ToC
- Day 1 (2021/5/20 (Thu))
- 13:00〜14:30 運営委員会 (運営委員のみ)
- 14:30〜14:40 オープニング
- 14:40〜15:20 Session 1-1 デモ展示紹介セッション/デモ展示
- 15:20〜16:30 デモ展示 / 休憩
- 16:30〜18:00 Session 1-2 CIS 分科会セッション
- 18:30〜 オンライン情報交換会
- Day 2 (2021/5/21 (Fri))
- 9:30〜11:30 Session 2-1 PC 企画セッション
- 11:30〜12:00 Session 2-2 デモ展示紹介セッション
- 12:00〜14:00 昼食・デモ展示 / 総会
- 14:00〜15:30 Session 2-3 INI 分科会セッション
- 15:30〜16:00 デモ展示 / 休憩
- 16:00〜17:30 Session 2-4 RICC 分科会セッション
- 17:30〜18:00 デモ展示 / 休憩
- 18:00〜18:10 クロージング
- 18:30〜 オンライン情報交換会
Day 1 (2021/5/20 (Thu))
運営委員会 (13:00-14:30)
運営委員会は ITRC 運営委員のみ参加することができます。
Session 1-1 (14:40-15:20) デモ展示紹介セッション
Session 1-2 (16:30-18:00) CIS 分科会
コロナ渦での学内無線LANに関する考察: 大森幹之 (鳥取大学)
概要: 学生がオンライン講義を受講する機会が増大している。しかし、大学構内でのオンライン講義の受講に学内無線LANが十分な容量を持っているのか、また、どのくらいの容量が必要なのかは明らかにはなっていない。そこで、オンライン講義のために必要な無線LANの能力や整備にあたって考慮すべき点などについて考察する。
BYOD を活かすために検討すべき、ソフトウェアライセンス問題について: 丸山伸 (株式会社シー・オー・コンヴ)
概要: 各地の大学においてオンライン講義の実践が進み、BYOD が広がりを見せている。BYOD として学生が個人所有する端末はドキュメントの閲覧・作成やオンライン講義の受講が主な利用目的ではあるが、それに加えて「端末教室の代替としての共通環境の利用」や「有償アプリケーションの動作環境」としての活用も期待されている。しかしながら BYOD 端末を個人使用する道具として以上の目的に使うと、技術面だけでなく OS やアプリケーションのライセンス面に関する課題が生じる。この課題についていくつかの事例をもとにライセンス条件の解説と検討を行いつつ、今後 BYOD を活用するための方策について検討する。
Day 2 (2021/5/21 (Fri))
Session 2-1 (9:30-11:30) PC企画セッション「ITRC研究対象領域のこれまでとこれから」
ITRC は次回 meet50 をもって、5 期 25 年間に及んだ、独立行政法人日本学術振興会産学協力研究委員会インターネット技術第163委員会という形態での活動を終了する。
しかしながら、ITRC の研究対象領域である、1) 世界的情報インフラストラクチャを生み出すネットワーク実現のための基盤技術開発、2) その上で豊かな活動を実現化する対応技術およびその利用環境、に関する研究テーマは、今後も研究すべき価値のあるものとしてあり続けるであろう。
本セッションでは、この 5 期 25 年間になされてきた研究テーマについて振り返り、今後どのような研究テーマが重要なものとなってくるであろうか、パネリストの意見を得つつ参加者同士で意見交換を行う。
- モデレーター
- 大平健司 (大阪大学)
- 川本芳久 (大阪学院大学)
- パネリスト
- 新善文 (アラクサラネットワークス株式会社)
- 小原泰司 (エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社)
- 柏崎礼生 (NII)
- 菊地俊介 (さくらインターネット株式会社)
- 小谷大祐 (京都大学)
- 下條真司 (大阪大学)
企画セッションの紹介 (5分)
パネリストからの発表 各10分程度
質疑応答 30分程度
総括 10分程度
Session 2-2 (11:30-12:00) デモ展示紹介セッション
総会 (12:00-14:00)
総会は ITRC 委員の方のみ参加することができます。
Session 2-3 (14:00-15:30) INI 分科会
分科会の紹介:
学校の情報化と校長の役割: 渡辺健次 (広島大学)
概要: 昨年来のコロナ禍での授業のオンライン対応、GIGA スクール構想の全国展開などで、小中高等学校の情報化が急速に進み始めた。この後も全面的に ICT 利活用が含まれている学習指導要領の実施や、大学入学共通テストに情報が加わることなどが予定されている。小中高等学校の情報化の現状、課題を指摘し、今後特に重要な校長の役割について述べる。
GIGAスクールとISP: 晋山孝善 (ジェットインターネット株式会社)
概要: 1997 年の設立以来、宮城県南部唯一の ISP として対面サポートを重視し、地域の情報化を安心安全に進めるとともにまちづくりや地域活動にも広く参加している中で、GIGA スクールがインターネットに及ぼす影響 (特に回線) とそれに伴う学校側の運用について紹介する。また、私見として GIGA スクールについて思うこともあわせて紹介する。
Session 2-4 (16:00-17:30) RICC 分科会
分科会の紹介:
RICC update 2021Q2: 柏崎礼生 (NII)
概要: RICCの取り組み、特にDistcloudの活動について昨年11月のmeet48での発表からのアップデート分について共有し、より多くの参加を呼びかける。また新たなWGに関する紹介なども行う予定。
ITで災害支援を支援する – 東日本大震災からの10年: 佐藤大 (東北医科薬科大学)
概要: 東日本大震災は、復旧・復興支援にインターネットが広く活用された初めての大災害であった。当時手探りで支援したIT技術者間での経験共有や連携が進み、民間災害支援団体との連携も始まるなど、この10年間で災害情報支援の体制は大きく変わってきた。
IT技術者と災害支援者との間には視点の違いなどのギャップがあり、これを埋めることが被災者の環境改善につながる。効果的な災害支援に向けた、これまでの進歩と課題を紹介する。