITRC RIXX 分科会

  1. RIXX分科会の紹介: 柏崎礼生 (近畿大)
    • 概要:RIXX分科会とは何かについてと、この1年間の活動について説明します。
  2. ネットワーク技術初学者を対象とした演習型教育コンテンツ開発に向けた教育実践と今後の展望: 神屋郁子 (福岡女子大), 岡田雅之 (長崎県立大)、下川俊彦 (九州産業大)、三島和宏 (大阪教育大)、柏崎礼生(近畿大)
    • 概要:従来のネットワーク教育は座学中心であり、抽象的な概念や専門用語が初学者にとって理解の障壁となることが指摘されている。特に情報分野を学び始めたばかりの学習者においては、ITに関する基礎的知識が十分でない場合も多く、学習初期段階でのつまずきにつながる可能性がある。そこで本研究では、学習の起点を体験に置き、演習を通じて学習者の興味・動機付けを高める教育アプローチに着目し、ネットワーク技術初学者を対象とした演習型教育コンテンツの開発と学生に対する実践・実戦的アプローチに取り組んでいる。本発表では、昨年度に実施した教育実践の内容と得られた知見を整理するとともに、演習トピックの設計と実践的なネットワーク構築活動への展開を通じた学習プロセスについて検討する。
  3. とある私立大学のIPv6 deploymentから考えた、AS DOJOの次の局面: 柏崎礼生 (近畿大)
    • 概要:かつては「おうちにないものが大学にある」から大学の魅力がありました。それは計算機であり、ネットワークであったわけですが、家庭用の計算機も十分に高速になりました。しかしネットワークは、ネットワークだけは速いと思っていた時期もありますが、いまやそれも家庭と大差なくなりつつあります。そう、IPv6。かつてはIPv6はご家庭にはない (誤家庭にはある) ものでしたが、今や普通にあります。そういう現状を肌身で感じて、ようやく IPv6 deployment の意義を感じたかしわざきなのでした。

セッション6:一般講演

  1. L4Sに関するAQMの性能調査 / 小倉 拓海(北海道大学)
    • 概要:本発表では、低遅延・低損失・高スループットを目指すL4S(Low Latency, Low Loss, Scalable Throughput)に着目し、その実現に重要な役割を果たすAQM(Active Queue Management)の性能を調査した結果を報告する。各方式の遅延特性、スループット、公平性の観点から比較し、L4S環境におけるAQMの有効性と課題を考察する。
  2. 機関の認証統合はなぜラボに広がらないのか / 小林 克志(理化学研究所)
    • 概要:機関共通基盤や管理系システムでは認証統合が進みつつある一方、ラボ・研究室単位の小規模システムには広がりにくい。そこでは、認証方式の多様性、必要属性の不足、SP/IdP をまたぐ調整コストの高さが障壁となる。実運用例を踏まえ、個別調整を前提としつつ小規模システムを取り込むための境界のあり方を議論する。
  3. 無線LANでの動的VLAN適用時のセキュリティとIPv6の動作の劣化 / 大森 幹之(鳥取大学)
    • 概要:無線LANの規格であるIEEE802.11は動的VLANを想定して設計されていない. そのため,動的VLAN適用時に異なるネットワーク間でパケットが漏洩する. この漏洩により生じるセキュリティの劣化やIPv6での通信不可などについて議論する. また,SSIDによるネットワーク分離を前提としないセキュアな公衆無線LAN認証であるOpenRoamingへの動的VLAN適用時についても考察する.
 

meet59 デモ展示募集要項

  • 2026/5/13(水) 10:00 〜 18:30
  • 2026/5/14(木) 10:00 〜 17:40

会場

グラングリーン大阪Blooming Camp(大阪府大阪市)
(アクセス | Blooming Camp)

展示費用

以下のいずれかに該当する場合は無料です。

  • ITRC 正会員・法人会員 (入会申込中を含む)
  • 大学及び公的研究機関
  • 本研究会での発表に関連したデモを実施する企業

上記以外の場合は、以下を請求させていただきます。

  • 展示協賛金: 30,000円/1件

注意事項

  • 展示スペースは 1 件あたり 180 cm 幅のスペースがある、と想定ください。
  • 電源容量は 1 件あたり 100 W 程度で、電源タップが 2 口用意される予定です。
  • それ以上の電源容量が必要な場合はご相談ください。
  • 応募状況によっては、電源容量等に制限をお願いする可能性がありますが、予め御了承願います。
  • 延長ケーブルは各自用意願います。
  • ネットワークは無線での提供を予定していますが、電源とネットワークの利用は、デモ申し込み時に事前申請が必須となりますので、ご留意下さい。
  • 5/13 (水) にデモ展示紹介セッションを用意しています。 持ち時間は 1 件あたり 5 分程度を予定していますが、件数によって調整させていただく場合があります。
  • 休憩時間などは各ブースにて、説明をお願い致します。

デモ設営時間

  • 5/13(水) 9:30 – 10:00

デモ撤収時間

  • 5/14(木) 17:40 – 18:10

申込

以下のリンクより申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfuwUIOgzpcidu0lPqkhDBvcrUiyPePQDy7W6CJiqR-IAo42g/viewform?usp=dialog

申込締切

2026/4/21(火)

問い合わせ先

meet59-worker[atmark]mail.itrc.net

meet59 開催概要

シン・ITRC 第 59回研究会 (ITRC meet59) の開催概要です。

日程

2026年5月13日 (水) 〜 5月14日 (木)

会場

会場:グラングリーン大阪Blooming Camp(会場URL

主催

産学協力研究コンソーシアム インターネット技術研究会 (シン・ITRC)

参加費

無料。ただし懇親会は有料 6000円程度(学生割引あり)です。

参加登録

以下リンクより申し込みください。締め切りました
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf2Qgl2–mYEWlh2Qj10H_pyel06K36PeeUp0wbyu0LtF-4bg/viewform?usp=dialog

テーマ

インターネット全般

タイムテーブル

プログラム詳細

Day1 (5/13 (水))

10:00~10:10オープニング
10:10~11:40セッション1:PIOT分科会
11:40~13:00昼食 / デモ展示
13:00~13:40セッション2:デモ展示紹介&ポスターライトニング
13:40~14:20ポスター発表
14:20~14:40デモ展示 / 休憩
14:40~16:10セッション3:CIS分科会
16:10~16:20デモ展示 / 休憩
16:20~17:50セッション4:一般講演
17:50~18:30デモ展示
18:30~懇親会

Day2 (5/14 (木))

10:00~11:30総会(会員のみ)
11:30~12:50昼食 / デモ展示
12:50~14:20セッション5:RIXX分科会
14:20~14:30デモ展示 / 休憩
14:30~16:00セッション6:一般講演
16:00~17:40デモ展示
17:40~クロージング・撤収

一般発表(口頭発表,WIPポスター発表)、4月24日(金)〆切【延長しました】

口頭一般・ポスター講演を募集します。以下リンクより申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScBYw41ClQ4FjPzPGVZk8XHRkO0yBi75EBDFfu2EdvEBPf3Wg/viewform?usp=dialog

デモ展示、4月21日(火)〆切

デモ展示を募集します。詳細はリンクを参照ください。
https://www.itrc.net/meet/59-cf-demo

問い合わせ先

ML:meet59-worker[at-mark]mail.itrc.net

PC:大平 健司(阪大),砂原 悟(北大)
LA:菊地 俊介(さくらインターネット),小谷 大祐(京大)

meet58プログラム(随時更新)

プログラム詳細


Day2 : 11/11 (火)


セッション1:PC 企画 IoT 統合の現在

  1. Home Assistant を用いた住宅用大規模温熱環境制御/金子晋丈(慶応大学)
  2. IoT Saga : Smart Home から Smart Enterprise へ / 小林克志(理化学研究所)
一般発表
  1. IPv6における端末への固有プレフィックス配布の現状と展望 / 横尾和真(広島大学) [概要] IPv6では、共有アクセスネットワーク(例:公共Wi-Fiなど)において、各端末に固有のプレフィックスを割り当てる「Unique IPv6 Prefix per Host」モデルが提案されている。RFC 8273では、RAを用いてホストごとにユニークなプレフィックスを配布する手法が示されており、これにより既存SLAACとの互換性を維持しつつ、ホスト間の分離や端末管理の効率向上が期待される。本発表では、この固有プレフィックス配布に関する現状を整理し、実ネットワークへの導入に向けて必要となる検討課題について議論する。さらに、今後は本発表での議論を踏まえ、ITRCが保有するIPv6アドレス空間を用いてテストベッド環境を構築し、導入に向けた検証を進める予定である。

デモ展示紹介

  1. フォーティネットジャパン合同会社 高度化するサイバー攻撃に備えるためのハイブリッドメッシュファイアウォール(HMF)やSASE、また運用等へのAI技術といった最新のセキュアネットワーキング技術を紹介します。
  2. アラクサラネットワークス株式会社 2025年末をもって自社ブランドでのスイッチ供給を終えるアラクサラブースでは、創設以来21年間の製品群を振り返りつつ、ターニングポイントとなった技術や機能を紹介します。
  3. 京都大学・(株)Local24・東北大学・国立情報学研究所 NICT高度通信・放送研究開発委託研究 データ利活用等のデジタル化の推進による社会課題・地域課題解決のための実証型研究開発として行っている「セキュアでオープンな公衆無線LANにおけるローミング利用者情報のプライバシーに配慮した地域間データ連携」の取り組みについて、複数の地域で相互にデータ連携する実証実験を中心に紹介します。
  4. アライドテレシス株式会社
    ネットワーク専業メーカーの豊富なノウハウを活かし、教育現場に必要な次世代ネットワーク環境の実現に向けたソリューションをご紹介致します。有線LANの10G化・マルチギガ対応による大容量通信の実現や、無線LAN(Wi-Fi7対応)の高速化、安全性と利便性を両立したネットワーク統合など、教育現場のデジタル化を支援致します。 また、複数のキャンパスを有する大学向けには、キャンパス情報ネットワーク構築のポイントをご紹介致します。
  5. 株式会社シー・オー・コンヴ BYOD が普及する中、従来型 PC教室の代替として、Windows の DaaS サービスに注目が集まっている。DaaS サービスを学生に利用させる際には、ライセンス条件とコスト面の制約から、サービスの選択肢は事実上マイクロソフト社の「Azure Virtual Desktop」ないしは「Windows 365」に限定される。ただ、これらのサービスはDaaS サービスという点では同一であるが、運用方法や制約などにおいては異なる点が多い。 今回の展示においてはこれらの特徴を比較しつつ、どのような観点で選択するべきかの指針を紹介する。 併せて、 ITRC meet57において紹介した製品 “CO-Nectar” の開発進捗についても紹介する。

セッション2:ITRC PIOT 分科会

  1. OpenID4VCを用いたVerifiable Credentials応用に関する検討 / 秋山豊和、神山颯太、小林和真、安崎郁生、戸田和宏(京産大)
  2. 産学連携コミュニティにおけるネットワーク教育・研究テストベッドの構築の取り組み/秋山豊和、小林柊斗、永吉隆之介、小林和真(京産大)

セッション3:ITRC CIS 分科会

  1. CIS 分科会の紹介 /大森 幹之(鳥取大学)
  2. 日本のネットワーク機器研究開発の歴史 / 新 善文 (フォーティネットジャパン) 概要:1990年代前半のルータ開発の歴史を、基本的なアーキテクチャや支えて頂いた研究者、ここ30年の出来事、標準化などを交えながら、紹介する。

ポスターセッション 1:

  1. 農場でのIEEE802.11ah通信速度測定 / 坂亮汰(秋田県立大学)
  2. MoQアーキテクチャを用いたPub/Subモデルに基づくメディア動的切替機構の実装と評価 / 吉良 有眞 (広島大学)
  3. 断片的な非局所情報を利用するグラフ上のランダムウォークの有効性の検討 / HAN NAY AUNG(関西学院大学)
  4. IEEE802.1Qav CBS を用いる 10Base-T1S ネットワークの最悪遅延に関する検討 / 野中 泰喜(関西学院大学)
  5. 複数言語処理に適した大規模言語モデルによる鳥海国定公園観光案内の自動生成システムの開発と実演 / 高橋潤大(秋田県立大学)

Day3 : 11/12 (水)


セッション4:招待講演

  • 十勝を支える情報インフラ:地域密着型ケーブルテレビ局の技術・運用と展望/ 種 太(ティーケール)
    • 概要: 本発表では、十勝地方に根差す新聞社のメディアグループの一員としてケーブルテレビ局が果たす役割について説明します。当社が放送・通信を提供するために構築してきたインフラを元にケーブルテレビの技術的な守備範囲の広さについて紹介。あわせて、地方の人口減少に関連した様々な課題について共有し今後の展望について考察します。

セッション5:ITRC RIXX 分科会

  1. RIXX update 2025Q2-Q3 / 柏崎礼生 (近畿大学)
    • 概要: RIXX分科会について軽く紹介します (5分で) 。
  2. 大阪・関西万博会期中のOpenRoamingの利用状況/ 後藤英昭 (東北大学),廣瀬丈矩(Local24)
    • 概要: 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)では、会期中、会場の一部にOpenRoaming対応の無線LAN基地局が設置されました。また、参加者にはCityroamの加入事業者であるOsaka Free Wi-Fiが、公式のIDプロバイダ(IdP)として案内されました。本発表では、Cityroamのゲートウェイ(RadSec endpoint)における観測結果をもとに、会場内でのCityroam IdPの利用状況を分析します。さらに、Cityroamのサービスプロバイダ(SP)としてOpenRoamingを提供するLocal24による、関西エリアの基地局における会期中の利用状況についても報告します。
  3. インターネット通信業はソフトウェア開発の夢を見るか/ 大石憲且 (株式会社ネクステック)
    • 概要: 通信業はIP(Internet Protocol)を用いたサービスの普及によって回線交換から階層化パケット交換パラダイムへ転換し「インターネット通信業」へと変容した。インターネット通信業は、旧来の通信業と同じ「施設・設備ビジネス」を継承しながら、伝送に係る電算的プログラムの調達、その改修・更新を主とする保守、またそれらの協働協調を計画・設計し監視・維持するオペレーションなど「無体無形の、技術に基づく付加価値」の供給を恒常的に必要とするものとなった。階層化パラダイムへの転換は通信業界エコシステムに水平分業構造を形成し、あらたに「ソフトウェア開発」との必然的・継続的な協働関係を持つ「新事業領域」と言ってよいだろう。 インターネット通信業界の水平分業パラダイムにおける不可避なソフトウェア需要のひとつは「絶え間ない保守」でそれも元をたどればソフトウェア開発職が供給している場合がほとんどだが、ソフトウェア「開発」を必要とする要因として「通信サービスの継続的な付加価値創造(イノベーティブなサービスの開発)による他者との差別化」あるいは「提供価格水準の維持」もある。これは、伝送サービスが汎用・普遍的であるがゆえに希少性を失って売価には低廉化圧力がある一方、通信業以外にも「通信を利用したサービスの新規開発・多様化」が進むため複雑化する利用様態のサポートのために単調に「高コスト化」していくためと考えられる。このため水平分業構造といえど通信業もそれら「ICTサービス」に対して自発的にアプローチし「通信事業者ならではのより密接な通信連携」を強みとした「高付加価値化(いわゆる通信業のDX)」を迫られておりソフトウェア開発業との協働・協業の良否は競争優位の鍵といえる。 このようにインターネット通信業は「持続的かつ柔軟に変容可能なソフトウェア開発力の維持」を求められる事業環境にあるが、ではその開発力は業界エコシステムの中でどのような「姿・カタチ」「構造」をしているか、またその「構造」はソフトウェアエンジニアのキャリアデザインにどう影響するか、古くは有名ゲームソフトメーカーやデスクトップアプリケーションソフトメーカーを生み、いまも年間5千億円の産業規模を謳い、IT・ICTによる地方創成を標榜するここ北海道で論点提起し、議論したい。

ポスターセッション 2:

  1. 過去の短期的な水平スキャンの時系列グラフ描画による傾向把握機能の実装 / 首藤葵(大分大学)
  2. MR 技術を用いたコンピュータネットワークにおける実習システムの一検討 / 小坂 健人(公立千歳科学技術大学)
  3. 未知のグラフにおけるレジリエンス向上のためのアンカーノード探索手法に関する検討 / 石本 哲郎(関西学院大学)
  4. 純粋 LLM を利用したグラフ粗視化の有効性に関する一検討 / 上野瑛博(関西学院大学)
  5. Web サーバ構築における概念マップに基づく AI ベースの学習支援 システムの開発 / 山平竜世(公立千歳科学技術大学)

meet58 デモ展示募集要項

  • 2025/11/11(火) 9:30 〜 18:10
  • 2025/11/12(水) 9:30 〜 11:40

会場

釧路市観光国際交流センター 〒085-0017 北海道釧路市幸町3-3
(https://ja.kushiro-lakeakan.com/kkc/index.html)

展示費用

以下のいずれかに該当する場合は無料です。

  • ITRC 正会員・法人会員 (入会申込中を含む)
  • 大学及び公的研究機関
  • 本研究会での発表に関連したデモを実施する企業

上記以外の場合は、以下を請求させていただきます。

  • 展示協賛金: 30,000円/1件

注意事項

  • 展示スペースは 1 件あたり 180 cm 幅のスペースがある、と想定ください。
  • 電源容量は 1 件あたり 100 W 程度で、電源タップが 2 口用意される予定です。
  • それ以上の電源容量が必要な場合はご相談ください。
  • 応募状況によっては、電源容量等に制限をお願いする可能性がありますが、予め御了承願います。
  • 延長ケーブルは各自用意願います。
  • ネットワークは無線での提供を予定していますが、電源とネットワークの利用は、デモ申し込み時に事前申請が必須となりますので、ご留意下さい。
  • 11/11 (火) にデモ展示紹介セッションを用意しています。
    持ち時間は 1 件あたり 5 分程度を予定していますが、件数によって調整させていただく場合があります。
  • 休憩時間などは各ブースにて、説明をお願い致します。

デモ設営時間

  • 11/10(月) 午後 – 18:00
  • 11/11 (火) 9:00~9:30 (予定)

デモ撤収時間

  • 11/12(水) 13:10 – 15:00
  • 11/11 (火) 9:00~9:30 (予定)

申込

以下のリンクより申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSet_us0E2gvMFyOGQeag1-EAdLZNy-eyXKaziLQwxoTcHI6Dw/viewform?usp=header

申込締切

2025/9/18(木)

問い合わせ先

meet58-worker[atmark]mail.itrc.net

meet58 開催概要

シン・ITRC 第 58回研究会 (ITRC meet58) の開催概要です。

日程

2025年11月10日 (月) 〜 11月12日 (水)

会場

会場:釧路市観光国際交流センター(会場URL

主催

産学協力研究コンソーシアム インターネット技術研究会 (シン・ITRC)

共催

電子情報通信学会インターネットアーキテクチャ研究会

参加費

無料。ただし懇親会は有料 8000円程度(学生割引あり)です。

懇親会会場: アクアベールくしろ
https://aquaveil-kushiro.com/

参加登録

締め切りました。照会などは以下にお問い合わせください。

テーマ

インターネット全般

タイムテーブル

プログラム詳細

Day1 (11/10 (月))

13:00開場・設営             
15:25 ~ 15:30オープニング
15:30 〜IEICE IA研究会

Day2 (11/11 (火))

9:00開場
 9:30 〜 10:40セッション1:PC 企画
10:40〜 11:10一般発表
11:10 〜 11:50デモ展示紹介
11:50 〜 13:20昼食
13:20 〜 14:40セッション2:ITRC PIOT 分科会
14:40 〜 15:00デモ展示 / 休憩
15:00 〜 16:20セッション3:ITRC CIS 分科会
16:20 〜 16:40デモ展示 / 休憩
16:40 〜 17:40ポスターセッション1
19:00 〜懇親会

Day3 (11/12 (水))

9:00開場
9:30 〜 10:20セッション4:招待講演
10:20 〜 10:40デモ展示 / 休憩
10:40 〜 12:00セッション5:ITRC RIXX 分科会
12:00 〜 13:30昼食
13:30 〜 14:30ポスターセッション2
14:30 〜クロージング・撤収

一般発表(口頭発表,WIPポスター発表)、9月16日(火)9月11日(木)〆切

口頭一般・ポスター講演を募集します、以下リンクより申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdTNEw7gkb386_qTXpE85o6FoOyFrp9Jx4CvpsFl-OdRq3Qmg/viewform?usp=header

デモ展示、9月18日(木)〆切

デモ展示を募集します。詳細はリンクを参照ください。
https://www.itrc.net/meet/58-cf-demo

問い合わせ先

ML:meet58-worker[at-mark]mail.itrc.net

PC:小林 克志(理研),一瀬 光(大分大),飯田勝吉(北大)
LA:丸山 伸(CO-CONV),鈴田 伊知郎(Alaxala),砂原 悟(千歳科技大)

meet57プログラム (随時更新)

タイムテーブル

Day1:5月21日(水)

11:30 – 13:00 総会 (会員のみ)
13:00 – 13:05 (5) オープニング
13:05 – 13:30 (25) デモ展示セッション
13:30 – 13:40 (10) 休憩・デモ展示
13:40 – 17:40 (240) セッション1: 太田昌孝先生退職記念セッション
18:30 – 20:30 (120) 太田昌孝先生退職記念パーティ / ITRC 情報交換会

Day2:5月22日(木)

9:30 – 開場
10:00 – 11:30 (90) セッション2: RIXX分科会
11:30 – 13:00 (90) 昼食・デモ展示
13:00 – 14:30 (90) セッション3: CIS分科会
14:30 – 14:45 (15) 休憩・デモ展示
14:45 – 15:15 (30) セッション4: UA分科会
15:15 – 16:15 (60) セッション5: 一般発表
16:15 – 16:25 (10) 休憩
16:25 – 16:55 (30) セッション6: ネットワーク報告
16:55 – 17:00 (5) クロージング

プログラムの詳細


Day1 (2025/5/21 (水))


デモ展示セッション

  1. デジタル・キャンパスと教育DXで効率化とセキュリティを強化 (5分) / 野間 秀隆 (アライドテレシス株式会社 )
    【概要】当ブースでは、ネットワーク専業メーカーの豊富なノウハウを活かし、教育現場に必要な次世代ネットワーク環境の実現に向けたソリューションをご紹介いたします。有線LANの10G化・マルチギガ対応による大容量通信の実現や、無線LAN(Wi-Fi7対応)の高速化、安全性と利便性を両立したネットワーク統合など、教育現場のデジタル化を支援します。
    また、複数のキャンパスを有する大学向けには、キャンパス情報ネットワーク構築のポイントを解説いたします。
    主な展示内容
    <学内ネットワークの環境改善>
    ・大容量・高速通信を実現する最新の製品ラインナップ
    (Wi-Fi 7対応無線LANアクセスポイント /10G・マルチギガ対応スイッチ/10G対応ルーター)
    <運用管理・セキュリティ対策>
    ・運用管理コスト、工数を削減するネットワーク統合管理(AMF PLUS)
    ・ネットワーク情報の可視化(Vista Managerシリーズ)
    ・授業を止めない安定かつ快適なWi-Fiの導入・環境整備(AWC/AWC-CB/AWC-SC)
    ・クラウド導入に伴うセキュリティの悩みを解決(Allied SecureWAN)
  2. アラクサラの今後の戦略とキャンパスネットワークの今後を考える (5分) / 小林春樹 (アラクサラネットワークス株式会社)
    【概要】フォーティネットグループとしてのアラクサラ新製品と今後のポートフォリオを紹介するとともに、それらのキャンパスネットワークへの具体的な適用方向について議論の場とする。
  3. AIで進化するFortiAnalyzerとAX-NM連携ソリューションのご紹介 (5分) / 枝川 隼人 (フォーティネットジャパン合同会社)
    【概要】弊社のログ管理・分析基盤「FortiAnalyzer」では、AIを搭載した最新版をリリースしました。ブースでは、AIアシスタントと日本語で対話しながら、効率的にインシデント対応を行うデモをご覧いただけます。また、「FortiAnalyzer」とアラクサラネットワークスの「AX-NM」を連携させることでFortinetの様々なセキュリティ製品の情報を基にインシデント端末の遮断を実現するソリューションもご紹介します。
  4. セキュアでオープンな公衆無線LANにおけるローミング利用者情報のプライバシーに配慮した地域間データ連携 (5分) / 廣瀬丈矩 (株式会社Local24)
    【概要】現在、関西大阪万博会場を始めとする、各地の自治体様、高等教育機関様、民間施設などOpenRoamingの導入が加速しています。
    ただ、その一方で、IdP間での個人情報を利用者へ同意を経て連携するメカニズムがありません。そこで、利用者の同意の下で訪問先のWi-Fiアクセスネットワーク提供者に仮名性を担保しつつ利用者情報を限定的に開示する仕組みを開発し、地域間で相互にデータ連携を可能にする実証実験などを行っていますので、そのご紹介をさせていただきます。
  5. 4人用対面型会議支援システムの設計 / 丸山 伸 (株式会社シー・オー・コンヴ)
    【概要】複数人がそれぞれの端末を持ち寄り、1つのモニターを囲んで議論をする光景は珍しくない。この際に参加者のそれぞれが意見を出し合い、議論をまとめ上げる過程を支援する会議支援システム “CO-Nectar” を検討・設計・開発した。
    「机上にUSB-C ケーブルを4本配し、端末にPD給電する。」「机上のモニターはそれぞれの端末のセカンドモニターとして同時に認識される。」「また、それぞれのセカンドモニターの映像が同時に表示され参加者相互に確認しながら議論が進展する。」
    こういった期待に応えるシステムを実現するにあたり、次の技術が必要となった。
    ・ 4台の端末の映像を同時表示する、4K対応のマルチビュー機能
    ・ 4台の端末にケーブルを無理なく接続する、長尺のUSB-Cケーブル
    ・ 多様な端末に安定して給電する、高出力のUSB PD対応ACアダプタ
    これらの要素技術を安定かつ安価に提供するために講じた各種の工夫を紹介する。

セッション1: 太田昌孝先生退職記念セッション

  1. 13:40 オープニング (20分) 
    1. 【ご挨拶1】/ 下條 真司 (青森大学)(5分)
    2. 【ご挨拶2】/ 真野 浩 (エブリセンスジャパン) (5分)
    3. ビデオメッセージ  / 村井 純 (慶應大学)(5分)
    4. 【ご挨拶3】/ 中村 修 (慶應義塾大学) (5分)
  2. 14:00【基調講演】太田昌孝先生退職記念講演 デジタルとアナログのいいとこどり (仮) / 太田昌孝先生 (東京科学大学 )(60分)
    (休憩 15:00~15:10)
  3. 15:10【招待講演1】Junetからインターネット(仮)  /  後藤 滋樹  (早稲田大学名誉教授)(20分)
  4. 15:30【招待講演2】みあこネットとモバイルインターネット(仮) / 岡部 寿男 (京都大学) (20分)
  5. 15:50 SpeedNetからのMIS With Mohta  /真野 浩 (エブリセンスジャパン)(20分)
  6. 16:10 太田先生との思い出 / 藤川賢治 (東京都小金井市議会議員 (元NICT主任研究員/元京大情報助教)) (20分)
    (休憩 16:30~16:40)
  7. 16:40【パネルディスカッション】Mohtaさんに聞く 今までとこれから(60分)
  8. 17:40 クロージング (5分)
    (18:00 会場閉場)
 

Day2 (2025/5/22 (木))


セッション2:RIXX分科会

  1. RIXX分科会紹介 (5分) / 柏崎 礼生 (近畿大学)
  2. ネットワーク人材育成環境 ENTERNET の紹介 (45分) / 発表者: 小野村 卓也 (ENTERNET 研究会)
    【概要】ENTERNET はネットワーク人材の育成を目的としたプロジェクトであり、自由に試行錯誤できる実践的な環境を提供しています。BGP によりインターネット接続を実現するグローバル AS 環境など、仮想的な演習環境にとどまらない実環境を自力で構築するには多くの障壁があります。ENTERNET はその障壁を低減し、個人や小規模グループでも無理なく実環境を扱えるよう支援しています。本発表では、ENTERNET の趣旨や、これまでの取り組みの中で見えてきた課題・成果について紹介します。
  3. AS DOJOプロジェクトの進捗 (10分) / 発表者: 柏崎礼生 (近畿大学)
    【概要】AS DOJOというプロジェクトが立ち上がりましたのでがんばるぞい。
  4. AIOps製品導入に向けた社内検証網での取り組み紹介 (発表20分+質疑10分)/ 発表者:吉田 晴信  (NTTコミュニケーションズ株式会社)
    【概要】運用の品質向上と負荷軽減を目的にAIOpsが注目されている。コム社内検証網はISPやオフィスNWなど多様な機能を持つ。また若い社員が運用に参加する。そのため、多様なシステムを経験の少ない社員が運用することがあり、判断や復旧対応に課題がある。我々は課題を解決するためAIOps製品を検証し一定の効果を確認した。一方で、学習ソース準備など着手前は認識していない導入障壁が判明した。本発表では取り組み内容と現状の結果を共有し、導入に向けた議論をしたい。

セッション3:CIS分科会:「キャンパスネットワークリプレース」

  1. CIS分科会紹介 (0分) / 大森 幹之 (鳥取大学)
    【概要】CIS分科会の概要を紹介すると共にキャンパスネットワークリプレースの事例をよりじっくり長く議論し知見の共有の試行について冒頭でお話します.
  2. 九州工業大学全学セキュア・ネットワーク (Kyutech Net) 2024のリプレース報告 (発表+質疑45分)  / 発表者: 福田 豊 (九州工業大学)
    【概要】九州工業大学は 2024 年度に全学セキュア・ネットワーク (Kyutech Net)の更新を行った.全キャンパスのフロアスイッチからコアスイッチの交換は,2014年の導入以来,実に 10年ぶりであった.今回は,スイッチに加えて,境界及びキャンパスファイアーウォール,そして仮想基盤とその上で稼働する運用管理システムを更新し,戸畑キャンパスにEVPN-VXLAN (Ethernet Virtual Private Network – Virtual eXtensible Local Area Network) を導入した.
    本発表では,限られた予算の中で効果的な更新を目指して定めた設計指針とそれに基づく要求要件,実際の導入と今後の課題について述べる.
  3. 群馬大学学術情報ネットワークGUNet2022のリプレース報告 (発表+質疑45分) / 発表者: 浜元 信州 (群馬大学)
    【概要】群馬大学では2022年4月に全学ネットワークの更新を行った。
    GUNet2022では,GUNet2016で導入した動的VLANによる認証ネットワークの適用範囲の拡大のほか,
    地区間回線の冗長化やIPv6アドレスの導入など様々なアップデートを行った.
    中でも,高度標的型攻撃への対策の一つとして横展開を防止するため,サブネットの小規模化を行い
    サブネット間の通信を禁止する構成を採用した.
    同時にCGN装置でのNAPTアルゴリズムの調整により,グローバルIPアドレスから機器を1つに特定ができるよう設計し,
    セキュリティインシデント発生時等に必要な端末特定の省力化を実現した.
    本発表では、以上の更新内容と、更新から2年が経過した現在の運用を報告する。

セッション4:UA分科会

  1. Stand-aloneのAIの時代が到来した。 (発表20分+質疑10分)  /  釜江 常好 (東京大学)


セッション5:一般口頭発表

  1. ECS によるフルリゾルバのパフォーマンスに与える影響の調査と解決策の評価 (発表20分+質疑10分) / 発表者: 古賀 陽光 (九州産業大学)
    【概要】インターネットでは、DNSの名前解決を利用してユーザを適切なサーバへ誘導する手法が広く利用されている。しかし、近年ではPublic DNSの普及により、先述した手法が機能しにくくなる問題が発生している。この問題を解決するために、EDNS Client Subnet(ECS)という技術が登場した。
    本研究では、ECSがフルリゾルバに与える影響を調査し、メモリ使用量を軽減する手法を提案・評価した。ECS関連の設定を行った4種類のフルリゾルバに対して大量のDNSクエリを送信し、メモリ使用量と平均名前解決時間を調査した。また、キャッシュ容量の制限と1つのドメインに対するキャッシュ件数の制限という2つの軽減手法を試みた。
  2. アプリケーション識別型トラフィック制御システムの構想 (発表20分+質疑10分) / 発表者: 式町龍聖(九州産業大学大学院)
    【概要】
    コンテンツ配信サービスやリモートワークの普及に伴い、ネットワークトラフィックは年々増加している。また、クラウドゲームのように低遅延を要求したり、動画配信サービスのように広帯域を必要とするなど、アプリケーションが求めるネットワーク要件が多様化している。
    しかし、既存のルーティングプロトコルはアプリケーションごとの要件を考慮しない。そのため、許容できる遅延を上回ったり、十分な帯域を確保できなくなることで、アプリケーションのサービス品質を低下させてしまう可能性がある。そこで本研究では、アプリケーションの要件を考慮したトラフィック制御手法を提案する。本手法は、クライアントのアクセス先ホスト名から、利用しているアプリケーションを識別する。トラフィックを制御するためにはSRv6を用いる。

セッション6:ネットワーク報告 (30分)

  1. 今回の会場ネットワークについて