meet30 program

ITRC meet30 プログラムの詳細です。

1 日目 (2011 年 11 月 28 日 (月))

13:30 〜 13:40

オープニング

13:40 〜 15:20

[IA 研究会主催 セッション]

学生セッション

15:30 〜 16:30

[セッション] 展示デモ紹介セッション

デモ展示出展社リスト

  • 株式会社アライドテレシス開発センター
    • ネットワークの仮想化により信頼性を向上 〜ロングディスタンス-VCS (LD-VCS)〜
    • CenterCOM x610 シリーズはロングディスタンス-VCS (LD-VCS) による仮想化リングバックボーンの構築が可能となり、シンプルでコストパフォーマンスに優れたネットワークを実現します。
  • アラクサラネットワークス株式会社
  • 京都大学
    • オンデマンド型家庭内電力ネットワークのための電力経路制御における資源予約システム
    • QoS 保証の為のインターネットプロトコルを用いて家庭内の電力ネットワークにおいて供給電力や電力経路の資源を予約するプロトコルの提案を行う。
  • 株式会社コムワース
    • SwiftWing SIRIUS LCS/Xena Networks
    • 最高 20Gbps ラインレートに対応した HDD キャプチャシステム「SwiftWing SIRIUS LCS」と圧倒的なコストパフォーマンスで 10M/100M/1G/10G/40G/100Gbps ラインレートジェネレートに対応する「Xena Networks」のデモ展示を致します。SwiftWing SIRIUS LCS は、業界初の最高 20Gbps ラインレート下におけるトラフィックをパケット長の如何によらず HDD に取りこぼし無く取得可能な Gigabit/10Gigabit 対応 HDDキャプチャシステムです。Xena Networksは、10M/100M/1G/10G/40G/100Gbpsに対応した、従来の概念を打破する驚異的なコストパフォーマンスと柔軟性を持つテストソリューションです。
  • サイバートランスジャパン株式会社
    • 次世代インテリジェント照明 IP-LED システム
    • IP-LED システム「CFP-501PM」、「CFP-501PS」、「IP-LED サーバ」は、既存の照明をグループ制御、調光、電力の見える化、照明の故障検出や交換時期の通知といった利便性の向上と省エネ効果を実現する次世代インテリジェント照明です。PoE 給電で駆動する IP-LED コントローラは、様々なタイプの照明に導入可能で、人感センサー・照度センサーと連動することで自動制御による電力削減目標の達成を実現します。
  • 株式会社シー・オー・コンヴ
    • 大規模 Windows ネットブートシステムを可能にする“ReadCache”と“CO-Store (新製品)”
    • 大規模 Windows ネットブートシステムの構築や運用において障害となっていた「サーバへの負荷集中」「仮想ディスク複製の待ち時間」を解消する“ReadCache”と新製品“CO-Store”のご紹介。これらの製品により多階層のキャッシュ機構を備えたネットブートシステムを構築することができ、端末数が 4500 台にも及ぶネットブートシステムの構築が可能となりました。
  • シスコシステムズ合同会社
    • シスコ コラボレーション/仮想デスクトップソリューション
    • 情報共有のための WebEx ソリューション
      • いつでもどこでも手軽に使える情報共有のための WebEx ソリューション及び Android タブレット端末「Cius」のデモを行います。遠隔授業やゼミ活動、職員会議など、研究室や学舎の壁を越えた臨場感のあるビジュアルコミュニケーションを実現できます。
    • 仮想デスクトップソリューション
      • エンドツーエンドでの仮想化エクスベリエンスを提供する Cisco VXI のデモを行います。動画などのリッチコンテンツ配信やユニファイドコミュニケーション環境を実装することができます。デスクトップを仮想化し、シンクライアントに置き換えることでデータやアプリケーションがデータセンターに集約され情報漏洩を防ぎます。
    • ジェイズ・コミュニケーション株式会社
      • SSO 認証教化製品 WisePoint のデモ及びその他セキュリティ製品のご紹介
      • ひとつの ID/PASSWORD で様々なシステムにアクセス出来るシングルサインオンは非常に利便性が高いが逆に脆弱性も高くなります。そこでシステムを利便性重視のものとセキュリティ重視のものに分け、セキュリティ重視のシステムについてはマトリックスパスワードを組み合わせ認証を強化する WisePoint のデモを行います。その他ワーム拡散防止アプライアンス Trustwave NAC, 次世代 FireWall PaloAlto のご説明も行います。
  • 株式会社トランス・ニュー・テクノロジー
    • ICE-IT 方式での Energy-On-Demand (EoD) による家電制御のデモ
    • NICT 委託研究「情報通信・エネルギー統合技術の研究開発」(ICE-IT プロジェクト)では、情報通信技術を生かした家庭内〜地域内規模のエネルギーマネジメントの方式を研究開発中である。大学と企業を合わせて 6 チームからなる共同研究で、本デモはその全ての要素技術を組み合わせたデモであり、実際の家電機器を用いる。各機器から明示的に発行された電力要求にもとづき電力制限値の範囲内で電力が配送される様子や、複数電源からの電力選択の様子を紹介する。
  • 株式会社富士通研究所
    • 仮想サーバ移動時のネットワークの自動設定
    • クラウドインフラでは、仮想サーバ移動時のネットワーク自動設定が課題となります。富士通研究所は、IEEE で標準化が目前のエッジ仮想スイッチ管理技術を拡張し、スケーラビリティを向上させた自動設定を実現しました。標準準拠かつスイッチ多段構成での実装は世界初です。デモでは、可視化ツールによるアニメーションで、スイッチ多段構成での仮想サーバ移動および自動設定の様子を御覧いただきます。
  • VSS Monitoring Japan
    • ネットワーク可視化
    • VSS モニタリングでは、高速ネットワーク環境において、様々なトラフィックパケットをキャプチャリングする最新のネットワークモニタリングソリューションのデモを展示いたします。このソリューションは、10Gbps の速度で、ハードウェアによるパケットキャプチャを行い、各種ポリシーフィルタリングや転送、複写を実現するものです。

16:40 〜 18:40

[IA 研究会主催セッション] ITRC 15 周年・IA 10 周年 記念シンポジウムセッション (1)

パネル企画「インターネットのこれまでとこれから」
詳細は、主催研究会のページをご確認ください。

18:40 〜 20:40

夕食

21:00 〜 22:30

[セッション 1B] 「これからのインターネット研究戦略を考える」

ITRC の 4 期継続が認められたが、審査のヒアリングでコメントのあったことがらや、継続の書面に記載されていたコメントについてみなさんと議論を重ねたい。とくに国家戦略になるような研究テーマの抽出を求められている。

2 日目 (2011 年 11 月 29 日 (火))

8:35 〜 9:50

[IA 研究会主催 セッション]

学生セッション、一般
詳細は、主催研究会のページをご確認ください。

9:50 〜 10:00

休憩

10:00 〜 12:00

[セッション 2A] CIS/INI 分科会

  1. サーバ等機器稼働数と消費電力のモデル化 (仮)
    吉川美奈子 (NTT 情報通信プラットフォーム研究所)
    サーバ室の節電運用の為に、サーバの利用計画から電力消費を予想して計画を調整することが必要で、サーバ等機器類の起動台数と消費電力量の関係をモデル化した。モデル化のために、稼働サーバ数と機器の総消費電力量の実績値を 1 時間単位で数ヶ月間収集を行い、このデータを元にサーバの機種別に一台辺りの平均的な消費電力量を パラメータ化した。得られたモデルに基づきサーバ使用計画を調整し 2011 年夏季の運用を行った。
  2. 組織横断型グループ属性を提供する学認 mAP
    中村素典、西村健、大谷誠、山地一禎、曽根原登 (NII)
    大学等の組織を単位として分散的に認証を提供する学術認証フェデレーション基盤において、組織を横断する形で構成されるグループメンバ情報を管理し、グループに基づく認可手段を提供する学認 mAP と、それを活用したサービス事例について紹介する。
  3. クラウド基盤構築フレームワーク Dodai について
    横山重俊、長久勝、吉岡信和 (NII)
    本発表では、OpenStack や Hadoop など複数のクラウド基盤構築を簡易化する構築ツールのフレームワークである Dodai を中心に国立情報学研究所 GRACE センターのクラウドに関する取り組みについて説明します。
  4. 大学におけるセキュリティ対策とクラウドサービス
    小川 賢 (神戸学院大)
    情報システムの運用・管理の効率化等の要因でクラウドサービスの導入を検討する大学が増えている。サンプル規定集が参考にしている政府機関統一基準では、クラウドサービスの利用は外部委託の一形態と考え、既存のセキュリティポリシーで対応が可能であると考えられているが、大学で検討されるクラウドサービスは外部委託だけではない多様な形態も考えられる。大学におけるクラウドサービスの導入にあたって注意が必要なセキュリティポリシーの項目について紹介する。

10:00 〜 12:00

[セッション 2B] NWGN 分科会

遅延/分断耐性ネットワーク DTN (Delay/Disruption Tolerant Network) 技術
笹部 昌弘 (阪大)
本セッションでは、新世代ネットワーク構築のための基盤技術の一つである DTN (Delay/Disruption Tolerant Network) 技術に焦点を当てる。本セッションでは、この問題に取り組んだ最新の技術を紹介するとともに、今後の方向性について議論する。

  1. ノードモビリティの制約がエピデミックブロードキャストの性能に与える影響
    山田陽介、大崎博之、ディミトリ・ペリン、今瀬真 (阪大)
    本稿では、ノードモビリティの制約が、遅延耐性ネットワークにおけるエピデミックブロードキャストの性能に与える影響を分析する。エピデミックブロードキャストの性能は、メッセージの転送アルゴリズ ムだけでなく、ノードモビリティにも大きく左右されると考えられる。しかし従来の研究では、ノードモビリティの制約が、エピデミックブロードキャストの性能に与える影響が十分明らかにされていない。そこで本稿では、シミュレーション実験により、ノードモビリティの制約が、3 種類のエピデミックブロードキャスト方式 (P-BCAST (PUSH-based Broadcast)・SA-BCAST (Self-Adaptive BroadCast)・HP-BCAST (History-based P-BCAST)) の性能 (到達性・迅速性・効率性) にどのような影響を与えるかを明らかにする。その結果、ノードモビリティの制約によって、エピデミックブロードキャストの効率性は低下するものの、到達性および迅速性が大幅に向上することがわかった。
  2. 疎密度モバイルアドホック網における重み付き平均を用いた時刻同期方式
    飴村 壮史、笹部 昌弘、滝根 哲哉 (阪大)
    複数端末からなるネットワークシステムにおいて端末間の時刻同期は重要な課題であるが、疎密度モバイルアドホック網においては、直接通信可能な端末が常時存在するとは限らず、NTP など既存の時刻同期方式の適用が困難となる。この問題に対し、単純平均法と呼ばれる、端末遭遇時に互いの時刻情報を交換し、それぞれの時計をその平均値に調整することで時刻同期を実現する手法が提案されている。本研究では、平均の計算方法を変更することで時刻同期の収束速度の向上を目指す。遭遇頻度の高い端末はより正確な時刻情報を持つ可能性が高くなることから、端末の遭遇率を考慮した重み付き平均法を提案する。解析とシミュレーションにより最適な重みの決定方法とその時達成される収束速度、同期精度を明らかにする。
  3. DTNを用いた分散型情報共有システムの試作
    藤田 範人、植田 啓文、柳生 智彦 (NEC)
    近年、不安定な無線通信環境において高信頼・高効率な通信を実現する手段として Delay/Disruption Tolerant Network (DTN) 技術が注目されている。筆者らは無線アドホック環境に DTN を適用した、ピアツーピア型の情報共有方式の研究開発を行っている。本発表では、提案する DTN ルーティングの到達率改善方式、同報配信方式のスケーラビリティ改善方式について説明を行うとともに、試作した情報共有システムの紹介を行う。

12:00 〜 13:30

展示デモ見学/昼食/臨時総会/ITRC 運営委員会

13:30 〜 15:30

[セッション 3A] MINX 分科会

  1. はこだて未来大における医療関連研究
    藤野雄一 (はこだて未来大)
  2. 北海道西部医療連携ネットワーク構築の現状 (仮題)
    新見隆彦 (札幌医科大)
  3. 未定
    原量宏 (香川大/徳島文理大)
  4. 生体情報収集ネットワークシステム構築 (仮題)
    前田拓真 (札幌医科大)
  5. 情報薬とその後の展開 (仮題)
    辰巳浩之 (札幌医科大)

13:30 〜 15:30

[セッション 3B] NVW 分科会

ネットワーク仮想化分科会 NVW (Network Virtualization Working Group)
中尾彰宏 (東大)
新世代ネットワークの基盤技術として世界的注目、研究が進められているネットワーク仮想化では、ネットワーク構成資源をその使途、目的に応じて仮想的に割り当てるとともに、使途要件に応じた機能をネットワーク層が提供する事で、より緻密なアプリケーション適応性を提供することが期待されています。本セッションでは、ネットワーク仮想化を実現、応用する技術について議論します。

  1. エッジ仮想ブリッジの試作とプロトコル可視化
    兵頭和樹、中川幸洋、小林伸治、白木長武、清水剛 (富士通研究所)
    データセンターにおける仮想化技術の利用が増加している。特に、仮想マシン (VM) を自由に再配置し動的に資源を割当てる技術が注目されている。IEEE では、VM 移動の際のネットワーク設定の複雑さを緩和する、ポート設定の自動移動 (AMPP) の規格策定を進めている。しかし、AMPP はサーバと隣接スイッチの間でしか動作しない。多段スイッチ環境で AMPP を実現しつつ、プロトコル解析のための可視化フレームワークを構築したので報告する。
  2. DYPOP: Datacenter beside Your telco-POP の実験にあたって
    小林克志 (理研)
    DYPOP (atacenter beside Your telco-POP) は次世代ホスティングサービスの実証研究をおこなっている。DYPOP ではインタラクティブ Web サービス、CDN、などのネットワークサービスを利用者側の回線集約局舎に設置されたクラスタ上にホスティングすることでサーバ-端末間遅延の抑制による応答性の向上、P2P ノードの信頼性向上などが期待できる。本発表では、DYPOP プロジェクトの概要を説明するとともに、実証実験にあたって必要な基盤側の機能などを議論する。
  3. ネットワーク仮想化とスケーラブルな並列アーキテクチャ
    小林克志 (理研)
    インターネットトラフィックの増大により大きな容量のルータおよびリンクが常に求められ、技術革新によって性能向上がされてきた。いくつかの技術革新は並列化手法を取り入れることでなされている。しかしながら、個々のネットワークデバイスでは内部の並列化を隠蔽するような設計がされており、そのコストは決して小さくないと考えている。我々は、ネットワークをあらかじめ多くの仮想化スライスに分割、仮想化スライスを並列コンポーネントに割り当てるアーキテクチャとすることで、内部並列化の隠蔽が不要なネットワークアーキテクチャを提案している。本発表ではこのアーキテクチャと、いくつかの応用について説明する。
  4. コアラボによる広域ネットワーク仮想化実験
    中尾彰宏 (東大)
    First and Last Mile Network Slicing: 東京大学で研究開発をすすめるWiVi (WiFi Virtualization Infrastructure) によって実現可能な様々なアプリケーションを紹介しながら、スマートフォンやタブレットと網の連携を効率化する First-Last Mile Network Slicing の重要性について議論する。
  5. ネットワーク仮想化と連動する無線テストベッドの構築モバイル実験について
    真野浩 (山梨大)
    ネットワーク仮想化技術の用途として注目されるテストベッドは、国内外でその構築が進められている。しかしながら、セルラーや無線 LAN 等の無線ネットワークは、既存の無線通信システムの実ノードを組み込む範囲に留まり、新たな無線方式やプロトコルとの連携実証ができない。そこで、仮想無線空間と無線ノードを構築し、ネットワーク仮想化技術と組み合わせる事で、無線、有線を融合したテストベッドが構築可能となる方式の提案を行う。

15:30 〜 16:30

展示デモ見学/休憩

16:30 〜 18:30

[セッション ] ITRC 15 周年・IA 10 周年 記念シンポジウムセッション (2)

  • 公立大学法人 公立はこだて未来大学 中島 秀之 学長
  • 公立大学法人 札幌市立大学 原田 昭 学長
  • 国立大学法人 室蘭工業大学 佐藤 一彦 学長

18:30 〜 21:00

懇親会

21:00 〜 22:30

[セッション 4B] 133.69.0.0/16 と ASN2523 について

ITRC の持つネットワークアドレス資源である、AS 番号 (2523)、IP アドレス (133.69.0.0/16) について、来年度からの課金ルール、運用体制について議論を行う。提案する案としては、アドレスは、16bit を 20bit づつに分割し、費用を 16 分割し、課金する。AS 番号については、アドレスの用途は教育研究用を想定して、商用のような RDB に基づいたものではなく、割当者に都合のよい AS番号からそれぞれ広告するような内容を提案する予定である。

3 日目 (2011 年 11 月 30 日 (水))

9:00 〜 11:00

[セッション 5A] RICC 分科会

  1. RICC 分科会設立について巻頭言
    柏崎礼生 (東京藝術大学)
    大学を初めとする各種研究機関やインターネットサービス事業者がプライベートクラウドシステムを構築したり、パブリッククラウドサービスを提供し始めている。これら地域や大学に散在する教育・研究用のコンピュータ資源を相互接続した並列分散コンピューティング環境を実現しようとする動向が現れ始めた中、この巨大計算機環境の積極的な利活用を推進すべく、研究開発や情報交換、技術共有を目的とする分科会「RICC (RegionalInter-Cloud sectional-Committee)」を設立する。
  2. クラウドコンピュータを利用したTE手法の評価
    柏崎礼生 (東京藝術大学)
    広域映像配送においてクロストラフィックの発生による伝送損失を回避することは必要不可欠であるが、運用ポリシーによるトラフィックの制限が課せられた回線やベストエフォート回線などが混在したマルチホーム環境においては有効な経路の探索が困難となる。本発表では配送拠点が隣接拠点との間のネットワーク情報を計測し、膨大な数の配送経路の組み合わせに対して得られたネットワーク情報をもとにした高速離散イベント型シミュレータをクラウドコンピュータを用いて高速に評価する手法を提案し、その有効性を示す。
  3. 移動透過な仮想計算機によるグローバルライブマイグレーション
    近堂徹 (広島大学)
    仮想化技術の特徴のひとつとして、セッション状態などアプリケーションの内部状態を保持したまま仮想計算機を任意のハイパーバイザに移動させるライブマイグレーションが活用されるようになってきている。しかしながら、このライブマイグレーションは同一リンクに接続されたハイパーバイザ間での移動を前提としており、サイトをまたがる広域ネットワークでの展開は難しい。本発表では、仮想計算機に移動透過通信機能を組み込むことでこれらの問題を解決し、インターネットを経由できるマイグレーション (グローバルマイグレーション) の実現手法とその制御機構および利活用について述べる。
  4. Dripcast Server-less programming for cloud-full computing
    中川郁夫 (インテック)
    (交渉中)
  5. 今後の RICC の活動について
    柏崎礼生 (東京藝術大学)、近堂徹 (広島大学)
    今回の分科会の総括とともに、今後の RICC の活動についての予定についてお話する予定。

11:00 〜 11:30

クロージング

問い合せ先

PC

  • 秋山豊和 (京都産業大学)
  • 戸倉一 (ネットワンシステムズ)

LA

  • 藤野雄一 (はこだて未来大学)
  • 新見隆彦 (札幌医科大学)

その他、本研究会に関しての問い合せは、質問フォームで受け付けています。

meet30 demonstration

ITRC meet30 のデモ展示要項です。

日時

研究会開催の 1 日目と 2 日目に開催期間中、デモ展示会場 (メイン会場前ロビー) を用意いたします。

  • 1 日目 2011 年 11 月 28 日 (月) 13:00 〜 18:30
  • 2 日目 2011 年 11 月 29 日 (火) 9:00 〜 22:00

展示費用

  • 展示協賛金: ¥50,000 / 1 社
  • 参加費用: 出展社あたり、一人分 ¥10,000 で、3 名まで参加可能
  • 宿泊費用: ¥10,000 / 泊 / 1 人

但し、以下のいずれかに該当するものは、展示協賛金を全額免除いたします。

  • ITRC 委員および協力会会員企業
  • 大学及び公的研究機関
  • ITRC の活動に賛同し、協力会への入会を検討する企業で、初めて参加する企業

注意事項

  • 11 月 28 日 (月) 15:30 よりプレゼンテーションセッションを用意いたします (持ち時間は、1 社あたり 10 〜 15 分程度)。休憩時間、昼食時間などは各ブースにて、説明をお願いします。
  • デモ対応要員 通常の web での参加申込みを行って下さい。

設営時間

  • 11 月 28 日 (月) 13:00 以降

デモ関連機材の会場への送付については、別途御連絡いたします。

撤収時間

  • 2011 年 11 月 30 日 (水) 9:00 までに撤収完了でお願いします。

申込み

2011 年 11 月 4 日 (金) までに、以下の項目について明記の上、問合せ先までお知らせ下さい。

  • 展示方法 (ポスター / 機器持込み)
  • 持込機器 (サイズ、電源容量)
  • インターネット接続の要否 (無線 LAN を提供予定です。)
  • ローカルで無線 LAN 等の無線機器の使用の有無 (電波干渉関係)
  • 希望スペース (最終的には全体のバランスから事務局より小間割りをご連絡します。)
  • デモ対応要員全員の氏名・E-mail アドレス
  • (有料デモ出展の場合)
    • 請求書送付の要否 (要 / 否)
    • 請求書が必要な場合の送付先

問合せ先

  • PC
    • 秋山豊和 (京都産業大学)
    • 戸倉一 (ネットワンシステムズ)
  • LA
    • 藤野雄一 (はこだて未来大学)
    • 新見隆彦 (札幌医科大学)
  • ITRC 第 30 回研究会 PC, LA

meet30 agenda

日程

  • 2011 年 11 月 28 日 (月) 〜 11 月 30 日 (水)

会場

主催

共催

テーマ

  • インターネット全般

参加費

研究会の参加費は下記のとおりとなっております。宿泊の関係上締め切り以降の申込みはご希望に添えない場合がありますので、御了承ください。

  • 参加費: ¥10,000, 宿泊費: ¥10,000 / 1 泊 (夕食・朝食込)
    • 対象: ITRC 委員及び協力企業の方, 学術関係者, 共催団体関係者, ITRC 研究会デモ展示関係者, ITRC 研究会発表者
  • ¥30,000, 宿泊費: ¥10,000 / 1 泊 (夕食・朝食込)
    • 対象: 上記対象者以外の方で ITRC に参加を検討中の方

補足事項

  • 11 月 28 日 (月) 午後および 11 月 29 日 (火) 午前の ITRC セッション開始までの IA 研究会が主催のセッションは参加費無料となっております。11 月 28 日 (月) 夜と 11 月 29 日 (火) 午前の ITRC セッション以降にご参加の場合は参加費をいただきます。1 日だけご参加の場合でも参加費の減額等はありません。
  • 学生の宿泊費は半額となります。
  • 宿泊は 3 人部屋となります。同室を希望される方は、参加申込みの際に備考欄にご記入ください。
  • シングル、ツインなどご希望の方は、空き状況や追加料金等を事前に PC/LA へ確認してください。
  • 前泊、後泊をご希望の方は、直接ホテルへ連絡してください。その際に ITRC 研究会参加者とお伝えください。
  • 現在、ITRC 協力企業に入会を検討されている方は、参加申込みの際に備考欄にご記入下さい。
  • デモ展示組織からは、1 人分の参加費をお支払いいただきます。展示の手伝いについては、2 人までは ITRC 参加費不要、3 人目以降は ITRC 参加費をお支払いいただきます。
    • デモ展示期間: 2011 年 11 月 28 日午後〜 11 月 29 日午後
    • デモ紹介: 2011 年 11 月 28 日夕方

参加申込み

参加申込は終了いたしました。

  • 申込締切: 2011 年 11 月 11 日 (金)
  • 振込締切: 2011 年 11 月 22 日 (火)

定員 (100 名) を越えますと宿泊をお受けできないこともございますので、お早めにお申し込みをお願い致します。ITRC セッションでの発表予定者も申し込みが必要です。お忘れにならないよう御注意下さい。

デモ展示について

デモ展示募集の概要はこちら

IA 研究会主催のセッションについて

  • 11 月 28 日 (月) 午後と 11 月 29 日 (火) 午前最初のセッションは IA 研究会の主催となっておりますので、これらのセッションにだけ参加される方は参加費は無料です。この場合、11 月 28 日 (月) の宿泊手配は、御自身でホテルに連絡をお願い致します。
  • 11 月 29 日 (火) 午前の ITRC セッション以降にご参加の場合は参加費をいただきます。

プログラム

詳細は ITRC meet30 プログラムのページをご参照ください。

1 日目 (2011 年 11 月 28 日 (月))

  • 13:30 〜 13:40 オープニング
  • 13:40 〜 15:20 IA 研究会: (学生セッション、一般)
  • 15:20 〜 15:30 休憩
  • 15:30 〜 16:30 展示デモ紹介セッション
  • 16:30 〜 16:40 休憩
  • 16:40 〜 18:40 IA 研究会: ITRC 15 周年・IA 研究会 10 周年 記念シンポジウムセッション (1)
  • 18:40 〜 20:40 夕食
  • 21:00 〜 22:30 ITRC: セッション [1A][1B]

2 日目 (2011 年 11 月 29 日 (火))

  • 8:35 〜 9:50 IA 研究会: (学生セッション、一般)
  • 9:50 〜 10:00 休憩
  • 10:00 〜 12:00 ITRC: セッション [2A][2B]
  • 12:00 〜 13:30 展示デモ見学/昼食/臨時総会/ITRC 運営委員会
  • 13:30 〜 15:30 ITRC: セッション [3A][3B]
  • 15:30 〜 16:30 展示デモ見学/休憩
  • 16:30 〜 18:30 ITRC: ITRC 15 周年・IA 研究会 10 周年 記念シンポジウムセッション (2)
  • 18:30 〜 21:00 懇親会
  • 21:00 〜 22:30 ITRC: セッション [4A][4B]

3 日目 (2011 年 11 月 30 日 (水))

  • 9:00 〜 11:00 ITRC: セッション [5A][5B]
  • 11:00 〜 11:30 クロージング

問合せ先

PC

  • 秋山豊和 (京都産業大学)
  • 戸倉一 (ネットワンシステムズ)

LA

  • 藤野雄一 (はこだて未来大学)
  • 新見隆彦 (札幌医科大学)

その他、本研究会に関しての問い合せは、質問フォームで受け付けています。

meet28 demonstration

ITRC meet28 のデモ展示要項です。

日時

研究会開催の 1 日目と 2 日目に開催期間中、デモ展示会場 (メイン会場前ロビー) を用意いたします。

  • 1 日目 (2011 年 11 月 24 (水)) 13:00 〜 18:00
  • 2 日目 (2011 年 11 月 25 (木)) 9:00 〜 22:00

展示費用

  • 展示協賛金: ¥30,000 / 1 社
  • 参加費用: 出展社あたり、一人分 ¥10,000で、3 名まで参加可能
  • 宿泊費用: ¥10,000 / 泊 / 1 人

但し、以下のいずれかに該当するものは、展示協賛金を全額免除いたします。

  • ITRC 委員および協力会会員企業
  • 大学及び公的研究機関
  • ITRC の活動に賛同し、協力会への入会を検討する企業で、初めて参加する企業
  • 本研究会での発表に関連したデモを実施する企業

概要説明

  • 11 月 24 日 (水) 16:10 からプレゼンテーションセッションを用意いたします。持ち時間は 1 社あたり 10 〜 15 分程度を予定しています。休憩時間、昼食時間などは各ブースにて、説明をお願い致します。

設営時間

  • 11 月 24 日 (水) 13:00 以降

撤収時間

  • 11 月 26 日 (金) 9:00 までに撤収完了でお願いします。

申込み

11 月 2 日 (金) までに、以下の項目について明記の上、問合せ先までお知らせ下さい。

  • 展示方法 (ポスター / 機器持込み)
  • 持込機器 (サイズ、電源容量)
  • インターネット接続の要否 (無線 LAN を提供予定です。)
  • ローカルで無線 LAN 等の無線機器の使用の有無 (電波鑑賞関係)
  • 希望スペース (最終的には全体のバランスから事務局より小間割りをご連絡します。)
  • デモ対応要員のリストと担当者の連絡先 (Tel./E-mail アドレス)
  • (有料デモ出展の場合)
    • 請求書送付の要否 (要 / 否)
    • 請求書が必要な場合の送付先

meet29 report

開催報告

2011 年 5 月 23 日 (月) 〜 5 月 24 日 (火)、第 29 回 ITRC 研究会が東京 東京工業大学にて開催されました。今回の研究会は、ITRC 総会と同時開催されており、終日 80 名程度の関係者が集いました。下條真司氏 (NICT) の基調講演や第 4 期に向けたパネルディスカッション、各分科会のセッションが行われ、終日活発な議論が行われていました。セッション会場の隣ではデモ展示が終日行われており、参加者が自由に出入りできるようになっていました。

特別セッション

  • 基調講演: 「ITRC のこれまでとこれから」 下條真司 (NICT)
  • パネル: 「第 4 期分科会構成、ITRC4 期に向けて」
  • 企画セッション: 「ITRC とテストベッドネットワーク」

セッション一覧

  • 「デモ展示プレゼンテーション」
  • 分科会セッション 1 (MINX/NVW)
  • 分科会セッション 2 (NWGN)
  • 「一般セッション」

より詳しい情報

meet29 program

ITRC meet29 プログラムの詳細です。

1 日目 (2011 年 5 月 23 日 (月))

11:00 〜 11:30

ITRC 総会 (委員のみ)

11:30 〜 12:30

ITRC 運営委員会

13:00 〜 13:45

基調講演

  1. 下條真司 (NICT)
    ITRC のこれまでとこれから
    今回の震災において、我が国の科学技術の幻想が打ち破られた感がある。常に実践を重んじてきた ITRC のこれまでの活動を振り返りながら、情報通信技術とアカデミア、産業界のあり方について議論したい。

13:45 〜 14:30

パネル: 第 4 期分科会構成、ITRC 4 期に向けて

  • チェア
    • 下條真司 (NICT)
  • パネリスト
    • 岡部 寿男 (CIS: キャンパス情報システム分科会 主査)
    • 曽根 秀昭 (INI: 情報流通基盤分科会 主査)
    • 辰巳 治之 (MINX: 医療情報ネットワーク連携分科会 主査)
    • 大崎 博之 (NWGN: 新世代ネットワーク構築のための基盤技術研究分科会 主査)
    • 中川 郁夫 (RIBB: 地域ネットワーク活動分科会 主査)
    • 渡辺 隆行 (UAI: 高齢者・障害者のインターネット利用分科会 主査)
    • 中尾 彰宏 (NVW: ネットワーク仮想化分科会 主査)

平成 8 年 7 月に設立された ITRC (インターネット技術第 163 委員会) は、まもなく 3 期を終了し、第 4 期に向けて再始動する。 ITRC の研究活動のコアとなる各分科会のこれまでの活動を総括するとともに、第 4 期に向けた ITRC の進むべき方向性を議論する。

14:45 〜 16:00

企画セッション: ITRC とテストベッドネットワーク

  • チェア
    • 秋山 豊和 (京都産業大学)
  • 講演者
    • QGPOP (岡村耕二 (九州大))
    • SINET4 (中村素典 (NII))
    • JGN-X (河合栄治 (NICT))

16:00 〜 16:45

デモ展示プレゼンテーション

  • 京大
  • アラクサラ
  • ライブドア
  • CO-CONV
  • 富士通研
  • JNPR
  • 住商情報システム
  • シスコシステムズ
  • NII
  • 大阪大

17:00 〜 18:15

分科会セッション 1 (MINX/NVW)

  • チェア: 中尾彰宏 (東大)
    • 全体概要
    • CoreLab、WiVi、Vnode 最新情報紹介
    • 無線空間エミュレーション概要
    • 今後の進め方
      • Call For Experiment Proposal
      • MINX との連携

18:30 〜 20:00

交流会

2 日目 (2011 年 5 月 24 日 (火))

9:15 〜 10:45

分科会セッション 2 (NWGN)

  • チェア: 大崎博之 (大阪大学)
  1. アトラクター重畳を用いた複数仮想網の制御手法
    小泉 佑揮 (阪大)、宮村 崇 (NTT)、荒川 伸一 (阪大)、塩本 公平 (NTT)、村田 正幸 (阪大)
    本発表では、単一の物理ネットワーク上に複数の仮想網を柔軟に収容するための仮想網制御手法を提案する。わずかな情報交換のみで複数の仮想網を柔軟に収容するために、複数の生物システムが同一の環境内で共生する様子をモデル化したアトラクター選択とアトラクター重畳に注目する。提案手法は、アトラクター重畳を応用し、複数の仮想網の間で性能に関する情報のみしか共有しないのにもかかわらず、それぞれの仮想網を独立して制御しながら、単一の物理ネットワーク上の資源を複数の仮想網間で柔軟に共有することができる。シミュレーション評価により、提案手法によって複数の仮想網を単一の物理ネットワーク上に柔軟に収容できることを示す。
  2. ソーシャルネットワークを用いた電子メールの重要度推定に関する一検討
    津川 翔 (阪大)、大崎 博之 (阪大)、今瀬 真 (阪大)
    本発表では、電子メールユーザ間のソーシャルネットワークを用いて、電子メールの重要度を推定する手法を提案する。優先的に処理すべき電子メールを判定するという、電子メールトリアージの支援が求められている。ソーシャルネットワークを用いて、送信者単位で電子メールの重要度を推定する TrustMail が提案されている。TrustMail は直接知らない人からの電子メールの重要度を推定できるという利点がある一方、同一の送信者からのメールをすべて同じ重要度と判定する。そこで本発表では、ソーシャルネットワークと、電子メールの送信者および受信者の情報を用いて、電子メールの重要度を推定する手法 EMIRT を提案する。EMIRT はメール単位の重要度推定を実現するために、メールの受信者から送信者の紐帯の強さに加えて、メールの受信者から (同報メールにおける) 他の受信者の紐帯の強さを用いて電子メールの重要度を推定する。本発表ではさらに、25 万通を超える大規模電子メールコーパスを用いた実験の結果を紹介し、EMIRT の有効性を示す。
  3. オーバレイネットワークの QoS 制御を可能とする ISP 間仮想バックボーン構成基盤に関する研究
    大溝 拓也 (東工大)
    現在、低遅延、広帯域など様々な QoS (Quality of Service) 要求を持つアプリケーションがインターネット上で動作している。このような様々な要求を満足するためには、要求に関わらず同一の制御を行うのではなく、遅延、帯域の情報などを利用した柔軟な QoS 制御が必要である。そこで筆者は、このような問題を解決し、アプリケーション単位の QoS 制御を基盤から提供する手法として、仮想バックボーン方式を提案する。仮想バックボーン方式では、アプリケーションの QoS 要求を集約、調停し、遅延などの情報を元に柔軟な経路制御を行うために、ISP の管理下にあるオーバレイルータと呼ばれるノードを用いる。オーバレイルータは、それらの間でアプリケーションごとのオーバレイネットワークである仮想バックボーンを QoS 要求に従い構成し、構成した仮想バックボーンに従いエンドノード間の経路制御を行う。本発表では、提案手法である仮想バックボーン方式の概念設計を述べた上で、実装したプロトタイプから行った実現可能性と基本性能の調査について述べる。

11:00 〜 12:30

一般セッション

  1. 広域 OpenFlow ネットワークの運用管理と映像伝送実証実験
    金海好彦 (NEC)
  2. エンドツーエンド NAT と ICMP
    太田昌孝 (東工大)
  3. Wireless propagation emulator for virtual wireless testbed
    真野浩 (山梨大)

12:30 〜 12:40

クロージング

問い合せ先

PC

  • 大崎博之 (大阪大学)
  • 中内清秀 (NICT)
  • 藤野雄一 (はこだて未来大学)

LA

  • 太田昌孝 (東京工業大学)
  • 地引昌弘 (NICT)

その他、本研究会に関しての問い合せは、質問フォームで受け付けています。

meet29 agenda

日程

  • 2011 年 5 月 23 日 (月) 〜 5 月 24 日 (火)

会場

主催

テーマ

  • インターネット全般

参加費

  • 今回参加費は無料となっております。

デモ展示について

デモ展示をご希望の方は、ITRC meet29 のデモ展示要項を参照し、下記問い合わせ先にご連絡ください。デモ展示費用は以下のとおりです。

  • 展示協賛金: ¥30,000 / 1 件
  • 但し、以下のいずれかに該当するものは、展示協賛金を全額免除いたします。

    • ITRC 委員および協力会会員企業
    • 大学及び公的研究機関
    • ITRC の活動に賛同し、協力会への入会を検討する企業で、初めて参加する企業
    • 本研究会での発表に関連したデモを実施する企業

プログラム

詳細は ITRC meet29 プログラムのページをご参照ください。

1 日目 (2011 年 5 月 23 日 (月))

  • 11:00 〜 11:30 総会
  • 11:30 〜 12:30 運営委員会
  • 13:00 〜 13:45 基調講演 下條委員長 「第 3 期の総括 & ITRC 4 期へのビジョン」
  • 13:45 〜 14:30 パネル 「第 4 期分科会構成、ITRC 4 期に向けて」
  • 14:45 〜 16:15 [23-PM1]
  • 16:30 〜 18:00 [23-PM2]
  • 18:00 〜 20:00 交流会

2 日目 (2011 年 5 月 24 日 (火))

  • 9:15 〜 10:45 [24-AM1]
  • 11:00 〜 12:30 [24-AM2]

交流会

  • 5 月 23 日 (月) 18:00 よりレセプションを行います。
  • 料金は当日受付にてお支払いください。

問合せ先

PC

  • 大崎博之 (大阪大学)
  • 中内清秀 (NICT)
  • 藤野雄一 (はこだて未来大学)

LA

  • 太田昌孝 (東京工業大学)
  • 地引昌弘 (NICT)

その他、本研究会に関しての問い合せは、質問フォームで受け付けています。

meet29 demonstration

ITRC meet29 のデモ展示要項です。

日時

  • 1 日目 (2011 年 5 月 23 (月)) 13:00 〜 18:00
  • 2 日目 (2011 年 5 月 24 (火)) 9:00 〜 12:30

場所

  • 東工大蔵前会館 ロイアルブルーホール
  • http://www.somuka.titech.ac.jp/ttf/floor/index.html

研究会開催の 1 日目と 2 日目に開催期間中、デモ展示場 (会場後方) を用意いたします。

展示費用

  • 展示協賛金: ¥30,000 / 1 件

但し、以下のいずれかに該当するものは、展示協賛金を免除いたします。

  • ITRC 委員および協力会会員企業
  • 大学及び公的研究機関
  • ITRC の活動に賛同し、協力会への入会を検討する企業で、初めて参加する企業
  • 本研究会での発表に関連したデモを実施する企業

概要説明

  • 5 月 23 日 (月) 14:00 からデモ展示紹介セッションを用意しています。持ち時間は 1 件あたり 5 分程度を予定していますが、デモ件数によって調整させていただきます。休憩時間などは各ブースにて、説明をお願い致します。

設営時間

  • 5 月 23 日 (月) 12:30 以降

撤収時間

  • 5 月 24 日 (火) 13:00 までに撤収完了でお願いします。

申込み

以下のフォーマットでご記入の上、itrc-demo [at] ispl.jp 宛にお送りください。申し込み締め切りは 5 月 18 日 (水) 17:00 です。荷物の運送方法などにつきましては、別途ご連絡いたします。

  • 責任者情報
    • 氏名
    • 所属
    • 電話番号
    • E-mailアドレス
  • デモ対応要員全員の氏名・E-mail アドレス
  • 展示方法 (ポスター / 機器持込み / ポスターおよび機器持込み)
  • 持込機器 (おおよその大きさ、電源容量)
  • インターネット接続の要否 (要 / 否)
  • ローカルで無線 LAN 等の無線機器の使用 (有 / 無)
  • 希望するパネル数 (W117 x H172)
  • 希望する机の個数 (W180 x D60 x H70)
  • (有料デモ出展の場合)
    • 請求書送付の要否 (要 / 否)
    • 請求書が必要な場合の送付先

meet28 report

開催報告

2010 年 11 月 24 日 (水) 〜 11 月 26 日 (金)、第 28 回 ITRC 研究会が山梨県 清里 清泉寮 新館 にて開催されました。今回の研究会は、電子情報通信学会 通信ソサイエティ インターネットアーキテクチャ研究会 (IA) との共催で行われ、終日 90 名程度の関係者が集いました。また、会場内でデモ展示が行われており、参加者でにぎわっていました。

特別セッション

  • IEEE802 国際標準化参戦 BOF
  • 文字コード問題
  • 学生セッション

セッション一覧

  • テクニカルセッション「デモ展示説明」
  • 医療情報ネットワーク連携分科会
  • 新世代ネットワーク構築のための基盤技術研究分科会
  • 地域ネットワーク活動分科会
  • キャンパス情報システム分科会/情報流通分科会/ネットワーク仮想化分科会

より詳しい情報

meet28 program

ITRC meet28 プログラムの詳細です。

1 日目 (2010 年 11 月 24 日 (水))

14:10 〜 14:20

オープニング

14:20 〜 16:00

[IA 研究会共催セッション] 学生セッション 1

詳細は、共催研究会のページをご確認ください。

16:10 〜 17:10

[セッション] 展示デモ紹介セッション

デモ展示出展社リスト

  • アラクサラネットワークス株式会社
    • 安定度の高いフォールトトレラントネットワーク構築に最適なコンパクト・ギガビットレイヤ 2 ファンレススイッチ AX2530S
  • 株式会社シー・オー・コンヴ
    • 革新的 ネットブートシステム【CO-Store】
  • 日本電気株式会社
    • オープンフロースイッチ デモ展示
  • 富士通株式会社
    • スモールスタートが可能なプライベートクラウド
  • 京都大学・学術情報メディアセンター・情報通信研究機構 高度通信・放送研究開発委託研究 / 情報通信・エネルギー統合技術の研究開発
    • オンデマンド型家庭内電力ネットワークのための電力ルーティングスイッチ

17:20 〜 18:40

[IA 研究会共催セッション] 学生セッション 2

詳細は、共催研究会のページをご確認ください。

18:40 〜 20:40

夕食

20:40 〜 22:40

[セッション] IEEE802 国際標準化参戦 BOF

チェア: 真野 浩
我が国の国際競争力の向上のため国際標準化活動の推進が広く求められています。近年、国際標準の主体は、従来のデジュール型からフォーラム型に移行しつつあります。フォーラム型標準は、そのフォーラム独自のルールにより運営され、各々のポリシーや運営ルールの特長を知る事が標準化参加の重要なスタート課題となります。本セッションでは、現在のインターネットにおいて、重要なエレメントとなった IEEE802.11 無線 LAN の標準化の仕組や実態を、実際に標準化作業に深く関わる関係者から解説します。本セッションは、標準化における産学の役割分担やその協調の在り方を議論し、広く若い研究者、エンジニアの国際標準への参加を促す事を目的として開催する BOF です。

  1. Tutorial of IEEE802 Standardization
    真野 浩 (IEEE802.11 FIA-SG Chair)
  2. IEEE802.11 標準までの流れ
    森岡 仁志 (ルート株式会社)

2 日目 (2010 年 11 月 25 日 (木))

9:00 〜 11:00

[セッション] MINX 分科会

  1. 医療専用ネットワークの可能性 -形而上学的諸問題の解明-
    辰巳治之 (札幌医科大学)
  2. 北海道南西地域に於ける周産期医療支援ネットワーク -現状と展望-
    新見隆彦、辰巳治之 (札幌医科大学)
  3. スケーラブル CODEC の医療応用事例
    藤野雄一 (公立はこだて未来大学)、小山耕太郎 (岩手医科大学)、藤井寛、早瀬和也 (NTT サイバーソリューション研究所)、大平隆 (NTT-岩手)
  4. 医療におけるベイジアンネットワーク
    Takashi Uozumi, L. Linho, J. Wakatsuki, K. Fukuta (Muroran Institute of Technology), T. Shinmi, and H. Tatsumi (Sapporo Medical University)
  5. 顔パックの実験データを使用したグラフィカルモデリング
    若槻淳一朗、齋藤隆晃、Ali Abrishamian、坂本牧葉、魚住超 (室蘭工業大学)
  6. オントロジーを用いた健康サポートの薬膳料理検索の Semantic Web サービスに関する研究
    李林甫、魚住超 (室蘭工業大学)

11:00 〜 12:00

[セッション] 展示デモ紹介セッション

デモ展示出展社リスト

  • アライドテレシス株式会社 プロジェクト営業本部
    • バーチャルワイヤレスネットワークとは −エンタープライズ向け新製品のご紹介−
  • 独立行政法人 情報通信研究機構
    • 階層的な自動ロケータ番号割当プロトコル HANA
  • 株式会社トランス・ニュー・テクノロジー
    • FPGA による高速パケット処理のためのネットワークプロセッサ IP と開発キット NetPiece FPGA
    • RADVISION ビデオ会議システム SCOPIA MCU シリーズ

12:00 〜 13:00

展示デモ見学/昼食/ITRC 運営委員会

13:00 〜 15:00

[セッション A] NWGN 分科会

チェア: 大崎 博之

  1. コグニティブ無線ネットワークにおけるルーティングを考慮したトポロジ制御
    藤田 範人、植田 啓文、柳生 智彦 (NEC)
    コグニティブ無線ネットワークは、各ノードに割り当てる通信周波数 (チャネル) を自由に変えられることが特徴であり、各ノードに割り当てたチャネルに応じて異なるトポロジが構成される。従来、ルーティングはチャネル割り当てによるトポロジ決定後に行われていたため、ルーティングの結果、アクティブなリンクを作るためには使用されないチャネルが発生し、アクティブなリンクのキャパシティが小さくなるという問題があった。筆者らは、経路エントリを参照してこのような使用されないチャネルを検出し解放することにより、トポロジを最適化する手法を提案する。シミュレーション評価により、提案方式がネットワークのリンクキャパシティおよびトラフィック収容度を向上できることを示す。
  2. 疎密度モバイルアドホック網における単純平均法に基づく相対的時刻同期
    笹部 昌弘、滝根 哲哉 (阪大)
    疎密度モバイルアドホック網では各端末は基本的に孤立した状態にあり、他の端末との通信頻度は非常に限られている。このような環境では、大域的な時刻情報をすべてのノードに配布することは難しい。そこで我々は、完全分散型の相対的時刻同期手法を提案する。提案手法では、2 ノードが遭遇した際、互いの時刻の平均にそれぞれの時刻を調整する。端末数、遭遇頻度と達成可能な同期精度、収束時間との関係を解析とシミュレーションにより明らかにする。
  3. ブロックデバイスレイヤにおける IP-SAN スループット最大化機構の性能評価
    西島 孝通、大崎 博之、今瀬 真 (阪大)
    我々はこれまでに広域・広帯域ネットワークにおける IP-SAN プロトコルのスループットを最大化する機構 BDL-APT (Block Device Layer with Automatic Parallelism Tuning) を提案した。筆者らは、さまざまな IP-SAN プロトコル (iSCSI、NBD、GNBD) に対して BDL-APT を適用した時の有効性を評価した。BDL-APT を Linux カーネルに含まれるソフトウェア RAID の一実装である MD (Multiple Device) ドライバに実装し、さまざまな条件下で BDL-APT の有効性を評価した。実験の結果、IP-SAN プロトコルによらず、BDL-APT が広域・広帯域ネットワークにおいて IP-SAN プロトコルのスループットを最大化できることを確認した。

13:00 〜 15:00

[セッション B] 文字コード問題

チェア: 太田 昌孝

  1. 量子化と包摂
    太田昌孝 (東工大)
    文字コードとは、アナログ情報である図形をデジタルにコード化するものであり、これまであいまいな定義しか与えられていなかった包摂という現象は、AD 変換における量子化誤差として説明できる。しかし、量子化誤差は DA 変換においては発生せず、入出力は非対称であるつまり、入力において多様な字体が一つのコードになっても、出力においては代表字体を出力すべきであり、多様な字体の出力を許すコードは文字コードではない。
  2. ユニコードで不便な事例の紹介
    太田昌孝 (東工大)、中野博樹 (トランスニューテクノロジー)

15:00 〜 16:00

展示デモ見学/休憩

16:00 〜 18:00

[セッション] CIS/INI 分科会・ネットワーク仮想化 WG 合同セッション

本セッションは、国内外で広く研究の進んでいる新世代ネットワークの実証基盤の構築手法として、仮想化ネットワーク技術を用いた広域実証実験を産学官で推進することを目的として設置された (予定) 仮想化ネットワーク分科会のキックオフ会合です。当分科会の主なねらいは、最近注目を集めるネットワーク仮想化技術について、産学連携により下記のような取り組みを加速することで、以下の発表、討議を予定しています。また、本セッションは、ネットワーク仮想化の実用で期待されるキャンパス情報システム、情報流通基盤の視点から、CIS/INI との 3 分科会合同のセッションを行ないます。

  1. ネットワーク仮想化 WG (15分)
    真野 浩 (ルート株式会社)、中尾 彰宏(東京大学/NICT)
    ネットワークか仮想化分科会の設置目的、今後の運営体制、チャータの確認、説明を行ないます。
  2. 広域ネットワーク仮想化実証実験に向けて (有線・無線 LAN 統合環境) (20分)
    中尾 彰宏 (東京大学/NICT)
  3. ワイヤレスから見たネットワーク仮想化 (15分)
    中内 清秀 (NICT)
  4. eduroam における認証情報を利用した端末 IP アドレスの最適化 (20分)
    宮本善則、山崎康広、後藤英昭、曽根秀昭 (東北大学)
    802.1x 認証を用いたローミングシステムである eduroam では、利用者は訪問先の IP アドレスを利用するため、ホーム機関へのリソースアクセスや利用者のトラッキングが難しい。そこで、認証情報を利用して端末の IP アドレスを最適化する手法について検討したので、本発表ではその結果を述べる。
  5. 商用公衆無線インターネットサービスのキャンパスネットワークへの展開 (15分)
    岡部寿男、古村隆明 (京都大学)
    京都大学では、(株) ライブドアと連携し、京都大学内に既設の無線 LAN基地局で、同社の公衆無線 LAN サービスである「Livedoor Wireless」が使えるようにする接続実証実験を行っている。ここではそのために必要となる学内 VLAN のアクセス網としての利用としての技術的および制度的な課題とその解決について紹介する。
  6. 大学間無線アクセスローミングと商用無線LANインフラの連携 (15分)
    曽根秀昭、後藤英昭 (東北大学)
    大学間無線アクセスローミングの eduroam は、ライブドアと共同で商用無線 LAN インフラを利用した連携の試みを行っている。その実証実験の方式と状況について報告する。 (ショートレポート)
  7. ネットワーク仮想化広域実証実験の進め方について (30分)
    全体協議
    ネットワーク仮想化分科会として、今後進めるネットワーク仮想化広域実証実験の参加方法、スケジュール、運用ポリシーについて、参加者による協議を行ないます。

18:00 〜 20:00

レセプション

20:00 〜 22:00

[セッション] RIBB 分科会

  1. 「統合ツーリストサポートシステム」の開発と実証
    高山尚文 (シンク情報システム)
  2. CMS の一モジュールとして作成したバスマップ作成システム BusMap2 とその実践例としての山梨バスコンシェルジュ
    豊木博泰 (山梨大学大学院医学工学総合研究部)

3 日目 (2010 年 11 月 26 日 (金))

8:30 〜 11:00

[セッション] CIS/INI 分科会 – 学術クラウド –

  1. 学認の現状と参加方法について
    秋山 豊和 (京都産業大学)、山地 一禎、中村 素典 (国立情報学研究所)
    本発表では、学術認証フェデレーション「学認」が提供する学術研究機関のための分散型認証基盤について、参加のメリット、技術的な仕組みについて紹介する。また、すでにフェデレーションに参加している大学および利用可能なサービスについて紹介し、新たな機関が「学認」に参加するための参加方法についても紹介する。
  2. OpenFlow ネットワークによる Software Defined Network の実現
    加納敏行、下西英之 (日本電気 (株) システムプラットフォーム研究所)
    次世代インタネットに向けた研究開発加速のためのテストベッド GENI @ 米国、OFELIA @ 欧州の現状と、そこで採用を予定されている OpenFlow ネットワーク技術についての最新動向を紹介すると同時に学術クラウド実現に向けた課題について提案する。
  3. フロー制御機構を用いた柔軟なキャンパス VLAN 構築手法
    山崎康広、宮本善則、後藤英昭、曽根秀昭 (東北大学 サイバーサイエンスセンター)
    従来、VLAN を構築する際には 802.1Q を使って構築していたが、この場合、各スイッチへの設定が面倒であった。本発表では、フロー制御機構を用いることで、キャンパス VLAN を構築する手法について報告する。この手法により、従来と比較して柔軟で管理が容易な VLAN 構築が可能となる。
  4. プライベートクラウド構築ソフトウェア Eucalyptus のご紹介
    志田隆弘 (NTT データ先端技術株式会社)
    本発表では、米国カリフォルニア大学サンタバーバラ校で開発が開始し、現在 Eucalyptus.inc によって維持管理されているオープンソースのプライベートクラウド環境構築ソフトウェアである Eucalyptus についてご紹介いたします。NTT データ先端技術株式会社の Eucalyptus への取り組みや、実際の開発現場に適用した経験から、プライベートクラウドの今後について説明いたします。
  5. 東海アカデミッククラウド共同利用共同研究拠点の現状と課題
    梶田将司 (名古屋大学情報連携統括本部情報戦略室)、松尾啓志 (名古屋工業大学情報基盤センター)
    東海アカデミッククラウド共同利用・共同研究拠点では、各大学において今後必要とされる大規模仮想化計算機リソースの構築・運用・利用管理のための技術基盤の研究開発を行うとともに、パイロットシステムを用いて実験運用を行うことにより、教育研究支援のためのクラウド環境 (アカデミッククラウド環境) の研究開発・運用及び人材育成を東海地区の国立大学情報基盤センターが連携することを目指している。本報告では、東海アカデミッククラウド共同利用・共同研究拠点の現状と課題について述べる。

11:00 〜 11:30

クロージング

問い合せ先

PC

  • 古村隆明 (京都大学)
  • 中野博樹 (トランスニューテクノロジー)

LA

  • 真野浩 (ルート)
  • 戸倉一 (ネットワンシステムズ)

その他、本研究会に関しての問い合せは、質問フォームで受け付けています。