meet37 demonstration

ITRC meet37 のデモ展示要項です。

日時

  • 1 日目 (2015 年 5 月 28 日 (木)) 14:00〜18:00
  • 2 日目 (2015 年 5 月 29 日 (金)) 9:00〜16:00

場所

  • (株)インテック本社 21F
  • 〒930-0856 富山県富山市牛島新町5-5

展示費用

  • 展示協賛金: ¥30,000 / 1 件

但し、以下のいずれかに該当するものは、展示協賛金を免除いたします。

  • ITRC 委員および協力会会員企業
  • 大学及び公的研究機関
  • 本研究会での発表に関連したデモを実施する企業

非会員企業の参加者については、1 名まで交流会参加費を無料とします。

注意事項

  • 展示スペースは 1 件あたり 180cm 幅のスペースとなります。
  • 電源容量は 1 件あたり 100W 程度で、電源タップが 2 口用意されます。それ以上が必要な場合はご相談ください。
  • ネットワークは無線での提供を予定していますが、電源とネットワークの利用は、デモ申し込み時に事前申請が必須となりますので、ご留意下さい。
  • 5/28 (木) 13:00 からデモ展示紹介セッションを用意しています。持ち時間は 1 件あたり 5 分程度を予定していますが、デモ件数によって調整させていただきます。休憩時間などは各ブースにて、説明をお願い致します。

設営時間

  • 5 月 28 日 (木) 11:00 以降

デモ関連機材の会場への送付については、別途御連絡いたします。

撤収時間

  • 5 月 29 日 (金) 16:30 までに撤収完了でお願いします。

申込み

以下のフォーマットでご記入の上、itrc-meet37-worker [at] itrc.net 宛にお送りください。申し込み締め切りは 2015 年 4 月 30 日 (木) 12:00 です。

  • 責任者情報
    • 氏名
    • 所属
    • 電話番号
    • E-mailアドレス
  • デモ対応要員全員の氏名・E-mail アドレス
  • 展示方法 (ポスター / 機器持込み / ポスターおよび機器持込み)
  • 持込機器 (おおよその大きさ、電源容量)
  • インターネット接続の要否 (要 / 否)
  • ローカルで無線 LAN 等の無線機器の使用 (有 / 無)
  • (有料デモ出展の場合)
    • 請求書送付の要否 (要 / 否)
    • 請求書が必要な場合の送付先

meet36 report

開催報告

2014 年 11 月 25 日 (火) 〜 11 月 27 日 (木)、第 36 回 ITRC 研究会が倉吉市国民宿舎グリーンスコーレせきがねにて開催されました。今回の研究会は、電子情報通信学会通信ソサイエティ インターネットアーキテクチャ研究会 (IA) との共催で行われたため、合計 65 名以上の関係者が集いました。また、会場内でデモ展示が行われており、参加者でにぎわっていました。

特別セッション

  • 企画/招待講演 1
  • 企画/招待講演 2
  • パネル: IoT 時代のビッグデータ処理技術

セッション一覧

  • 「デモ展示紹介セッション」
  • RICC 分科会
  • NWGN 分科会
  • CIS 分科会
  • NVW 分科会
  • MINX 分科会
  • ITRC Web page next generation
  • IoT/M2M

より詳しい情報

meet36 program

ITRC meet36 プログラムの詳細です。

1 日目 (2014 年 11 月 25 日 (火))

13:40 〜 13:50 A 会場

オープニング

13:50 〜 15:30 A 会場

セッション 1: [25-PM1-A] RICC 分科会

  1. RICC update on meet36
    柏崎 礼生 (大阪大学)
    ITRC RICC (地域間インタークラウド分科会) において、前回の meet35 からの活動進捗について報告する。distcloud WG での取り組みや 8 月に立ち上げた新 WG の内容や今後の展開について紹介する。
  2. 大規模災害下でのサービス継続を実現する分散ストレージシステムの研究開発
    中村 隆喜 (東北大学)
    RICC 分科会では、DESTCloud WG として耐災害性・耐障害性を評価・検証するためのプラットフォームの開発を進めている。このプラットフォームは SDN を用いてプログラマブルに障害を発生・解除させることで、実インターネットで発生する様々な障害を模倣できる機能を有する。発表では、本プラットフォームの概要について述べるとともに、プラットフォームのオープン化に向けた課題について議論する。なお本研究は、総務省の平成 27 年度「戦略的情報通信研究開発推進事業 (SCOPE) 先進的通信アプリケーション開発推進型研究開発」としてて実施しているものである。
  3. 新 WG における実証実験報告
    北口 善明 (金沢大学)
    RICC 分科会において新たに SDDE (Software Defined Disaster Emulations: ソフトウェアで定義される防災エミュレーション) に関するワーキンググループを 8 月から立ち上げた。本 WG における取り組みを SC14 でのデモンストレーション結果を中心に報告する。本研究発表は、平成 26 年度「総務省戦略的情報通信研究開発推進事業 (SCOPE) 先進的通信アプリケーション開発推進型研究開発」として実施しているものである。

15:30 〜 15:40 A 会場

休憩

15:40 〜 16:40 A 会場

デモ展示紹介セッション

デモ展示出展リスト (申込順)

  • IA 研究会ポスター
    • 広島市立大学
      • 柔軟なサービス構成を可能にするパーソナライズドストリーム配信フレームワークの設計
    • 広島市立大学
      • WebRTC による 4K 映像ストリーミング伝送の試行
    • 九州大学
      • 消費電力を考慮した SDN 上でのサーバ選択エニキャスト経路制御アルゴリズムの提案
    • 京都大学
      • 802.11 無線 LAN におけるバックオフ時間の制御とアクセスポイントのバッファ際的化による低遅延無線の提案
    • 京都大学
      • 自治が可能な P2P 型匿名 Publish/Subscribe システム
  • (株) シー・オー・コンヴ
  • アラクサラネットワークス(株)
  • (株) コムワース
  • コーデンテクノインフォ(株)
  • ディーリンクジャパン(株)
  • 京都大学学術情報メディアセンター
  • 京都大学

16:40 〜 17:00 A 会場

休憩

16:40 〜 17:00 D 会場「さつき」

デモ展示

19:00 〜 20:30 A 会場

夕食

20:30 〜 22:00 B 会場

セッション/BoF1: [25-EV] ITRC web page next generation

柏崎 礼生(大阪大学)
「ITRC の次世代 Web site を構築する」と宣言したのが昨年の meet34 であったが、その宣言が忘却の彼方に吹き飛んでしまったかの如くに進捗がなかったので慌てて 11 月に入ってからあれこれ考えてみた。構築を外注する際における初期費用、移行費用の予算感を含め、今後どのようなコンテンツを追加していくかについて、現行の ITRC のWeb サイト構造から読み解きながら解説する。

2 日目 (2014 年 11 月 26 日 (水))

9:00 〜 10:30 A 会場

セッション 3: [26-AM1-A] NWGN 分科会

  1. ネットワーク抽象化基盤を用いたユーザにより制御可能な仮想ネットワークの実現
    鈴木 一哉、森本 昌治、飯澤 洋平 (NEC)
    本発表では、ユーザ毎に用意される仮想ネットワークにおいて、ユーザ毎に独立した制御可能とするための手法について提案を行う。OpenFlow の登場により、ネットワーク機器に対してユーザ独自の制御をさせることが可能となった。また OpenFlow を用いて、一つの物理ネットワーク上に複数の仮想ネットワークを構築する手法も存在する。しかし、従来手法で構築される仮想ネットワークは、仮想ブリッジや仮想ルータなど既存の通信制御をエミュレートするものであり、自由に制御可能なものではなかった。そこで、本発表では、我々が開発を進めているネットワーク抽象化基盤 (ODENOS) を用いて、ユーザ制御可能な仮想ネットワークを構築する手法について提案を行う。
  2. マイクロロボット群を用いた三次元フィールド探索性能の解析
    揚村昭太、大崎博之 (関西学院大)
    近年、マイクロロボットと呼ばれる数ミリメートルから数センチメートル程度の小さなロボットの研究開発が活発に行われている。マイクロロボットの応用例の一つとして、被災地における生存者探索が挙げられる。マイクロロボットの応用に対する期待が高まっている一方で、マイクロロボットによる目標物探索の性能はこれまで十分に明らかにされていない。そこで本研究では、自律的に動作する多数のマイクロロボット (マイクロロボット群) を用いて、三次元フィールド上に存在する目標物を探索する時の性能を解析的に導出する。具体的には、マイクロロボットによる目標発見率およびマイクロロボットの最適落下回避確率を導出する。またいくつかの数値例により、マイクロロボット群による目標物探索の性能が、さまざまなシステムパラメータ (マイクロロボット数や、探索するフィールドの広さ、フィールド上に存在する穴の密度) や制御パラメータ (マイクロロボットの落下回避確率) によってどのような影響を受けるかを調査する。
  3. CCN オープンソース実装 CCNx のスケーラビリティ分析
    中村 遼、大崎 博之 (関西学院大)
    近年、データを送受信するホストを主体としたネットワーク (ホストセントリックネットワーク) ではなく、送受信されるデータを主体としたネットワーク (データセントリックネットワーク) の一つである CCN (Content-Centric Networking) が注目を浴びている。CCN は名前が付与されたデータを基本とする通信アーキテクチャである。本発表では、CCN のオープンソース実装である CCNx のスケーラビリティを実験によって調査した結果を報告する。仮想計算機上で CCN ルータのスライスを構築することを想定し、単一の計算機上で実験を行った。また、システム全体のプロファイリングを実行し、CCNx のどの処理が CPU のボトルネックとなっているかを調査した。
  4. 端末間での移動軌跡情報の共有による避難誘導効果に関する一検討
    笹部 昌弘、小松 展久、川原 純、笠原 正治 (奈良先端科学技術大学院大学)
    我々は、大規模災害発生時に避難者にできる限りストレスを与えない避難誘導システムの実現を目指している。本発表では、被災者が所有するモバイル端末が自動的に取得可能な位置情報の時系列 (軌跡情報) を利用した避難誘導方式を紹介する。端末間通信や通信インフラを介して軌跡情報などの知識を避難者間で共有することで、各避難者の避難時間 (避難開始から完了までに要する時間) がどの程度短縮できるかについて基本的な性質をシミュレーション評価により明らかにする。

9:00 〜 10:30 D 会場「さつき」

デモ展示

10:30 〜 10:40 A 会場

休憩

10:40 〜 12:10 A 会場

セッション 4: [26-AM2-A] CIS 分科会

  1. クラウド/オンプレミスシステムを併用した京都大学の教育システムの運用と展望
    上田 浩 (京大)
    教育用コンピューターシステムは教員の授業支援と学生の自習支援という二つの利用形態があり、マルチベンダー/ユーザー、オンプレミス/クラウドが複合した大規模分散システムであるといえる。京都大学の教育用システムはローカル HDD をキャッシュとして併用したネットブートを採用した端末システムを中核としたもので、サービスインから 3 年が経過しようとしている。本講演では、クラウド (Office365) とオンプレミスシステムの併用という観点から本システムの構築と運用について報告するとともに、PDCA サイクルの一環として本システム利用教員へのアンケート調査を行った結果を紹介し、今後の教育用コンピューターシステムのあり方について議論を行う。
  2. LACCOONS: ネットワーク仕様定義による広域分散ネットワークの自動運用管理システム
    津崎 善晴、岡部 寿男 (京大)、新 麗 (IIJ-II)、林達也、岡田耕司 (レピダム)、鈴木茂哉、中村修 (慶大)
    「LACCOONS」プロジェクトでは、OpenFlow などの「新世代ネットワーク」の機能を持つバックボーンネットワークを想定し、SDN には未対応のネットワーク機器を含んで構成される地理的に離れた複数のネットワークを管理者が単一のポリシーで一元的に管理し、必要な設定が自動的にかつリアルタイムに行えるネットワーク管理システムを研究開発している。開発しているシステムでは、管理の対象とするネットワーク全体が様々な機能を「サービス」として提供していると位置付け、ネットワーク全体の「仕様」、すなわちネットワークが提供すべき機能や制約条件を、設計者・管理者がサービス記述、ポリシー記述として定義する。同時に、物理的な接続構成や経路制御情報などネットワークの接続に関する情報を自動的に収集し、運用されているネットワークのトポロジーを把握する。これらに基づき、ネットワークの設計方針や意図をそれぞれ維持したまま、適切なネットワーク設定が実現されることを目指す。具体的には大学のキャンパスネットワークとデータセンターのクラウド基盤を次世代のバックボーンネットワークを結んでプライベートクラウドとして運用する際のネットワーク管理の問題を解決するようなユースケースを考えている。さらに、慶応大で開発してきた、クライアントが離れた地域で同時に 4K 伝送を視聴しながら SNS で体験を共有するシステムを、上記のネットワーク基盤と連携動作させるなど、4K 伝送のような大容量のネットワークリソースを使うアプリケーションを支えるネットワーク基盤の管理技術や、クライアントとネットワークが協調するためのインターフェースを開発し、時空間を利用した高度なアプリケーションへの対応を進めているところである。なお本研究は、総務省の平成 26 年度「戦略的情報通信研究開発推進事業 (SCOPE) 先進的通信アプリケーション開発推進型研究開発」としてて実施しているものである。
  3. 次期 UPKI 電子証明書発行サービスの概要とその活用に向けて
    中村 素典 (国立情報学研究所)
    平成 19 年に開始した「サーバ証明書発行・導入のための啓発・評価研究プロジェクト」は「UPKIオープンドメイン証明書自動発行検証プロジェクト」を経て平成 27 年より「UPKI 証明書発行サービス」に引き継がれる。「UPKI 証明書発行サービス」は NII の事業として有償にて提供されるが、新たにクライアント証明書やコードサイニング証明書の発行も予定している。本講演では、新サービスの概要と、クライアント証明書の活用方法について紹介するとともに、今後に向けての議論を行う。

12:10 〜 13:40 A 会場

昼食 (レストラン)

12:10 〜 13:40 B 会場

昼食 (レストラン)

12:10 〜 13:40 E 会場

ITRC 運営委員会

第 163 委員会委員のみ

13:40 〜 14:40 A 会場

セッション 5: [企画/招待講演 1]

  1. IoT 時代を支えるプロトコル MQTT 技術詳解
    松本 直人 (さくらインターネット (株))
    Internet of Things は IoT と略され、古くは M2M (Machine-to-Machine) と呼ばれるコミュニケーション技術にルーツがある。数百億台のデバイスが 2020 年までにネットワークに繋がると推計されおり。試算された市場規模から新たに市場が加熱している。

14:40 〜 14:50 A 会場

休憩

14:50 〜 15:50 A 会場

セッション 6: [企画/招待講演 2]

  1. データ分析ビジネスの現場から見たアナリティックス技術
    矢島 安敏 ((株) ブレインパッド)
    「ビックデータ」という言葉が、テレビや新聞で普通に使われ始めているように、今日の多くの経済活動が、データを活用することで動いている。実際に、データ分析をビジネスとして行っている立場から、幾つかの分析事例を紹介させて頂くとともに、その背後で使われている最近の技術やそれに関したトピックに関して紹介させて頂く。

15:50 〜 16:00 A 会場

休憩

16:00 〜 16:30 A 会場

パネル: IoT 時代のビッグデータ処理技術

  • パネラ
    • 松本 直人 (さくらインターネット (株))
    • 矢島 安敏 ((株) ブレインパッド)

16:30 〜 17:00 A 会場

休憩

17:00 〜 18:40 B 会場

セッション 7: [26-PM1-B] NVW 分科会

  1. 遅延要求をサポートするネットワークアーキテクチャとパケットスケジュラー
    小林 克志 (東京大学)
    ベストエフォートネットワークで遅延をサポートするネットワークアーキテクチャとして、LAWIN (Latency AWare InterNet) を提案してきた。本発表では、LAWIN に必要なパケットスケジューラとして、パケットごとの遅延要求を満たし、FCFS とほぼ同等の廃棄特性を両立させるスケジュラーを示す。提案方式のスケジューラを実装、性能評価をおこなった結果 FCFS と同じオーダーの性能を示した。
  2. センサーネットワーク仮想プラットホーム
    真野 浩 (コーデンテクノインフォ)
    多種多様なセンサー、IOT、M2M デバイスの普及により、時々刻々と生成され、インターネットに接続可能な情報量は、爆発的に増加しています。しかしならが、これらの情報は、そのデバイスが多様であるだけでなく、応用範囲も業種、業域が広く、単純に標準化することが出来ません。そこで、デバイスや設置者を超えて、センサー情報を流通するプラットホームの提案と、その在り方を示し、広く参加者と意見交換を行います。

17:00 〜 18:40 C 会場

セッション 7: [26-PM1-C] MINX 分科会

  1. 希少疾患・難病と災害のためのクラウド型情報システム
    水島 洋 (国立保健医療学院)
    未定
  2. はこだて未来大学におけるメディカル ICT へのとり組み状況
    藤野 雄一 (公立はこだて未来大学)
    未定
  3. クラウド型電子カルテシステムによる医療資源計画 (Medial Resource Planning) の概念と設計: 周産期医療支援ネットワークを中心に
    新見 隆彦 (札幌医科大学)
    未定
  4. スマートプラチナ社会を目指して: H!NT展総括 (11/19 東京ビックサイト)
    辰巳 治之 (札幌医科大学)
    未定

18:40 〜 19:00 A 会場

休憩

18:40 〜 19:00 B 会場

休憩

19:00 〜 20:30 A 会場

交流会

20:30 〜 22:00 B 会場

セッション/BoF2: [26-EV] IoT/M2M

コーディネータ: 真野 浩 (コーデンテクノインフォ/EverySense, Inc 代表)
ウェアラブルデバイス、センサーネットワークなどにより、私たちの生活の中で日々生成される膨大な情報は、ビッグデータとして新たな価値を創造すると期待されています。現在、個人が生成する情報は、デバイスやクラウドサービスにバインディングされ再利用されています。このような中、情報が新しい価値を持つとしたら、そのオーナーシップとコントロール権の帰属という、新たな課題意識が生まれつつ有ります。そこで、インターネットにおける End to End ポリシーは、情報流通時代にも適用されるのかという視点で、広く IoT/M2M 時代の課題をディスカッションする BoF を開催します。

3 日目 (2014 年 11 月 27 日 (木))

9:00 〜 11:50 A 会場

IA 研究会共催セッション (1)・(2)・ポスター

詳細は、主催研究会のページをご確認ください。

9:00 〜 11:50 D 会場「さつき」

デモ展示

11:50 〜 13:00 A 会場

昼食 (レストラン)

13:00 〜 14:05 A 会場

IA 研究会共催セッション (3)

詳細は、主催研究会のページをご確認ください。

14:05 〜 14:30 A 会場

クロージング

問い合せ先

PC

  • 北口善明 (金沢大)
  • 中川郁夫 (インテック)

LA

  • 大森幹之 (鳥取大)
  • 丸山伸 (シー・オー・コンヴ)

その他、本研究会に関しての問い合せは、質問フォームで受け付けています。

meet36 demonstration

ITRC meet36 のデモ展示要項です。

日時

  • 1 日目 (2014 年 11 月 25 日 (火)) 16:30〜19:00
  • 2 日目 (2014 年 11 月 26 日 (水)) 9:00〜19:00
  • 3 日目 (2014 年 11 月 27 日 (木)) 9:00〜11:50

場所

  • 倉吉市国民宿舎 グリーンスコーレせきがね「さつき」
  • 〒682-0411 鳥取県倉吉市関金町関金宿 1397 番地 3

展示費用

  • 展示協賛金: ¥30,000 / 1 件

但し、以下のいずれかに該当するものは、展示協賛金を免除いたします。

  • ITRC 委員および協力会会員企業
  • 大学及び公的研究機関
  • 本研究会での発表に関連したデモを実施する企業

非会員企業の参加者については、1 名まで交流会参加費を無料とします。

注意事項

  • 展示スペースは 1 件あたり 180cm 幅のスペースとなります。
  • 電源容量は 1 件あたり 100W 程度で、電源タップが 2 口用意されます。それ以上が必要な場合はご相談ください。
  • ネットワークは無線での提供を予定していますが、電源とネットワークの利用は、デモ申し込み時に事前申請が必須となりますので、ご留意下さい。
  • 11/25 (火) 15:30 からデモ展示紹介セッションを用意しています。持ち時間は 1 件あたり 5 分程度を予定していますが、デモ件数によって調整させていただきます。休憩時間などは各ブースにて、説明をお願い致します。

設営時間

  • 11 月 25 日 (火) 13:30 以降

デモ関連機材の会場への送付については、別途御連絡いたします。

撤収時間

  • 11 月 27 日 (木) 15:00 までに撤収完了でお願いします。

展示を 2 日目で終了される場合、紙のポスターであれば 3 日目まで継続して掲示することも可能です。その場合、ポスターに関してはこちらで廃棄処分いたします。

申込み

以下のフォーマットでご記入の上、itrc-meet36-worker [at] itrc.net 宛にお送りください。申し込み締め切りは 2014 年 11 月 7 日 (金) 12:00 です。

  • 責任者情報
    • 氏名
    • 所属
    • 電話番号
    • E-mailアドレス
  • デモ対応要員全員の氏名・E-mail アドレス
  • 展示方法 (ポスター / 機器持込み / ポスターおよび機器持込み)
  • 持込機器 (おおよその大きさ、電源容量)
  • インターネット接続の要否 (要 / 否)
  • ローカルで無線 LAN 等の無線機器の使用 (有 / 無)
  • (有料デモ出展の場合)
    • 請求書送付の要否 (要 / 否)
    • 請求書が必要な場合の送付先

meet36 agenda

日程

  • 2014 年 11 月 25 日 (火) 〜 11 月 27 日 (木)

会場

  • 研究会
  • 宿泊施設
    • 研究会会場と同じです。
  • アクセス
    • 以下の時間帯に、会場と倉吉駅間の送迎バスの用意を予定しています。人数把握のため、参加申込時に送迎バス利用のチェックをお願いいたします。
    • 11 月 25 日 (火) 大阪から 13:05 到着予定のバスにあわせて倉吉駅から会場までの送迎バス
    • 11 月 27 日 (木) 研究会終了後、会場から倉吉駅までの送迎バス (15:30 発予定)
    • それ以外の時間にお越しの方は、各自で会場までお越しください。

主催

共催

後援

テーマ

  • インターネット全般

参加費

研究会の参加費は下記のとおりとなっております。宿泊の関係上締め切り以降の申込みはご希望に添えない場合がありますので、御了承ください。

  • 参加費: ¥10,000, 宿泊費: ¥10,000 / 1 泊 (夕食・朝食込)
    • 対象: ITRC 委員及び協力企業の方, 学術関係者, 共催団体関係者, ITRC 研究会デモ展示関係者, ITRC 研究会発表者
  • 参加費: ¥30,000, 宿泊費: ¥10,000 / 1 泊 (夕食・朝食込)
    • 対象: 上記対象者以外の方で ITRC に参加を検討中の方

補足事項

  • プログラムの詳細ページで無料セッションの記載があるセッションのみ参加される場合は参加費無料となります。ITRC セッション主催の有料セッションにご参加の場合は参加費をいただきます。有料セッションに参加される場合は 1 日だけのご参加の場合でも参加費の減額等はありません。
  • 学生の宿泊費は半額となります。
  • 宿泊は 3 〜 4 人部屋となります。同室を希望される方は、参加申込みの際に備考欄にご記入ください。シングル利用を希望される方、前泊や後泊をご希望の方は下記問い合わせ先まで御相談ください。ただし、シングル利用の部屋数には限りがあるため、御要望にお答えできない場合もあります。
  • 現在、ITRC 協力企業に入会を検討されている方は、参加申込みの際に備考欄にご記入下さい。
  • デモ展示組織からは、1 人分の参加費をお支払いいただきます。展示の手伝いについては、2 人までは ITRC 参加費不要、3 人目以降は ITRC 参加費をお支払いいただきます。
    • デモ展示期間: 2014 年 11 月 25 日 (火) 午後〜 11 月 27 日 (木) 午前
    • デモ紹介: 2014 年 11 月 25 日 (火) 夕方

参加申込み

参加申込みは終了しました。

  • 申込締切: 請求書の必要な方は 2014 年 11 月 7 日 (金)、不要な方は 2014 年 11 月 20 日 (木)
  • 振込締切: 2014 年 11 月 21 日 (金)

定員 (100 名) を越えますと宿泊をお受けできないこともございますので、お早めにお申し込みをお願い致します。ITRC セッションでの発表予定者も申し込みが必要です。お忘れにならないよう御注意下さい。

デモ展示について

デモ展示をご希望の方は、ITRC meet36 のデモ展示要項を参照し、下記問い合わせ先にご連絡ください。デモ展示費用は以下のとおりです。

  • 会員企業: 無料
  • 非会員企業: ¥30,000 (ただし 1 名まで交流会参加無料)

出展枠には数に制限があります。申込多数の場合には会員企業を優先します。

プログラム

詳細は ITRC meet36 プログラムのページをご参照ください。

1 日目 (2014 年 11 月 25 日 (火))

  • 13:40 〜 13:50 オープニング
  • 13:50 〜 15:30 セッション1: [25-PM1-A, 25-PM1-B, 25-PM1-C]
  • 15:30 〜 15:40 休憩
  • 15:40 〜 16:40 デモ展示紹介セッション
  • 16:40 〜 17:00 デモ展示/休憩
  • 17:00 〜 18:30 セッション2: [25-PM2-B, 25-PM2-C]
  • 18:30 〜 19:00 デモ展示/休憩
  • 19:00 〜 20:30 夕食
  • 20:30 〜 22:00 セッション/BoF1: [25-EV]

2 日目 (2014 年 11 月 26 日 (水))

  • 9:00 〜 10:30 セッション3: [26-AM1-A, 26-AM1-B, 26-AM1-C]
  • 10:30 〜 10:40 デモ展示/休憩
  • 10:40 〜 12:10 セッション4: [26-AM2-A, 26-AM2-B, 26-AM2-C]
  • 12:10 〜 13:40 昼食・デモ展示/ITRC運営委員会
  • 13:40 〜 14:40 セッション5: [企画/招待講演1]
  • 14:40 〜 14:50 デモ展示/休憩
  • 14:50 〜 16:30 セッション6: [企画/招待講演2]/パネル
  • 16:30 〜 17:00 デモ展示/休憩
  • 17:00 〜 18:40 セッション7: [26-PM1-B, 26-PM1-C]
  • 18:40 〜 19:00 デモ展示/休憩
  • 19:00 〜 20:30 交流会
  • 20:30 〜 22:00 セッション/BoF2: [26-EV]

3 日目 (2014 年 11 月 27 日 (木))

  • 9:00 〜 11:50 IA研究会共催セッション (1),(2),ポスター
  • 11:50 〜 13:00 昼食
  • 13:00 〜 14:05 IA研究会共催セッション (3)
  • 14:05 〜 14:30 クロージング

交流会

2014 年 11 月 26 日 (水) の 19:00 より交流会を行います。宿泊なしで交流会のみの参加をご希望の場合でも、宿泊料金と同額 (¥10,000) いただきますので、宿泊をご検討ください。交流会への参加を希望される方は、必ず参加申込を行ってください。

問合せ先

PC

  • 北口善明 (金沢大)
  • 中川郁夫 (インテック)

LA

  • 大森幹之 (鳥取大)
  • 丸山伸 (シー・オー・コンヴ)

その他、本研究会に関しての問い合せは、質問フォームで受け付けています。

meet35 report

開催報告

2014 年 6 月 17 日 (火) 〜 6 月 18 日 (水)、第 35 回 ITRC 研究会が東京大学にて開催されました。今回の研究会は、ITRC 総会も同時開催されたため、合計 70 名以上の関係者が集いました。また、会場内でデモ展示が行われており、参加者でにぎわっていました。

特別セッション

  • PC 企画セッション

セッション一覧

  • 「デモ展示紹介セッション」
  • NVW 分科会
  • NWGN 分科会
  • RICC 分科会
  • INI/UAT 分科会
  • CIS 分科会
  • MINX 分科会

より詳しい情報

meet35 program

ITRC meet35 プログラムの詳細です。

1 日目 (2014 年 6 月 17 日 (火))

9:50 〜 10:00 I-REF 棟 6F Hilobby

オープニングセッション

10:00 〜 11:30 I-REF 棟 6F Hilobby

セッション [11] NVW 分科会

  1. 有・無線統合テストベッドワークショップ
    真野浩 (山梨大)
    有・無線を問わず、物理層からアプリケーションレイヤーまでを自由に再構築、プログラミング可能なエミュレーションシステムを使ったワークショップを開催します。参加希望者に仮想空間に配置された無線ノードマシンを実際に使い、変動する電波環境で、アプリケーションを動かすまでを実際に試験運用してもらいます。
  2. On the Same Page
    中尾彰宏 (東大)
    We introduce a new application of programmable network for smartphonesand tablets, called “On the Same Page”. On the Same Page is aninteractive slide presentation tool for broadcasting slides onto theother nearby iOS devices. A touch on the slide shown on presenter’s iOSdevices triggers the broadcast and the same slide will be shown on theother iOS devices at the same time. This app makes everyone on the spotliterally “on the same page”.

11:30 〜 13:00 I-REF 棟 6F Hilobby

昼食

11:30 〜 13:00 向ヶ丘ファカルティハウス

ITRC 運営委員会

第 163 委員会運営委員のみ

13:00 〜 14:30 I-REF 棟 6F Hilobby

デモ展示準備

13:00 〜 14:30 向ヶ丘ファカルティハウス

セッション [12] NWGN 分科会

  1. エピデミックブロードキャストにおけるメッセージ拡散特性推定に関する一検討
    橋本佑太、大崎博之 (関西学院大)
    本研究では、メッセージをエピデミックブロードキャストによって拡散させた時の通信履歴を用いることにより、エピデミックブロードキャストの情報拡散特性を推定する手法 DIFER (Diffusiveness Inference From Epidemicbroadcasting Records) を提案する。エピデミックブロードキャストでは、モビリティを有するノードが他のノードと接触した (無線アドホック通信によって通信可能になった) 時に、当該メッセージのコピーが接触したノードに伝送される。このような過程を繰り返すことにより、あるノードが保有するメッセージが、ネットワーク中のすべてのノードに対してブロードキャストされる。本研究では、メッセージをエピデミックブロードキャストによって拡散させた時の通信履歴を用いることで、エピデミックブロードキャストの情報拡散特性を表す「メッセージ拡散行列」を推定する手法 DIFER を提案する。
  2. 大規模災害発生直後の被災状況推定・避難誘導システムの実現に向けて
    笹部昌弘、川原純 (奈良先端大)
    今年 4 月に総務省の戦略的情報通信研究開発推進事業 (SCOPE) に申請したプロジェクトに関してご紹介します。本プロジェクトの目的は、大規模災害発生時にも避難者を安全な経路・避難所へとストレスなく導ける避難誘導システムの実現であり、本発表では、システムの全体構想と実現に向けた各種課題に関する紹介を行います。
  3. ネットワーク抽象モデルを用いた IP-VPN 向け SDN コントローラの実現
    鈴木一哉、森本昌治、飯澤洋平、金子紘也 (NEC)
    複雑で大規模なネットワークの制御を SDN によってシンプルに実現するためには、多種多様なネットワーク制御プロトコルを隠蔽してネットワークの仮想化を容易に記述可能にするための必要最小限の操作の抽出や抽象化モデルが必要となる。本報告では、このネットワーク抽象化モデルを元にした IP-VPN 向け SDN コントローラの実現方法を提案する。

14:30 〜 14:50 I-REF 棟 6F Hilobby

休憩 / デモ展示

14:50 〜 15:20 I-REF 棟 6F Hilobby

デモ展示紹介セッション

デモ展示出展リスト (申込順)

  • 株式会社 シー・オー・コンヴ
  • アラクサラネットワークス 株式会社
  • コーデンテクノインフォ 株式会社
  • 富士通 株式会社
  • 株式会社 KDDI

15:20 〜 15:35 I-REF 棟 6F Hilobby

休憩 / デモ展示

15:35 〜 17:05 I-REF 棟 6F Hilobby

セッション [13] RICC 分科会

  1. RICC update on meet35
    柏崎礼生 (阪大)
    前回広島で開催された meet34 からの RICC 活動の進捗、および 4 月に総務省に提案した先進的通信アプリケーション開発事業の内容について報告いたします。
  2. ハイブリッド型 SDN を実現するシスコのオープン API
    早川浩平 (シスコシステムズ合同会社)
    2014 年 4 月に正式に公開されたシスコの IOS に対するオープンな API についてご紹介と、この API によるネットワークのプログラマビリティがどのようなネットワークを実現できるのかについて解説いたします。
  3. KCN2 の紹介
    岡村耕二 (九大)、大森幹之 (鳥取大)
    我々は、ICN、CDN と検索ネットワークのアーキテクチャの類似性に着目し、利用者の欲しい情報のある最適なサーバの特定を、利用者が連想するキーワードから直接行なえる KCN (Keyword Centric network) を提案し、開発している。現在は、定量的な評価の困難な利用者が連想するキーワードの扱い部分と、基本的なネットワークアーキテクチャの分離を行ない、後者を KCN2 と命名し、開発を始めている。我々は、Bio Inspired アルゴリズムによるルーティングが SDN との相性がよいこと、さらに Bio Inspired アルゴリズムは Anycast への適用ではその効果が発揮しやすいことに着目し、KCN2 の実装に Bio Inspired アルゴリズムを用いている。本発表では KCN2 の概要を説明する。

17:05 〜 17:20 I-REF 棟 6F Hilobby

休憩 / デモ展示

17:20 〜 18:50 I-REF 棟 6F Hilobby

セッション [14] PC 企画

  1. Network Resilience and Survivability for the Future Internet:Disciplines, Challenges, Principles, Strategy, Architecture, Analysis, Simulation, Tools, and Experimentation
    James P.G. Sterbenz (The University of Kansas)
    As the Internet becomes increasingly important to all aspects of society, the consequences of disruption are increasingly severe. Thus it is critical to increase the resilience and survivability of the future networks in general, and the Internet in particular. We define resilience as the ability of the network to provide desired service even when the network is challenged by attacks, large-scale disasters, and other failures. Resilience subsumes the disciplines of survivability,fault-tolerance, disruption-tolerance, traffic-tolerance, dependability,performability, and security. After an introduction to the disciplines and challenges to network resilience, this presentation will discuss analytical, simulation, and experimental emulation techniques for understanding, evaluating, and improving the resilience of the Future Internet. This includes a multilevel state-space based approach that plots network service delivery against operational state that is the basis for both mathematical- and simulation-based analysis, and graph-theoretic complex-syetem approaches that embed fundamental properties such as redundancy and diversity into all aspects of network structure, mechanism, and protocols. A set of tools to help in this analysis has been developed: KU-LoCGen (Location and Cost-Constrained Topology Generation), KU-TopView (Topology Viewer), and KU-CSM (Challenge Simulation Module). Plans to experimentally evaluate resilience include using the international programmable testbed GpENI: Great Plains Environment for Network Innovation. A new composable,cross-layered resilient transport protocol (ResTP) and geodiverse multipath routing protocol (GeoDivRP) are being developed.

19:00 〜 21:00 I-REF 棟 6F Hilobby

交流会

2 日目 (2014 年 6 月 18 日 (水))

9:30 〜 11:00 I-REF 棟 6F Hilobby

セッション [21] INI 分科会/UAI 分科会

  1. 災害時避難所等におけるネットワークリソース制御技術の性能評価
    澤田宏史 (NEC ソリューションイノベータ)、○山崎康広、木下峻一 (NEC)、後藤英昭、曽根秀昭 (東北大学)
    災害時に避難所で多数の避難者が同時に通信を開始すると、無線干渉により通信性能が低下する。これに全員の通信性能が同時に低下して、避難者同士だけではなく、役所や警察の発する重要な情報も配信が困難となる。そこで本研究では過密環境時の通信リソースを利用者の権限に応じて配布する方式を開発した。本発表で実機実験結果を示し、その有効性を示す。
  2. 高可用性情報ストレージのためのネットワーク基盤技術
    和泉諭、菅沼拓夫
    拠点の災害リスクを定量的に計算することで適応的に情報喪失を最小化する、地域分散型の高可用性情報ストレージに関する研究開発について紹介する。また高可用性情報ストレージのためのネットワーク基盤技術として、SDN に基づきストレージ機器間の通信経路を適応的に制御する手法について議論する。
  3. 視覚障碍者に特化したスマホ (アンドロイド) の開発と普及活動の報告
    釜江常好
    視覚障碍者のパソコン利用では、ウィンドウズ XP、7、8のための、優れたスクリーン・リーダーが開発され、利用が進んできた。しかしスマホでは、アイフォンを中心に 200 人程度が利用しているにすぎない。富士通が昨年秋に発売した「らくらくスマートフォンプレミアム F-09E」は、アンドロイドのアプリをインストールし、スマホの機能をかなり利用できるため、視覚障碍者にも広く支持され、広まりつつある。アイフォンにもアンドロイドにも、視覚障碍者の利用を支援するための機能が、いろいろ備わっており、それらを利用するためのアプリ開発キットも提供されている。我々はこれらの機能を最大限利用した、アンドロイドを開発した。市販のアンドロイド機器で、晴眼者が使うものと完全に同じ機能を備えながら、障碍者に特化している点が、「らくらくスマートフォンプレミアム」と異なる。本年 2 月から販売を開始し、現在 10 人程度のユーザーが利用している。将来は特別支援学校で教材として採用してもらえるよう支援事業に申請中であり、採択されれば、急速に普及すると考えている。今年度は、スマホを現在利用している、あるいは利用したい障碍者の意見が、アプリの開発者に伝えるチャネルがなかったが、アシスティブ技術がどのように実現されているかの技術部分も紹介する、交流サイトを開きたい。

11:00 〜 13:00 I-REF 棟 6F Hilobby

昼食/デモ展示

11:00 〜 13:00 向ヶ丘ファカルティハウス

ITRC 総会

第 163 委員会委員のみ

13:00 〜 14:30 I-REF 棟 6F Hilobby

セッション [22] CIS 分科会

  1. 大学における端末必携化時代に適したソリューションの検討
    丸山伸 (シー・オー・コンヴ)
    近年、大学の学生はほぼ全員が何らかの端末を所有していることが知られています。そして大学における ICT を利活用した教育では、従来は大学に備えられている端末を利用していましたが、今後は学生が個人所有端末を持参する「端末必携化」が進み、「端末必携化」を前提とした教育に移行することは必然の流れです。また、学生の基礎的な ICT 活用スキルの向上に伴い、大学における ICT を利活用した教育の高度化も求められています。株式会社シー・オー・コンヴは、「端末必携化」を前提とした際に、大学の ICT 基盤に求められるもの、そして、個人所有端末・VDI・ネットブートなどのソリューションのベストミックスについて、考察を深めてきました。そして、これからの時代に求められる高度な教育をストレスなく行うための教育用 ICT 基盤として、ネットブートをベースとした既存のソリューションの改善ならびに拡張を提案します。
  2. 仮想化で実現する大学向けプライベートクラウドソリューション UnifIDone キャンパスクラウドのご紹介
    畑瀬圭太 (富士通)
    近年、スマートデバイスをはじめとした急激な ICT 環境変化により、大学に求められる ICT サービスの形態も多様化しています。富士通では、散在する ICT 基盤を整理・統合し最適な環境整備をすることを課題と考え、VMware の仮想化技術を基盤に仮想マシン予約運用など大学の運用に求められる機能をアドオンした「UnifIDone キャンパスクラウド」を開発しました。学内の PC 運用の効率化や ICT リソースの統合運用を可能とし、学生がいつでもどこでも学修できる環境を実現します。

14:30 〜 15:00 I-REF 棟 6F Hilobby

休憩/デモ展示

15:00 〜 16:30 I-REF 棟 6F Hilobby

セッション [23] MINX 分科会

  1. 北海道内における医療機関連携に関する調査事業について
    新見隆彦 (札幌医科大学)
    北海道の地域的特性を踏まえ、医療連携体制に胚胎する諸課題を抽出・分析することにより、地域住民視点による最適化連携システム構築へのプロトタイピングを実施し、次世代地域医療連携システムに係る概念設計を行う。我々が経験してきたこと、今回の調査であらたに分かったことなどを織り交ぜ次期プロジェクトへ向けた問題点の解明を行う。
  2. ICT を活用した介護・医療関連情報の見える化の推進
    中村香代 ((株) 和香紗)
    介護福祉の現場から必要な物を洗い出し、集めた情報を ICT の利活用により、より充実した、質の高い生活情報、そして認知症の人を支えられる地域支援活動の構築の支えられるような医療福祉クラウドを目指している。
  3. 十勝医療圏における医療福祉クラウドの経験から
    駒木聡 ((株) メディオテック)
    電子カルテなどの医療情報システムの導入が推進され施設間あるいは地域の情報共有も行われている。今回は十勝医療圏における、社会医療法人北斗病院グループの診療録連携と十勝医師会の診療所における情報連携とクラウド運用の経験を報告する。医療情報の共有化を行う際に様々なシステムとの連携とデジタル化が不可欠となる。しかし、都市部あるいは地域基幹病院は別として、僻地診療所にシステムを導入するスキルあるいは運用を維持するスタッフの不在などから導入が進まなく、導入コスト負担も妨げとなっている。診療所においては情報入力をタブレット端末のカメラ機能で取得して紐付け情報を付加し、紹介先の北斗病院の診療録連携システムと十勝医師会のシステムをクラウドで連携し、さらに在宅医療・介護システムを加える事で、地域を包括する診療録と在宅医療を網羅した健康福祉情報の共有環境が構築出来ると考える。
  4. 医療クラウドの実現を目指して: 北海道医療クラウド推進委員会の今後
    辰巳治之 (札幌医科大学)
    理想的なクラウドと現実のクラウドとの間を埋めるため、大所高所からご意見を頂ける「北海道医療クラウド推進委員会」を組織し、今後のスマートプラチナ社会構築の一翼を担えるプロジェクト提案を考察する。

16:30 〜 16:50 I-REF 棟 6F Hilobby

クロージングセッション

問い合せ先

PC

  • 中村素典 (NII)
  • 笹部昌弘 (奈良先端大)

LA

  • 小林克志 (東大)
  • 阿野茂浩 (KDDI 研究所)

その他、本研究会に関しての問い合せは、質問フォームで受け付けています。

meet35 demonstration

ITRC meet35 のデモ展示要項です。

日時

  • 1 日目 (2014 年 6 月 17 (火)) 14:30〜17:20
  • 2 日目 (2014 年 6 月 18 (水)) 11:00〜16:30
  • 場所

    • 東京大学 I-REF棟 6F Hilobby
    • 〒113-8656 東京都文京区本郷7-3-1

    展示費用

    • 展示協賛金: 無料

    但し、以下のいずれかに該当するものは、展示協賛金を免除いたします。

    • ITRC 委員および協力会会員企業
    • 大学及び公的研究機関

    注意事項

    • 展示スペースは 1 件あたり 150cm 幅のスペースとなります。
    • 電源容量は 1 件あたり 100W 程度で、電源は床下コンセントから提供します。それ以上が必要な場合はご相談ください。延長ケーブルは各自用意願います。
    • ネットワークは無線での提供を予定していますが、電源とネットワークの利用は、デモ申し込み時に事前申請が必須となりますので、ご留意下さい。
    • 6 月 17 日 (火) 14:50 からデモ展示紹介セッションを用意しています。持ち時間は 1 件あたり 5 分程度を予定していますが、デモ件数によって調整させていただきます。休憩時間などは各ブースにて、説明をお願い致します。

    設営時間

    • 6 月 17 日 (火) 13:00〜14:30
    • デモ関連機材の会場への送付については、別途御連絡いたします。

    撤収時間

    • 6 月 18 日 (水) 16:30〜18:00
    • デモ関連機材の撤収については、以下の要領にてお願いします。

      • 業者指定が不要な場合
      • 6 月 18 日 (水) 18:00迄に機材を段ボール等に梱包、デモ時に配布する着払い伝票に返送先を明記頂ければ、終了後、一括して配送手配させて頂きます。

      • 業者指定が必要な場合
      • 個別に業者への連絡、ならびに、デモ会場撤収時間帯での引き取り対応をお願いいたします。

    申込み

    以下のフォーマットでご記入の上、itrc-meet35-worker [at] itrc.net 宛にお送りください。申し込み締め切りは 2014 年 6 月 3 日 (火) 12:00 です。

    • 責任者情報
      • 氏名
      • 所属
      • 電話番号
      • E-mailアドレス
    • デモ対応要員全員の氏名・E-mail アドレス
    • 展示方法 (ポスター / 機器持込み / ポスターおよび機器持込み)
    • 持込機器 (おおよその大きさ、電源容量)
    • インターネット接続の要否 (要 / 否)
    • ローカルで無線 LAN 等の無線機器の使用 (有 / 無)

    meet35 agenda

    日程

    • 2014 年 6 月 17 日 (火) 〜 6 月 18 日 (水)

    会場

    主催

    テーマ

    • インターネット全般

    参加費

    • 今回参加費は無料となっております。
    • 今回は宿泊の予約等は行いませんので、必要な方はご自身で手配下さいますようお願いいたします。

    参加申込み

    参加申込みは終了しました。

    デモ展示について

    デモ展示をご希望の方は、ITRC meet35 のデモ展示要項を参照し、下記問い合わせ先にご連絡ください。デモ展示費用は以下のとおりです。

    • 会員企業: 無料

    プログラム

    詳細は ITRC meet35 プログラムのページをご参照ください。

    1 日目 (2014 年 6 月 17 日 (火))

    • 9:50 〜 10:00 オープニングセッション
    • 10:00 〜 11:30 セッション[11]
    • 11:30 〜 13:00 昼食 / ITRC 運営委員会
    • 13:00 〜 14:30 デモ展示準備 / セッション[12]
    • 14:30 〜 14:50 休憩 / デモ展示
    • 14:50 〜 15:20 デモ展示紹介セッション
    • 15:20 〜 15:35 休憩 / デモ展示
    • 15:35 〜 17:05 セッション[13]
    • 17:05 〜 17:20 休憩 / デモ展示
    • 17:20 〜 18:50 セッション[14]
    • 19:00 〜 21:00 交流会

    2 日目 (2014 年 6 月 18 日 (水))

    • 9:30 〜 11:00 セッション[21]
    • 11:00 〜 13:00 昼食 / デモ展示 / ITRC 総会
    • 13:00 〜 14:30 セッション[22]
    • 14:30 〜 15:00 休憩 / デモ展示
    • 15:00 〜 16:30 セッション[23]
    • 16:30 〜 16:50 クロージングセッション

    交流会

    2014 年 6 月 17 日 (火) の 19:00 より交流会を行います。料金は当日受付にてお支払ください。(一般 ¥6,000、学生 ¥2,000 を予定しています。) 交流会への参加を希望される方は、必ず参加申込を行ってください。

    問合せ先

    PC

    • 中村素典 (NII)
    • 笹部昌弘 (奈良先端大)

    LA

    • 小林克志 (東大)
    • 阿野茂浩 (KDDI 研究所)

    その他、本研究会に関しての問い合せは、質問フォームで受け付けています。

    meet34 report

    開催報告

    2013 年 10 月 30 日 (水) 〜 11 月 1 日 (金)、第 34 回 ITRC 研究会がグランドプリンスホテル広島にて開催されました。今回の研究会は、電子情報通信学会通信ソサイエティ インターネットアーキテクチャ研究会 (IA) との共催で行われたため、合計 90 名以上の関係者が集いました。また、会場内でデモ展示が行われており、参加者でにぎわっていました。

    特別セッション

    • 招待講演セッション
    • レジシエンス研究会との合同パネル

    セッション一覧

    • 「デモ展示説明セッション」
    • RICC 分科会
    • UAI 分科会
    • MINX 分科会
    • NWGN 分科会
    • INI 分科会
    • CIS 分科会
    • NVW 分科会
    • 企業セッション: SCSK の考えるクラウド
    • ITRC 提案型プロジェクトについて/無線LAN情報
    • Next Generation Web Site を作ろう/電池で動く小さなコンピュータ「クリケット」で遊んでみよう!

    より詳しい情報