meet21 agenda

日程

  • 2007 年 5 月 29 日 (火) 〜 5 月 31 日 (木)

会場

  • 研究会
    • 国立情報学研究所
    • 〒101-8430 東京都千代田区一ツ橋 2-1-2

主催

共催

テーマ

  • インターネット全般

参加費

研究会の参加費は下記のとおりとなっております。今回は宿泊の予約等は行いませんので、必要な方はご自身で手配下さいますようお願いいたします。

  • 参加費: ¥10,000
    • 対象: ITRC 委員及び協力企業の方, 学術関係者, 共催団体関係者, ITRC 研究会デモ展示関係者, ITRC 研究会発表者
  • 参加費: ¥20,000
    • 対象: 上記対象者以外の方で ITRC に参加を検討中の方
  • 現在、ITRC 協力企業に入会を検討されている方は、参加申込みの際に備考欄にご記入ください。

参加申込み

参加申込みは終了しました。参加ご希望の方は、下記問い合わせ先にご連絡ください。

プログラム

詳細は ITRC meet21 プログラムのページをご参照ください。

1 日目 (2007 年 5 月 29 日 (火))

  • 9:00 〜 12:00 (IA/QAI 研究会)
  • 12:00 〜 13:00 (ITRC 委員会)
  • 13:00 〜 13:50 (IA、QAI、ITRC 合同プレナリ)
  • 13:50 〜 14:00 (デモ紹介)
  • 14:00 〜 14:30 (休憩、デモ)
  • 14:30 〜 17:30 (PC プレナリ、国プロ特集)
  • 18:00 〜 20:00 (レセプション @ NII)

2 日目 (2007 年 5 月 30 日 (水))

  • 9:00 〜 12:00 (IA/QAI 研究会)
  • 12:00 〜 13:00 (IA、QAI 幹事会)
  • 13:00 〜 15:00 (room1: RIBB 分科会、room2: NGN 分科会)
  • 15:00 〜 15:20 (休憩)
  • 15:20 〜 17:30 (PC プレナリ)

3 日目 (2007 年 5 月 31 日 (木))

  • 9:00 〜 11:45 (CSI-INI 合同研究会)
  • 11:45 〜 12:00 (クロージング)
  • 12:00 〜 13:00 (休憩)
  • 13:00 〜 17:30 (URI アクセシビリティセミナー) ※別に参加申込が必要です。(ITRC 委員特典あり)

レセプション

  • 5 月 29 日 (火) の 18:30 よりレセプションを行います。
  • ITRC 研究会の参加費をお支払いいただいた方は、無料でご参加いただけます。
  • レセプションのみのご参加の場合は、当日徴収いたします。

問合せ先

PC

  • 小林克志 (産業技術総合研究所)

LA

  • 地引昌弘 (NEC)
  • 阿野茂浩 (KDDI 研究所)
  • 松方純 (国立情報学研究所)

その他、本研究会に関しての問い合せは、質問フォームで受け付けています。

meet20 report

開催報告

2006 年 10 月 4 日 (水) 〜 10 月 6 日 (金)、第 20 回 ITRC 研究会が福岡ソフトリサーチパークにて開催されました。今回の研究会には 120 名程度の関係者が集いました。各日特別セッションが企画されており、また夜には学生を中心とした発表・討論会があり終始にぎやかな研究会となりました。デモ展示では、興味深いデモが行われており参加者でにぎわっていました。

特別セッション

  • 工業系高等学校における IPv6 を用いたユビキタス社会実験研究 〜これまでの研究成果紹介〜
    • 佐賀地区での取り組み 渡辺健次 (佐賀大学)
    • 沖縄地区での取り組み 長田智和 (琉球大学)
    • 大分地区での取り組み 西野浩明 (大分大学)
    • 宮崎地区での取り組み 中國真教 (宮崎大学)
    • 山梨地区での取り組み 八代一浩 (山梨県立大学)、Yang Young-mo、Kim Sang Eun (韓国忠清北道清州機械工業高校)、手塚幸樹 (山梨県立総合教育センター)
    • 広島地区での取り組み 前田香織 (広島市立大学)
  • 次世代ネットワークアーキテクチャ・テストベッドの最新技術動向
    • 「新世代ネットワークアーキテクチャ」 平原 正樹 (NICT)
    • 「CORE: A Network Embedded Test-bed for Future Network Architecture Research」 中尾 彰宏 (東京大)
    • 「次世代ネットワーク (NGN) の技術動向・課題と取り組み」 谷 英明 (NEC)
    • 「資源管理ソフトウェアによるネットワークの帯域事前予約とドメイン間への適用」 工藤 知宏 (産総研)
  • 各地における地域情報化への取り組みと将来展望
    • 「JGN2 によるネットワーク型サイエンスカフェの実施」 曽根秀昭 (登壇、NICT 東北 RC + 東北大サイエンスカフェ + TRIX 研)
    • 「IT で地域イベントが変わる」 太田麻依子 (インテック・ウェブ・アンド・ゲノム・インフォマティクス)
    • 「メッシュ無線 LAN − CAN + CIC −」 藤澤等 (長崎シーボルト大学情報メディア学科、にんじんネット)
    • 「地域に根ざした通信環境整備に向けて−課題と提案−」 藤井資子 (慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科)

セッション一覧

  • 九州ギガポッププロジェクトの実証実験を中心にした国際共同研究の紹介
  • キャンパス無線 LAN と大学間無線ローミング
  • 医療情報ネットワーク相互接続
  • 高齢者・障害者のインターネット利用
  • 学生セッション (1)、(2)

より詳しい情報

meet20 program

ITRC meet20 プログラムの詳細です。

1 日目 (2006 年 10 月 4 日 (水))

13:00 〜 13:15

オープニング

13:15 〜 15:30

[特別セッション] 担当: 渡辺健次 (佐賀大)

工業系高等学校における IPv6 を用いたユビキタス社会実験研究 〜これまでの研究成果紹介〜
座長: 渡辺健次 (佐賀大)
ユビキタス社会は到来するものでなく、人が創り出すものである。どのような情報端末を社会の何処に置いて、どのように情報処理をすれば、人々の生活に役に立ち、人々に豊かさと安全を与えるかを考え、実際に試作し、役に立つのかを、確かめていくことが欠かせない。このようなユビキタス社会で機能するシステムを開発するには、ソフトウェア開発だけでは足らず、ハードウェアの開発が必要であり、しかも次世代ネットワーク技術に関する知識と、全体を総合するシステム化が必要である。この「ユビキタス社会で使われるであろう情報端末を考え、試作し、その働きを検証する」課題に、本プロジェクトは工業系高等学校 (工業高等学校、および工業高等専門学校) の生徒と取り組んできた。本セッションでは、本プロジェクトの考え、これまでの経緯と研究成果について報告する

  1. ユビキタス社会を創る人材の育成
    近藤弘樹 (佐賀大学高等教育開発センター、佐賀大学名誉教授)
  2. 工業系高等学校における IPv6 を用いたユビキタス社会実験研究 −これまでの佐賀地区での取り組み−
    渡辺健次 (佐賀大学)
  3. 工業系高等学校における IPv6 を用いたユビキタス社会実験研究 −沖縄グループの活動成果−
    長田智和 (琉球大学)
  4. 大分地区での取り組み
    西野浩明 (大分大学)
  5. 宮崎地域における取り組み
    中國真教 (宮崎大学)
  6. リアルタイム気象情報掲示プログラム
    Yang Young-mo, Kim Sang Eun (韓国忠清北道清州機械工業高校)
  7. IPv6
    芦田川拓也、小宮山真、板山公祐 (甲府工業高校)、八代一浩 (山梨県立大学)、手塚幸樹 (山梨県立総合教育センター)、伊東雅人 (甲府工業高校)
  8. ユビキタス社会を創る人材の育成プロジェクト −広島地区での取り組み−
    前田香織 (広島市立大学)
  9. ※講演中に研究成果のデモや遠隔発表を行うことを予定しています。

15:30 〜 15:45

休憩

15:45 〜 17:45

[セッション]

九州ギガポッププロジェクトの実証実験を中心にした国際共同研究の紹介
座長: 岡村耕二 (九州大学)

  1. 総括: 九州ギガポッププロジェクトの実証実験を中心にした国際共同研究の紹介
    岡村耕二 (九州大学)
  2. 遠隔医療: ブロードバンド国際遠隔医療 ネットワークの活動 〜日韓からアジア太平洋地域へ〜
    中島直樹 (九州大学)
  3. 国際支援: 国際支援 – 国際共同研究 –
    山内一郎 (JGN2/NTT コミュニケーションズ)
  4. 国内支援: 遠隔医療プロジェクト (AQUA) への九州電力支援の歩み
    峯 寿尚 (九州電力)
  5. VPN 技術支援: VPN 技術支援 〜遠隔医療における VPN 網の構築支援〜
    入江広樹 (アライドテレシス)

17:45 〜 18:15

チェックイン等

18:15 〜 19:30

夕食 & デモ

19:30 〜 21:00

[学生発表セッション]

学生発表セッション (1)

  1. 長距離高速通信における TCP 通信のバースト性に対する性能評価に関する研究
    井上純一 (電気通信大学)
  2. 望遠鏡の P2P ネットワークによる協調観測における認証技術
    山中広明 (大阪大学)
  3. SCTP と私
    小塚真啓 (京都大学)
  4. 移動透過通信アーキテクチャ MAT における複数無線インタ フェース選択機構の実装
    畠中翔 (広島市立大学)

2 日目 (2006 年 10 月 5 日 (木))

9:00 〜 10:30

[セッション A] 担当: CIS/INI/UPKI イニシアティブ

CIS/INI/UPKI イニシアティブ合同セッション
キャンパス無線 LAN と大学間無線ローミング

  1. オープニング
  2. 徳島大学 PKI の構築とキャンパス無線 LAN 認証への応用
    大家隆弘 (徳島大学)
  3. UPKI における大学間無線 LAN ローミング
    上岡英史 (国立情報学研究所)
  4. Eduroam と日本への導入
    今井哲郎 (東北大学)

9:00 〜 10:30

[セッション B] 担当: JAMINA 分科会

JAMINA 分科会
医療情報ネットワーク相互接続 (大手町 MDX NOC) の将来を考える

  • 座長
    • NPO JAMINA 理事長 田中博 (東京医科歯科大学)
    • NPO JAMINA 事務局長 穴水弘光 (東京医科歯科大学)

平成 4 年頃に国立がんセンタによる Gopher のがん情報発信、また NORTH の sigmed (インターネットを使った医療に関する ML) から端を発し、医療系に閉じた専用ネットニュース JPMED の設立、そして、がんネット、循ネットにへと発展し、科学技術庁も IMnet (省際ネット) を開始し、科学技術振興調整費による「省際ネットを使った医療研究支援アプリケーションの調査研究」にて大手町に NSPIXP2 に NOC をおき、平成 9 年には医療情報ネットワーク相互接続研究会 (MDX:MeDical internet eXchange プロジェクト) を開始し、ITRC 内にも MDX 分科会が設立され、さらに MDX2 を経て、H15 年には NPO 日本医療情報ネットワーク協会 (JAMINA) が設立され現在に至っている。厚労省は2011 年までに、電子診療報酬請求を 100% 行うと目標をたて、ますます医療専用インターネットのニーズが高まりつつあるなかで、MDX の歴史を振り返り、アジア貢献も考え、今後の医療における情報化を考えたい。

  1. MDX noc の過去、現在、そして将来
    水島洋 (国立がんセンター)
  2. APAN を活用するために、APNG の立場から
    松本敏文 (T&Y マツモトコーポレーション、元 JPNIC 理事)
  3. 医療専用ネットの可能性
    辰巳治之 (札幌医大)
  4. 地域医療をささえる医療アプリケーション
    明石浩史 (札幌医大)
  5. まとめ
    田中博 (東京医科歯科大学)

10:30 〜 10:45

休憩

10:45 〜 12:15

[セッション A] 担当: CIS/INI/UPKI イニシアティブ

CIS/INI/UPKI イニシアティブ 合同セッション
キャンパス無線 LAN と大学間無線ローミング

  1. 九州大学における公衆無線サービス
    岡村耕二 (九州大学)
  2. IEEE802.11u 無線ローミング標準化の動向
    森岡仁志 (ルート(株))
  3. 教室における無線 LAN の要件
    内村 雅生 (モバイルブロードバンド協会)

10:45 〜 12:15

[セッション B] 担当: UAI 分科会 渡辺隆行 (東京女子大)、中山雅哉 (東京大)

UAI 分科会
座長: 中山雅哉 (東京大学)

  1. はじめに
    中山雅哉 (東京大学)
  2. UAI 分科会の活動報告
    渡辺隆行 (東京女子大学)
    第3期 ITRC における UAI 分科会の活動について報告する。(1) 今年 6 月から毎月 UAI 研究会 [1] を開催し、ウェブアクセシビリティに関する海外の論文研究、ITRC の会員企業を中心とした発表を行っている。これにより、調査・研究に基づいて、ウェブ・アクセシビリティを議論・推進することを目指す。また、UAI 分科会のメンバーで、“Web Accessibility: Web Standards and Regulatory Compliance”[2] の和訳を出版する計画を進めている。(2) W3C の会員であるメリットを生かして、JIS X 8341-3 と W3C WCAG 2.0 の国際協調を進めている。
  3. WCAG 2.0 の最新動向
    植木真 (インフォアクシア)
    主に JIS X 8341-3 とW3C WCAG 2.0 の国際協調の観点から、WCAG ワーキンググループで検討中の WCAG 2.0 最終勧告の内容を紹介する。また、(株) インフォアクシア [3]の活動を紹介し、大学のホームページが JIS X 8341-3 に対応することの重要性を述べる。
  • [1] http://www.comm.twcu.ac.jp/~nabe/UAI/
  • [2] http://www.amazon.com/gp/product/1590596382//103-6407543-4216608
  • [3] http://www.infoaxia.co.jp/

12:15 〜 13:30

昼食 & デモ/ITRC 運営委員会

13:30 〜 18:00

[特別セッション] 担当: NGN 分科会 大崎博之 (大阪大)

次世代ネットワークアーキテクチャ・テストベッドの最新技術動向
座長: 村田 正幸 (大阪大)

  1. 招待講演: 新世代ネットワークアーキテクチャ
    平原 正樹 (NICT)
  2. 招待講演: CORE: A Network Embedded Test-bed for Future Network Architecture Research
    中尾 彰宏 (東京大)

座長: 大崎 博之 (大阪大)

  1. 招待講演: 次世代ネットワーク (NGN) の技術動向・課題と取り組み
    谷 英明 (NEC)
  2. 招待講演: 資源管理ソフトウェアによるネットワークの帯域事前予約とドメイン間への適用
    工藤 知宏 (産総研)

17:00 〜 17:30

休憩&デモ

17:30 〜 19:00

夕食 & デモ

19:00 〜 21:00

[学生発表セッション]

学生発表セッション (2)

  1. アドホックネットワークに適したトークンパッシング方式の適用
    西山和志 (大阪工業大学)
  2. 多数のセンサーによる等高線描画サービス
    田中 博和 (大阪大学)
  3. 複数経路を活用した TCP-Friendly なストリーミングシステムの提案
    渡部 郁恵 (京都大学)
  4. キャンパスネットワークにおける IDS ログデータの解析と可視化
    大庭 隼人 (京都大学)

3 日目 (2006 年 10 月 6 日 (金))

9:00 〜 11:00

[特別セッション] 担当: RIBB 分科会 樋地正浩 ((株) 日立東日本ソリューションズ)

各地における地域情報化への取り組みと将来展望
座長: 樋地正浩 ((株) 日立東日本ソリューションズ)

  1. JGN2 によるネットワーク型サイエンスカフェの実施
    曽根秀昭 (登壇、NICT 東北 RC + 東北大サイエンスカフェ + TRIX 研)
    JGN2 を利用する遠隔広域型モデルのサイエンスカフェの実証的な試みを実施し、会場間の映像伝送とアンケートや質問などの多会場リンクシステムを運用して評価検証を行った。サイエンスカフェは学術分野の地域コンテンツとも言えるが、JGN2 によってメイン会場及び 16 のサブ会場を結んだ新しいスタイルのネットワーク型サイエンスカフェモデルの開発によって、全国から多くの参加者があり、サイエンスカフェが提供する学民の交流及び地域貢献の効果を全国へ展開することが実現でき講師および聴講参加者から高い評価を得て、メディアにも取り上げられ、成功を収めることができた。同時に、地域間広帯域コンテンツ流通基盤や CATV コンテンツ流通などに関する映像配信ネットワークの構成と運用・統計情報統合化システムの実証実験も行われ、有意義な計測結果を得ることができた。
  2. IT で地域イベントが変わる
    太田麻依子 (インテック・ウェブ・アンド・ゲノム・インフォマティクス)
    富山では、早くから地域インフラが整備されその上で映像中継など多くの実験を行ってきた。2006 年 7 月、これまで培ってきた IT 技術を活用し、今までにない地域イベントを開催した。−万葉ロマン 家持“能登巡行追体験の旅”− 歌人でもある大伴家持が通った海上航路を船で辿り万葉ロマンに思いをはせる・・・イベントに、ライブ中継、GPS、チャットなどを取り入れ、参加者が臨場感・仲間意識・満足感を高めることに成功した。イベント構想から実現まで 3 年。技術のみならず、人と人との交流により大きく膨らんでいったイベントの概要について報告する。
  3. メッシュ無線 LAN − CAN + CIC −
    藤澤等 (長崎シーボルト大学情報メディア学科、にんじんネット)
    地域情報通信インフラの理想型であるメッシュ無線 LAN の実証実験の結果と地域ソフトとしての Captive Information of Community (CIC) の可能性について。
  4. 地域における ICT 整備 −課題と提案−
    藤井資子 (慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科)
    e-Japan 戦略の推進等により、ブロードバンドが劇的に普及した。教育、医療・介護、防災・防犯、(近いうちには放送も?) など、公共性の高いサービスがブロードバンド環境で提供される機会が増加している。しかし、ブロードバンド未整備地域がある。残されている地域は、相当な条件不利地域。これらの地域で、地域に根ざした ICT 環境整備を効率的行う方法を、「通信の質と量の把握」に着目して、「複数サービスの相乗り」という観点から考える。(NGN で指向されている囲い込み型 (垂直統合型) ではない、オープンなネットワーク環境に対する投資インセンティブを考える。)

11:15 〜 11:45

クロージング

問い合せ先

PC

  • 池永全志 (九州工業大学)
  • 岡村耕二 (九州大学)

LA

  • 下川俊彦 (九州産業大学)
  • 笠原義晃 (九州大学)

その他、本研究会に関しての問い合せは、質問フォームで受け付けています。

meet20 agenda

日程

  • 2006 年 10 月 4 日 (水) 〜 10 月 6 日 (金)

会場

  • 研究会
  • 宿泊施設
    • ハイアットレジデンシャルスイート福岡
    • 〒814-0001 福岡市早良区百道浜 1 丁目 3 番 70 号

主催

共催

  • UPKI イニシアティブ

後援

  • 九州インターネットプロジェクト (QBP)
  • 九州ギガポッププロジェクト (QGPOP)

テーマ

  • インターネット全般

参加費

研究会の参加費は下記のとおりとなっております。宿泊の関係上締め切り以後の申込みはご希望に添えない場合がありますので、ご了承ください。下記料金は 2 泊 3 日での金額となっております。学生の料金は半額です。

  • 参加費: ¥30,000
    • 対象: ITRC 委員及び協力企業の方, 学術関係者, 共催団体関係者, ITRC 研究会デモ展示関係者, ITRC 研究会発表者, QBP 会員企業の方
  • 参加費: ¥50,000
    • 対象: 上記対象者以外の方で ITRC に参加を検討中の方
  • 上記以外の日程でのご参加についても受け付けております。
  • 前泊・後泊をご希望の方は参加申込みの際に備考欄にご記入ください。
  • 現在、ITRC 協力企業に入会を検討されている方は、参加申込みの際に備考欄にご記入ください。

参加申込み

参加申込みは終了しました。参加ご希望の方は、下記問い合わせ先にご連絡ください。なお、宿泊の手配はできませんので、ご了承ください。

プログラム

詳細は ITRC meet20 プログラムのページをご参照ください。

1 日目 (2006 年 10 月 4 日 (水))

  • 13:00 〜 13:15 オープニング
  • 13:15 〜 15:30 「工業系高等学校における IPv6 を用いたユビキタス社会実験研究 〜これまでの研究成果紹介〜」 担当: 渡辺健次 (佐賀大)
    • 講演者: 近藤弘樹 (佐賀大学高等教育開発センター、佐賀大学名誉教授)

      タイトル: 「ユビキタス社会を創る人材の育成」

    • タイトル: これまでの研究成果紹介
      • 佐賀地区での取り組み 渡辺健次 (佐賀大学)
      • 沖縄地区での取り組み 長田智和 (琉球大学)
      • 大分地区での取り組み 西野浩明 (大分大学)
      • 宮崎地区での取り組み 中國真教 (宮崎大学)
      • 山梨地区での取り組み 八代一浩 (山梨県立大学)、Yang Young-mo、Kim Sang Eun (韓国忠清北道清州機械工業高校)、手塚幸樹 (山梨県立総合教育センター)
      • 広島地区での取り組み 前田香織 (広島市立大学)
      • 北海道地区での取り組み

      ※講演中に研究成果のデモや遠隔発表を行うことを予定しています。

  • 15:30 〜 15:45 休憩
  • 15:45 〜 17:45 「九州ギガポッププロジェクトの実証実験を中心にした国際共同研究の紹介」 座長: 岡村耕二 (九州大学)
    • 総括 岡村耕二 (九州大学)
    • 遠隔医療 中島直樹 (九州大学)
    • 国際支援 山内一郎 (JGN2/NTT コミュニケーションズ)
    • 国内支援 峯 寿尚 (九州電力)
    • VPN 技術支援 入江 (アライドテレシス)
  • 17:45 〜 18:15 チェックイン等
  • 18:15 〜 19:30 夕食 & デモ
  • 19:30 〜 21:00 学生発表セッション (1)

2 日目 (2006 年 10 月 5 日 (木))

  • 9:00 〜 10:30
  • 「キャンパス無線 LAN と大学間無線ローミング 」 (CIS/INS/UPKI イニシアティブ 合同セッション)

    • オープニング
    • 講演 (1) 大家隆弘 (徳島大学) 「徳島大学 PKI の構築とキャンパス無線 LAN 認証への応用」
    • 講演 (2) 上岡英史 (国立情報学研究所) 「UPKI における大学間無線 LAN ローミング」
    • 講演 (3) 今井哲郎 (東北大学) 「Eduroam と日本への導入」

    JAMINA 分科会
    「医療情報ネットワーク相互接続 (大手町 MDX NOC) の将来を考える」

    • 座長
      • NPO JAMINA 理事長 田中博 (東京医科歯科大学)
      • NPO JAMINA 事務局長 穴水弘光 (東京医科歯科大学)
    • 「MDX noc の過去、現在、そして将来」 発表者: 水島洋 (国立がんセンター)
    • 「APAN を活用するために、APNG の立場から」 発表者: 松本敏文 (T&Y マツモトコーポレーション、元 JPNIC 理事)
    • 「医療専用ネットの可能性」 発表者: 辰巳治之 (札幌医大)
    • 「地域医療をささえる医療アプリケーション」 発表者: 明石浩史 (札幌医大)
    • まとめ 田中博 (東京医科歯科大学)
  • 10:30 〜 10:45 休憩
  • 10:45 〜 12:15
    • 「キャンパス無線 LAN と大学間無線ローミング」 (CIS/INS/UPKI イニシアティブ 合同セッション)

    • 講演 (4) 岡村耕二 (九州大学) 「九州大学における公衆無線サービス」
    • 講演 (5) 森岡仁志 (ルート (株)) 「IEEE802.11u 無線ローミング標準化の動向」
    • 講演 (6) 内村 雅生 (モバイルブロードバンド協会) 「教室における無線 LAN の要件」
    • 総合討論
    • UAI 分科会 座長: 中山雅哉 (東京大学)

    • UAI 分科会の活動報告 発表者: 渡辺隆行 (東京女子大学)
    • WCAG 2.0 の最新動向 発表者: 植木真 (インフォアクシア)
  • 12:15 〜 13:30 昼食&デモ / ITRC 幹事会
    • 「次世代ネットワークアーキテクチャ・テストベッドの最新技術動向」 座長: 村田 正幸 (大阪大)

    • 招待講演 (1) (平原 正樹 (NICT)) 「新世代ネットワークアーキテクチャ」
    • 招待講演 (2) (中尾 彰宏 (東京大)) 「CORE: A Network Embedded Test-bed for Future Network Architecture Research」
    • 座長: 大崎 博之 (大阪大)

    • 招待講演 (3) (谷 英明 (NEC)) 「次世代ネットワーク (NGN) の技術動向・課題と取り組み」
    • 招待講演 (4) (工藤 知宏 (産総研)) 「資源管理ソフトウェアによるネットワークの帯域事前予約とドメイン間への適用」
  • 17:00 〜 17:30 休憩 & デモ
  • 18:00 〜 19:00 夕食 & デモ
  • 19:00 〜 21:00 学生発表セッション (2)

3 日目 (2006 年 10 月 6 日 (金))

  • 9:00 〜 11:00 「各地における地域情報化への取り組みと将来展望」 担当: RIBB 分科会 樋地正浩 ((株)日立東日本ソリューションズ)
    • タイトル: 「JGN2 によるネットワーク型サイエンスカフェの実施」

      講演者: 曽根秀昭 (登壇、NICT 東北 RC + 東北大サイエンスカフェ + TRIX 研)

    • タイトル: 「IT で地域イベントが変わる」

      講演者: 太田麻依子 (インテック・ウェブ・アンド・ゲノム・インフォマティクス)

    • タイトル: 「メッシュ無線 LAN − CAN + CIC −」

      講演者: 藤澤等 (長崎シーボルト大学情報メディア学科、にんじんネット)

    • タイトル: 「地域に根ざした通信環境整備に向けて−課題と提案−」

      講演者: 藤井資子 (慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科)

  • 11:00 〜 11:45 クロージング

問合せ先

PC

  • 池永全志 (九州工業大学)
  • 岡村耕二 (九州大学)

LA

  • 下川俊彦 (九州産業大学)
  • 笠原義晃 (九州大学)

その他、本研究会に関しての問い合せは、質問フォームで受け付けています。

meet19 report

開催報告

2006 年 5 月 24 日 (水) 〜 5 月 26 日 (金)、第 19 回 ITRC 研究会がキャンパスプラザ京都にて開催されました。今回の研究会には 90 名程度の関係者が集いました。1 日目は IA/QAI 共催研究会、2 日目の午後には招待講演、3 日目は分科会のセッションが行われ、 終始活発な議論が行われていました。

招待講演一覧

  • ゆかりプロジェクトの概要 美濃導彦 (京都大学)
  • 分散協調型サービス構築基盤 沢田篤史 (京都大学)
  • ユビキタスホームでの実証 山崎達也 (情報通信研究機構)
  • SINET3 の概要 (仮題) 松方純 (国立情報学研究所)
  • 大学間連携のための全国共同電子認証基盤 UPKI 曽根原登 (国立情報学研究所)
  • 大学におけるセキュリティポリシーの新しい考え方 (仮題) 曽根秀昭 (東北大学)

セッション一覧

  • 次世代ネットワーク構築のための基盤技術
  • H.323 ベース遠隔会議システムの活用
  • 医療情報ネットワーク相互接続

より詳しい情報

meet19 program

ITRC meet19 プログラムの詳細です。

1 日目 (2006 年 5 月 24 日 (水))

10:40 〜 17:00 [4F 第 4 講義室]

IA/QAI 共催研究会

プログラムの詳細

2 日目 (2006 年 5 月 25 日 (木))

10:30 〜 12:00 [2F 第 1 会議室]

ITRC 臨時総会 (会員のみ)

  1. 第 2 期の総括
    尾家祐二第 2 期委員長 (九州工業大学)
  2. 第 3 期の活動方針
    下條真司第 3 期委員長 (大阪大学)
  3. 第 3 期の分科会活動方針 各分科会主査

12:00 〜 13:00

昼食 / ITRC 幹事会

13:00 〜 14:30 [5F 第 1 講義室]

招待講演 1 (会員以外も参加可)

「ゆかりプロジェクト −家庭ユビキタス環境でのネットワーク基盤−」

  1. ゆかりプロジェクトの概要
    美濃導彦 (京都大学)
  2. 分散協調型サービス構築基盤
    沢田篤史 (京都大学)
  3. ユビキタスホームでの実証
    山崎達也 (情報通信研究機構)

14:30 〜 15:00 [5F 第 1 講義室]

展示説明

15:00 〜 15:30 [2F ホール]

休憩 (展示をご覧下さい)

15:30 〜 17:00 [5F 第 1 講義室]

招待講演 2 (会員以外も参加可)

「大学間ネットワークの連携と今後の展開」

  1. 次世代学術ネットワークと SINET3 構想
    松方純 (国立情報学研究所)
  2. 大学間連携のための全国共同電子認証基盤 UPKI
    曽根原登 (国立情報学研究所)
  3. 大学におけるセキュリティポリシーの新しい考え方 (仮題)
    曽根秀昭 (東北大学)

17:00 〜 17:10 [5F 第 1 講義室]

クロージング

17:30 〜 20:00 [阿里山 京都駅前店]

懇親会 (夕食)

20:00 〜 21:30 [第 3 講義室]

討論会 (会員希望者も参加可)

第 3 期に向けて ITRC の今後を考える

3 日目 (2006 年 5 月 26 日 (金))

10:00 〜 12:00 [5F 第 2 演習室]

NGN 分科会

「次世代ネットワーク構築のための基盤技術」

  1. データ転送プロトコル GridFTP の並列 TCP コネクション数調整機構
    伊藤 健志 (大阪大学 大学院情報科学研究科 情報ネットワーク学専攻)
  2. グリッドコンピューティングにおけるデータ転送プロトコル GridFTP の性能評価
    吉村 安彦 (大阪大学 大学院情報科学研究科 情報ネットワーク学専攻)

10:00 〜 12:00 [5F 第 3 演習室]

DL 分科会

  1. 京都大学におけるテレビ会議システムによる海外との遠隔講義への取り組み
    中村 素典 (京都大学)
  2. 遠隔講義の実施と今後の課題
    中山 雅哉 (東京大学 情報基盤センター 新領域創成科学研究科)
  3. 日本大学遠隔事業エンジニアリング
    相川 成周 (日本大学総合学術情報センター)
  4. これからのビデオカンファレンス
    東和エンジニアリング

10:00 〜 12:00 [5F 第 4 演習室]

JAMINA 分科会

  1. 北海道における札幌医科大学 NORTH の活動 地域医療支援のための IT 利用
    戸倉 一 (札幌医科大学 附属情報センター)
  2. Pairing Lite の研究開発プロジェクト
    大山 義仁 (筑波大学)
  3. ユビキタス医療の実現に向けて
    大橋 久美子 (東京医科歯科大学難治疾患研究所)
  4. これまでとこれから 戦略的防衛医療構想実現に向けて: 情報薬の開発 「ゼロクリック」と「どこでも逆ナースコール」
    辰巳 治之 (札幌医科大学大学院医学研究科)

問い合せ先

PC

  • 藤川賢治 (ルート(株))
  • 寺西裕一 (大阪大学)
  • 古村隆明 (京都大学)

LA

  • 尾家祐二 (九州工業大学)
  • 下條真司 (大阪大学)
  • 一井信吾 (東京大学)
  • 岡部寿男 (京都大学)
  • 山崎克之 (長岡技術科学大学)

その他、本研究会に関しての問い合せは、質問フォームで受け付けています。

meet19 agenda

お知らせ

企業・大学・研究機関の展示を募集します。ポスター展示のみでも可、PC などを持ち込んでのデモも可、です。

  • 5 月 25日 (木) の12:00 設営開始、18:00 に撤収完了してください。
  • 14:30 〜 15:00 (休憩) と 17:00 〜 17:30 に説明をお願いします。
  • ネット必要な方はご相談ください。
  • 大学・公的研究機関・ITRC 会員企業は無料、そうでない場合は ¥50,000 となります。

お申込みは、1 週間前 (5 月 18 日 (木)) までに、展示方法・持込機器などを、下記問合せ先までお知らせください。

日程

  • 2006 年 5 月 24 日 (水) 〜 5 月 26 日 (金)

会場

  • 研究会
    • キャンパスプラザ京都
  • 宿泊施設
  • 懇親会
    • 阿里山 京都駅前店 (地図)
  • 電源
    • 電源容量が少いため、全員分は御用意できません。こちらで御用意したテーブルタップの口のみを利用して戴き、基本的にホテルの部屋などで充電するよう、御願いします。どうしても会場で充電が必要な方は LA に御申付け下さい。
  • ネットワーク
    • 会場で無線 LAN を御用意します。
  • 受付
    • 受付は 5 月 25 日 (木)、5 月 26 日 (金) の会場となる部屋の前に御用意します。
  • ホテルのチェックイン
    • 各自でチェックインを御願いします。受付を通す必要は有りません。

主催

共催

テーマ

  • インターネット全般

参加費

研究会の参加費は下記のとおりとなっております。宿泊の関係上締め切り以後の申込みはご希望に添えない場合がありますので、ご了承ください。下記料金は 2 泊 3 日での金額となっております。学生の料金は半額です。

  • 参加費: ¥28,000
  • 上記以外の日程でのご参加についても受け付けております。
  • 前泊・後泊をご希望の方は参加申込みの際に備考欄にご記入ください。
  • 現在、ITRC 協力企業に入会を検討されている方は、参加申込みの際に備考欄にご記入ください。

食事

  • 今回の研究会は、研究会会場と宿泊施設が違いますので、昼食及び夕食は各自でお取りいただくことになっており、宿泊には夕食はついておりません。なお 25 日目の夜は懇親会となっております。

参加申込み

参加申込みは終了しました。宿泊の関係上締め切り以後の申込みはご希望に添えない場合がありますので、ご了承ください。

プログラム

詳細は ITRC meet19 プログラムのページをご参照ください。

1 日目 (2006 年 5 月 24 日 (水))

2 日目 (2006 年 5 月 25 日 (木))

  • 10:30 〜 12:00 [2F 第 1 会議室] ITRC 臨時総会 (会員のみ)
    • 第 2 期の総括 尾家祐二第 2 期委員長 (九州工業大学)
    • 第 3 期の活動方針 下條真司第 3 期委員長 (大阪大学)
    • 第 3 期の分科会活動方針 各分科会主査
  • 12:00 〜 13:00 昼食 / ITRC 幹事会
  • 13:00 〜 14:30 [5F 第 1 講義室] 招待講演 1 (会員以外も参加可) 「ゆかりプロジェクト −家庭ユビキタス環境でのネットワーク基盤−」
    • ゆかりプロジェクトの概要 美濃導彦 (京都大学)
    • 分散協調型サービス構築基盤 沢田篤史 (京都大学)
    • ユビキタスホームでの実証 山崎達也 (情報通信研究機構)
  • 14:30 〜 15:00 [5F 第 1 講義室] 展示説明
  • 15:00 〜 15:30 [2F ホール] 休憩 (展示をご覧下さい)
  • 15:30 〜 17:00 [5F 第 1 講義室] 招待講演 2 (会員以外も参加可) 「大学間ネットワークの連携と今後の展開」
    • SINET3 の概要 (仮題) 松方純 (国立情報学研究所)
    • 大学間連携のための全国共同電子認証基盤 UPKI 曽根原登 (国立情報学研究所)
    • 大学におけるセキュリティポリシーの新しい考え方 (仮題) 曽根秀昭 (東北大学)
  • 17:00 〜 17:10 [5F 第 1 講義室] クロージング
  • 17:00 〜 17:30 [2F ホール] 休憩 (展示をご覧下さい)
  • 17:30 〜 20:00 [阿里山 京都駅前店] 懇親会 (夕食)
  • 20:00 〜 21:30 [第 3 講義室] 討論会 (会員希望者も参加可) 「第 3 期に向けて ITRC の今後を考える」

3 日目 (2006 年 5 月 26 日 (金))

各分科会の討論

  • 10:00 〜 12:00 [5F 第 2 演習室] NGN 分科会 – 次世代ネットワーク構築のための基盤技術
  • 10:00 〜 12:00 [5F 第 3 演習室] DL 分科会 – H.323 ベース遠隔会議システムの活用
  • 10:00 〜 12:00 [5F 第 4 演習室] JAMINA 分科会 – 医療情報ネットワーク相互接続

問合せ先

PC

  • 藤川賢治 (ルート(株))
  • 寺西裕一 (大阪大学)
  • 古村隆明 (京都大学)

LA

  • 尾家祐二 (九州工業大学)
  • 下條真司 (大阪大学)
  • 一井信吾 (東京大学)
  • 岡部寿男 (京都大学)
  • 山崎克之 (長岡技術科学大学)

その他、本研究会に関しての問い合せは、質問フォームで受け付けています。

meet18 report

開催報告

2005 年 10 月 24 日 (月) 〜 10 月 26 日 (水)、第 18 回 ITRC 研究会が北海道天人閣にて開催されました。今回の研究会には 60 名程度の関係者が集い、終日活発な議論が行われました。

セッション一覧

  • 次世代ネットワーク構築のための基盤技術研究分科会
  • 地域ネットワーク活動分科会
  • 医療情報ネットワーク相互接続分科会
  • IPv6 促進分科会
  • 研究発表
  • 北海道ローカル枠
  • インターネット計測解析分科会
  • キャンパス情報システム分科会 (仮称) BoF
  • インターネット放送協会

より詳しい情報

meet18 program

ITRC meet18 プログラムの詳細です。

1 日目 (2005 年 10 月 24 日 (月))

14:00 〜 16:00

次世代ネットワーク構築のための基盤技術研究分科会 (NGN)

主査: 村田正幸
副査: 大崎博之、村瀬勉

  1. アプリケーションに依存しない IPv6 グローバルエニーキャストの実現
    橋本雅和 (大阪大学)、阿多信吾 (大阪市立大学)、北村浩 (NEC)、村田正幸 (大阪大学)
    IPv6 グローバルエニーキャストは、同じサービスを提供する複数のサーバに共通の IP アドレスを割り当て、複数のサーバの中から最適なサーバを 1 つ選んで通信する機能である。現在では、グローバルエニーキャストは DNS ルートサーバなど特定のアプリケーションのみで実用化されている。そこで本研究では、任意のアプリケーションに適用できるグローバルエニーキャストを実現することを目標とする。我々は Mobile IPv6 とグローバルエニーキャストのメカニズムを比較し、多くの類似点を見いだした。Mobile IPv6 のメカニズムを応用することにより、任意のアプリケーションで適用できるグローバルエニーキャストが実現できる。
  2. オーバーレイネットワークによる QoS ルーチング制御に関する評価
    内田真人 (九州工業大学)、亀井聡 (NTT)、川原亮一 (NTT)
    下位のネットワークレイヤを変更せずにエンド・ツー・エンドの QoS の向上を可能とする技術として、オーバーレイネットワークによる経路制御が注目されている。これは、オーバーレイネットワークを用いることで、輻輳箇所を回避するような経路にトラヒックを迂回させるという技術である。本技術を実現する上では、このような迂回経路を発見するための計算コストを考慮した評価が重要となる。そこで、本研究では特に、迂回経路の候補を制限した場合に、本技術の効果がどの程度得られるかということに関する評価を ISP 間の計測データに基づいて行う。この結果、迂回経路候補を適切に制限することで、本技術の効果が充分に得られることが分かった。
  3. 広域グリッドコンピューティングにおけるデータ転送プロトコル GridFTP のパラメータ設定方法
    大崎 博之 (大阪大学)
    近年、地理的に分散した計算機資源をネットワークにより接続することにより、計算機資源の有効利用を図るとともに、大規模な科学技術計算を可能にする、広域グリッドコンピューティングが注目を浴びている。広域グリッドコンピューティングでは、大容量のファイルを転送するために GridFTP と呼ばれるデータ転送プロトコルが用いられている。GridFTP は、既存の TCP の問題点を解消するため、以下のような機能を持っている。まず、TCP のスロースタートフェーズにおける転送レートの立ち上がりを速くし、さらに TCP の輻輳回避フェーズにおいて高いスループットを達成するため、複数の TCP コネクションを並列に確立できる。また、ネットワークの帯域遅延積に応じて、GridFTP サーバと GridFTP クライアント間で TCP ソケットのバッファサイズを動的に交渉することができる。しかし、最適な並列 TCP コネクション数や、TCP ソケットのバッファサイズの大きさについては、これまで十分な検討が行われていない。そこで、本稿では TCP コネクション数と TCP ソケットバッファサイズに着目し、GridFTP の最適なパラメータ設定を定量的に明らかにする。

16:10 〜 18:30

地域ネットワーク活動分科会 (RNA)

主査: 中川郁夫
副査: 辰巳治之、平原正樹
(JAMINA と合同)

  1. RIBB II Update 地域間相互接続実験プロジェクト、最新事情
    中川郁夫 (インテック・ネットコア)
  2. 地域ネットワーク連携ワークショップ 2005 in 沖縄 開催報告
    西村浩二 (広島大学)
  3. 日食中継 −スペインから高品位映像伝送の様子−
    太田麻衣子 (インテック W&G)

医療情報ネットワーク相互接続分科会 (JAMINA)

主査: 水島洋
副査: 辰巳治之
(RNA と合同)

  1. Introduction
    辰巳治之 (札幌医科大学)
  2. JAMINA の活動について
    穴水 弘光 (JAMINA 事務局長)
  3. OMICS 関連プロジェクトと Intelligent space
    バイオ医療オミックス情報学人材養成プログラム
    網羅的疾患分子病態データベースの構築
    田中 博 (東京医科歯科大学)
  4. HEASNET について (保健・医療・福祉情報セキュアネットワーク基盤普及促進コンソーシアム)
    島田 宏 (HEASNET 事務局次長 (富士通))、御魚谷 武 (HASENET 事務局次長 (富士通))、森部 泰昭 (富士通 政策推進本部)
  5. 札医 Good Practice Projects 教育 GP、地域医療人 GP、知財 GP
    明石 浩史 (札幌医科大学 講師)
  6. まとめ
    辰巳治之 (札幌医科大学)

20:30 〜 22:00

IPv6 促進分科会 (V6P)

主査: 藤川賢治

  1. OIPv6 (Optical IPv6)
    太田昌孝 (東工大)
    全光データパスパケットルータの実用化が視野に入ってきたが、それに適した IPv6 プロトコルの改造を考えた。
  2. 複数無線基地局同時利用のための LIN6 の拡張
    藤川賢治 (京大)
    本研究の目的は、複数の無線基地局から電波を受け取れるような環境で複数基地局を同時に活用しながら IPv6 によるインターネット接続することである。このため移動透過プロトコルとしては LIN6 を用い、LIN6 を改良することで、1) 複数基地局から受け取る prefix を同時に利用可能とし、2) また位置情報取得にかかる遅延を短縮することで通信時の SYN 及び SYN + ACK 送信時の遅延時間が短縮され、高速ハンドオーバが可能となった。

2 日目 (2005 年 10 月 25 日 (火))

10:00 〜 11:00

研究発表

  1. 第 2 のルーティングテーブルを用いた柔軟な負荷分散手法
    山本徹、吉廣卓哉 (和歌山大学システム工学部)
  2. 複数アドレスに対応するための Socket API 拡張
    丸山 伸 (京都大学大学院情報学研究科)、小塚 真啓 (京都大学大学院法学研究科)
    近年、複数のアドレスを同時に利用するトランスポート層のプロトコルが注目を集めている。しかし、従来の BSD Socket 及び Socket API は「1 つの Socket には 1 つのアドレス」が割当てられることを前提としているため、このようなプロトコルとは親和性の悪い部分がある。そこで従来の「Protocol Independent Programming」の枠組みで複数アドレスを用いるプロトコルを適切に扱えるようにするために、1 つの socket に複数のアドレスを割当てるための AF_BUNDLE, PF_BUNDLE 型を提案し、それに対応するように Socket 及び Socket API を拡張する手法を提案する。
  3. SIMPLE プロジェクト
    森岡 仁志 (ルート)

13:00 〜 14:30

北海道ローカル枠

  1. 札幌医科大学の地域活性化 GP、知財 GP、地域医療 GP
    明石浩史、戸倉一、新見隆彦、辰巳治之 (札幌医科大学)
  2. 稚内北星 MPLS ネットワーク
    金山典世 (稚内北星学園大学)
  3. NORTH 関連プロジェクト
    大山義仁 (北海道大学)
  4. 「工業系高等学校における IPv6 を用いたユビキタス社会実験研究」 北海道における取り組み
    高橋 晃 (釧路工業高等専門学校)
  5. IPv6-VGN への期待と医療応用と情報薬の開発応用
    辰巳治之、新見隆彦、明石浩史、戸倉一、大西浩文 (札幌医科大学)、表瑞木 (ハース)、大山義仁 (北海道大学)
  6. 天人峡へのネットワーク接続
    戸倉 一、明石浩史、新見隆彦、辰巳治之 (札幌医科大学)

15:00 〜 16:30

インターネット計測解析分科会 (MAI)

主査: 小林克志
副査: 平原 正樹、永見健一

  1. APAN東京XP NOCにおけるネットワーク計測
    池田 貴俊(KDDI 研究所)
    APAN (Asia Paciffic Advanced Network) 東京 XP (エクスチェンジポイント) は、年間を通して、国際ネットワークを利用するデモンストレーション、研究実験および学術研究組織間の通信に利用されている。特に最近では、広帯域を利用するデモンストレーション、実験が増えてきており、これに伴い、国際ネットワークにおいてもその性能、品質が求められてきている。NOC (Network Operation Center) ではこれらの活動を支援しており、ネットワークの性能劣化、品質低下を検出、故障箇所の特定を効率よく行う ため、計測環境の整備を進めている。更に、国際ネットワークで計測された データをネットワーク研究者に提供し研究活動そのものを支援する仕組みも 検討している。本発表では、これら APAN 東京 XP の現状と NOC にて整備している計測環境および海外学術研究ネットワーク関係者との協調的な計測活動について報告する
  2. 未定
    小林克志 (NICT)

17:00 〜 18:30

キャンパス情報システム分科会 (CIS)

主査: 岡部寿男 (京都大学)
副査: 秋山豊和 (大阪大学)

  1. IPv6 全学サポートまでの道のり
    金山典世 (稚内北星学園大学情報メディア学部)
    本学は 2000 年に 4 年制大学に改組転換し、その折に学内ネットワークシステムも前面的に整備しなおした。その際に IPv4 マルチキャストの大規模なサポートなど、先進的な整備を行ったが、IPv6 サポートは様々な要因で見送らざるを得ず、その後 2005 年 3 月にようやく全学的な v6 サポートを開始できるようになった。ここでは、この間のシステムの変遷を報告すると共に、今後の v6 サポートに伴う問題について議論する予定である。
  2. 大学におけるネットワーク運用ガイドラインの検討
    曽根秀昭 (東北大学情報シナジーセンター)
    キーワード: 電子情報通信学会ネットワーク運用ガイドライン検討 WG、大学における情報セキュリティ対策、ネットワーク運用ガイドライン、提言 (総論、運用・管理、利用、教育)、ポリシーや非常事態対応計画の策定、ネットワーク運用基本方針、運用・管理規程、運用・管理手順、利用規程、利用マニュアル
  3. 大学における個人情報保護
    高倉弘喜 (京都大学学術情報メディアセンター)
    大学では教職員と学生という二種類の集団が共存しており、それぞれ雇 用者と顧客と言う意味で個人情報の扱いが微妙に異なる。例えば、国立大学法人では、教職員に関しては総務省、学生に関しては文部科学省が監督官庁と二股になっており、それぞれのガイドラインに従う必要がある。しかし、事務職員は教務データが個人情報の宝庫となっている現実に気付いていない (あえて無視しているとも…)。職員の個人情報の例として、内線電話の電話帳を配布すべきなのか否かも問題となっている。企業の中には、部署の代表電話のみを配布している所もあるが、大学では個々の教員に直接電話をかけることが日常的に行われており、電話帳には全ての教員・職員の氏名、所属、内線番号が 掲載されていなければ役に立たない。では、学生に○○先生の内線番号を教えることは、個人情報の漏洩となりうるのか? 学生の個人情報の扱いは非常に難しい。受講生名簿を作成し、教員が管理することは問題ないかも知れないが、レポート未提出の学生を呼び出す掲示は出しても大丈夫か? もっとも、大半の教職員は受講者名簿の重要性を認識していない。さらに言えば、コスト削減を旗頭に、教務情報の電子化を急いでいるが、オレオレ証明書を使うなど、あまりにもずさんなシステム開発を行ってしまっている。最後の問題として、学生情報の第三者提供の問題もある。身近な例としては、同窓会、あるいは、就職支援企業、生協などへの学生情報の提供は法的には厳しく制限されるにもかかわらず、安易に提供している学校が多い。

20:30 〜 22:00

臨時総会に向けての BOF

3 日目 (2005 年 10 月 26 日 (水))

9:30-10:30

インターネット放送協会 (IHK)

主査: 太田昌孝

  1. 通信・放送融合の現状 (放送事業者/ISP/通信事業者/メーカの取り組み)
    地引 (NEC)

問い合せ先

その他、本研究会に関しての問い合せは、質問フォームで受け付けています。

meet18 agenda

日程

  • 2005 年 10 月 24 日 (月) 〜 10 月 26 日 (水)

会場

  • 研究会
    • 天人閣
    • 〒071-0393 北海道上川郡東川町天人峡温泉

主催

テーマ

  • インターネット全般

参加費

研究会の参加費は下記のとおりとなっております。宿泊の関係上締め切り以後の申込みはご希望に添えない場合がありますので、ご了承ください。下記料金は 2 泊 3 日での金額となっております。学生の料金は半額です。

  • 参加費: ¥30,000
    • 対象: ITRC 委員及び協力企業の方, 学術関係者, ITRC 研究会デモ展示関係者, ITRC 研究会発表者
  • 参加費: ¥50,000
    • 対象: 上記対象者以外の方で ITRC に参加を検討中の方
  • 上記以外の日程でのご参加についても受け付けております。
  • 前泊・後泊をご希望の方は参加申込みの際に備考欄にご記入ください。
  • 現在、ITRC 協力企業に入会を検討されている方は、参加申込みの際に備考欄にご記入ください。

参加申込み

参加申込みは終了しました。参加ご希望の方は、下記問い合わせ先にご連絡ください。発表予定者も別途参加申し込みが必要です。お忘れにならないようご注意下さい。

プログラム

詳細は ITRC meet18 プログラムのページをご参照ください。

1 日目 (2005 年 10 月 24 日 (月))

  • 14:00 〜 16:00 NGN 分科会
  • 16:00 〜 16:10 休憩
  • 16:10 〜 18:30 RNA 分科会/JAMINA 分科会
  • 18:30 〜 20:30 夕食
  • 20:30 〜 22:00 V6P

2 日目 (2005 年 10 月 24 日 (火))

  • 10:00 〜 11:00 研究発表
  • 11:00 〜 13:00 昼食 / ITRC 幹事会
  • 13:00 〜 14:30 北海道ローカル枠
  • 14:30 〜 15:00 休憩
  • 15:00 〜 16:30 MAI 分科会
  • 16:30 〜 17:00 休憩
  • 17:00 〜 18:30 キャンパス情報システム分科会
  • 18:30 〜 20:30 夕食
  • 20:30 〜 22:00 臨時総会に向けての BOF

3 日目 (2005 年 10 月 26 日 (水))

  • 11:00 〜 12:00 クロージング

問合せ先

PC

  • 藤川賢治 (京都大学)
  • 寺西裕一 (大阪大学)

LA

  • 入沢厚 ((株) エヌアイエスプラス)
  • 前田幸範 ((株) スプライト)
  • 大山義仁 (北海道大学)
  • 戸倉一 (NPO 法人北海道地域ネットワーク協議会)

その他、本研究会に関しての問い合せは、質問フォームで受け付けています。