meet28 agenda

日程

  • 2010 年 11 月 24 日 (水) 〜 11 月 26 日 (金)

会場

  • 研究会
  • 宿泊施設
    • 研究会会場と同じです。

主催

共催

テーマ

  • インターネット全般

参加費

研究会の参加費は下記のとおりとなっております。

  • 参加費: ¥10,000, 宿泊費: ¥10,000 / 1 泊 (夕食・朝食込)
    • 対象: ITRC 委員及び協力企業の方, 学術関係者, 共催団体関係者, ITRC 研究会デモ展示関係者, ITRC 研究会発表者
  • 参加費: ¥30,000, 宿泊費: ¥10,000 / 1 泊 (夕食・朝食込)
    • 対象: 上記対象者以外の方で ITRC に参加を検討中の方

補足事項

  • 11 月 24 日 (水) の IA 研究会との共催学生セッションにつきましては参加費無料となっております。11 月 24 日 (水) の夕食以降のセッションにもご参加の場合は参加費をいただきます。1 日だけご参加の場合でも参加費の減額等はありません。
  • 学生の宿泊費は半額となります。
  • 宿泊は 4 〜 5 人部屋となります。同室を希望される方は、参加申込の際に備考欄にご記入ください。
  • シングル、ツインなどご希望の方は、空き状況や追加料金等を事前に PC/LA へ確認してください。
  • 前泊、後泊をご希望の方は、直接ホテルへ連絡してください。その際に ITRC 研究会参加者とお伝えください。
  • 現在、ITRC 協力企業に入会を検討されている方は、参加申込みの際に備考欄にご記入ください。
  • デモ展示組織からは、1 人分の参加費をお支払いいただきます。展示の手伝いについては、2 人までは ITRC 参加費不要、3 人目以降は ITRC 参加費をお支払いいただきます。
    • デモ展示期間: 2010 年 11 月 24 日 (水) 夕方〜 11 月 25 日 (木) 夕方
    • デモ紹介: 2010 年 11 月 24 日 (水) 夕方

参加申込み

参加申込みは終了しました。

  • 申込締切: 請求書の必要な方は 2010 年 10 月 29 日 (金)、不要な方は 11 月 12 日 (金)
  • 振込締切: 2010 年 11 月 19 日 (金)

定員 (100 名) を越えますと宿泊をお受けできないこともございますので、お早めにお申し込みをお願い致します。ITRC セッションでの発表予定者も申し込みが必要です。お忘れにならないよう御注意下さい。

デモ展示について

デモ展示をご希望の方は、ITRC meet28 のデモ展示要項を参照し、下記問い合わせ先にご連絡ください。デモ展示費用は以下のとおりです。

  • 展示協賛金: ¥30,000 / 1 社
  • 参加費用: 出展社あたり、一人分 ¥10,000 で、3 名まで参加可能
  • 宿泊費用: ¥10,000 / 泊 / 1 人
  • 但し、以下のいずれかに該当するものは、展示協賛金を全額免除いたします。

    • ITRC 委員および協力会会員企業
    • 大学及び公的研究機関
    • ITRC の活動に賛同し、協力会への入会を検討する企業で、初めて参加する企業
    • 本研究会での発表に関連したデモを実施する企業

IA 研究会主催のセッションについて

  • 11 月 24 日 (水) 午後のセッションは IA 研究会との共催となっておりますので、参加費は無料です。
  • 11 月 24 日 (水) の夕食以降のセッションにもご参加の場合は参加費をいただきます。
  • 懇親会、宿泊をご希望の方は、ITRC の参加申込をしていただく必要があります。

プログラム

詳細は ITRC meet28 プログラムのページをご参照ください。

1 日目 (2010 年 11 月 24 日 (水))

  • 14:10 〜 14:20 オープニング
  • 14:20 〜 16:00 IA 研究会共催 学生セッション 1
  • 16:10 〜 17:10 展示デモ紹介セッション
  • 17:20 〜 18:40 IA 研究会共催 学生セッション 2
  • 18:40 〜 20:40 夕食
  • 20:40 〜 22:40 セッション「IEEE802 国際標準化参戦 BOF」

2 日目 (2010 年 11 月 25 日 (木))

  • 9:00 〜 11:00 セッション「MINX 分科会」
  • 11:00 〜 13:00 展示デモ見学/昼食/ITRC 運営委員会
  • 13:00 〜 15:00 セッション「NWGN 分科会」/セッション「文字コード問題」
  • 15:00 〜 16:00 展示デモ見学/休憩
  • 16:00 〜 18:00 セッション「CIS/INI 分科会-一般-」/セッション「ネットワーク仮想化 WG」
  • 18:00 〜 20:00 レセプション
  • 20:00 〜 22:00 セッション「RIBB 分科会」

3 日目 (2010 年 11 月 26 日 (金))

  • 8:30 〜 11:00 セッション「CIS/INI 分科会-学術クラウド-」
  • 11:00 〜 11:30 クロージング

懇親会

  • 懇親会は 11 月 25 日 (木) となっております。
  • 宿泊なしで懇親会のみの参加をご希望の場合でも、宿泊料金と同額 (¥10,000) いただきますので、宿泊をご検討ください。

問合せ先

PC

  • 古村隆明 (京都大学)
  • 中野博樹 (トランスニューテクノロジー)

LA

  • 真野浩 (ルート)
  • 戸倉一 (ネットワンシステムズ)

その他、本研究会に関しての問い合せは、質問フォームで受け付けています。

meet27 report

開催報告

2010 年 5 月 20 日 (木) 〜 5 月 21 日 (金)、第 25 回 ITRC 研究会が東京 NICT にて開催されました。今回の研究会は、ITRC 総会と同時開催されており、終日 80 名程度の関係者が集いました。桐葉佳明氏 (NICT) と Prof. DaeYoung KIM (Chungnam National University) の招待講演や、各分科会のセッションが行われ、終日活発な議論が行われていました。セッション会場の隣ではデモ展示が終日行われており、参加者が自由に出入りできるようになっていました。

特別セッション

  • 招待講演: 「新世代ネットワーク戦略プロジェクト」 桐葉佳明 (NICT)
  • 講演: 「JGN-X」 下條真司 (NICT/ITRC 委員長)
  • 招待講演: 「Naming and Addressing of Future Internet」 DaeYoung KIM (Chungnam National University)

NICT セッション

  • 発表: 「AKARI プロジェクト (新世代ネットワークアーキテクチャ設計プロジェクト)」 原井洋明 (NICT)
  • 発表: 「光パス・パケット統合ノードプロトタイプ紹介」 藤川賢治 (NICT)

セッション一覧

  • テクニカルセッション 「デモ展示説明」
  • 学生セッション
  • 医療情報ネットワーク連携分科会
  • 新世代ネットワーク構築のための基盤技術研究分科会
  • キャンパス情報システム分科会

より詳しい情報

meet27 program

ITRC meet27 プログラムの詳細です。

1 日目 (2010 年 5 月 20 日 (木))

12:00 〜 13:00

ITRC 運営委員会

13:00 〜 13:40

[Room A] ITRC 総会 (委員のみ)

13:00 〜 13:40

[Room B] デモ展示

13:40 〜 13:50

オープニング

13:50 〜 14:30

[Room A] NICT 新世代ネットワーク戦略プロジェクト

  • 挨拶
    • NICT 宮原理事長
  • 講演
    1. 桐葉佳明 (NICT 総合企画部 新世代ネットワーク研究開発戦略推進室 専門研究員)
    2. 下條真司 (NICT 連携研究部門 統括センター長)

13:50 〜 14:30

[Room B] デモ展示

デモ展示

14:40 〜 15:10

[Room A] デモ展示内容紹介

デモ展示内容紹介

  • [Room B] にて行われているデモ展示について、各展示企業から紹介

14:40 〜 15:10

[Room B] デモ展示

デモ展示

15:20 〜 16:00

[Room A] 招待講演

  1. Naming and Addressing of Future Internet
    Prof. DaeYoung KIM (Chungnam National University)

15:20 〜 16:00

[Room B] デモ展示

デモ展示

16:10 〜 16:50

[Room A] NICT セッション

  1. AKARI プロジェクト (新世代ネットワークアーキテクチャ設計プロジェクト)
    原井洋明 (NICT 新世代ネットワーク研究センター ネットワークアーキテクチャグループリーダー)
  2. 光パス・パケット統合ノードプロトタイプ紹介
    藤川賢治 (NICT 新世代ネットワーク研究センター ネットワークアーキテクチャグループ 専攻研究員)

16:10 〜 16:50

[Room B] デモ展示

デモ展示

17:00 〜 18:40

[Room A] 分科会セッション 担当: NWGN 分科会

Juniper Networks の 100GE への取り組み
チェア: 笹部 昌弘 (大阪大学)

  1. Juniper Networks の 100GE への取り組み
    森 工 (Juniper Networks)
    インターネットトラヒックの急増に伴い、インターネットのバックボーンでは設備増強を迫られている。既存の POS-OC 192c もしくは 10G イーサネットを中心としたネットワークでは、物理リンクあたりの帯域が不足しており、更なる帯域の拡張が求められている。次世代のネットワークインフラとして期待されている IEE802.3ba 40/100Gbps イーサネットは 2009 年度に標準化策定が終了し、いよいよ実装準備に入った 100Gbps イーサネットについて説明する。
    100Gbps イーサネット、コアルータ

遅延/分断耐性ネットワーク DTN (Delay/Disruption/Disconnect TolerantNetwork) 技術
チェア: 笹部 昌弘 (大阪大学)
本セッションでは、新世代ネットワーク構築のための基盤技術の一つである DTN (Delay/Disruption/Disconnect Tolerant Network) 技術に焦点を当てる。DTN ではエンド端末間で安定した通信路の確保が困難であるため、ブロードキャスト型の情報転送が用いられることが多く、その結果、ネットワークにかかる負荷が大きくなるのが問題である。本セッションでは、この問題に取り組んだ最新の技術を紹介するとともに、今後の方向性について議論する。

  1. DTN における効率的な情報共有のためのメッセージ数削減方式
    植田 啓文、藤田 範人 (日本電気)
    Delay/Disruption Tolerant Network (DTN) 上の情報共有方法として、ノード間で保有情報の差分を確認し、お互いの未保有情報を取得する Epidemic 法が提案されている。Epidemic 法はネットワーク内の全ノードを対象に全ての情報を共有するためロバストである反面、ノード密度の増加に伴い制御メッセージ数も増加し帯域負荷が高くなる。その結果、スケーラビリティに問題が生じる。そこで、本研究ではスケーラビリティ改善のために、隣接ノードの保有情報を推測し送信する必要がある制御メッセージかどうかを判断することで制御メッセージ数を削減することを特徴とする改善手法を提案し、シミュレーション評価によりその有効性を示す。
    Delay Tolerant Network、情報共有、Epidemic routing、メッセージ数削減
  2. 疎密度モバイルアドホック網におけるバッファ管理方式
    木村 共孝、滝根 哲哉 (大阪大学)
    本研究では、蓄積運搬転送パラダイムに基づく疎密度モバイルアドホック網において、バッファ管理方式がシステムの性能に与える影響を考察する。端末の密度が極端に疎な状況では、従来のアドホック通信網で用いられてきたルーチング方式は機能しない。このような状況下においても通信を可能にする、端末の移動を利用した蓄積運搬転送パラダイムが提唱されている。このパラダイムに基づくルーチング方式では、バッファ容量が十分でない場合、バッファ管理方式によりシステムの挙動が大きく異なる。本研究では、複数のバッファ管理方式を感染型ルーチング方式と組み合わせてシミュレーション実験を行い、バッファ容量が十分でない場合の挙動の差がどのような要因によって生じるかを明らかにする。
    Delay Tolerant Network、疎密度モバイルアドホック網、バッファ管理方式
  3. 車両アドホックネットワークのための指向性アンテナを用いたブロードキャスト通信方式の特性分析
    栗林 晋平、作元 雄輔、長谷川 聡、大崎 博之、今瀬 真 (大阪大学)
    近年、高度道路交通システム構築の一環として、車両アドホックネットワークによる、不特定多数の車両への情報配信が望まれている。車両アドホックネットワークでは、各車両が移動するため、無線通信可能範囲内に常に車両が存在するとは限らず、通信が断続するという状況が頻繁に発生する。通信が断続する状況においても通信を継続させるためには、遅延耐性を有する通信方式を用いる必要がある。我々はこれまで、車両アドホックネットワークのための遅延耐性を有するブロードキャスト通信方式として、DSCF (DirectionalStore-Carry-Forward) を提案した。DSCF は、空間利用効率の向上のため、指向性アンテナを利用している。単純な一次元道路における DSCF の有効性は示されているが、より現実的な道路環境における DSCF の有効性はこれまで明らかにされていない。そこで本報告では、シミュレーション実験により、格子状の二次元道路における DSCF の特性 (到達性・迅速性・均一性・効率性) を調査する。その結果、特に、車両密度が極端に低い状況でなければ、DSCF により全方向へ迅速なブロードキャスト通信を行えることが分かった。
    車両アドホックネットワーク、遅延耐性ネットワーク、指向性アンテナ、ブロードキャスト通信

17:00 〜 18:40

[Room B] デモ展示

デモ展示

2 日目 (2010 年 5 月 21 日 (金))

9:45 〜 10:45

[Room A] 学生セッション

  1. HTML の構造をもっと利用してみる研究について
    臼井 義比古、西田 泰伸 (富山県立大学)
    HTML は一応文章の構造を記述するための言語規約であるが、そもそも昔はあまりその事は認識されていなかったし、最近の教科書や Web サイトでも書いてはあっても取りあえず感がある。しかし文章の構造を記述するというシンプルな考え方はいろいろな美味しさがあるのではないかと考え幾つかの研究を始めてみた。今回はこれらの研究について紹介し議論をしたい。※発表終了後は、デモ展示をご覧ください。

9:45 〜 10:45

[Room B] デモ展示

デモ展示

10:45 〜 12:15

[Room A] 分科会セッション 担当: CIS 分科会

  1. 学術認証フェデレーション Gakunin の本格運用
    山地一禎、中村素典、片岡俊幸、西村健、Tananun Orawiwattanakul、曽根原登 (国立情報学研究所)、岡部寿男 (京都大学)
    国立情報学研究所では、全国の大学等と連携して、学術認証フェデレーション「学認: Gakunin」の構築・運用を進めている。フェデレーションでは、大学や研究機関で運用される ID プロバイダー (IdP) を利用して、ウェブサービス (SP) へのシングルサインオン (SSO) が実現される。Gakunin では、主として、米国の Internet2 が開発している SAML 準拠のミドルウエア Shibboleth を利用して、フェデレーションの構成要素となる IdP や SP が運用されている。2008 年度に実証実験を開始した後に昨年度の試行運用を経て、本年度は本格的な実運用へと移行することに成功した。本発表では、Gakunin の現状ならびに参加方法について述べる。
  2. 学術認証フェデレーションを活用するサービスの展開
    中村素典、山地一禎、片岡俊幸、西村健、庄司勇木 (国立情報学研究所)、古村隆明、岡部寿男 (京都大学)
  3. 京都大学での IC 身分証導入から得られた知見
    古村隆明、永井靖浩、上條春穀 (京都大学)
    京都大学では 2010 年 4 月に学生証や職員証等の身分証を IC 身分証へ切り換えた。学内の様々な部局の連携のもと、約 3 万枚の IC 身分証を発行し、新入生や新規採用教職員への配布だけでなく、在校生や既存の教職員の身分証も IC 身分証に交換した。現在、入退館管理やコンピュータシステム利用時の認証等での利用推進を行なっている。本発表では、IC カードの機能の紹介、IC カード導入に向けての準備や IC カードを実際に導入する際に得られた知見を紹介する。
  4. IEEE802.11 Fast Initial Authentication の紹介
    真野浩、森岡仁志 (ルート)、中野博樹 (TNT)、藤川賢治 (NICT)
    2010 年 3 月中旬、米国フロリダ州オーランドにて IEEE 802 Wireless PlenarySession が開催され、IEEE802.11Working Group が開かれました。発表者らが提唱している無線 LAN の高速認証に関する動議提案が採択され、新たな標準策定に向けて、IEEE802.11 Fast Initial Authentication StudyGroup が設置される事となりました。この標準は、急速に普及する携帯端末などで無線 LAN を利用する時に、従来のように立ち止まることなく、高速に認証、接続が可能となります。キャンパスでの携帯端末の新しい利用シーンを創出するものとして、今回その概要を CIS 分科会で紹介します。
  5. SSO 対応 Opengate の運用報告
    渡辺健次、大谷誠、江藤博文、只木進一、渡辺義明 (佐賀大学)
    佐賀大学では、ネットワーク利用者認証システム Opengate を開発・運用している。平成 22 年 3 月の新キャンパスネットワーク稼働と同時に、SSO 対応の SSO-Opengate の運用を開始した。SSO-Opengate は VMWare ESX 上で動作しており、CISCO Nexus システムと合わせて運用している。既に新学期が始まって 2 ヶ月経過したが、全く問題は起きていない。今回は SSO-Opengate の運用状況について報告する。

10:45 〜 12:15

[Room B] デモ展示

デモ展示

12:15 〜 13:45

昼食

12:15 〜 13:45

[Room B] デモ展示

13:45 〜 15:15

[Room A] 分科会セッション 担当: MINX 分科会

  1. (仮) 個人化医療への医療ネットワーク活用
    水島先生
  2. 北海道南西地域に於ける広域医療連携事業
    新見隆彦 (札幌医科大学)、遠藤力 (えんどう桔梗マタニティクリニック)、明石浩史 (札幌医科大学)、岡田晋吾 (北美原クリニック)、下山則彦 (市立函館病院)、木村眞司 (松前町立松前病院)、井上芳郎 (市立函館病院)、宮部昌生 (NORTH)、木田毅 (函館中央病院)、原量宏 (香川大学付属病院)、辰巳治之 (札幌医科大学)
  3. 医療情報ネットワークの応用
    藤野雄一 (はこだて未来大学)
  4. 分子レベルから個体レベルの情報ネットワークの解明と情報薬開発
    辰巳治之 (札幌医科大学)

13:45 〜 15:15

[Room B] 空

15:15 〜 15:30

クロージング

問い合せ先

PC

  • 秋山豊和 (京都産業大学)
  • 北辻佳憲 (KDDI)

LA

  • 藤川賢治 (情報通信研究機構)
  • 衛藤将史 (情報通信研究機構)

その他、本研究会に関しての問い合せは、質問フォームで受け付けています。

meet27 agenda

日程

  • 2010 年 5 月 20 日 (木) 〜 5 月 21 日 (金)

会場

  • 研究会
    • 独立行政法人 情報通信研究機構 (NICT) 本部 4 号館 2 階大会議室
    • 〒184-8795 東京都小金井市貫井北町 4-2-1
    • アクセス
    • 構内地図
    • NICT入館について
      • 守衛受付で入館バッジを受取って戴くことになります。
      • 参加登録をして頂いた方には、守衛受付で所属と名前を告げて戴ければ、それで入館バッジを受取れます。
      • 参加の御登録をなさっていない方は、申し訣無いのですが、守衛受付で名前を記入して頂くことになりますので、今からでも参加登録をして戴けると、御面倒が無いかと存じます。

主催

テーマ

  • インターネット全般

参加費

今回参加費は無料となっております。

参加申込み

  • 参加費は無料ですが、人数把握のために参加申込をお願いいたします。
  • 申込締切: 5 月 17 日 (月) (※但し、定員 80 名を越えた時点で締め切ります)
  • なお、宿泊の手配はできませんので、ご了承ください。

プログラム

詳細は ITRC meet27 プログラムのページをご参照ください。

1 日目 (2010 年 5 月 20 日 (木))

  • 12:00 〜 13:00 [Room A] ITRC 運営委員会
  • 13:00 〜 13:40 [Room A] ITRC 総会 / [Room B] デモ展示
  • 13:40 〜 13:50 オープニング
  • 13:50 〜 14:30 [Room A] NICT 宮原理事長挨拶、NICT 桐葉佳明様 講演「新世代ネットワーク戦略プロジェクト」 / [Room B] デモ展示
  • 14:30 〜 14:40 休憩 / [Room B] デモ展示
  • 14:40 〜 15:10 [Room A] デモ展示内容紹介 / [Room B] デモ展示
  • 15:10 〜 15:20 休憩 / [Room B] デモ展示
  • 15:20 〜 16:00 [Room A] Prof. DaeYoung KIM (Chungnam National University) 招待講演「Naming and Addressing of Future Internet」 / [Room B] デモ展示
  • 16:00 〜 16:10 休憩 / [Room B] デモ展示
  • 16:10 〜 16:50 [Room A] セッション 1 NICT セッション / [Room B] デモ展示
  • 16:50 〜 17:00 休憩 / [Room B] デモ展示
  • 17:00 〜 18:40 [Room A] セッション 2 NWGN 分科会セッション / [Room B] デモ展示
  • 19:00 〜 交流会

2 日目 (2010 年 5 月 21 日 (金))

  • 9:45 〜 10:30 [Room A] セッション 3 学生セッション / [Room B] デモ展示
  • 10:30 〜 10:45 休憩 / [Room B] デモ展示
  • 10:45 〜 12:15 [Room A] セッション 4 CIS 分科会セッション / [Room B] デモ展示
  • 12:15 〜 13:45 昼食 / [Room B] デモ展示
  • 13:45 〜 15:15 [Room A] セッション 5 MINX 分科会セッション
  • 15:15 〜 15:30 クロージング

交流会

5 月 20 日 (木) の 19:00 よりレセプションを行います。料金は当日受付にてお支払いください。(¥3,000 程度を予定しています。)

問合せ先

PC

  • 秋山豊和 (京都産業大学)
  • 北辻佳憲 (KDDI)

LA

  • 藤川賢治 (情報通信研究機構)
  • 衛藤将史 (情報通信研究機構)

その他、本研究会に関しての問い合せは、質問フォームで受け付けています。

meet10 report

開催報告

2001 年 10 月 29 日 (月) 〜 10 月 31 日 (水) まで大磯プリンスホテルにて、第 10 回 ITRC 総会・研究会が開催された。今回は、東京地域アカデミックネットワーク協会 (A-TRAIN) の共催ということもあり、終日多くの研究者が参加していた。基調講演・パネルディスカッションでは、現在大学等で関心が高まってきている遠隔授業のさまざまな試みとそれに伴う問題点について興味深い討論がなされた。研究発表では、若手育成のための萌芽的研究、計測システム、次世代ネットワーク、各分科会による発表などがなされ、セッション終了後も 遅くまで活発な議論が行なわれていた。また、セッションの中ではウィルス対策や、Mobile Internet Services、IP phone 等に関するデモが行なわれ、多くの研究者の関心を集めていた。今回の ITRC 研究会は、第 2 期 ITRC の運用や展望に関する発表もあり、今後の ITRC の進むべき方向を確認する上で有意義な意見交換が行なわれていた。研究会の合間では、懇親会や、ITRC のロゴの投票なども行なわれ、終始和やかな雰囲気の研究会であった。次回は、2 月に東京でシンポジウムが開催される予定。

より詳しい情報

meet26 program

ITRC meet26 プログラムの詳細です。

1 日目 (2009 年 11 月 25 日 (水))

13:40 〜 14:00

オープニング

14:00 〜 18:00

[共催研究会]IA 研究会 学生セッション

詳細は、共催研究会のページをご確認ください。

18:00 〜 20:00

懇親会

20:30 〜 22:00

[セッション] IHK 分科会

IHK 分科会

  1. をぢさん達のための最新ネット動画配信事情 2
    藤川賢治 (NICT)
  2. 有線・無線組み合わせによる経済的デジタル・デバイド解消システムの提案
    真野浩 (ルート株式会社)

2 日目 (2009 年 11 月 26 日 (木))

9:00 〜 10:00

[セッション] デモ展示紹介 担当: PC/LA

デモ展示紹介

  • シスコシステムズ合同会社
  • 富士通
  • NEC
  • CO-CONV
  • 産総研

10:00 〜 10:20

休憩

10:00 〜 10:20

デモ見学

10:20 〜 11:50

[セッション] 担当: JAMINA 分科会

JAMINA 分科会

  1. 医療をささえる情報ネットワークを目指して -細胞間情報伝達系から人間 (ヒトかん) 情報伝達系-
    辰巳浩之、新見隆彦、明石浩史、戸倉一、高塚伸太朗 (札幌医科大学)
  2. インフラ、アプリ、コンテンツを網羅した遠隔教育・医療の問題点抽出と解決法の検討 -VGN 技術を中心として-
    明石浩史、新見隆彦、高塚伸太朗 (札幌医科大学)、小林悟史、大石憲且 (ネクステック)、赤利敏光、戸倉一、中村正弘 (札幌医科大学)、石田朗 (北海道医療大学)、森崎龍郎、木村眞司、辰巳治之 (札幌医科大学)
  3. 地域医療機関相互連携システムについて -平成 20 年度総務省地域 ICT 利活用モデル-
    新見隆彦、明石浩史、辰巳治之 (札幌医科大学)
  4. 医療ネットワークのあれこれ
    戸倉一 (ネットワンシステムズ)

11:50 〜 13:00

昼食

11:50 〜 13:00

運営委員会

13:00 〜 14:30

[セッション] 担当: NWGN 分科会

NWGN 分科会
テーマ: 「新世代ネットワーク構築のためのネットワーク計測技術」
チェア: 大崎 博之
本セッションでは、新世代ネットワーク構築のための基盤技術の中でも、特にネットワークの計測技術に焦点を当てる。ネットワークレベル (通常時および異常時)、アプリケーションレベル、ユーザレベルそれぞれの分野における最新の計測技術を紹介するとともに、今後の方向性について議論する。

  1. 大規模ネットワークの品質計測・分析技術
    山崎 康広、波多野 洋一、下西 英之 (NEC)
    本発表では、低コストにネットワーク内部の品質劣化箇所を推定する技術について紹介する。従来、大規模ネットワークの品質劣化箇所を推定する際には、1) ある観測点の大量データの計測自体が困難、2) 大量の観測点の情報を設置・収集するのが困難、という 2 つの大きな問題が存在していた。本発表では、前者の問題をパケットサンプリング技術、後者の問題をネットワークトモグラフィ技術、で解決することでネットワークの品質計測から分析までの処理を低コストで実現する技術について紹介する。
  2. BGP ネットワークにおける異常検出手法・高速復旧手法の提案
    渡里 雅史、阿野 茂浩 (KDDI)、山崎 克之(長岡技術科学大学)
    本発表では、インターネット上で発生する経路障害の発生箇所を特定するため、単一拠点で計測した BGP メッセージから各AS間リンクを通過するプレフィックス数を計算し、その変動から異常リンクを検出する手法を提案する。従来手法の課題を明らかにし、提案手法が小規模な経路障害に対しても、高精度に発生箇所を推定できることを述べる。また、隣接 AS 間接続において発生する接続障害から高速に復旧させるため、OSPF を拡張して代替経路を確保する新たな手法を提案する。ネットワーク全体の安定性を維持しつつ、従来の秒オーダの復旧時間を大幅に短縮可能であることを示す。
  3. P2P ファイル共有システムにおける高頻度流通ファイルの実時間計測
    松森 智哉、笹部 昌弘、滝根 哲哉 (大阪大学)
    P2P ファイル共有システムでは、ファイルのやりとりが個々のノード間で行われることから、システム内の状況やシステムの挙動を把握・制御することが非常に困難である。本研究では、P2P ファイル共有システムの一つである Winny において、ユーザの関心の高い高頻度に流通するファイルを実時間で計測可能なシステムの設計と実装を行う。計測用のノードを実際の Winny ネットワークに導入し計測を行うが、他のノードから受信した検索要求のみを解析の対象とするパッシブ計測を用いることで、計測負荷の軽減と状況変化への高い追従性を実現する。さらに、情報の解析にはスライディングウィンドウ方式と頻出パターンマイニング手法を複合的に用いることで、実時間計測を達成する。実証実験の結果を通じて、高頻度流通ファイルの時間変化を実時間で詳細に把握できることを示す。
  4. ソーシャルネットワーク分析による開発型オンラインコミュニティの成功度推定手法
    津川 翔、大崎 博之、今瀬 真 (大阪大学)
    本稿では、ソーシャルネットワーク分析手法を用いて、開発型オンラインコミュニティの成功度を推定する手法を提案する。近年、社会活動のネットワーク化が急速に進んでおり、ネットワーク上にさまざまな種類のコミュニティ (オンラインコミュニティ) が形成されている。オンラインコミュニティを活発化し、成功へと導くためには、まず、オンラインコミュニティの現在の状態を適切に把握することが重要である。これまで、オンラインコミュニティの成功要因を分析した研究が数多く行われており、その結果、オンラインコミュニティにおける「リーダシップの強さ」が、オンラインコミュニティの成功に大きな影響を与えることを示している。一方ソーシャルネットワークを分析した研究も数多く行われており、その結果、ソーシャルネットワーク分析手法を用いて、重要な役割を果たしている(リーダに相当する) ノードが推定できることを示している。そこで本稿では、特に開発型のオンラインコミュニティを対象とし、ソーシャルネットワークからコミュニティにおけるリーダシップの強さを推定する指標 LSI (Leadership Strength Index) を提案する。さらに本稿では、オープンソース・ソフトウェア開発のための代表的なオンラインコミュニティである、SourceForge のログを用いた実験により、提案する LSI を開発型オンラインコミュニティの成功度の推定に用いた場合の有効性を評価する。その結果、提案する LSI は、開発型オンラインコミュニティの成功度の推定に有効である可能性が高いことを示す。

14:30 〜 14:40

休憩

14:40 〜 16:10

[ 合同セッション ] 担当: CIS/INI 分科会

クラウド・グリッドコンピューティングおよび一般

  1. 学蔵: 高等教育機関向け分散型ダークアーカイブサービス
    梶田 将司 (名古屋大学)
  2. 汎用コンピュータシステムにおける省電力を目指したサーバ統合
    岡部寿男 (京都大学)
    京都大学学術情報メディアセンターでは、24 時間 365 日の安定した情報サービスを提供する汎用コンピュータシステムのリプレースを行い、平成 20 年 12 月より運用している。本発表では同システム導入の考え方、システムの構成、運用の実際ならびに課題について報告する。
  3. 標準化に向けたクラウドシステムの管理・利用インタフェースに関する一考察 〜クラウドとVPNの連携に向けて〜
    市川 俊一 (日本電信電話株式会社 NTT 情報流通プラットフォーム研究所)
    計算機リソースをネットワーク越しに提供し、共同利用を可能とするクラウドシステムは、新たな社会基盤としての普及が期待されている。そのためには、クラウドシステムを管理・利用するためのインタフェースを標準化し、利用者がクラウドシステムを自由に選択できるようにすることが必要である。本稿では、仮想マシンの集合としてクラウドシステムをとらえ、デファクトスタンダードである Amazon Web Services のインタフェースをベースに、仮想マシンを管理・利用するためのインタフェースについて考察する。
  4. 非圧縮映像配信システムのネットワークとの連携
    中村一彦 (NICT/東北大学)、菅野浩徳 (仙台高専)、曽根秀昭 (東北大学)、下條真司 (NICT)
    ネットワークおよびコンピュータの仮想化環境における映像配信について、特にDVTSなどの非圧縮映像を多地点へライブ伝送する際の、効率的な配信経路生成や通信状態の計測等をネットワークの状況と連動して行う手法を検討し提案する。

16:10 〜 16:30

休憩

16:10 〜 16:30

デモ見学

16:30 〜 18:00

[地域セッション] 佐賀セッション

佐賀・九州セッション
チェア: 渡辺健次 (佐賀大学)

  1. 「さが ICT ビジョン 2008」と「自治体クラウド開発実証事業」
    川島宏一 (佐賀県最高情報統括監) ※ビデオ出演
    佐賀県では、これまで、佐賀県新地域情報化計画 (平成 14 年 3 月)に基づき高速ブロードバンドを整備するとともに、行政、防災、教育等の情報化を促進するため公共ネットワークを整備してきました。近年、情報通信技術 (ICT) が著しく発展する一方、少子高齢化の進行、グローバル化の進展等大きく社会情勢が変化するなか、ICT の恩恵に支えられた将来社会像を示し、取り組むべき方向性を明確にするために、「さが ICT ビジョン 2008」の策定しました。この「さが ICT ビジョン」に加えて、佐賀県で取り組んでいる自治体クラウド開発実証事業について紹介します。
  2. インターネット普及の現段階とその課題〜 佐賀での体験を通して〜
    近藤弘樹 (NPO 法人 シニアネット佐賀 理事長)
    人々がインターネットを活用することによって、人類はその文明を発展させることができる。インターネットは、教育、企業分野への普及を経て、現在、これまでインターネットに触れるチャンスがなかった人々、一般国民とデジタルデバイド層への普及が求められている。今世紀に入って、佐賀に於いて一般県民へのインターネット普及に取り組んだ経験をお話しし、その課題について考える。
  3. 鳳雛塾
    横尾敏史 (NPO 法人鳳雛塾事務局長) ※ビデオ出演
    産官学の緊密なネットワークを実現し、情報技術を駆使して地域経済活性化を目指す若者のコミュニティーであり、実践的な経営教育を通じて地域における情熱溢れる人材供給プラットフォームへと常に進化し続けているのが鳳雛塾です。1999 年 10 月の開講以来、鳳雛塾では、欧米のビジネススクールで活用されているケースメソッドを取り入れ、自分で考え自分で行動できる能力を育成するとともに、サーバー上でのディスカッション、遠隔授業、講師を交えての交流会を通じて、志を同じくする方々の強い紐帯のネットワークを構築してきました。鳳雛塾についてご紹介します。
  4. 九州情報通信連携推進協議会
    広岡淳二 (九州情報通信連携推進協議会)
    九州初の組織・地域の垣根を越えた広域的な産学官連携 ICT 推進組織として、平成 19 年 10 月に設立された九州情報通信連携推進協議会 (KIAI) の、九州全体を見据えた様々な広域連携・情報共有化のための取り組みをご紹介します。
  5. KIAI における人材育成の取り組み
    桑原慎也 (九州情報通信連携推進協議会)
    九州初の組織・地域の垣根を越えた広域的な産学官連携 ICT 推進組織として、平成 19 年 10 月に設立された九州情報通信連携推進協議会 (KIAI) の、九州全体を見据えた様々な広域連携・情報共有化のための取り組みをご紹介します。

18:00 〜 20:30

夕食

20:30 〜 22:00

[特別セッション] ITRC 的学生セッション

  1. SCTP 中継器を用いた映像伝送手法
    前田朋孝 (京都大学)
  2. ネットワーク上の諸問題と理論的アプローチについて
    森本尚之 (京都大学)
  3. 理想的なクラウドコンピューティングのインフラって?
    早川浩平 (シスコシステムズ)
  4. Proposal of wireless network testbed for future internet
    真野浩 (ルート)
  5. 東京カオマンガイの実装と運用
    中野博樹 (トランス・ニューテクノロジー)
  6. エンドツーエンド NAT
    太田昌孝 (東京工業大学)
  7. 歴史的假名遣講座
    藤川賢治 (NICT)

3 日目 (2009 年 11 月 27 日 (金))

9:00 〜 11:30

[合同セッション ] 担当: CIS/INI 分科会

UPKI 活動紹介および一般

  1. SINET4 の概要について
    漆谷重雄 (国立情報学研究所)
    本発表では、2011 年 4 月から運用開始を予定している次期学術情報ネットワーク (SINET4) の概要について説明を行う。SINET4 では、現在の SINET3 で展開している多様なサービスを継承するとともに、より経済的な高速化、さらなる高信頼化、上位レイヤサービスのための基盤整備などを行うためにネットワーク構成を全体的に見直す予定である。全てのノードはデータセンタに設置し、コアノードとエッジノードの最適配備やアクセス系への WDM 技術の導入などを予定しており、これらの基本的考え方に関して説明を行う。
  2. 一時ローカル証明書を用いるキャンパスローミングの安定性とユーザー利便性の向上
    鈴木孝明、山口一郎、後藤英昭、曽根秀昭 (東北大学)
  3. UPKI 証明書自動発行検証プロジェクトのシステム構築と移行
    西村健 (国立情報学研究所)
    通信の暗号化およびサーバ認証のためのサーバ証明書は、すでに Web セキュリティの基礎となっている。全ての大学等学術機関にパブリックなサーバ証明書を配付することを考える場合、スケーラブルなシステムとするために申請者および申請サーバに対する審査体制をよく検討の上構築しなければならない。本発表では、国立情報学研究所で実施しているサーバ証明書の発行および検証のためのプロジェクトで構築したシステムを紹介し、プロジェクトの移行に伴い明らかになった大学等学術機関と連携する上での課題について述べる。
  4. インタラクティブ教材を活用したセキュリティ教育の推進
    岡田仁志 (国立情報学研究所)
    国立情報学研究所では情報セキュリティポリシー推進部会では大学など高等教育機関向けに情報セキュリティサンプル規程集をとりまとめて提供してきた。それとともに、高等教育機関における学生等への情報セキュリティ教育における講師の負担を軽減しつつ効果的な教育の実現に寄与するために、教材の提供を考えて、その開発を行っている。受講者の集中力を高く維持することをねらって、アニメーションに基づくインタラクティブ教材により、必須の知識の学習と、その習得の確認のための内容とした。さらに、知識の補足のための解説書を加えて、より発展的な知識の獲得も可能とした。その内容と開発意図について講演する。
  5. 京都大学での IC 身分証の導入と認証基盤の構築
    古村 隆明 (京都大学)
    京都大学では 2010 年度に IC 学生証・IC 職員証を発行する。両カードとも建物入退館管理、大学生協と連携した電子マネー等様々なサービスに対応していく。IC 職員証には学内プライベート認証局から発行した PKI 証明書を格納しており、学内のシングルサインオンシステムと連携し、機密性の高いアプリケーションでは PKI 証明書による認証を行う予定である。認証基盤の全体像を紹介し、これらの導入過程で明かになった課題について報告する。
  6. UPKI 学術認証フェデレーション
    片岡俊幸 (国立情報学研究所)
    国立情報学研究所 (NII)では、全国の大学等と連携して、「学術認証フェデレーション (愛称: UPKI-Fed)」の構築・運用を平成 21 年度から本格的に開始した。学術認証フェデレーションとは、学術 e-リソースを利用する大学ならびに学術 e-リソースを提供する機関・出版社等から構成された連合体のことであり、各機関はフェデレーションが定めた規程 (ポリシー) を信頼しあうことで、相互に認証連携を実現することが可能となる。認証連携には Shibboleth を用いる。本発表では UPKI-Fed の考え方と現状、ならびに参加の方法について述べる。

11:30 〜 12:00

クロージング

問い合せ先

PC

  • 松井博也 (CSK-ITM)
  • 北辻佳憲 (KDDI 研究所)

LA

  • 渡辺健次 (佐賀大学)
  • 塚本和也 (九州工業大学)

その他、本研究会に関しての問い合せは、質問フォームで受け付けています。

meet26 agenda

日程

  • 2009 年 11 月 25 日 (水) 〜 11 月 27 日 (金)

会場

  • 研究会
  • 宿泊施設
    • 研究会会場と同じです。
  • アクセス情報
    • 最寄りの東唐津駅までバスでお迎えにあがります。
    • 福岡空港駅、博多駅では、福岡市営地下鉄の切符売り場で東唐津までの乗車券を買い、地下鉄のホームからご乗車下さい。
    • 11 月 25 日 (水)
      • 福岡空港発 (10:48) → 博多発 (10:54) → 東唐津着 (12:16)
      • 福岡空港発 (11:17) → 博多発 (11:22) → 東唐津着 (12:43) ※途中の筑前前原で西唐津行に乗換
      • 福岡空港発 (11:48) → 博多発 (11:54) → 東唐津着 (13:11)
    • 11 月 27 日 (金)
      • 東唐津発 (11:53) → 博多着 (13:07) → 福岡空港着 (13:12) ※途中の筑前前原で福岡空港行に乗換
      • 東唐津発 (12:21) → 博多着 (13:35) → 福岡空港着 (13:40)
    • 上記以外の便でお越しの方は、東唐津駅からタクシーをご利用ください。

主催

共催

テーマ

  • インターネット全般

参加費

研究会の参加費は下記のとおりとなっております。

  • 参加費: ¥10,000, 宿泊費: ¥10,000 / 1 泊 (夕食・朝食込)
    • 対象: ITRC 委員及び協力企業の方, 学術関係者, 共催団体関係者, ITRC 研究会デモ展示関係者, ITRC 研究会発表者
  • 参加費: ¥30,000, 宿泊費: ¥10,000 / 1 泊 (夕食・朝食込)
    • 対象: 上記対象者以外の方で ITRC に参加を検討中の方

補足事項

  • 11 月 25 日 (水) の IA 研究会との共催学生セッションにつきましては参加費無料となっております。11 月 25 日 (水) の懇親会以降のセッションにもご参加の場合は参加費をいただきます。1 日だけご参加の場合でも参加費の減額等はありません。
  • 学生の宿泊費は半額となります。
  • 宿泊は 4 〜 5 人部屋となります。同室を希望される方は、参加申込の際に備考欄にご記入ください。
  • 前泊、後泊、シングル、ツインなどご希望の方は、空き状況や追加料金等を事前に PC/LA へ確認してください。
  • 現在、ITRC 協力企業に入会を検討されている方は、参加申込みの際に備考欄にご記入ください。
  • デモ展示組織からは、1 人分の参加費をお支払いいただきます。展示の手伝いについては、2 人までは ITRC 参加費不要、3 人目以降は ITRC 参加費をお支払いいただきます。
    • デモ展示期間: 2009 年 11 月 24 日 (水) 夕方〜 11 月 25 日 (木) 夕方
    • デモ紹介: 2009 年 11 月 24 日 (水) 夕方

参加申込み

参加申込みは終了しました。参加ご希望の方は、下記問い合わせ先にご連絡ください。

IA 研究会主催のセッションについて

  • 11 月 25 日 (水) の IA 研究会との共催セッションにつきましては参加費無料となっております。
  • 11 月 25 日 (水) の懇親会以降のセッションにもご参加の場合は参加費をいただきます。
  • 懇親会、宿泊をご希望の方は、ITRC の参加申込をしていただく必要があります。
  • 共催セッションへの発表申込は、IA 研究会からお願いします。

プログラム

詳細は ITRC meet26 プログラムのページをご参照ください。

1 日目 (2009 年 11 月 25 日 (水))

  • 13:50 〜 14:00 オープニング
  • 14:00 〜 18:00 IA 研究会共催 学生セッション [1A]
  • 18:00 〜 20:30 懇親会
  • 20:30 〜 22:00 分科会セッション[IHK 分科会: 2A]

2 日目 (2009 年 11 月 26 日 (木))

  • 9:00 〜 10:00 展示デモ紹介セッション 1 [3A]
  • 10:00 〜 10:20 休憩/デモ見学
  • 10:20 〜 11:50 分科会セッション [JAMINA 分科会: 4A]
  • 11:50 〜 13:00 昼食/ITRC 運営委員会
  • 13:00 〜 14:30 分科会セッション [NWGN 分科会: 5A]
  • 14:30 〜 14:40 休憩
  • 14:40 〜 16:10 分科会合同セッション [CIS/INI 分科会: 6A]「クラウド・グリッドコンピューティングおよび一般」
  • 16:10 〜 16:30 休憩/デモ見学
  • 16:30 〜 18:00 地域セッション [佐賀セッション: 7A]
  • 18:00 〜 20:30 夕食
  • 20:30 〜 22:00 特別セッション [ITRC 的学生セッション: 8A]

3 日目 (2009 年 11 月 27 日 (金))

  • 9:00 〜 11:30 分科会合同セッション [CIS/INI 分科会: 9A]「UPKI 活動紹介および一般」
  • 11:30 〜 12:00 クロージング

懇親会

  • 懇親会は 11 月 25 日 (水) となっております。
  • 宿泊なしで懇親会のみの参加をご希望の場合でも、宿泊料金と同額 (¥10,000) いただきますので、宿泊をご検討ください。

問合せ先

PC

  • 松井博也 (CSK-ITM)
  • 北辻佳憲 (KDDI 研究所)

LA

  • 渡辺健次 (佐賀大学)
  • 塚本和也 (九州工業大学)

その他、本研究会に関しての問い合せは、質問フォームで受け付けています。

meet25 report

開催報告

2009 年 5 月 21 日 (木) 〜 5 月 22 日 (金)、第 25 回 ITRC 研究会が東京 秋葉原ダイビルにて開催されました。今回の研究会は、ITRC 総会と同時開催されており、終日 80 名程度の関係者が集いました。特別セッションでは韓国との遠隔講演が行われました。セッション会場の隣ではデモ展示が終日行われており、参加者が自由に出入りできるようになっていました。

特別セッション

KOREN/JGN2plus Joint Tech Session (remote)

  • 招待講演: 「Future Internet Platform Development Project in Korea」 Jin Ho Hahm (ETRI)
  • 招待講演: 「FIRST@PC: Service-oriented Testbed for Future Internet」 JongWon Kim (GIST)
  • 招待講演: 「Programmable Network Platform “OpenFlow” as an innovative base platform of GENI」 Atsushi Iwata (NEC)
  • 招待講演: 「OpenFlow technology and its experiments」 Hideyuki Shimonishi (NEC)

セッション一覧

  • テクニカルセッション 「デモ展示説明」
  • 医療情報ネットワーク相互接続分科会
  • キャンパス情報システム分科会
  • 高齢者・障害者のインターネット利用分科会

より詳しい情報

meet25 program

ITRC meet25 プログラムの詳細です。

1 日目 (2009 年 5 月 21 日 (木))

13:00 〜 13:40

[Room A] ITRC 総会 (委員のみ)

13:00 〜 13:40

[Room B] デモ展示

13:40 〜 13:45

オープニング

13:45 〜 14:10

[Room A] デモ展示内容紹介

デモ展示内容紹介
[Room B]にて行われているデモ展示について、各展示企業から紹介

  • ディーリンクジャパン株式会社
  • 株式会社インテック・ネットコア
  • 富士通株式会社
  • アラクサラネットワークス株式会社
  • 株式会社 CO-CONV
  • ジュニパーネットワークス株式会社

13:45 〜 14:10

[Room B] デモ展示

デモ展示

14:10 〜 15:40

[Room A] 特別セッション 担当: NWGN 分科会

特別セッション「KOREN/JGN2plus Joint Tech Session(remote)」
Co-Chairs: Shinji Shimojo (NICT), Byung-Kyu Kim (NIA)

  1. Future Internet Platform Development Project in Korea
    Jin Ho Hahm (ETRI)
  2. FIRST@PC: Service-oriented Testbed for Future Internet
    JongWon Kim (GIST)
  3. Programmable Network Platform “OpenFlow” as an innovative base platform of GENI
    Atsushi Iwata (NEC)
  4. OpenFlow technology and its experiments
    Hideyuki Shimonishi (NEC)

14:10 〜 15:40

[Room B] デモ展示

デモ展示

15:50 〜 17:20

[Room A] 分科会セッション 担当: JAMINA 分科会

JAMINA 分科会セッション「ITによるヘルスケアー・ニューディールを目指して: インフラからアプリケーションまで」
主査: 辰巳治之、副査: 水島洋、事務局: 穴水弘光

  • 挨拶
    オバマの医療 IT 政策と日本版 EHR
    NPO JAMINA 理事長 田中博 (東京医科歯科大学 教授)
  1. VGN-IX の地域医療支援への応用
    札幌医科大学附属総合情報センター 副所長 明石 浩史
  2. 地域 ICT 遠隔医療版: 道南地域医療連携
    北海道地域ネットワーク協議会 運営委員長 新見隆彦
  3. パーソナルヘルスレコード (PHR) の展望
    東京医科歯科大学 准教授 水島 洋
  4. IT によるヘルスケアー・ニューディール
    札幌医科大学大学院医学研究科 教授 辰巳治之

15:50 〜 17:20

[Room B] デモ展示

デモ展示

2 日目 (2009 年 5 月 22 日 (金))

8:55 〜 12:15

[Room A] 分科会セッション 担当: CIS 分科会

8:55 〜 10:20 クラウドコンピューティング
チェア: 未定

  1. Cloud コンピューティングが与える IT インフラへの変革
    中村彰二朗 (サン・マイクロシステムズ ビジネス開発営業本部 本部長 クラウドコンピューティング統括責任者)
    Cloud コンピューティングは、これまでの IT インフラの考え方と不連続な関係にあり、それに関わる、ユーザー、開発者、IT ベンダーのモデルを根底から見直すことになります。IT が社会インフラへと変貌してゆく方向性を解説します。
  2. アカデミッククラウドによる教育学習支援の展望
    梶田 将司 (名古屋大学情報連携統括本部情報戦略室)
    本発表では、大規模仮想化計算機リソース基盤において、HPC から教育・研究までを対象にした底辺の広いサービスを、動的に構成・提供可能な大学間連携型学術情報プラットフォーム「アカデミッククラウド環境」とその可能性について、教育学習支援に焦点を絞りながら述べる。
  3. プライベートクラウドによるキャンパス内情報基盤の構築
    中川 郁夫 (インテック・ネットコア)
    クラウドコンピューティング技術は、インターネット上のサービスを実現するために開発されてきたもので、ネットワーク上の、多数のコンピューティングリソースを統合して大規模で拡張性の高いアプリケーション基盤を実現する。本発表では、クラウドコンピューティング技術を応用し「プライベートクラウド」として、大学などのキャンパス内に、大規模で拡張性の高いアプリケーション環境を構築する技術について紹介する。

10:30 〜 12:15 マッシュアップ・認証認可
チェア: 未定

  1. 情報流通 (マッシュアップ) 基盤としての Zimbra
    市村 元信 (NTT データ先端技術)
    昨今、各社が教育機関向けに Web メールサービスを提供している。これら Web メールサービスは無料で提供される事が多く、システム運用の繁雑さやシステム構築のコストを気にせずに Web メールサービスの提供が可能となった。しかし、情報流通基盤としてのメールサービスを外部に依存してしまう事により既設サービスとの連係が行い難くなると考えられる。また、そもそも外部にメールデータを預ける事が果たして安全かどうかというセキュリティ上の懸念も存在する。そこで、本発表では、データを手もとでコントロールしつつ、統合的なサービスを実現するためのツールとして、Zimbra の概要を紹介する。
  2. メールを軸としたキャンパス内マッシュアップの実験
    乃村 能成 (岡山大学)
    大学の部局や研究室は、各グループの独立性が非常に高く、組織全体をカバーする単一の情報システムを導入しづらい。連絡や情報交換は、依然としてメールに依るところが大きく、メールへの偏重が仕事の効率を下げる局面も存在する。そこで、発表者は、研究室内にある既存の文書管理やメーリングリスト管理システムをメールを軸として融合 (マッシュアップ) する実験を行った。実験には、マッシュアップに適したメーラである Zimbra を使用した。本発表では、その概要について、デモを交えて紹介する。
  3. 大学間認証連携とその未来
    中村 素典 (国立情報学研究所)
    国立情報学研究所では、Shibboleth を利用した大学間認証連携基盤の構築を進めているが、その概要を紹介するとともに、将来的にその認証連携基盤の上に成り立つであろう学術連携基盤に向けて、どのような課題や要求があるのか議論する。
  4. オープンドメイン証明書自動発行検証プロジェクトにおける自動発行のアーキテクチャ
    島岡 政基 (国立情報学研究所)
    国立情報学研究所では全国の大学等を対象にサーバ証明書を発行する「UPKI オープンドメイン証明書自動発行検証プロジェクト」を開始します。プロジェクトでは、各大学の学内認証基盤と連携することによってサーバ証明書の自動発行が可能な、証明書自動発行支援システムを新たに開発・導入しました。本発表では、自動発行システムを実現する本プロジェクト独自の発行スキームとアーキテクチャについて解説します。

8:55 〜 12:15

[Room B] デモ展示

デモ展示

12:15 〜 13:45

昼食

12:15 〜 13:45

[Room B] デモ展示

13:45 〜 17:00

[Room A] 分科会セッション 担当: UAI 分科会

UAIセミナー
詳細は UAI セミナーのページをご確認ください。

  1. JIS X 8341-3 改正のポイント
    渡辺隆行 (東京女子大学)
  2. 改正版 JIS X 8341-3 に適合した実装方法
    植木真 (インフォアクシア)
  3. 改正版 JIS X 8341-3 を使った試験の方法
    梅垣正宏
  4. オープンソース・スクリーンリーダ NVDA 日本語版
    辻勝利、中村精親 (株式会社ミツエーリンクス)

17:00 〜 17:15

クロージング

問い合せ先

PC

  • 古村隆明 (京都大学)
  • 松井博也 (CSK-ITM)

LA

  • 小林克志 (産業技術総合研究所)
  • 中村一彦 (情報通信研究機構)
  • 松嶋保和 (富士通)

その他、本研究会に関しての問い合せは、質問フォームで受け付けています。

meet25 agenda

日程

  • 2009 年 5 月 21 日 (木) 〜 5 月 22 日 (金)

会場

主催

テーマ

  • インターネット全般

参加費

  • 今回参加費は無料となっております。

UAI セミナーのみの参加の方

  • UAIセミナーのページで、参加申込をしてください。

参加申込み

参加申込みは終了しました。

プログラム

詳細は ITRC meet25 プログラムのページをご参照ください。

1 日目 (2009 年 5 月 21 日 (木))

  • 10:15 〜 10:30 オープニング
  • 10:30 〜 12:00 [Room A] セッション 1 (PC/LA) ※キャンセルになりました。
  • 12:00 〜 13:00 [Room A] ITRC 運営委員会
  • 13:00 〜 13:40 [Room A] ITRC 総会 / [Room B] デモ展示
  • 13:40 〜 13:45 オープニング
  • 13:45 〜 14:10 [Room A] デモ展示内容紹介 / [Room B] デモ展示
  • 14:10 〜 15:40 [Room A] 特別セッション (NWGN) / [Room B] デモ展示
  • 15:40 〜 15:50 休憩 / [Room B] デモ展示
  • 15:50 〜 17:20 [Room A] セッション 3 (JAMINA)/ [Room B] デモ展示
  • 18:30 〜 石田晴久先生お別れの会

2 日目 (2009 年 5 月 22 日 (木))

  • 9:00 〜 10:30 [Room A] セッション 4 (CIS) / [Room B] デモ展示
  • 10:30 〜 10:45 休憩 / [Room B] デモ展示
  • 10:45 〜 12:15 [Room A] セッション 5 (CIS) / [Room B] デモ展示
  • 12:15 〜 13:45 昼食 / [Room B] デモ展示
  • 13:45 〜 15:15 [Room A] セッション 6 (UAI セミナー)
  • 15:15 〜 15:30 休憩
  • 15:30 〜 17:00 [Room A] セッション 6 (UAI セミナー) / [Room B] セッション 7 (INI) ※キャンセルになりました。
  • 17:00 〜 17:15 クロージング

問合せ先

PC

  • 古村隆明 (京都大学)
  • 松井博也 (CSK-ITM)

LA

  • 小林克志 (産業技術総合研究所)
  • 中村一彦 (情報通信研究機構)
  • 松嶋保和 (富士通)

その他、本研究会に関しての問い合せは、質問フォームで受け付けています。