IPv6 グローバルエニーキャストは、同じサービスを提供する複数のサーバに共通の IP アドレスを割り当て、複数のサーバの中から最適なサーバを 1 つ選んで通信する機能である。現在では、グローバルエニーキャストは DNS ルートサーバなど特定のアプリケーションのみで実用化されている。そこで本研究では、任意のアプリケーションに適用できるグローバルエニーキャストを実現することを目標とする。我々は Mobile IPv6 とグローバルエニーキャストのメカニズムを比較し、多くの類似点を見いだした。Mobile IPv6 のメカニズムを応用することにより、任意のアプリケーションで適用できるグローバルエニーキャストが実現できる。
“How Sun helps universities get the most from the Internet”
Jay Visvanathan (Higher Education Market Development Manager, Global Education & Research Sun Microsystems, Inc.)
Today’s big IT management challenge is to provide “always-on” web based services to demanding user communities. A shared-services architecture provides the foundation for leveraging existing applications and infrastructure, in order to provision content, manage identity, and provide customized, portal-based services to a diverse user community.
我が国の大学教育を支える次世代基盤ソフトウェアづくり〜文部科学省研究委託事業 CC Society 研究課題「ユビキタス環境下での次世代コース管理システム」〜
文部科学省「知的資産の電子的な保存・活用を支援するソフトウェア技術基盤の構築 (www.cc-society.org)」研究開発課題の一つとして「ユビキタス環境下での高等教育機関向けコース管理システム」を開始することとなった。本セッションでは、本プロジェクト Ubiquitous Learning Architecture for Next generation (ULAN) の概要および平成 16 年度の研究活動について紹介し、我が国の大学教育を支えるための次世代基盤ソフトウェアについて議論する。
ネットワーク単位での移動透過性を保証するプロトコルとして、Mobile IP を元にした NEMO などのプロトコルが提案されているが、パケットサイズの増加や経路の冗長化など、ベースとなっている Mobile IP の問題を拡大して引き継いでいる。本発表では、Mobile IP の問題を解消するために我々が設計した移動透過性ネットワークアーキテクチャ MAT (Mobile IP Address Translation) を、ネットワークの移動へ適用した MAT-MONET (MAT-Mobile Network) を紹介し、IPv6 の動作について述べる。
Hop-by-Hop Address Assignment and Source Address Based Routing for IPv6 End-to-End Multihoming
大平 健司、小塚 真啓、小山 洋一、藤川 賢治、岡部 寿男(京都大学)
本発表では、Hop-by-Hopな アドレス自動割当プロトコルを提案する。また、このプロトコルと Source Address Based Routing (SABR) を組み合わせることにより、IPv6 エンドツーエンドマルチホームを実施する際に、サイト内の各ルータが持つ経路表の大きさを抑えられることを述べる。
3 日目 (2004 年 5 月 28 日 (金))
9:00 〜 11:00
[31A] インターネット放送協会 (IHK)
セッション責任者名: 太田昌孝
インターネットを用いた地上波放送の遠隔録画、再生システム
真野浩 (ルート株式会社)
昨年より、インターネット経由で TV 放送の録画、再生が行なえる家庭用 HDD 録画装置が市販されています。また、本年同様の機能をもつ TV 受信装置なども家電メーカーより発されました。これらの機器は、TV 放送の私的利用の範囲での録画、再生ををインターネット経由で行なうものです。これらの機器を用いて、遠隔地の TV 放送をインターネット経由で録画、再生するときの品質や方法、また各種法令との整合性などについての検証について、解説します。
(仮題) 長野県での地上波放送のインターネットへの再送信の現状と課題
佐藤千明 (長野県共同電算株式会社)、平宮康広 (信州大学)
長野県内には地上波 TV 放送の難視聴地域があり、その解消に向けて平成 15 年度の総務省補助事業適用を受けて、IP 放送実証実験を行った。村の有線放送電話の ADSL 回線上で、県内民放ローカル 4 局の番組を、専用 STB に対して IP マルチキャスト、WindowsMedia 形式、480X480X30f、最大 1.3Mbps で配信した。この間の民放や所管官庁との交渉経過を通して、事業化に必要な課題を整理し、今後の展開方法を議論したい。