meet42 program

ITRC meet42 プログラムの詳細です。

1 日目 (2017 年 11 月 8 日 (水))

13:00 〜 14:00 ホテルグリーンピア南阿蘇 ヴァンヴェール

[セッション/BoF0: 0-EV]

  1. itrc.netドメインの今後の運用について
  2. Webサーバ(www.itrc.net)の今後の運用について

14:00 〜 14:10 ホテルグリーンピア南阿蘇 ヴァンヴェール

オープニング

14:10 〜 15:40 ホテルグリーンピア南阿蘇 ヴァンヴェール

[セッション 1-1: 8-PM1] デモ展示紹介セッション/デモ展示

  1. アラクサラネットワークス株式会社
  2. 株式会社シー・オー・コンヴ
  3. ディーリンクジャパン株式会社
  4. 京都大学 岡部研究室

15:40 〜 16:10 ホテルグリーンピア南阿蘇 ヴァンヴェール

デモ展示意見交換会

16:10 〜 16:30

休憩/デモ展示

16:30 〜 18:00 ホテルグリーンピア南阿蘇 ヴァンヴェール

[セッション 1-2: 8-PM2] NVW分科会

  1. 【招待講演】 IoT時代のIT管理システムの在り方
    林 經正 (ボスコ・テクノロジーズ)
    SDNやNFVが普及し、種々のネットワーク設備やサービスの集約化が進み、サービス設計業務の自動化が加速化してきています。IoT時代を迎えるにあたり、より多くのデバイスやサービスがネットワークに接続するようになり、IT設備とサービスの集約化がさらに求められるようになります。このような環境下では、管理対象のITインフラに依存せず、管理対象にアクセスするクライアント端末環境に依存せず統一的に管理する仕組みを実現することが重要になってきます。本講演では、この統一的に管理する仕組みを議論し、実装例を紹介していきます。
  2. 【招待講演】プログマバブルネットワークスイッチ”Flare Node & System”の商用化
    松浦 晋之介 (FLARE NETWORKS)
    FLARE-NETWORKSでは通信事業者、法人ユーザのためにネットワーク
    スライス技術を活用した”Flare Node & System”の商用化を実現しました。
    本発表ではFLAREの技術の紹介、開発した製品の紹介、今後の展望につい
    て報告します。
  3. 5G/IoT時代に向けネットワークソフトウェア化の研究開発
    桐葉 佳明 (東京大学)
    5GネットワークにおけるEnd-to-Endスライス技術の実用化に向け、
    日欧連携のプロジェクト5G!Pagodaを推進している。本発表では、
    5G!Pagodaプロジェクトが目指す基本アーキテクチャと応用例、
    アーキテクチャを実現するデータプレーンプロブラマビリティ、
    軽量コントロールプレーン、マルチドメインオーケストレーション
    に関する技術検討の状況を報告する。

20:30 〜 22:00 ホテルグリーンピア南阿蘇 ヴァンヴェール

[セッション/BoF1: 8-EV] 伝承セッション

2 日目 (2017 年 11 月 9 日 (木))

9:00 〜 10:30 ホテルグリーンピア南阿蘇 ヴァンヴェール

[セッション 2-1: 9-AM1] MINX-UA分科会

  1. 先進脳外科手術環境とネットワークベース診断支援環境の構築ならびに最近の研究動向
    藤野雄一,佐藤生馬(公立はこだて未来大学)
    脳腫瘍摘出術は,術後合併症を考慮しながら患者毎に異なる腫瘍の位置や脳の構造・機能を踏まえた腫瘍摘出を行う,非常に高度な手術である.共同研究を実施している東京女子医科大学ではSCOT (Smart Cyber Operating Theater)と呼んでいる最新手術環境を提案している.本報告はSCOTにて発生する多数の情報を,SDNを用いてオンデマンドで,QoSを確保しながら転送し蓄積する環境を示し,さらに,取得した手術映像,各種情報から,高度な診断支援が可能なAIを用いた未来予測診断支援環境を提案する.また,リソースが確保できれば来年度から予定している岩手医科大学附属病院の小児患児アメニティ環境の構築についても言及する.
  2. 遠隔妊婦健診における諸問題
    新見 隆彦・辰巳治之 (札幌医科大学)
    健診の遠隔での施行に当たり露出し依然胚胎する諸課題と解決の方途を探る
  3. 医学生物学的発想からIoT利用を考える
    辰巳 治之 ・新見隆彦(札幌医科大学)
    情報を、細胞を動かし心を動かして、初めてS/N比が高いと言える。この様な発想から、情報科学にとりくみ、Intelligentな細胞から、Intelligentは人間、そしてIntelligentな社会を形成する為に必要なIoT利用を考える(AMEDへのプロジェクトに向けて)。

10:30 〜 11:10

休憩/デモ展示

11:10 〜 12:10 ホテルグリーンピア南阿蘇 ヴァンヴェール

[セッション 2-2: 9-AM2] PIOT分科会

  1. 分科会の紹介
  2. 秋山 豊和, 上東 亜佑稀, 石原 真太郎, 望月祐洋, 西田 純二
    Wi-Fiパケットキャプチャを用いた人流分析は,低コストで人流分析環境が構築できるため,国内や海外で導入が進みつつある.ここで,Wi-Fiプローブパケットの取得について事前に完全に周知するのは困難であり,事実上本人許諾を得ないまま情報を取得するため,取得したデータは個人が所有するデバイスとの対応付けができない形に匿名化し,統計情報として利用する必要がある.一方で,地方における観光流動分析での利用などを考えた場合,外国人や性別など,属性を付与した形での流動情報を分析したいという要望が存在する.ただし,属性を取得して分析する場合,事前に本人許諾が必要になる.Wi-Fiパケットキャプチャと連携する形で,本人許諾を得た上で情報収集する仕組みについて検討し,地方における観光流動分析への適用時の課題について議論する.
  3. 志毛勇一, 神屋郁子, 下川俊彦
    認知症患者の徘徊が社会問題となる中で, 情報技術を用いた様々な取り組みが行われている. その中でもGPSとLTEを組み合わせた位置探索が多く使われている.しかし, この組み合わせは消費電力や通信コストなどの面で課題を残している.LoRaWANやSigfoxのような低消費電力かつ低コストで長距離通信を可能とする無線通信規格が登場した。これらはまだあまり実用化が進んでいない。本発表では, LTEの代わりにLoRaWANを利用し, GPSについても必要な場面でのみ利用する仕組みを取り入れた徘徊対策システムのプロトタイプについて述べる.

12:10 〜 13:30 ホテルグリーンピア南阿蘇

昼食/デモ展示/ITRC運営委員会

13:30 〜 15:00 ホテルグリーンピア南阿蘇 ヴァンヴェール

[セッション 2-3: 9-PM1] NWGN分科会

  1. コグニティブ無線における協調センシングのためのインセンティブ設計に関する一検討
    西田 知弘, 笹部 昌弘, 笠原 正治 (奈良先端科学技術大学院大学)
    コグニティブ無線では,複数のセカンダリ・ユーザ(SU: Secondary User)が協力してプライマリ・ユーザ(PU: Primary User)の信号を検知することで,検知精度を向上することができる.講演者らはこれまでに,このような協調センシングのためのSU間グループ形成手法として,各SUがPUからの誤検知率に関する制約を満たした上で自身の通信機会の最大化を試みる手法を提案している.この既存手法では,各SUに対して通信機会が均等に与えられることを想定していた.一般に,個々のSUの検知精度は異なるため,検知率が高く,協調センシングへの貢献度(検知率貢献度)が高いSUにとっては,協調センシングへの参加に対するインセンティブが弱いという側面があった.そこで本発表では,検知率貢献度に応じた通信機会がSUに割り当てられるような協調センシングメカニズムを提案する.シミュレーション評価により,提案手法を用いることで,協調センシングの成功割合を増加させるとともに各SUが検知率貢献度に応じた通信機会を得られることを示す.
  2. ランダムウォークモビリティ下における拠点間DTNルーティングの解析
    松井 大樹, 山崎 康広, 大崎 博之 (関西学院大学)
    本稿では、移動ノードのモビリティがランダムウォークに従い、メッセージルーティングが FIFO (First-In First-Out) アルゴリズムの場合の、複数の移動エージェントを用いた拠点間 DTN ルーティングにおける平均メッセージ配送遅延及びメッセージ配送遅延分布を導出する。拠点間 DTN ルーティングとは、特別な通信インフラを必要とせずに、フィールド上を移動する移動ノード (移動エージェント) を利用することで、フィールド上に存在する複数の固定ノード (拠点) 間でメッセージ配送を実現する経路制御方式である。フィールド上に複数の拠点 (固定ノード) と移動エージェント (移動ノード) が存在し、移動エージェントを媒介することで拠点間のメッセージ配送を実現する。本稿では、拠点間を移動する移動ノードの動作を、グラフ上のランダムウォークとしてモデル化することにより、拠点間 DTN ルーティングにおける平均メッセージ配送遅延及びメッセージ配送遅延分布を導出する。
  3. エンタープライズVDIにおけるストレージトラヒックの特徴
    李 忠翰、熊野 達夫、松木 辰真、遠藤 浩史、福本 尚人、菅原 茉莉子 (富士通研究所)
    仮想デスクトップ(VDI)の利用が増加しているにも関わらず、そのストレージトラヒックの特徴についてはほとんど知られていない。さらに、VDIのVMの詳細な挙動についても知られていない。本稿では、ユーザに専用のVMを割り当てて運用中しているVDIシステムの分析を目指す。多様な分析のために、28日間連続的にActive, passive観測やユーザのアンケートなどを実施してデータ収集して、Fibre Channel (FC) トラヒックとVM挙動の分析について焦点をあてる。まず、FCの特徴として従来のVDIと似ているApplicationが存在するにも関わらずReadが支配的であることを示した。特に、ウィルス定義のupdate storm中にはWriteのCache hit率が少しでも落ちると大きなサイズのWriteのレスポンス時間が大きく影響を受けることを明確にした。次に、VM挙動の分析を通じて、ユーザが利用するActive VMが全体の約25%しか占有していないことを確認した。最後に、少数のVMが多くのトラヒックを生成した
    にも関わらずその影響は小さいことを確認した。これらの特徴は従来のVDIシステムと比較して異なる特徴である。

15:00 〜 15:10

休憩/デモ展示

15:10 〜 16:40 ホテルグリーンピア南阿蘇 ヴァンヴェール

[セッション 2-4: 9-PM2] INI分科会 「災害支援の現場とIT」

災害が発生すると、行政による公的支援の他に、様々な民間支援団体が被災地に駆けつけ、住民への支援活動を実施する。このような災害ボランティアや災害支援団体の活動を円滑化するための「支援組織に対する支援」(間接支援)として、ITを活用した情報支援も行われている。このような災害時の間接情報支援の現状を報告し、今後のあるべき姿を探る。

  1. 災害対応体制と情報支援
    佐藤 大(東北医科薬科大学病院/情報支援レスキュー隊 IT DART)
  2. 災害ボランティアセンターでのIT活用事例
    柴田 哲史(災害IT支援ネットワーク)
  3. 1100トン物資運びからブルーシートバッグ作製へ 〜民間ドローンパイロットのボランティア活動〜
    稲田 悠樹(チーム熊本/(一社)EDAC)

16:40 〜 16:50

休憩/デモ展示

16:50 〜 18:20 ホテルグリーンピア南阿蘇 ヴァンヴェール

PC企画セッション(無料セッション)

  1. CDN 事業者の Egress トラフィックエンジニアリング
    – SIGCOMM2017発表から –
    小谷大祐(京大)
    Hyper Giant は Application Performance を重視し、必ずしもこれまでのネットワークの設計、構築、制御の定石とは異なるシステムを運用してることが、これまでの Hyper Giant による国際会議における発表等で公表されている。本発表では、ACM SIGCOMM 2017 で発表された Hyper Giant における Egress トラフィックの制御を紹介し、従来の経路制御との違いやドメイン間経路制御への影響について検討する。
  2. CDNのトラフィックエンジニアリング
    鍋島公章(J-Stream)
    CDNは全Internetトラフィックの2/3を配信する主要技術となりました。本発表では、CDNのステイタス(技術、ビジネス)を概説し、閉域網 (エンタープライズ、ホットスポット、MNO) CDNの今後と、CDNにおけるSDNNVF活用の可能性について議論します。
  3. BGPによるドメイン間経路制御の現状と将来:障害事例と対策
    西塚要(NTTコミュニケーションズ)
    ドメイン間のルーティングプロトコルとして使われているBGPですが、
    本発表では、ISPの立場から、BGPによる制御が効かない事例、障害事例を交えながら、BGPによる経路制御の現状と将来について議論します。

19:00 〜 20:30

交流会

20:30 〜 22:00 ホテルグリーンピア南阿蘇 ヴァンヴェール

[セッション/BoF2: 9-EV] CAMPワークショップ体験会

  1. CAMPワークショップ体験会
    松井 博也(SCSK)
    CAMPは、ワークショップの開発・実践と全国への普及を通して、こどもたちの「共に創る力」を育むSCSKグループの社会貢献活動です。CAMPのワークショップでは、こどもたち自身が楽しみながら自分にあった表現方法を見つけ、コミュニケーションの輪を広げています。CAMPは米国マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボをはじめとする国内外のコラボレーターのご協力のもと、「考える」「つくる」「つながる」「発表する」「ふりかえる」という5つの要素を織り込み構成されるさまざまなワークショップを開発しています。今回は、「ミニくうそう・しょくぶつ・図鑑ワークショップ」を体験頂きます。ぜひ、童心に帰り、CAMPワークショップの5つの要素を体感してください。

3 日目 (2017 年 11 月 10 日 (金))

9:00 〜 10:30 ホテルグリーンピア南阿蘇 ヴァンヴェール

[セッション 31: 10-AM1] CIS分科会(無料セッション)

  1. 端末教室における環境統一と端末の高速性とを両立する管理ソリューション
    丸山 伸(株式会社シー・オー・コンヴ),大平 健司,佐野 雅彦,谷岡 広樹,松浦 健二,上田 哲史 (徳島大学情報センター)
    端末教室における環境統一にはネットブート技術が適しているが,端末の一斉起動や一斉操作でサーバーやネットワークに負荷集中が生じる.この対策として端末側にディスクイメージの複製を持たせることで負荷集中を回避できることが知られているが,ディスクイメージを更新した際にそれら複製が同期されるまでは負荷集中が生じがちとなり,端末の高速性が失われることが課題となっていた.本発表では,端末の高速化に必要最小限の領域のみを複製する手法により,ネットブートの特徴である環境統一と端末の高速性とが恒常的に確保されることを紹介する。
  2. 「日本における学術無線LANローミングeduroamサービスの展開」
    中村 素典(国立情報学研究所)
    eduroamは学術機関が連携した相互扶助による無線LANのローミングサービスとして世界的に普及が進んでいる。日本においても国立情報学研究所が中心となってeduroamの導入・普及を推進している。日本において2006年から試験的に導入が始まったeduroamも、2016年より国立情報学研究所が正式サービスとしてサポートすることとなり、2017年よりシステムの更新やサービスの強化を進めている。本発表では、eduroam JPの整備状況について紹介する。
  3. 「コンピュータの「伝える」仕組みを体験しよう」WSのその後
    松井 博也(SCSK)
    2013年5月に、第33回研究会に併設した企画として、VisLabOSAKA、大阪電気通信大学、ITRC、CAMP(SCSK)のコラボで、タイトルにあるワークショップを開催した。現在までに、改良を加えて5回の開催を行ってきました。その過程と参加した小中学生の作品や感想を紹介するとともに、2020年からの「プログラミング的教育」実施に向けた課題を、議論する。なお、CAMPのワークショップがどのようなものかは、前日のBoF「CAMPワークショップ体験」でぜひ体感して頂きたい。

10:30 〜 10:40

休憩

10:40 〜 12:20 ホテルグリーンピア南阿蘇 ヴァンヴェール

IA 研究会セッション1 (有料)

詳細は主催研究会のページをご確認ください。

12:20 〜 13:10

昼食

13:10 〜 14:50 ホテルグリーンピア南阿蘇 ヴァンヴェール

IA 研究会セッション2 (有料)

詳細は主催研究会のページをご確認ください。

14:50 〜 15:00 ホテルグリーンピア南阿蘇 ヴァンヴェール

クロージング

問い合わせ先

PC

  • 秋山 豊和 (京都産業大学)
  • 山本 寛 (立命館大学)

LA

  • 神屋 郁子 (九州産業大学)
  • 鈴田 伊知郎 (アラクサラネットワークス株式会社)

メールアドレス

  • meet42-worker [at] mail.itrc.net

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください