meet54 デモ展示募集要項

日時

  • 2023/11/23(木) 9:30 〜 18:00
  • 2023/11/24(金) 9:30 〜 10:00

会場

青森県観光物産館アスパム(会場URL

展示費用

  • 展示協賛金: 30,000円/1件

但し、以下のいずれかの該当するものは、展示協賛金を免除いたします。

  • ITRC 正会員・法人会員 (入会申込中を含む)
  • 大学及び公的研究機関
  • 本研究会での発表に関連したデモを実施する企業

注意事項

  • 展示スペースは 1 件あたり 180 cm 幅のスペースがある、と想定ください。
  • 電源容量は 1 件あたり 100 W 程度で、電源タップが 2 口用意される予定です。
  • それ以上の電源容量が必要な場合はご相談ください。
  • 応募状況によっては、電源容量等に制限をお願いする可能性がありますが、予め御了承願います。
  • 延長ケーブルは各自用意願います。
  • ネットワークは無線での提供を予定していますが、電源とネットワークの利用は、デモ申し込み時に事前申請が必須となりますので、ご留意下さい。
  • 11/23 (木) 11:00 からデモ展示紹介セッションを用意しています。
  • デモ紹介展示セッションの持ち時間は 1 件あたり 5 分程度を予定していますが、デモ件数によって調整させていただきます。
  • 休憩時間などは各ブースにて、説明をお願い致します。

デモ設営時間

現在準備中です。

デモ撤収時間

現在準備中です。

申込

ITRC meet54デモ申込みフォーム からお申し込みください。 Google フォーム へのアクセスが困難な方は以下の内容で PC・LA までごメールください。→ 申し込みは終了しました(10/14)

  • Subject: meet54デモ展示
  • お名前
  • ご所属
  • デモタイトル
  • デモ概要 (200文字程度を目安に)
  • PC・LAへの伝達事項

申込締切

2023/10/13(金) 23:59 (JST)

問い合わせ先

meet54-worker[atmark]mail.itrc.net

meet54 開催概要

シン・ITRC 第 54 回研究会 (ITRC meet54) の開催概要です。

日程

2023年11月22日 (水) 〜 11月24日 (金)

  • 22日:インターネットアーキテクチャ研究会セッション
  • 23〜24日:ITRC分科会セッション,一般発表セッション,企画セッション

会場

現地会場:青森県観光物産館アスパム(会場URL
オンライン:Zoom

主催

産学協力研究コンソーシアム インターネット技術研究会 (シン・ITRC)

共催

電子情報通信学会 インターネットアーキテクチャ研究会

参加登録

こちらからお申し込みください(Googleフォームを利用しています)
※登録締切:11/20 17:00まで

参加費

無料。ただし懇親会は有料です。
※ アウトリーチ活動の一環で,ITRC研究会に参加申し込みいただいた皆様は,
Day1 14:00-18:00 のIA研究会セッションの参加費を無料とさせていただきます。
奮ってご参加ください。

テーマ

インターネット全般

タイムテーブル

プログラムの詳細はこちらをご確認ください(随時更新)。

Day1 (2023/11/22 (水))

13:50 ~ 14:00(10) オープニング
14:00 〜 18:00 IEICE IA研究会

Day2 (2023/11/23 (木))

9:00 開場
 9:30 〜 11:00(90) RIXX分科会
11:00 〜 11:40(40) デモ展示セッション
11:40 〜 13:00(80) 昼食 / デモ展示
13:00 〜 14:30(90) PIoT分科会
14:30 〜 15:00(30) デモ展示 / 休憩
15:00 〜 16:30(90) CIS分科会
16:30 〜 16:45(15) デモ展示 / 休憩
16:45 〜 18:00(75)  一般発表セッション(WIPポスター)
19:00 〜 懇親会

Day3 (2023/11/24 (金))

9:00 開場
9:15 〜 11:15(120) 一般発表セッション(口頭発表)
11:15 〜 11:30(15) デモ展示 / 休憩
11:30 〜 12:30(60) ITRC伝承セッション
12:30 〜 12:45(15) クロージング
午後 青森大学キャンパスツアー(計画中)

一般発表(口頭発表,WIPポスター発表)募集

一般発表を広く募集いたします。以下の申込フォームから発表申し込みをお願いします。
申込締切は 2023/10/13 (金) 23:59 (JST) とさせていただきます。

  • 発表申し込みフォーム → 申し込みは終了しました(10/14)
    • 申込時に発表形式(口頭発表,WIPポスター発表)をご選択ください
      • 口頭発表
        • 発表時間20分+質疑応答10分程度を予定。これまでの研究の紹介や興味のあるトピックなど。プレゼンテーション形式での発表
      • WIP(Work In Progress)ポスター発表
        • 若手の方(年齢制限はありません)を中心に,研究途中の内容やちょっとしたアイディアを深く議論。A1サイズのポスター形式での発表

デモセッション/デモ展示

「デモセッション」でのご発表およびブース展示による意見交換の機会をご提供します。下記をご確認の上,申し込みをお願いします。申込締切は 2023/10/13 (金) 23:59 (JST) とさせていただきます。→ 申し込みは終了しました(10/14)

問い合わせ先

  • PC: 近堂 徹 (広島大学)、野林 大起 (九州工業大学)

  • LA: 鈴田 伊知郎 (アラクサラネットワークス株式会社)、丸山 伸 (株式会社シー・オー・コンヴ)

  • ML:meet54-worker[at-mark]mail.itrc.net

meet53 プログラム

Day 1 (5/18)

10:00 – 12:00 会場設営

12:00 – 13:00 総会 (会員のみ)

13:00 – 13:15 開会

下條真司 (青森大学): 開会のご挨拶 (仮)

委員長によるウィットに富んだトークをお楽しみ下さい。

13:15 – 14:45 セッション 1: RIXX 分科会セッション

柏崎礼生 (近畿大学): RIXXのご紹介

初めての人のために RIXX とはなにか、日本語名称を定めていなかったので経験してしまった恥ずかしいことなど、ここ半年、これから半年のRIXXの活動 (予定) についてご紹介します。

早坂彪流 (BBSakuraNetworks 株式会社): SRv6 MUPの紹介とMUP-BGPのOSS実装における相互接続性について

SRv6 と呼ばれるルーティングパラダイムにMobile User Planeを統合するアーキテクチャであり、ローミングをピアリングに変えていく技術である。本発表は我々BBSakuraNetworksが行った研究開発の一環でSRv6 MUPの実装をOSSに行ったコントリビュートの紹介と合わせてIETF116で相互接続性の検証を行ってきたのでその結果の報告を行う。

北口善明 (東京工業大学): Distcloudの設計と実装の展望 (仮)

Distcloud v3 (と勝手に僕が呼んでいる) の設計者である北口先生が、Distcloud v4、あるいは v3.1 の設計に関する展望について語ります。

14:45 – 15:00 break

15:00 – 15:30 セッション 2: デモセッション (紹介タイム)

フォーティネットジャパン合同会社: FortiPAMによる重要資産の保護

FortiPAMの特権アクセス管理は、特権アカウントへのゼロトラスト原則の導入が可能となり、組織全体の攻撃対象領域を大幅に縮小することが可能です。FortiPAMによる特権アクセスの保護・制御・監視についてご紹介します。

FXC 株式会社: 光通信で少し先の未来を。

IT インフラストラクチャを陰で支える光通信機器を中心とした幅広いラインナップの中から、光ソリューション機器メディアコンバータ。また、大容量 DCI からエンドポイントまでカバーできる 1G/10G/25G/40Gbps のマルチレート対応ネットワークスイッチなど新製品を展示致します。

アライドテレシス株式会社: 有線、無線、LAN、WANを統合管理するソリューション、AMF Plusのご紹介

エンプラ、キャンパス向けに有線、無線、LAN、WAN を統合管理するソリューション、AMF Plus をご紹介します。併せて展示スペースの出展内容 (新製品等) をご紹介します。

アラクサラネットワークス株式会社: キャンパスネットワークへの製品適用事例の紹介と今後の展望

キャンパスネットワークへのアラクサラ製品の適用事例をご紹介するとともに、フォーティネット社とのコラボレーション状況等について紹介いたします。また、昨今調達において懸念されている製品の出荷状況についても最新情報を提供する予定です。

株式会社シー・オー・コンヴ: Azure Virtual Desktop 環境における負荷試験

学生向けに PC 環境を提供する際には、講義の前後に発生する一斉起動・一斉ログオンのような負荷集中への対策が必要となる。いま学生向けの VDI 環境としてAVD (Azure Virtual Desktop) が注目されているが、これまでに AVD を学生向けに活用した実績は少なく、負荷に対する知見も分析も乏しい。この度、当社は AVD 環境で一斉起動の試験を行い、その挙動を調査した。今回のデモ展示では、この調査の結果を紹介しつつ、見つかった課題を克服するソリューションを紹介する。

15:30 – 16:30 デモ発表

16:30 – 16:45 break

16:45 – 18:15 セッション 3: CIS 分科会セッション

大森 幹之 (鳥取大学): CIS 分科会の紹介 (5分)

CIS 分科会について紹介します.

財津玲奈 (九州産業大学大学院)、神屋郁子 (福岡女子大学)、下川俊彦 (九州産業大学): 受講生の演習状況の詳細を把握するシステムの開発

近年、COVID-19 の影響で対面授業、遠隔授業、ハイフレックス型授業などのハイブリッドな授業形態が広まった。九州産業大学理工学部のプログラミング系の科目でも対面受講とオンライン受講を平行する授業が行われた。ハイブリッドな授業形態に合わせた「サポちゃん2021」が昨年度開発された。このシステムには、対面受講生とオンライン受講生の演習問題の進捗状況を把握することが難しいという課題がある。また、対面受講生とオンライン受講生とでは演習チェック・質問対応の手順が違い、演習担当者への作業負担が増えるという課題もある。本研究の目的は、演習状況が遅れている受講生を発見してフォローできるようにすることである。また、演習担当者の負担も減らす。そのために、サポちゃん2021を基に演習支援システム「サポちゃん2022」を開発した。サポちゃん2022では、演習状況が遅れている受講生を発見するために、演習未完了者・演習完了者の表など演習問題ごとに演習の状況を表示する演習時間画面を開発した。加えて、全講義回の受講生ごとの演習状況確認画面、全講義回の受講生ごとの演習状況を確認できる画面、受講生個人の講義回ごとの演習状況確認画面を開発した。また、演習担当者の負担を減らすために、演習チェック結果のコメント用テンプレートボタンや学籍番号のコピー機能も開発した。

砂原 悟 (公立千歳科学技術大学): ポストコロナ期における大学無線LAN安定化の取り組み (25分)

コロナ禍において大学の授業は、リアルタイム配信やオンデマンド型、対面と組み合わせたハイブリッド型など、遠隔授業を軸とした多様な授業形態が展開されました。そのため、大学の無線LAN環境はポストコロナ期においても、対面授業と遠隔授業の双方をサポートする必要があります。特に、遠隔授業の場合には、ストレスなくスムーズな授業が行えるよう、高速で安定したインターネット環境が求められます。本講演ではポストコロナ期における学内無線LAN環境を安定化させる取り組みについて紹介します。

早川 浩平 (パロアルトネットワークス株式会社): NDRの活用とXDRの必要性について考える

サイバー攻撃の被害が大きくなるマルウェア攻撃は、潜伏後、ラテラルーブメントにて内部に感染を広げる。このようなマルウェアによるサイバー攻撃の被害を防止もしくは最小限にするための手段としてのNDRの活用と、EDRまで含めたXDRの必要性についての考察をご説明します。

18:30 – 有識者懇談会

Day 2 (5/19)

9:30 – 10:00 シン・中之島センターツアー

10:00 – 11:30 セッション 4: RIXX-PIOT 合同招待講演セッション

海老澤 健太郎 (トヨタ自動車): P4 の最新動向 〜サーバサイドでの P4 活用可能性について〜

プログラミング言語 P4 の最新動向について紹介します.特にサーバサイドでの P4 活用可能性を中心に,各種 SmartNIC (FPGA/IPU/DPU) のハードウェア構成、機能や開発環境の違いなどの特長をお話します.

野林 大起 (九州工業大学): IoT/CPS 活性化のための Floating Cyber Physical System (F-CPS)

IoT デバイス等から生成されるデータには、生成された場所・時間に依存する時空間データが含まれており、それらの地産地消することで、地域におけるデータ流通・利活用の活性化につながると考えられる。そこで、ユーザに近い位置にあるデバイス群を用いて比較的小規模な CPS を構築する Floating Cyber Physical System (F-CPS) を提案している。本発表では、F-CPS を実現するためのネットワークアーキテクチャ及びクラウドネイティブ技術の横断的活用について紹介すると共に、将来の展望について紹介する。

11:30 – 13:30 休憩・デモ発表・中之島美術館・大阪市立科学館見学会

13:30 – 15:00 セッション 5: PIoT 分科会セッション

秋山豊和 (京都産業大学): PIoT 分科会の紹介

秋山主査が PIoT 分科会を紹介します。

土屋師子生 (アリスタネットワークスジャパン合同会社): Arista P4 Implementation ~ ネットワークプログラマビリティの実際

Barefoot/Intel Tofino パケットプロセッサは P4 言語を用いたネットワークのためのドメインスペシフィックプロセッサです。Arista では 7170 シリーズにて Tofino チップを採用し開発をしてきました。本セッションでは柔軟なパケットプロセッサを用いた 7170 ならでは実現できた機能 NAT/Firewall/MAP-T および INT/NAT と OpenFlow の機能を組み合わせた NAT Flow の機能を共有し 実際の適用箇所などをみなさんと議論出来ればと思います。

兵頭弘一 (アリスタネットワークスジャパン合同会社): 高速イーサネット100G/400G の技術動向と 800G/1.6T イーサネット実現へ向けてのロードマップ

100G/400G イーサネットは本格普及期に入り、また次世代高速イーサネットである 800G/1.6T に関する議論も活発化してきています。本セッションでは、最新の100G/400Gイーサネットの実装状況と解説し、また半導体技術ロードマップを見据えた次世代の高速イーサネットの動向を紹介します。

15:00 – 15:15 break

15:15 – 16:45 セッション 6: ポスターセッション

齋藤 努 (NaniwaNOG実行委員, JR西日本光ネットワーク(株)): NaniwaNOG の設立について

NaniwaNOG は年 2 回開催のJANOG (Japan Network Operators’ Group) をベースとした開催地を特定地域に絞った「地域 NOG のひとつ」で、インターネットに於ける技術的事項、および、それにまつわるオペレーションに関する事項を議論、検討、紹介することにより関西エリアを中心としたインターネット技術者、および、利用者に貢献することを目的としたグループです。本セッションでは NaniwaNOG の概要とともに、活動の一部でもある学生支援について、先行している他地域 NOG の様子も交えて紹介します。

松尾直紀, 秋山豊和 (京都産業大学), 新井イスマイル (奈良先端科学技術大学院大学), 山本寛 (立命館大学): 路線バスにおける不快運転箇所の特徴抽出に関する一考察

近年、バス運転手の高齢化や人員不足によるバス事故の増加が社会問題になっています。本研究では、運転手の運転する技術や担当する路線、バス車両などに対する経験不足から生じる乗客が不快感を覚えるような運転を不快運転と定義して、この不快運転を回避しながら、快適な速度での運行を実現するために、車内で収集したセンサデータから不快運転の自動抽出を目指し、その基礎データを収集することを目的としています。

執行 律和,野林 大起,塚本 和也,水町 光徳,池永 全志 (九州工業大学): 超音波を用いた機器異常検知のためのファイルサイズに基づく稼働音判定の検討

電力設備の点検は主に作業員が現地に訪問して実施されており,故障と点検のタイミングのずれによる異常発見の遅れやコストなど様々な問題を抱えている.そこで我々は,機器の異常が稼働音に現れる点に着目して,稼働音解析による異常検知システムを開発してきた.しかし,屋外で稼働する機器の音響データには可聴音域に様々な雑音が含まれるという問題があるため,本研究では,機器の異常が超音波成分に現れるという仮定に基づき,超音波データ収集システムを新たに提案する.

内田 敦博,野林 大起,池永 全志,カベンディッシュジルセウ (九州工業大学): 異なる輻輳制御方式を使用するQUIC通信競合時における公平性改善に向けた一検討

QUIC は User Datagram Protocol (UDP) 上に輻輳制御や再送制御を追加して転送する新しいトランスポートプロトコルである.QUICの輻輳制御には Transmission Control Protocol (TCP) と同様のアルゴリズムを採用可能であり,帯域遅延積に基づきウインドウサイズを調整するBBRとロースベースの輻輳制御アルゴリズムであるCUBICが競合した際,共有するボトルネックリンクのバッファサイズにより,いずれかの通信性能が劣化し,公平性が低くなることが先行研究によって確認されている. 本研究では,Explicit Congestion Notification (ECN) を使用し,異なる輻輳制御アルゴリズムを使用するQUIC通信が競合した場合における公平性の改善の検討を行う.

服部圭一郎,小島匠太郎,Ranulfo Bezerra,岡田佳都,大野和則,田所諭 (東北大学): 仮想/実観測の時系列差分による異常検出

本研究では,ロボットのセキュリティを対象として,ロボットへ想定される多様な攻撃に対する統一的な検知方法の考案を目的としている.特に攻撃の結果生じた「異常」に着目し,異常全般を包括的に検知することで,事前に予知しない攻撃であってもまとめて検知可能とする.ロボットおよび動作環境を再現した仮想空間上の観測点と実際の観測点の比較することで,その差分の時系列データからロボットおよび周囲環境に生じた異常を検出する.

中谷翔, 秋山豊和, 石原真太郎, 小林和真 (京都産業大学): SR-TEフレームワークにおけるポリシー生成のための情報収集方法の調査

アプリケーションごとに低遅延や広帯域などの要件を持っており, TEを行う際にこれらの要件を示すインテントをもとにした経路制御を行うことが求められている. このような問題を解決するためのTEとして, SR-TEが注目されている. しかし, これらのインテントをもとに経路制御を行う際, ネットワークのトポロジ, 帯域, 遅延などからポリシーを作成する仕組みが必要となっている. これまで, コントローラの実装は進められているが, 情報の収集方法は検討できていない. 本研究ではまずSRドメイン内のLinkState情報の収集方法について調査を行った.

田中里咲(京都産業大学),石原真太郎(京都産業大学/CSSC),秋山豊和(京都産業大学),小林和真(京都産業大学/IPA): ROSを用いたロボット制御環境へのリプレイ攻撃に関する一考察

ROSを用いたロボット制御が注目されているが,そのセキュリティ対策は見過ごされがちであり,セキュリティ対策が急務となっている.これまで,タスク実行中のロボットアームへのリプレイ攻撃の可能性を検討し,セキュリティ機能を活用しない場合には,リプレイ攻撃が可能であることを調査した.本発表では,QoSのキューサイズとリプレイ攻撃時の挙動の関係について考察を説明する.

日野崇博, 秋山豊和, 石原真太郎, 小林和真(京都産業大学): ラテラルムーブメント理解のためのマルウェア解析

マルウェアの感染拡大で利用されるラテラルムーブメントを理解することを目的として、WannaCryのラテラルムーブメントの動作を分析している。マルウェアの動作分析において、ラテラルムーブメントを理解するには、実際に動作させることが求められる。研究室でこの実験を行うため、倫理委員会に実験実施の申請を行った。また、マルウェアにより生成されるパケットベースでの他ノードへのアクセス分析に取り組んだ。本発表では、動作分析の実験を行うまでの過程と動作分析の進捗状況について報告する。

16:45 – 17:00 クロージング

 

meet53 デモ展示募集要項

日時

  • 2023/5/18(木) 13:00 〜 18:15
  • 2023/5/19(金) 9:30 〜 14:00

会場

大阪大学中之島センター (大阪府大阪市) 、およびオンライン

展示費用

  • 展示協賛金: 30,000円/1件

但し、以下のいずれかの該当するものは、展示協賛金を免除いたします。

  • ITRC 正会員・法人会員 (入会申込中を含む)
  • 大学及び公的研究機関
  • 本研究会での発表に関連したデモを実施する企業

注意事項

  • 展示スペースは 1 件あたり 180 cm 幅のスペースがある、と想定ください。
  • 電源容量は 1 件あたり 100 W 程度で、電源タップが 2 口用意される予定です。
  • それ以上の電源容量が必要な場合はご相談ください。
  • 応募状況によっては、電源容量等に制限をお願いする可能性がありますが、予め御了承願います。
  • 延長ケーブルは各自用意願います。
  • ネットワークは無線での提供を予定していますが、電源とネットワークの利用は、デモ申し込み時に事前申請が必須となりますので、ご留意下さい。
  • 5/18 (木) 15:00 からデモ展示紹介セッションを用意しています。
  • デモ紹介展示セッションの持ち時間は 1 件あたり 5 分程度を予定していますが、デモ件数によって調整させていただきます。
  • 休憩時間などは各ブースにて、説明をお願い致します。

デモ設営時間

5月18日(木) 10:00ぐらいから設営可能予定。デモ関連機材の会場への送付については、別途ご連絡いたします。

デモ撤収時間

5月19日(金) 15:45までに撤収完了でお願いいたします。

申込

ITRC meet53デモ申込みフォーム からお申し込みください。

Google フォーム へのアクセスが困難な方は以下の内容で PC・LA までごメールください。

  • Subject: meet53デモ展示
  • お名前
  • ご所属
  • デモタイトル
  • デモ概要 (200文字程度を目安に)
  • PC・LAへの伝達事項

申込締切

2023/4/18(火) 23:59 (JST)

問い合わせ先

meet53-worker[atmark]mail.itrc.net

meet53 開催概要

シン・ITRC 第 53 回研究会 (ITRC meet53) の開催概要です。

日程

2023/5/18 (木) 〜 5/19 (金)

会場

大阪大学中之島センター (大阪府大阪市) 、およびオンライン

主催

産学協力研究コンソーシアム インターネット技術研究会 (シン・ITRC)

共催

  • 大阪大学サイバーメディアセンター全学支援企画部門
  • 京都産業大学情報理工学部

参加登録

ITRC meet53 参加登録フォームからお申込みください。

参加費

無料。ただし有識者懇談会は一般¥8,000、学生¥1,000です。有識者懇談会はインターネット技術に関心がある方であればどなたでも参加できます (ただし事前登録制) 。

テーマ

インターネット全般

一般発表募集

お申し込み多数のため締め切らせていただきました。

ポスター発表募集

お申し込み多数のため締め切らせていただきました。

デモセッション/デモ展示

お申し込み多数のため締め切らせていただきました。

プログラム

詳細なプログラムは meet53 プログラムのページをご参照ください。

1 日目 (2023/5/18 (木))

  • 午前中: 会場設営
  • 12:00 – 13:05 総会 (会員のみ)
  • 13:05 – 13:15 オープニング
  • 13:15 – 14:45 セッション 1: RIXX 分科会セッション
  • 14:45 – 15:00 休憩
  • 15:00 – 15:30 セッション 2: デモセッション (紹介タイム)
  • 15:30 – 16:30 デモ発表
  • 16:30 – 16:45 休憩
  • 16:45 – 18:15 セッション 3: CIS 分科会セッション
  • 18:30 – 20:30 有識者懇談会

2 日目 (2023/5/19 (金))

  • 9:30 – 10:00 シン・中之島センターツアー
  • 10:00 – 11:30 セッション 4: RIXX-PIOT 合同招待講演セッション
  • 11:30 – 13:30 休憩・デモ発表・中之島美術館・大阪市立科学館見学会
  • 13:30 – 15:00 セッション 5: PIoT 分科会セッション
  • 15:00 – 15:15 休憩
  • 15:15 – 16:45 セッション 6: 学生ポスターセッション
  • 16:45 – 17:00 クロージング

問い合わせ先

PC

  • 柏崎礼生 (近畿大)
  • 秋山豊和 (京都産業大)

LA

  • 下條真司 (青森大)
  • 大平健司 (阪大)
  • 川本芳久 (大阪学院大)

メールアドレス

  • meet53-worker[atmark]mail.itrc.net

meet52プログラム詳細

タイムテーブル

1日目 (2022年11月21日(月))

09:00-12:00 会場設営(関係者のみ)
12:00-13:00 総会 (ITRC会員のみ参加可能)
13:00-17:00 IA研究会
17:00-18:00 デモ・ポスター展示
18:00-19:00 一般発表セッション1
19:00- 名刺交換会

 

2日目 (2022年11月22日(火))

09:15-10:30 RIXX分科会セッション
11:00-12:30 CIS分科会セッション 
14:00-15:00 一般発表セッション2
15:10-16:10 一般発表セッション3
16:20-17:20 一般発表セッション4
17:20-17:30 クロージング
17:30-21:00 会場後片付け(関係者のみ)

セッション詳細

セッション1: IA研究会

https://ken.ieice.org/ken/program/index.php?tgs_regid=8f8e3bbd4348211fa10e4545d34109abf5df63e1b361cb2f8b6bc50225184766&tgid=IEICE-IA

デモ・ポスター展示

  • Beyond 5G時代のオープンでセキュアな公衆無線LANローミング (京都大学学術情報メディアセンター)
    情報通信研究機構(NICT) Beyond 5G研究開発促進事業 委託研究課題 採択番号04401(国際共同研究型プログラム)として行っている、モバイルキャリアによるSIM認証と一元化されたセキュア認証をWi-Fiサービスのローミングにおいて実現する技術であるPasspointとそれに基づいたオープンな国際的公衆無線LANローミングの枠組みであるOpenRoamingを、国際学術無線LANローミングのフレームワークであるeduroamなどの上で利用できるようにすることで、Beyond 5G時代のモバイルデータオフローディングを実現する技術を紹介します。

  • キャンパスネットワークの運用を効率化する自動化・可視化について (アラクサラネットワークス株式会社)
    AX-Network-Managerのエンハンスや適用事例、製品に関する技術情報を紹介します

  • 学生向けPC環境をAVDで運用する場合の課題とその解決方法 (株式会社シー・オー・コンヴ)
    学生向けにVDIサービスをする際には、授業時間ごとに利用する学生の入れ替えが発生することや、学生は本来的にはVDIを利用したいと考えているものではないということなど、一般的なVDIサービスと異なる点に配慮してサービスを設計する必要がある。費用面における制約も大きく、従来より利用してきたPC教室を整備するのと同等の費用感でサービスを提供する必要がある。 このような中、学生が利用する際にライセンス面での優遇があること等から Microsoft 社が提供する DaaS サービスである Azure Virtual Desktop (AVD) が注目されている。AVD は利用時間に応じた従量課金制であることから、その特性を生かしたサービス設計が求められる。本発表では AVD を学生向けサービスとして活用する際の設計上のポイントを紹介する。

  • ネットワーク内に点在するデバイス情報の可視化とセキュリティ対策 (フォーティネットジャパン合同会社 マーケティング本部)
    FortiNDRによる内部対策とFortiNACを活用したデバイスの可視化をご紹介します。

セッション2: 一般発表セッション1

  • 2022年の今、ネットワークベンダから見たSDN/OpneFlow (土部 直樹(アライドテレシス株式会社))
    • 201xに劇的に盛り上がったSDN/OpenFlow、あれから約10年がたち、ネットワークベンダは何を得たのか。
  • 外観から監視するICT機器の研究の紹介~LEDの監視をはじめとして~ (小川 康一(群馬大学))
    • これまでIoT機器やロボットを活用しICT機器を外観から監視する研究を行ってきました。当該分野の関連研究を御紹介するとともに、今後の可能性について議論したく存じます。

セッション3: RIXX (旧RIBB・RICC)

  • RIXX のご案内 (柏崎 礼生 (近畿大))
    ITRC meet51 で新たに RIXX なるコミュニティを立ち上げました。XX には任意のアルファベット二文字をその都度入れるぞい、と言った矢先から meet52 における RIXX セッションでは Community, Cooperation, Common sense、ということで RICCC です。三文字やないかい!

  • コミュニティを基盤としたネットワーク運用技術の移転と発展 (松崎 吉伸 (IIJ))
    インターネットを構成する各ネットワークには、期待される運用があり、しかもそれはより安定的な運用を目指して変化してきいます。ネットワーク運用者はこのような運用の「常識」をどのように学び、協調的な運用を更新しているのでしょうか。今回はバングラデシュのネットワーク運用者コミュニティ、bdNOGを取り上げ、コミュニティがネットワーク運用技術の移転や発展に果たした役割を整理します。

  • 民間企業における研究のあり様と、企業人としての研究のやり様、それを対話しながら考える (松崎 吉伸 (IIJ), 菊地 俊介 (さくらインターネット), and You! )
    最近、社会人博士として研究を推進されているという松崎さん。従来よりJANOG等コミュニティにおいても熱心に活動されていました/います。今回は、そんな松崎さんをゲストにお呼びして、ご自身の研究の目指すところ、研究とは何であるか、成果をどのように定義するか、それを会社にどのようにフィードバックするのかといった想定を伺いながら、翻って、企業研究所の立場での研究のあり方、会社と社会の要請に対してどのように応えるかといった企業研究所の組織論について考えてみたいと思います。

  • wrap up RICCC session on ITRC meet52 (柏崎 礼生 (近畿大))
    まとめます(まとまるとはいっていない)。

セッション4: CIS

  • CIS のご紹介と発表のお誘い (大森 幹之(鳥取大学))
    • CIS (Campus Information System) 分科会の概要を紹介する.また,CIS での発表の申込方法,期待したい発表内容などについて議論する.
  • キャンパス無線LANを安定させるための取り組み (砂原 悟 (公立千歳科学技術大学))
    • 運用を開始したキャンパス無線LANでは、しばしばユーザが期待する通信速度を下回ることがある。しかしながら、改善のために現地調査を行うと速度の低下を再現できないことがある。本講演では2016年から2022年までに発生したトラブルの事例と調査結果から、キャンパス無線LANを安定させる設計上のポイントを紹介する。
  • 学生が AVD (Azure Virtual Desktop) 環境を利用するまでの手順に関する検討 (丸山 伸  (株式会社 シー・オー・コンヴ))
    • Microsoft 社が提供する DaaS サービスである AVD を講義で用いて教材となるアプリケーションやデータを学生に提供する際には、多くの学生を確実かつ短時間に AVD環境へと誘導する必要がある。その際 AVDはブラウザのみで利用できる点や VDI 接続後の利用手順は簡単だが、「ログイン画面までの誘導」や「AVD やVDI先環境へのログイン手順」は簡単とは言えない。本講演では講義の教材として AVD を用いる際に生じる問題について検討し、LMSとの連携やSSOの活用による解決策を提案する。

セッション5: 一般発表セッション2

  • Society5.0における未来の支援システム (武村 紀子(九州工業大学))
    我々の研究グループでは,Society5.0が描く未来のシステムとして,個人のニーズに応じたきめ細やかなサービス・支援を自動で行うシステムの実現を目指している.このような未来の支援システムでは「行動センシング」「ユーザ状態認識」「適応的フィードバック」といった3つのコア技術が重要である.これらのコア技術について,我々が行ってきた研究を紹介する.
  • 電磁波を利用した広帯域海中無線通信システム (廣瀬 幸(九州工業大学))
    第6世代移動体通信におけるカバレッジ拡大のため水中および海水中における電磁波利用の無線通信に関する研究開発が進んでいる.本講演では電波による無線通信による海中IoT機器の通信インフラを整備ための技術確立を目的として,海中電磁波伝搬のための広帯域アンテナ開発と電波伝搬についてシミュレーションと実測結果について報告する.

セッション6: 一般発表セッション3

  • バイナリ差分を用いたコンテナイメージサイズの削減に関する検討 (松本 直樹(京都大学))
    コンテナは、軽量かつ高速な実行環境の分離技術として、通常のサービス提供に限らずエッジコンピューティング等での活用も進展している。 しかし、コンテナ内のルートファイルシステムを格納したコンテナイメージは肥大化の一途をたどり、初期転送や更新時のイメージダウンロードに多くの帯域を消費し、上流回線が細いエッジ等ではコンテナの起動が遅くなるといったサービス品質への影響が出ている。 本研究では、ローカルにキャッシュされたイメージと更新対象のイメージ間でバイナリ差分を用いた差分をとることで更新時のダウンロードサイズを削減することを目指す。 本発表では、バイナリ差分自体のパフォーマンスやバイナリ差分が有効なファイルに関する調査に基づき、イメージ更新におけるバイナリ差分の有用性やその応用に関する議論を行う。
  • 消費電力を考慮したSDNコントローラ配置方法の検討 (近藤 智文(東北大学)、 和泉諭(仙台高等専門学校)、菅沼拓夫(東北大学))
    近年、ネットワークのコントロールプレーンとデータプレーンを分離して柔軟に全体最適な制御を行うSDNが注目されている。大規模なSDNにおいては1台のSDNコントローラのみで大量のSDNスイッチを制御することは遅延や耐障害性の点で困難であり、どのように複数のSDNコントローラを配置するかを課題としたController Placement Problem (CPP) が検討されている。企業や大学などにおいて、コスト節約や環境への考慮のためにエネルギー消費量を削減しようとする動きが盛んであることから、本研究ではSDNにおけるスイッチやコントローラの消費電力を考慮したCPPのモデルを提案する。

セッション7: 一般発表セッション4

  • ハイブリッドはつらいよ (小谷 大祐(京都大学))
    2022年に開催された、複数セッションがパラレルで行われる複数のシンポジウムの運営に関わった経験を踏まえ、いかに大規模なシンポジウムのハイブリッド開催が大変かを発表します。
  • IPv6対応のネットワークプログラミング演習実施報告 (飯田 勝吉(北海道大学))
    著者が担当している学部3年生向けの実験科目「情報理工学実験II」において、これまでJavaScriptを課題としていたが、今年度からネットワークプログラミングに課題を変更することになった。その際、IPv6対応の演習環境を構築し、その環境を利用した演習を実際に行う予定である(発表時には完了している見込み)。本講演では、その実施結果を報告する。

meet52開催案内

注意事項:11/22(火)の開始時刻が9:00から9:15開始に変更になりました。

日程: 2022年11月21日(月)~ 11月22日(火)

開催形式:ハイブリッド(現地開催+Zoom開催)
会場: 新潟市万代市民会館
https://www.city.niigata.lg.jp/chuo/shisetsu/manabi/shiminkaikan/bandai/index.html

シンITRCとして2回目の研究会(meet52)は電子情報通信学会 インターネットアーキテクチャ(IA)研究会と合同での開催となります.前回のITRC meet 51と同様,これまで各分科会等で扱っておりますトピックに加え,ITRCの新たな活動を模索したく,一般発表のセッションを設けます.

参加ご希望の方は下記より、参加登録をお願いいたします.

参加登録フォーム

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdE8osrvY3nBUqKV09kc80_aLdB9UDcgP2TLTPIwaBFWOZ3vw/viewform

参加登録締め切り:11月18日(金)23:59

 

【プログラム概要】 
11/21(月)
------------------------------------------------
09:00-12:00 会場設営
12:00-13:00 総会
13:00-17:00 IA研究会
17:00-18:00 デモ・ポスター展示
18:00-19:00 一般発表セッション1
19:00- 名刺交換会

11/22(火)
------------------------------------------------
09:15-10:30 RIXX分科会セッション
11:00-12:30 CIS分科会セッション
14:00-15:00 一般発表セッション2
15:10-16:10 一般発表セッション3
16:20-17:20 一般発表セッション4
17:20-17:30 クロージング
17:30-21:00 会場後片付け

プログラム詳細はこちら

meet51 デモ展示募集

ITRC meet51 では、デモ展示を募集します。ご希望の方は以下の要領に従いお申込みください。

日時

  • 2022年8月30日 (火) 13:00 〜 17:15
  • 2022年8月31日 (水)  9:30 〜 13:00

会場

東京工業大学 大岡山キャンパス 西9号館2階 メディアホール

展示費用

展示協賛金: 30,000円/1件

但し、以下のいずれかの該当するものは、展示協賛金を免除いたします。

  • ITRC正会員・法人会員(入会申込中を含む)
  • 大学及び公的研究期間
  • 本研究会での発表に関連したデモを実施する企業

注意事項

  • 展示スペースは1件あたり180cm幅のスペースとなります。
  • 電源容量は1件あたり100W程度で、電源タップが2口用意されます。それ以上が必要な場合はご相談ください。応募状況によっては、電源容量等に制限をお願いする可能性がありますが、予め御了承願います。延長ケーブルは各自用意願います。
  • ネットワークは無線での提供を予定していますが、電源とネットワークの利用は、デモ申し込み時に事前申請が必須となりますので、ご留意下さい。
  • 8/30 (火) 14:40 からデモ展示紹介セッションを用意しています。持ち時間は 1件あたり 5分程度を予定していますが、デモ件数によって調整させていただきます。休憩時間などは各ブースにて、説明をお願い致します。

デモ設営時間

8月30日(火) 11:00以降
デモ関連機材の会場への送付については、別途ご連絡いたします。

デモ撤収時間

8月31日(水) 14:00までに撤収完了でお願いいたします。

申込

  Google フォーム からお申し込みください。GoogleフォームがNGの方は PC・LA までご連絡ください。

申込締切

2022年7月31日(日) 23:59

meet51プログラム詳細

タイムテーブル

1日目 (2022年8月30日(火))

11:00 〜 12:00 総会 (会員のみ)
12:00 〜 13:00 休憩
13:00 〜 13:10 オープニング
13:10 〜 14:40 セッション1: インターネット研究のあり方について考えよう
14:40 ~ 15:05 デモ発表紹介セッション
15:05 ~ 15:30 休憩・デモ発表
15:30 〜 17:00 セッション2: RIXX (旧RICC)
17:00 〜 18:00 デモ発表・近況報告会

2日目 (2022年8月31日(水))

9:30 ~ 11:00 セッション3: 一般発表1
11:00 ~ 11:30 休憩・デモ発表
11:30 〜 13:00 セッション4: PIOT
13:00 〜 14:00 休憩・デモ発表
14:00 〜 15:00 セッション5: 一般発表2
15:00 〜 15:10 休憩
15:10 〜 16:00 セッション6: CIS
16:00 〜 16:10 クロージング

セッション詳細

セッション1: インターネット研究のあり方について考えよう

modelator 下條真司(大阪大学)
パネリスト 新善文(アラクサラ), 前村昌紀​​(JPNIC)

コロナ禍により,世の中が大きく変わると思われたが,水を差すように戦争がはじまった.インターネットやその研究のあり方にも大きく関わってきているようだ.JANOGでは先日「スプリンターネット」というコンテキストの中で,これからの世界とインターネットのあり方が議論された.少し前から,政府も「貿易輸出管理」をさらに強めて「経済安全保障」の名の下に研究の情報管理を重視するようになり,学術会議も「研究インテグリティ」という考え方を持ち出してきている.ハイブリッド戦争という言葉の通り,今や科学技術と軍事利用を切り離して考えること自体が難しくなりつつある.また,ITUやIETFの標準化の場においても,こういった観点で気を使う必要がある.この機会に,足元で起こりつつある変化を共有し,健全なインターネット研究のあり方について議論したい.

デモ発表紹介セッション

  • 株式会社 シー・オー・コンヴ, 学生向けPC環境として、VDI をPC教室よりも便利につかうには? 
  • 株式会社コムワース, プライベートIPを用いた大規模商用環境に於けるモニタシステムの一考
  • FXC株式会社, いまさらメディアコンバータ?いまこそメディアコンバータ?? ~なぜメディアコンバータが必要なのか?ネットワークにおけるメディアコンバータの活用~ 
  • アラクサラネットワークス株式会社, キャンパスネットワークの運用自動化および最新ネットワークスイッチの紹介
  • フォーティネットジャパン合同会社, AI技術を活用したセキュリティアプローチについて

セッション2: RIXX (旧RIBB・RICC)

  1. 分科会の紹介 / 柏崎礼生 (近畿大学)
    Regional Internet Back Bone (RIBB) 分科会が発展的終了を遂げたのが2011年の1月のことでした。それから東北地方太平洋沖地震があって、同年11月のこと、函館大沼で開催されたmeet30でのことです。RICCの分科会発足が認められて初めての分科会が催されました。早いものであれから十年余りが経過しました。BBがCCになり、次はDDとなるさだめ、むせる。幸い非中央集権、分散、データ、〇〇駆動など略称がDDとなる情報用語には事欠きません。が、そこではないだろうと。Regional Inter-であることが僕らの知的 (味覚や経験を含む) 好奇心を満足させてきたではありませんか、という老害ならではの思い出話でもしようかなと思っています (小並感) 。
  2. 今後の研究について考える飛び入りセッション / RICC・ITRCのお金で旅費を賄われたことのある人々 (飛び入り参加)
    これまで RICC のお世話になった人が飛び入り参加してこれまでとこれからについて即興でトークを行うそうです。
  3. 分科会クロージング / 柏崎礼生 (近畿大学)
    RICC先生の次回作にご期待ください!

セッション3: 一般発表1

  1. 秋田県版農林水産情報基盤の関する一検討 / 鈴木 一哉 (秋田県立大学)
    現在,秋田県の農林水産業の発展のために,公設試が持つデータを公開・活用するための情報基盤の整備に取り組んでいる.その活動を紹介し,課題について議論する.
  2. インターネットセキュリティ対策におけるインセンティブメカニズムと協力行動 / 石橋 圭介 (国際基督教大学)
    インターネットセキュリティ対策技術は、少数の運用主体が導入するだけでは効果が期待できないために導入インセンティブが発生しない、いわゆる「鶏と卵」問題などの社会ジレンマ状態に陥ることが少なくない。一方でそのような状態からであっても導入されている技術もあり、運用主体が利己的(合理的)行動でない協力行動を取っている可能性もある。本発表ではインセンティブメカニズム及び社会ジレンマ状態からでも導入が進む可能性について議論する。
  3. パスワードの推奨長をどう教えるか / 臼井 義比古 (京都光華女子大学 キャリア形成学部 キャリア形成学科)
    パスワードの推奨文字数や文字種などは、時代とともに色々変化してきたが、いまだにいろいろな推奨内容があり、何を教育するべきか判然としない。例えば最近は「英小文字と数字だけで12文字以上を推奨」(473京通り)というのを見かけるが、ハッシュ値が漏洩しなければ、これほどいらないようにも思う。また、多く言えば安心という風潮もみらられ、教育としてはいかがなものかとも思う。今回、いくつかの疑問と提案を議論したい。

セッション4: PIOT

  1. 分科会の紹介

  2. ROSを用いたロボット制御におけるセキュリティに関する調査 / 田中 里咲†,石原 真太郎†‡,秋山 豊和†,小林 和真†‡ (†京都産業大学,‡制御システムセキュリティセンター)
    ロボットを用いたアプリケーション構築支援のためのミドルウェアであるRobot Operating System (ROS) が開発されており、短期間で高度なアプリケーションが開発されるようになっている。一方で、開発者や研究者はロボットの研究開発の際に機能を重視することが多く、セキュリティは通常見過ごされがちなトピックであると言われている。ロボットに関するセキュリティ意識を向上させるためにも、ロボットへの攻撃の可能性やそのセキュリティ対策について検討する必要がある。本発表では、これまでにROSのセキュリティについて調査した内容について報告する。

  3. SRを用いたアプリ単位でのTE実施手法の検討 / 吉田 晴信†,斎藤 龍之介†,石原 真太郎†,秋山 豊和†,小林 和真†,三島 航††,木村 安宏††,棚橋 弘幸††(†京都産業大学,†† NTTコミュニケーションズ)
    ネットワークサービスプロバイダが提供するネットワークにおいて、Quality of Service (QoS) や Service Function Chaining (SFC) を考慮した Traffic Engineering (TE) の実現方法として、中間ノードにおけるルール数が削減可能なSegment Routing (SR) の活用が注目されている。本研究では、これまでに提案されているPer-Flow Steeringと異なる実装方法により、SFCの要件を考慮したアプリケーション単位でのTEの実現を目指す。

  4. データ利用権を用いたデータ取引に関する取り組み / 真野 浩(EverySense)
    人工知能技術の活用には,データの存在が不可欠であることは自明である. とはいえ,人口知能技術に限らずあらゆる分野において,必要なデータを自らが直接に,生成,収集することは現実的ではない.そこで,異なる組織や研究者の間で,データの共有や提供を行うためのデータ連携基盤の構築がさまざまな分野で進められている.
    しかしながら,有体物の財とは異なり,排他的所有が出来ない無対物で,複製が容易というデータの性質は,その流通の阻害要因となっている.そこで,筆者は,これらの阻害要因を解消し,安心,安全にデータの流通をする仕組みとして,データ利用権とこれを用いたデータ取引市場を提案してきた.
    このセッションでは、まずデータ流通の阻害要因を示す.次にこれらの阻害要因を解消するためのデータ取引市場の役割と,このデータ取引市場の機能を強化し,データ流通を円滑に行うためのデータ利用権のコンセプトを示す.さらに,これらのコンセプトを実現する上で,必要となる実装要件を示し,最後にデータ利用権を用いたデータ取引市場の将来像を示す.

セッション5: 一般発表2

  1. 受講生の進捗状況や理解度を把握する演習支援システムの開発 / 神屋 郁子 (福岡女子大学)
    大学の授業において、教員が学生の授業の理解度や学習の進捗状況を知ることや、理解できていない問題を解決し、学生の理解度を向上させることは教育上重要なことである。これまでに我々は、大学の演習科目における学生の理解度や進捗状況を把握する授業支援システム「サポちゃん」を開発してきた。従来サポちゃんは対面授業を想定していた。しかし、現在、遠隔授業やハイブリッド授業といった形態の授業が広まってきた。そこで、そのような授業形態でも、理解度や進捗状況を把握可能にするシステムを開発する。
  2. Acila: Attaching Identities of Workloads for Efficient Packet Classification in a Cloud Data Center Network / 小谷 大祐 (京都大学)
     IP addresses and port numbers (network based identifiers hereafter) in packets are two major identifiers for network devices to identify systems and roles of hosts sending and receiving packets for access control lists, priority control, etc. However, in modern system design on cloud, such as microservices architecture, network based identifiers are inefficient for network devices to identify systems and roles of hosts. This is because, due to autoscaling and automatic deployment of new software, many VMs and containers consisting of the system (workload hereafter) are frequently created and deleted on servers whose resources are available, and network based identifiers are assigned based on servers where containers and VMs are running. In this paper, we propose a new system, Acila, to classify packets based on the identity of a workload at network devices, by marking packets with the necessary information extracted from the identity that usually stored in orchestrators or controllers. We then implement Acila and show that packet filtering and priority control can be implemented with Acila, and entries for them with Acila is more efficient than conventional network based identifiers approach, with little overhead on performance.

セッション6: CIS

  1. シンCIS分科会の紹介(5分)
  2. eduroam+OpenRoaming:Beyond 5G時代のオープンでセキュアなWi-Fi ローミングに向けて (15分)岡部 寿男 (京都大学)
  3. 屋外学内無線アクセス網の整備に関する検討 (15分)大森 幹之(鳥取大学)
    鳥取大学では,農場や森林,田んぼ,砂場といった屋外での無線アクセス網の整備の要望がある.
    しかし,基地局までのLANケーブル敷設が難しい,または,高額である,設置する基地局への避雷のおそれや設置先の屋上の防水が難しいといった課題がある.
    そのため,屋外での無線アクセス網として5Gや無線LANの整備が難航している.
    本発表では,課題の紹介と考察,メッシュといった形態も含めた検討などについて議論する.
  4. AVD (Azure Virtual Desktop) を学生向けに PC教室よりも便利につかうには? (15分)丸山 伸(株式会社シー・オー・コンヴ)
    Microsoft 社が提供する DaaS サービスである AVD は、学生が利用する際にライセンス面での優遇があること等から注目が集まっている。また、同サービスの特徴である Azure Virtual Desktop マルチセッションはコスト削減の切り札としても注目されている。しかしながら、AVD や マルチセッションは学生に利用させる上での課題が多くあり、導入の障壁となったり導入後に障害の原因となったりしている。本発表においてはこの課題に対処するための設計・構成・費用削減のポイントについて紹介する。

meet51開催概要

第 51 回研究会 (ITRC meet51) の開催概要です。

日程

  • 2022 年 8 月 30 日 (火) 〜 8 月 31 日 (水)

会場

主催

参加登録

参加費

  • 無料

テーマ

  • インターネット全般

一般発表募集

これまで各分科会等で扱っておりますトピックに加え、ITRCの新たな活動を模索したく、一般発表のセッションを設ける予定です。ご参加の皆様 (特に会員の皆様) には、これまでの研究の紹介や、これから始めるプロジェクトの構想、最近興味を持っているテーマなど(これらに限りません)、何らかのご発表をお願いしたいと考えております。

今回の研究会でご発表をご希望の方は、Googleフォームから申込をお願いします。GoogleフォームがNGの方はPC・LAまでお知らせください)。発表申込の締め切りは 7/31 (日) 23:59 (JST) 8月8日 (月) 17:00 (延長しました)とさせて頂きます。締め切りました。多くのお申し込みをいただきありがとうございました。

発表以外にも、パネルやチュートリアルの企画も歓迎します。ご希望の方は、PC・LAにご連絡ください。

デモセッション/デモ展示

「デモセッション」でのご発表およびブース展示による意見交換の機会をご提供します。ご希望の方は、デモ展示募集要領 をご覧いただき、お申込みください。締め切りは 7/31 (日) 23:59 (JST) とさせていただきます。締め切りました。多くのお申し込みをいただきありがとうございました。

プログラム

セッションの詳細については こちら をご確認ください(随時更新します)

  • 1 日目 (2022 年 8 月 30 日 (火))
    11:00 〜 12:00 総会 (会員のみ)
    12:00 〜 13:00 休憩
    13:00 〜 13:10 オープニング
    13:10 〜 14:40 セッション1: インターネット研究のあり方について考えよう
    14:40 ~ 15:05 デモ発表紹介セッション
    15:05 ~ 15:30 休憩・デモ発表
    15:30 〜 17:00 セッション2: RICC
    17:00 〜 18:00 デモ発表・近況報告会
  • 2 日目 (2022 年 8 月 31 日 (水))
    9:30 ~ 11:00 セッション3: 一般発表1
    11:00 ~ 11:30 休憩・デモ発表
    11:30 〜 13:00 セッション4: PIOT
    13:00 〜 14:00 休憩・デモ発表
    14:00 〜 15:00 セッション5: 一般発表2
    15:00 〜 15:10 休憩
    15:10 〜 16:00 セッション6: CIS
    16:00 〜 16:10 クロージング

参加者

こちらをご覧ください。参加申し込み時に所属名と氏名の掲載を許諾された方を掲載しています。

問い合わせ先

PC

  • 池永 全志(九州工業大学)
  • 小谷 大祐(京都大学)

LA

  • 北口 善明(東京工業大学)

メールアドレス

  • meet51-worker[atmark]mail.itrc.net