ITRC解散総会・記念研究会

インターネット技術第 163 委員会 (ITRC) 解散総会の開催概要です。

日時

2022年3月2日 10:00〜18:00

会場

沖縄県市町村自治会館 (沖縄県那覇市)

参加費用

無料

注意事項

  • 参加フォームから参加申込者をしていただいた方には、会期1週間前からの体温計測をお願いします。また、発熱などの体調不良を自覚した場合は参加を取りやめていただくようお願い申し上げます。
  • 会場は沖縄県市町村自治会館大ホールとしております。参加者上限は50人とさせて頂きますことをご了承くださいませ。
  • 当日会場の入口にはアルコール消毒液を設置します。また赤外線計測器で体温計測を行い、37.5 ℃以上の体温の方の入場はお断りさせて頂きます。また、マスクを持っていない人にはマスクを提供させていただきます。

プログラム

Session 1 (10:00〜11:30)

  • 解散総会
  • 記念講演: 下條真司委員長「シン・インターネット技術の来し方 (仮)」

昼休み (11:30〜13:00)

Session 2 (13:00〜14:30) シン・インターネット技術第163委員会記念研究会

  • 記念講演: 飛び入り歓迎「【フリーディスカッション】LT大会 シン・インターネット技術の行く末【JSPSへの●●もあるでよ】」

meet50 attendee

敬称略

臼井 義比古
横山 祐一
岡村耕二
岡部 寿男
下川俊彦
下條 真司
梶田将司
釜江常好
丸山 伸
菊地俊介
近堂 徹
原 崇徳
後藤 幸功
後藤英昭
高瀬英希
高倉 弘喜
笹部 昌弘
山井 成良
山田晃嗣
小坂 麻由子
小川康一
小谷 大祐
小林克志
小林春樹
松井 博也
松尾 涼太郎
上田 浩
新 善文
新見隆彦
神屋郁子
神屋郁子
西村浩二
石橋圭介
石原幹夫
川本芳久
曽根秀昭
太田昌孝
大崎 博之
大森 幹之
大平健司
谷崎文義
池永 全志
中村素典
中野博樹
津川 翔
渡部直哉
藤野 雄一
藤野雄一
徳永 正己
柏崎礼生
飯田勝吉
樋地 正浩
北口 善明
野林 大起
鈴田 伊知郎
鈴木一哉
和泉 諭
眞野 浩

meet50プログラム詳細

タイムテーブル

1日目 (2021年11月22日(月)) ※ハイブリッド開催

10:00 〜 10:10(10) オープニング
10:10 〜 11:40(90) セッション1 NWGN分科会
11:40 ~ 13:00(80) 昼食 / ITRC 運営委員会
13:00 ~ 14:30(90) セッション2 MINX-UAT分科会
14:30 〜 14:40(10) 休憩
14:40 〜 15:10(30) 会員企業セッション
15:10 〜 16:40(90) セッション3 CIS分科会
16:40 〜 17:00(20) 休憩
17:00 〜 18:00(60) 一般発表セッション
19:30 ~ 22:00(120) オンライン交流会・BoF

2日目 (2021年11月24日(水)) ※ハイブリッド開催

9:30 ~ 11:00(90) セッション4 RICC分科会
11:00 ~ 11:10(10) 休憩・デモ展示
11:10 〜 12:40(90) セッション5 INI分科会
12:40 ~ 14:00(80) 昼食・デモ展示 / ITRC臨時総会
14:00 〜 15:30(90) セッション6 パネルディスカッション「ネットワークと標準化の過去現在未来」(仮)
15:30 〜 15:40(10) 休憩・デモ展示
15:40 〜 16:40(60) セッション7 PIOT分科会
16:40 〜 17:40(60) 調整中
17:10 〜 17:30(20) クロージング

1日目 (2021/11/22 (月))

オンサイト会場へお越しの方は、slack の meet50 チャンネルで送迎を召喚すると関係者がすみやかにお迎えにあがると思われます。

NWGN分科会セッション

  1. 容量制約付き最短経路ツアーとラグランジュ緩和を用いたNFVネットワークにおけるオンラインサービスチェイニング / 原 崇徳, 笹部 昌弘(奈良先端科学技術大学院大学)
    • 概要 ネットワーク機能仮想化 (Network function virtualization: NFV) は専用のネットワーク機器を汎用ハードウェア上の仮想ネットワーク機能(Virtual network function: VNF) に置き換えることで,迅速かつ柔軟にネットワークサービスを展開できる.あるネットワークサービスは複数のVNFの列からなるサービスチェインとして構成できる.NFVネットワークにおける資源割当問題の一つであるサービスチェイニングは,ノードやリンクにおける資源制約と中継ノード上でのVNFの所望の実行順を保証した上で,始点ノードから終点ノードへと至る経路(サービスパス)を構築する問題である.先行研究では,最短経路ツアー問題(Shortest path tour problem: SPTP)との類似性に着目し,サービスチェイニングを容量制約付きSPTP (Capacitated SPTP: CSPTP)に基づく整数線形計画問題として定式化している.本発表ではこの問題に対し,ラグランジュ緩和と既存の最短経路ツアー・アルゴリズムを組み合わせることで,最適性と計算量のバランスを考慮した解法を提案する.シミュレーション評価より,資源割当の最適性と計算量の観点から提案方式の基本特性を示す.
  2. ネットワークトポロジのスパース表現化 / 松尾 涼太郎、大崎 博之 (関西学院大学)
    • 概要 近年、スパースモデリングと呼ばれる、 モデルの特徴量が有するスパース性を利用することで、 少数の観測値からモデルの未知の特徴量を推定する統計的手法が注目を 浴びている。 信号処理や画像処理の分野を中心に研究が進んでいる スパースモデリングであるが、 情報ネットワーク分野における応用の検討も始まっている。 本稿では、スパースモデリングにおける辞書学習アルゴリズムによって 構築した辞書を用いることにより、 ネットワークトポロジのスパース表現化がどの程度可能かを調査する。 具体的には、スパースモデリングにおける代表的な辞書学習アルゴリズム K-SVD 法を用いて、 多数の学習用ネットワークトポロジから辞書を構築し、 入力となるネットワークトポロジと構築した辞書に対して l_0 ノルム 最小化問題を解くことにより、 ネットワークトポロジのスパース表現を求める。 さらに実験により、 ネットワークトポロジの構造や規模、 辞書の規模が、ネットワークトポロジのスパース表現化にどのような影響を 与えるかを調査する。 その結果、ツリーのような規則的な構造を持つグラフやクラスター構造を 有するようなネットワークがネットワークトポロジのスパース表現化に 適していることや、 現実の小規模な通信ネットワークトポロジのスパース表現化が 可能であることなどが分かった。
  3. エージェント移動の局所性を緩和したグラフ上のランダムウォーク / 北浦 敬太、松尾 涼太郎、大崎 博之 (関西学院大学)
    • 概要 グラフ上のランダムウォークは、直線上もしくは平面上のランダムウォークを、グラフ上に拡張した数理的な移動モデルである。近年、グラフ上の離散時間ランダムウォークの数理的な特性の解析や大規模ネットワーク探査への応用など、グラフ上のランダムウォークに関するさまざまな研究が活発に行なわれている。グラフ上のランダムウォークは、移動エージェントが短期間に同一のノードを複数回訪問する可能性が高いという局所性を有している。グラフ上のランダムウォークが有する局所性を緩和させることができれば、ランダムウォークの特性 (例: 初回到着時間や被覆時間) が改善できることが期待される。本稿では、移動エージェントに大量の記憶領域を持たせることなく、ランダムウォークの局所性を緩和することにより、ランダムウォークの特性を改善する手法である周辺回避ランダムウォークを提案する。さらに、周辺回避ランダムウォークを用いることにより単純ランダムウォークや不可逆ランダムウォークと比較して、ランダムウォークの代表的な特性である平均初回到着時間および平均被覆時間がどの程度削減されるのかをシミュレーション実験により調査する。また、コミュニティ構造を有するグラフにおいて、類似した手法である不可逆ランダムウォークと比較したときの周辺回避ランダムウォークの有効性を数理的に分析する。さらに、数値例により、グラフのコミュニティ構造がそれぞれのランダムウォークの特性に与える影響を分析するとともに、解析の妥当性を調査する。

昼食 / ITRC 運営委員会

  • ITRC運営委員会はITRC運営委員のみ参加することができます。

MINX-UAT分科会セッション

  1. 分科会の紹介
  2. MINXの歴史・立ち上げから今日まで / 水島 洋
  3. UATの歴史と音声、触覚つき、STEM / 釜江 常好
  4. NWベース医療とAI診断支援 / 藤野 雄一
  5. 周産期遠隔健診と昨今の遠隔診療の展開 / 新見 隆彦
  6. 新MINXに向けた総合討論

会員企業セッション

  • 株式会社シー・オー・コンヴ
  • アラクサラネットワークス株式会社
  • FXC株式会社

CIS分科会セッション

  1. CIS分科会のこれまでとこれから / 岡部寿男(京都大学)
    • 概要 meet50の節目を迎えるにあたり、キャンパス情報システム分科会のこれまでの活動を振り返るとともに、今後の展望を考える。
  2. SecureBoot 環境で Windows/Linux をネットブートさせるには / 丸山 伸(株式会社シー・オー・コンヴ)
    • 概要 Windows 11 の動作環境の要件として SecureBoot が必須とされたことが話題となっている。その一方でPC教室などで端末環境を統一する際に用いられる「ディスク配信」「ネットブート」などの製品は、現時点では「Secure Bootを無効化する」ことを動作要件としていることが多い。 本発表では Secure Boot を有効にした環境で Windows および Linux をネットブートするまでの過程について概説する。
  3. DV証明書の普及によるPKIの崩壊について考える / 大森 幹之(鳥取大学)
    • 概要 HTTPS化が進む一方で,DV証明書によるフィッシングといった攻撃も急増してきている. 以前は HTTPS であればそれなりに安全と言えたが,DV証明書の普及により難しくなってきた. 本発表では,DV 証明書の普及によって PKI はどうなったのかについて考える.

一般発表セッション

  1. Latency Performance of GTP-U and SRv6 Stateless Translation Functions on Software Router (VPP) / 李 忠翰
    • 概要 Hardware/Softwareの発展により高速なソフトウエアルータの開発が容易になっており、今後のモバイルネットワーク(beyond-5G)やSRv6などで適用されることが期待できる。しかし、ソフトウエアルータの遅延(Latency)の特徴やパケットのバッチ処理が遅延にどのような影響を与えるかについてはあまり知られていない。本発表では、今後のbeyond-5G、SRv6などに適用するためにDPDKベースのソフトウエアルータであるVPPでGTP-U/SRv6のStateless変換機能の実装を行い、その遅延評価について報告を行う。
  2. 情報屋なら猫でもわかる、量子誤り訂正の虚構 / 太田昌孝
    • 概要 量子超越性は、ある関数を計算する線形量子回路に多数の項の線形結合(量子重ね合わせ)を入力することで得られるが、重ねあわされた状態は各項より遥かに多い、つまりシンボル間距離が遥かに小さいので、雑音による誤りを考えればまともに計算できるわけがない。
       各項については、雑音は量子誤り訂正で除去できるが、これは古典誤り訂正と同様に、元の状態に一定数の(量子)ビットを付加した冗長符号化結果に雑音が加わったものからシンドロームを計算・観測し、誤りの様態を特定して訂正するものである。
       しかし、シンドロームビットは定数個しかない。多数項の重ねあわされた状態では、各項は一般に異なる誤りを生じるので、訂正が可能なのは定数個(1個とは限らない、実際ショーアの雑音モデルでは2個)の項だけで、量子誤り訂正では量子超越性は実現できない。
       量子誤り訂正の虚構は、重ねあわされた各項が全く同じ誤りを生じる(量子論的に言えば、各項に全く同じ誤り演算子が作用する)としている点にあり、これなら定数個のシンドロームビットで訂正できる。しかし、ショーアのモデル等では誤りは量子ビットとその周辺環境との相互作用で生じるとされており、項が違えば量子ビット状態も周辺環境状態も異なる(いわゆる量子もつれ)ので、発生する誤りも異なる。

2日目 (2021/11/24 (水))

オンサイト会場へお越しの方は、JR大阪駅からは2階デッキよりお越しいただくのが便利です。

RICC分科会セッション 「10周年だョ! 全員集合」

  1. ポール・ヴァレリーはこう言った。「湖に浮かべたボートを漕ぐように、人は後ろ向きに未来へ入っていく。」/ 柏崎礼生
    • 概要: 10 年前に RICC 分科会を立ち上げる直前、真野さんが「ITRC はさ、クラウドみたいなさバズワードを追いかけるのやめようぜ」と言い、岡村先生が「そうだそうだ!」と野次を飛ばして僕は (そのあとに「地域間インタークラウド分科会」の分科会提案をしようとしていたので) 真っ青になっていたことを思い出す。あの頃は若かった。人間は未来へ進むことしかできないが、観測できることは今と過去だけである。ボーヴォワールは老いを文明のスキャンダルと看破したので、すっかり老いてしまった柏崎がこの 10 年を振り返る。
  2. 関数型パラダイムで実現するB5G時代の資源透過型広域分散コンピューティング環境 / 高瀬英希
    • 概要: スケーラビリティに優れた関数型言語Elixirを礎として、Beyond 5G時代の革新的なコンピューティング環境を開拓する。まず、広域分散システムの様々な構成要素に対して透過的な分散処理基盤を構築する。次に、IoTノード向けの電力効率の極めて高い実行環境として、SoCハードウェアの特性を積極活用した処理系および通信ミドルウェアを開発する。さらに、IoTアプリの機能や処理に応じて必要とする計算資源の最適配分を決定する手法を開発する。これらのプラットフォームとアルゴリズムの共創による超柔軟な開発環境を提供し、システム構築における導入コストを激減して製造業や第一次産業等にDXをもたらす。という話しをちゃんと紹介します。
  3. 小水力発電所システムで考察する Elixir の FA への応用 / 菊池豊
    • 概要: 小水力発電所のシステムをElixir言語のIoTプラットフォームであるNervesで構築した。この際、ソフトウェアのみならず専用のハードウェアの構築も行い、低圧向け小水力発電所システムのオープンソースハードウェア・ソフトウェアとして公開した。この経験を通じた、関数型パラダイムに基づくElixirやNervesについて産業用途に利用する際の評価を議論する。
  4. 自律分散型 PDS による情報流通モデルの提案 / 中川郁夫
    • 概要: パーソナルデータの新たな活用シーンを生み出すため、自立分散型の PDS (Personal Data Store) を用いた情報流通モデルとその仕組を提案する。
  5. クラウド・エッジ・デバイスを統合するアプリケーション実行環境のための分散型通信ミドルウェアに関する検討 / 菊地俊介
    • 概要: クラウドを利用するIoTサービスが一般的になってきている。しかし既存のアーキテクチャは、現場に複数のIoTデバイスが存在するときにもそれらはクラウドを介してしか通信することはできないなど、システム構成や機能配備が固定的である。Fogコンピューティング、エッジコンピューティングと言われる、面的な広がりを持つ次世代のIoTコンピューティング環境が求められる。IoTデバイス間の連携や、データ処理タスクの柔軟な配備などを実現するために、IoTデバイス、エッジノード、クラウドノード間でシームレス(に近いかたち)で接続・通信が可能なアプリケーション実行環境が必要である。筆者らは、分散性とスケーラビリティ性能に優れた関数型言語Elixirに注目しており、Elixir言語環境にクラウド・エッジ・デバイス間のシームレス接続・通信環境を構築する検討を進めている。本発表では、Elixir環境向け分散型通信ミドルウェアの1構成要素となる、DDS(Data Distribution Service)によるIoTデバイス・エッジノード間接続方式について紹介する。
  6. 天の光はすべて星 / 柏崎礼生
    • 概要: 標題はフレドリック・ブラウンの SF 小説から。宇宙開拓へのインフレーションした期待はすっかりカジュアル化し、ハイプサイクルの曲線よろしく幻滅の谷へと深く沈んだ未来において、より飛躍した世界への跳躍を夢みる若者の登場に、ようしおっさん一肌脱ぐかというお話で、銀河の歴史がまた一ページ。RIBB が RICC になって次は RIDD とか言われてますが、もう RIXX でいいんじゃないでしょうかね。そういうお話。

INI分科会セッション

  1. 家庭からのインターネットサービス計測 /  新 善文 (アラクサラネットワークス)
    • 概要 COVID-19の影響で、大学だけでなく小中高も遠隔事業が実施されることになった。GIGA SCHOOLにより子供一人一人にPC/タブレットが配られ、活用されることになっている。このような状況で家庭側のインターネットサービスはどのような状況になっているかを計測して、遠隔授業に耐えうるかを調べてみた。
  2. セキュア無線LANローミング基盤eduroam, Cityroam, OpenRoamingの技術と開発動向 / 後藤 英昭 (東北大学サイバーサイエンスセンター)
    • 概要 現在,店舗や自治体などで広く展開されているフリーWi-Fiは,盗聴や偽基地局への対策がなく,セキュリティ上の懸念が大きい.不正利用時の責任所在が曖昧なことや,行く先々で登録と接続設定の手間がかかる問題もある.これらの問題を解決し,携帯電話システムとも連携して,安全で利便性の高い公衆無線LANを実現しようとする動きが活発化している.本講演では,既に18年の歴史を持つ学術系の国際無線LANローミング基盤eduroamに加えて,市民向けに設計・展開しているCityroam,及び,2020年より国内外で実装が進んでいるWBAOpenRoamingについて,大規模ローミングを支える認証連携技術と最近の開発動向について概説する.

昼食 / ITRC臨時総会

  • ITRC臨時総会はITRC委員のみ参加することができます。

企画セッション「ITRC 標準化ラジオ」

組織の強大化する技術的要求に対して、技術者・研究者がその能力を活用し貢献することができることは快楽であり動機づけともなり得る。その動機づけが継続的に提供されるためには組織の事業継続性が重要であり、その観点で技術者・研究者も組織運営と無縁ではいられない。これらの事柄はつまるところ、一人の人間としての技術者・研究者の人生という観点での継続性、ワークライフバランスに収斂していくものとも考えられる。

本セッションは、インターネット技術に関する研究を 25 年に渡り行ってきた ITRC がその活動を発展的に解消するにあたり、会員の皆様からお寄せ頂いたお便りに以下のパーソナリティ (しかも一人は少なくとも数ヶ月まで ITRC と縁もゆかりもなかった若者) がぐだぐだ談話する。

  • 城倉弘樹 (LINE株式会社)
  • 柏崎礼生 (国立情報学研究所)
  • And you

PIOT分科会セッション7

  1. 分科会の紹介
  2. PIOT分科会の活動の振り返り / 秋山豊和(京都産業大学)
    • 概要 meet50の節目を迎えるにあたってPIOT分科会のこれまでの活動を振り返る.
  3. データ流通市場のこれまでとこれから〜EverySense,IEEE P3800〜 / 真野 浩(データ流通協議会)
    • 概要 PIOT分科会の活動に関連して,IoTデータの流通を目指す,データ流通市場を取り巻く状況も変化してきている.EverySense,データ流通協議会,標準化などの活動を通して明らかになった課題とともに,データ流通市場のこれまでとこれからについて述べる.

meet50 demonstration

第50回インターネット技術第163委員会 (ITRC) 研究会 (ITRC meet50) では,会員企業等を対象に「製品・技術紹介セッション」でのご発表を募集しております。セッション内での新製品や技術開発における最新動向をご紹介いただく「プレゼンテーション枠」をご提供するとともに,会期中の参加者との意見交換,オプションにて研究会期間中のデモンストレーションも可能です。お申し込み期限は 2021 年 10 月 22 日 (金) 17:00 です。

研究会の日時

  • Day 1: 2021 年 11 月 22 日 (月)
    • オンライン開催
      • 「製品・技術紹介セッション」での参加者への製品・技術紹介プレゼンテーション
        (22日 14:40-15:10を予定,10分程度)
      • 休憩時間等に参加者への個別紹介・意見交換
        (Zoomのブレイクアウトルーム等を利用予定)
  • Day 2: 2021 年 11 月 24 日 (水)
    • ハイブリッド開催(現地開催は大阪梅田周辺を予定)
      • オンラインおよび現地での参加者との意見交換・デモ展示
        (デモ展示はオプション)

※ 研究会に関するお知らせは 第50回ITRC研究会開催概要 をご確認ください

セッション参加要項

  • 本セッションにお申し込みできる方は以下の通りです。
    • ITRC 委員および協力会員企業
    • 大学及び公的研究機関
    • 本研究会での発表に関連したデモを実施する企業
  • プレゼンテーション枠には数に制限があります。申込多数の場合には会員企業を優先します。
  • 24日に現地でデモ展示を希望される場合は,荷物の着発送については別途ご相談させていただきます。

お申し込み

注意事項

  • 新型コロナウィルス感染症の状況によっては,2日目(24日)の現地での展示が中止となる場合があります。

問い合わせ先

meet50-worker[at-mark]mail.itrc.net 宛にお送りください。

meet50開催概要

第 50 回インターネット技術第 163 委員会研究会 (ITRC meet50) の開催概要です。

日程

  • 2021 年 11 月 22 日 (月) ・ 11 月 24 日 (水)
    • 22日: ハイブリッド開催 (オンサイト会場: 国際高等セミナーハウス)
    • 24日: ハイブリッド開催 (オンサイト会場: VisLab OSAKA)

会場

交流会

  • 22日開催予定

主催

参加登録

  • こちらからお申し込みください(申込締め切り:11月15日,現地参加を希望される方は 11月5日まで
    受付を終了しました。お申し込みありがとうございました。参加を希望される場合は,ページ下部のメールアドレスまでご連絡ください

参加費

  • 無料

テーマ

  • インターネット全般

製品・技術紹介セッション / デモ展示

  • 会員組織を対象に「製品・技術紹介セッション」でのご発表および会期中の意見交換の機会をご提供します。お申し込み期限は 2021 年 10 月 22 日 (金) 17:00 です。申し込みはこちらをご確認ください → 受付を終了しました。お申し込みありがとうございました

プログラム

セッションの詳細については こちら をご確認ください(随時更新しています)

  • 1 日目 (2021 年 11 月 22 日 (月))  ※ハイブリッド開催 (オンサイト会場: 国際高等セミナーハウス)
    10:00 〜 10:10(10) オープニング
    10:10 〜 11:40(90) セッション1 NWGN分科会
    11:40 ~ 13:00(80) 昼食 / ITRC 運営委員会
    13:00 ~ 14:30(90) セッション2 MINX-UAT分科会
    14:30 〜 14:40(10) 休憩
    14:40 〜 15:10(30) 会員企業セッション
    15:10 〜 16:40(90) セッション3 CIS分科会
    16:40 〜 17:00(20) 休憩
    17:00 〜 18:00(60) 一般発表セッション
    19:30 ~ 22:00(120) ハイブリッド交流会・BoF
  • 2 日目 (2021 年 11 月 24 日 (水))  ※ハイブリッド開催(オンサイト会場: VisLab OSAKA)
    9:30 ~ 11:00(90) セッション4 RICC分科会
    11:00 ~ 11:10(10) 休憩・デモ展示
    11:10 〜 12:40(90) セッション5 INI分科会
    12:40 ~ 14:00(80) 昼食・デモ展示 / ITRC臨時総会
    14:00 〜 15:30(90) セッション6 ITRC ラジオ
    15:30 〜 15:40(10) 休憩・デモ展示
    15:40 〜 16:40(60) セッション7 PIOT分科会
    16:40 〜 17:00(20) クロージング

参加者

meet50 attendee をご覧ください。

問い合わせ先

PC

  • 下條 真司(大阪大学)
  • 岡部 寿男(京都大学)
  • 飯田 勝吉(北海道大学)
  • 近堂 徹(広島大学)

LA

  • 大平 健司(大阪大学)
  • 柏崎 礼生(国立情報学研究所)
  • 小谷 大祐(京都大学)

メールアドレス

  • meet50-worker[atmark]mail.itrc.net

meet49 attendee

  • 相原玲二 (広島大学)
  • 秋山豊和 (京都産業大学)
  • 新善文 (アラクサラネットワークス株式会社)
  • 李忠翰 (トヨタ自動車株式会社)
  • 飯田勝吉 (北海道大学)
  • 池永全志 (九州工業大学)
  • 石橋圭介 (国際基督教大学)
  • 石原真太郎 (京都産業大学)
  • 石原幹夫 (FXC株式会社)
  • 和泉諭 (仙台高等専門学校)
  • 一井信吾 (大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構)
  • 市川真史 (FXC株式会社)
  • 内林俊洋 (九州大学)
  • 大崎博之 (関西学院大学)
  • 大田匠吾 (アラクサラネットワークス株式会社)
  • 大竹和生 (東京大学)
  • 大平健司 (大阪大学)
  • 大森幹之 (鳥取大学)
  • 岡部寿男 (京都大学 学術情報メディアセンター)
  • 岡村耕二 (九州大学)
  • 小川康一 (群馬大学)
  • 小原泰弘 (NTTコミュニケーションズ株式会社)
  • 笠原義晃 (九州大学)
  • 加嶋啓章 (富士通(株))
  • 柏崎礼生 (国立情報学研究所)
  • 神屋郁子 (福岡女子大学)
  • 川本芳久 (大阪学院大学)
  • 菊地俊介 (さくらインターネット)
  • 小谷大祐 (京都大学)
  • 後藤幸功 (開志専門職大学 情報学部)
  • 小林克志 (東京大学)
  • 小林春樹 (アラクサラネットワークス株式会社)
  • 近堂徹 (広島大学)
  • 笹部昌弘 (奈良先端科学技術大学院大学)
  • 佐藤大 (東北医科薬科大学/IT DART)
  • 下條真司 (大阪大学サイバーメディアセンター)
  • 神野浩二 (ネットワンシステムズ株式会社)
  • 新見隆彦 (札幌医科大学)
  • 菅沼拓夫 (東北大学)
  • 鈴木一哉 (秋田県立大学)
  • 鈴田伊知郎 (アラクサラネットワークス株式会社)
  • 曽根秀昭 (東北大学)
  • 高瀬英希 (東京大学)
  • 津川翔 (筑波大学)
  • 徳永正己 (西日本電信電話株式会社)
  • 中村純哉 (豊橋技術科学大学)
  • 中村素典 (京都大学)
  • 西村浩二 (広島大学)
  • 野林大起 (九州工業大学)
  • 浜元信州 (群馬大学)
  • 原井洋明 (情報通信研究機構)
  • 樋地正浩 (株式会社 日立ソリューションズ東日本)
  • 藤野雄一 (公立公立はこだて未来大学)
  • 松井博也 (SCSK)
  • 松嶋保和 (フラットーク株式会社)
  • 真野浩 (コーデンテクノインフォ株式会社)
  • 丸山伸 (株式会社CO-CONV)
  • 水島洋 (国立保健医療科学院)
  • 宮下健輔 (京都女子大学)
  • 三輪吉和 (特定非営利活動法人 学習開発研究所)
  • 山井成良 (東京農工大学)
  • 吉開範章 (日本大学)
  • 渡部直哉 (アラクサラネットワークス株式会社)

敬称略

meet49 program

ToC

  • Day 1 (2021/5/20 (Thu))
    • 13:00〜14:30 運営委員会 (運営委員のみ)
    • 14:30〜14:40 オープニング
    • 14:40〜15:20 Session 1-1 デモ展示紹介セッション/デモ展示
    • 15:20〜16:30 デモ展示 / 休憩
    • 16:30〜18:00 Session 1-2 CIS 分科会セッション
    • 18:30〜 オンライン情報交換会
  • Day 2 (2021/5/21 (Fri))
    • 9:30〜11:30 Session 2-1 PC 企画セッション
    • 11:30〜12:00 Session 2-2 デモ展示紹介セッション
    • 12:00〜14:00 昼食・デモ展示 / 総会
    • 14:00〜15:30 Session 2-3 INI 分科会セッション
    • 15:30〜16:00 デモ展示 / 休憩
    • 16:00〜17:30 Session 2-4 RICC 分科会セッション
    • 17:30〜18:00 デモ展示 / 休憩
    • 18:00〜18:10 クロージング
    • 18:30〜 オンライン情報交換会

Day 1 (2021/5/20 (Thu))

運営委員会 (13:00-14:30)

運営委員会は ITRC 運営委員のみ参加することができます。

Session 1-1 (14:40-15:20) デモ展示紹介セッション

Session 1-2 (16:30-18:00) CIS 分科会

コロナ渦での学内無線LANに関する考察: 大森幹之 (鳥取大学)

概要: 学生がオンライン講義を受講する機会が増大している。しかし、大学構内でのオンライン講義の受講に学内無線LANが十分な容量を持っているのか、また、どのくらいの容量が必要なのかは明らかにはなっていない。そこで、オンライン講義のために必要な無線LANの能力や整備にあたって考慮すべき点などについて考察する。

BYOD を活かすために検討すべき、ソフトウェアライセンス問題について: 丸山伸 (株式会社シー・オー・コンヴ)

概要: 各地の大学においてオンライン講義の実践が進み、BYOD が広がりを見せている。BYOD として学生が個人所有する端末はドキュメントの閲覧・作成やオンライン講義の受講が主な利用目的ではあるが、それに加えて「端末教室の代替としての共通環境の利用」や「有償アプリケーションの動作環境」としての活用も期待されている。しかしながら BYOD 端末を個人使用する道具として以上の目的に使うと、技術面だけでなく OS やアプリケーションのライセンス面に関する課題が生じる。この課題についていくつかの事例をもとにライセンス条件の解説と検討を行いつつ、今後 BYOD を活用するための方策について検討する。

Day 2 (2021/5/21 (Fri))

Session 2-1 (9:30-11:30) PC企画セッション「ITRC研究対象領域のこれまでとこれから」

ITRC は次回 meet50 をもって、5 期 25 年間に及んだ、独立行政法人日本学術振興会産学協力研究委員会インターネット技術第163委員会という形態での活動を終了する。
しかしながら、ITRC の研究対象領域である、1) 世界的情報インフラストラクチャを生み出すネットワーク実現のための基盤技術開発、2) その上で豊かな活動を実現化する対応技術およびその利用環境、に関する研究テーマは、今後も研究すべき価値のあるものとしてあり続けるであろう。
本セッションでは、この 5 期 25 年間になされてきた研究テーマについて振り返り、今後どのような研究テーマが重要なものとなってくるであろうか、パネリストの意見を得つつ参加者同士で意見交換を行う。

  • モデレーター
    • 大平健司 (大阪大学)
    • 川本芳久 (大阪学院大学)
  • パネリスト
    • 新善文 (アラクサラネットワークス株式会社)
    • 小原泰司 (エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社)
    • 柏崎礼生 (NII)
    • 菊地俊介 (さくらインターネット株式会社)
    • 小谷大祐 (京都大学)
    • 下條真司 (大阪大学)

企画セッションの紹介 (5分)
パネリストからの発表 各10分程度
質疑応答 30分程度
総括 10分程度

Session 2-2 (11:30-12:00) デモ展示紹介セッション

総会 (12:00-14:00)

総会は ITRC 委員の方のみ参加することができます。

Session 2-3 (14:00-15:30) INI 分科会

分科会の紹介:

学校の情報化と校長の役割: 渡辺健次 (広島大学)

概要: 昨年来のコロナ禍での授業のオンライン対応、GIGA スクール構想の全国展開などで、小中高等学校の情報化が急速に進み始めた。この後も全面的に ICT 利活用が含まれている学習指導要領の実施や、大学入学共通テストに情報が加わることなどが予定されている。小中高等学校の情報化の現状、課題を指摘し、今後特に重要な校長の役割について述べる。

GIGAスクールとISP: 晋山孝善 (ジェットインターネット株式会社)

概要: 1997 年の設立以来、宮城県南部唯一の ISP として対面サポートを重視し、地域の情報化を安心安全に進めるとともにまちづくりや地域活動にも広く参加している中で、GIGA スクールがインターネットに及ぼす影響 (特に回線) とそれに伴う学校側の運用について紹介する。また、私見として GIGA スクールについて思うこともあわせて紹介する。

Session 2-4 (16:00-17:30) RICC 分科会

分科会の紹介:

RICC update 2021Q2: 柏崎礼生 (NII)

概要: RICCの取り組み、特にDistcloudの活動について昨年11月のmeet48での発表からのアップデート分について共有し、より多くの参加を呼びかける。また新たなWGに関する紹介なども行う予定。

ITで災害支援を支援する – 東日本大震災からの10年: 佐藤大 (東北医科薬科大学)

概要: 東日本大震災は、復旧・復興支援にインターネットが広く活用された初めての大災害であった。当時手探りで支援したIT技術者間での経験共有や連携が進み、民間災害支援団体との連携も始まるなど、この10年間で災害情報支援の体制は大きく変わってきた。
IT技術者と災害支援者との間には視点の違いなどのギャップがあり、これを埋めることが被災者の環境改善につながる。効果的な災害支援に向けた、これまでの進歩と課題を紹介する。

meet49 demonstration

第 49 回インターネット技術第 163 委員会 (ITRC) 研究会 (ITRC meet49) ではデモ展示を募集しております。お申し込み期限は 2021 年 4 月 23 (金) 17:00 を予定しております。

研究会の日時

    • Day 1: 2021 年 5 月 20 日 (木)
    • Day 2: 2021 年 5 月 21 日 (金)

場所

展示費用

  • 展示協賛金: 30,000 円 / 1 件
    但し、以下のいずれかに該当するものは、展示協賛金を免除いたします。

    • ITRC 委員および協力会会員企業
    • 大学及び公的研究機関
    • 本研究会での発表に関連したデモを実施する企業
    • 非会員企業の参加者については、1 名まで交流会参加費を無料とする

注意事項

  • 展示スペースは 1件あたり 180 cm 幅のスペースとなります。
  • 電源容量は 1 件あたり 100 W 程度で、電源タップが 2 口用意されます。
    それ以上が必要な場合はご相談ください。
  • 応募状況によっては、電源容量等に制限をお願いする可能性がありますが、予め御了承願います。延長ケーブルは各自用意願います。
    • ネットワークは無線での提供を予定しています。
    • 電源とネットワークの利用は、デモ申し込み時に事前申請が必須と
      なりますので、ご留意下さい。
    • 5 月 20 日 (木) はデモ展示紹介セッションを用意しています。持ち時間は 1 件あたり 5 分程度を予定していますが、デモ件数によって調整させていただきます。
    • 休憩時間などは各ブースにて、説明をお願い致します。

デモ設営・撤収時間

  •  設営: 5/20 (木) 9:00 以降
    • デモ関連機材の会場への送付については、開催概要ページの「荷物を送られる方」の欄をご参照ください。
  • 撤収: 5/21(金) 17:00 までに

お申し込み

以下のフォームにご記入の上、meet49-worker@mail.itrc.net 宛に
お送りください。

申し込み締め切り: 2021 年 4 月 23 日 (金) 17:00 (大事なことなので 2 度)

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デモ展示申し込みフォーム

責任者 氏名:
責任者 所属:
責任者 TEL:
責任者 E-mail:
デモ対応要員全員の氏名・E-mail アドレス:

展示方法: ポスター / 機器持込み / ポスターおよび機器持込み
持込機器 (おおよその大きさ、電源容量):
インターネット接続の要否: 要 / 否

[有料デモ出展の場合]
請求書送付の要否: 要 / 否
請求書が必要な場合の送付先:

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meet49 agenda

第 49 回インターネット技術第 163 委員会研究会 (ITRC meet49) の開催概要です。

日程

  • 2021 年 5 月 20 日 (木) 〜 5 月 21 日 (金)

会場

交流会

  • オンライン開催で 5/20 (Thu), 5/21 (Fri) 両日とも 18:00 から開催。
  • 詳細は参加者宛にご連絡いたします。

主催

参加登録

テーマ

  • インターネット全般

デモ展示

  • 5月 19 日 (水) 17 時〆切予定
  • デモ展示をご希望の方は、ITRC meet49 デモ展示要項をご参照ください。
  • 出展枠には数に制限があります。申込多数の場合には会員企業を優先します。

プログラム概略

詳細は meet49 program のページ をご参照ください。

1 日目 (2021 年 5 月 20 日 (木))

  • 13:00-14:30 運営委員会 (運営委員のみ)
  • 14:30-14:40 オープニング
  • 14:40-15:20 デモ展示紹介セッション
  • 15:20-16:30 デモ展示
  • 16:30-18:00 CIS 分科会セッション
  • 18:30- オンライン交流会

2 日目 (2021 年 5 月 21 日 (金))

  • 9:30-11:30 PC企画セッション
  • 11:30-12:00 デモ展示紹介セッション
  • 12:00-14:00 総会
  • 14:00-15:30 INI 分科会セッション
  • 15:30-16:00 デモ展示
  • 16:00-17:30 RICC 分科会セッション
  • 17:30-18:00 デモ展示
  • 18:00-18:10 クロージング
  • 18:30- オンライン交流会

参加者

meet49 attendee をご覧ください。

問い合わせ先

PC

  • 川本芳久 (大阪学院大学)
  • 大平健司 (大阪大学)

LA

  • 柏崎礼生(国立情報学研究所)
  • 和泉諭 (仙台高等専門学校)
  • 津川翔 (筑波大学)

メールアドレス

  • meet49-worker[atmark]mail.itrc.net

meet48 program

ITRC meet48 プログラムの詳細です。

1 日目 (2020 年 11 月 9 日 (月))

13:00 〜 13:10 オープニング
セッションチェア: 下條 真司 (大阪大学)
13:10 〜 14:15 デモ展示のオンライン化 / オンラインデモ展示
セッションチェア: 柏崎 礼生 (NII)
14:15 ~ 14:30 休憩
14:30 ~ 17:20 電子情報通信学会 インターネットアーキテクチャ研究会セッション
17:20 ~ 18:20 ハイブリッド交流会1

2 日目 (2020 年 11 月 10 日 (火))

09:00 ~ 10:30 セッション[10-AM1] CIS分科会
セッションチェア: 大森 幹之 (鳥取大学)
  • 実験科学のオープンサイエンス化に向けた電子実験ノートの開発・熊谷 将也(さくらインターネット研究所)
    オープンサイエンス推進のため、研究データを公開できるリポジトリの整備が国際的に進んでいる。しかし、未だ研究データのデジタル化さえ進んでいない研究分野も多いため、まずは公開するデータそのものを整備する仕組みが必要である。そこで本研究では、実験科学分野における電子実験ノートに着目し、オープン化を前提としたデータ構造で体系的に研究データが保存できる仕組みを提案する。
  • オンライン授業をサポートする音響環境についての一考察・中村 素典(京都大学)
    COVID-19感染対策として、多くの大学では2020年度当初より授業のオンライン化が行われたが、後期からは徐々に対面授業への復帰が進められている。密を避けつつ徐々に対面に戻すためには、対面とオンラインの両形態を同時にサポートするハイフレックス型(ハイブリッド型)授業への対応が求められる。本発表では、ハイフレックス型授業を実施するにあたって考慮すべき技術的事項、特に音響面において求められる課題について考察する。
  • ポストコロナ時代の、学生向け共有・共通PC環境をめぐる諸課題・丸山 伸 (株式会社シー・オー・コンヴ)
    従来、大学において学生向けに提供されてきた共有・共通PC環境は、ポストコロナ時代において大きな変化を余儀なくされた。端末が設置される教室における三密の回避や感染拡大防止策が求められるのは当然に、学生の多くがオンライン講義の受講のために端末を保有するようになったことへの対応も求められる。本講演においては、学生向け共有・共通PC環境を取り巻く様々な変化を取り上げ、これから必要とされる対策・対応や技術について検討・議論する。
10:30 ~ 10:45 休憩
10:45 ~ 12:15 セッション[10-AM2] PC企画1 北海道の産学連携
セッションチェア: 上田 浩 (法政大学)
  • スマート水産業と産学連携・和田 雅昭 (公立はこだて未来大学)
    ICTの発展により、スマート水産業の研究が全国で行われるようになりました。しかしながら、研究成果が社会実装された事例はそれほど多くありません。本講演では、北海道における産学連携によるスマート水産業の社会実装事例を紹介し、水産庁が目指すスマート水産業の将来像を展望します。
  • 函館に酒蔵ができるまでの道・小林 淳哉 (函館工業高等専門学校)
    日本酒の酒蔵の空白地帯であった函館に54年ぶりに酒蔵ができることになりました。この建設までの産学官の取り組みについて紹介いたします。さらに次のステージとして酒蔵を拠点に函館高専がすすめようとするアクションについても紹介いたします。
12:15 ~ 13:00 ITRC 運営委員会
13:00 ~ 13:45 昼食
13:45 ~ 14:15 オンラインデモ展示
セッションチェア: 柏崎 礼生 (NII)
14:15 ~ 15:45 セッション[10-PM1] PC企画2 北海道のコミュニティ
セッションチェア: 飯田 勝吉 (北海道大学)
  • 北海道から考えるネットワークとデータセンターの新しい形・山本 強 (北海道大学 産学・地域協働推進機構/北海道ニュートピアデータセンター研究会)
    DXの進行により、社会システムのデジタルインフラ依存が高まっている。また、北極海経由でヨーロッパとアジアを結ぶ海底光ケーブル計画も実現にむけて動きだしており、北海道の地政学的な役割は国内的、国際的に大きく変わる可能性がある。ソサエティ5.0の時代に向けて、北海道から日本・世界の情報通信基盤の再設計を試みる。
  • 北海道のコミュニティのためのコミュニティ 一般社団法人LOCAL ができるまで、そして現在・三谷 公美 (一般社団法人LOCAL 理事/さくらインターネット株式会社 エバンジェリスト)
    北海道における IT技術・IT技術者のために活動する、メタコミュニティであるところのLOCAL。この団体が形成されるまでの10年、そして法人化してからの10年を振り返ってご紹介します。
15:45 〜 16:00 休憩
16:00 ~ 17:30 セッション[10-PM2] PC企画3 オンライン授業・研修に関するパネルディスカッション
セッションチェア: 上田 浩 (法政大学)
  • パネリスト:小林 淳哉 (函館工業高等専門学校),山本 強 (北海道大学),三谷 公美 (LOCAL/さくらインターネット株式会社),飯田 勝吉 (北海道大学)
  • コーディネータ:上田 浩 (法政大学)
  • 2020年度はオンライン授業・研修元年と言え、今後はハイブリッド、ハイフレックスなどオンラインのみにとどまらない授業・研修形態が一般的になると考えられる。このような状況で、より良いオンライン授業・研修とは一体何か、大学、高専、地域コミュニティと立場の異なるパネリストによる討論を行うことに加え、フロアとオンライン参加の皆様からの意見交換を含めた議論を行う。
17:30 ~ 18:30 ハイブリッド交流会2

3 日目 (2020 年 11 月 11 日 (水))

09:00 ~ 10:30 セッション[11-AM1] PC企画4 ソフト駆動インフラの開発
セッションチェア: 小原 泰弘 (エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社)
  • Latency Performance of GTP-U and SRv6 Stateless Translation Functions on Software Router (Kamuee) (30分)・李 忠翰 (トヨタ自動車)
    Hardware/Softwareの発展により高速なソフトウエアルータの開発が容易になっており、モバイル分野の新技術である5G、SRv6などに適用されることが期待できる。しかし、ソフトウエアルータの遅延(Latency)の特徴についてはあまり知られていない。本発表では、今後5G、SRv6などに適用するためにDPDKベースのソフトウエアルータであるKamueeでGTP-U/SRv6のStateless変換機能の実装を行い、その遅延評価について報告を行う。
  • Fast Longest Prefix Matching by Exploiting SIMD Instructions (30分)・上野 幸杜 (東京大学 / NTTコミュニケーションズ)
    Longest prefix matching (LPM) is a fundamental process in IP routing used not only in traditional hardware routers but also in software middleboxes. However, the performance of LPM in software is still insufficient for processing packets at over 100 Gbps, although previous studies have tackled this issue by exploiting the CPU cache or accelerators such as GPUs. To improve the performance of software LPM further, we propose a novel LPM method called Spider, which exploits a single-instruction multiple-data (SIMD) mechanism in the CPU. The evaluation shows that Spider dramatically improves the LPM performance, which reaches 1.8–3.2 times compared with the state-of-the-art methods.
  • IPv6シングルスタックネットワークにおけるスケーラブルなIPv4aaS基盤の開発 (30分)・豊田 安信 (株式会社ブロードバンドタワー / 慶應義塾大学)
    近年、IPv4アドレスプールの枯渇やIPv4/IPv6デュアルスタックに伴う運用負荷の高さから、IPv6シングルスタックでのネットワーク運用に注目が集まっている。しかしながらインターネットトラフィック全体に占めるIPv4トラフィックの割合は依然として大きいため、IPv6シングルスタックネットワーク上でIPv4サービスを提供する手法(IPv4aaS)が様々な領域で検討されている。本研究ではコンテンツサービスプロバイダのIPv4aaSのデザイン手法の1つである”SIIT-DC”に着目し、より効率的なIPv4サービス提供を可能にするために必要な仕組みの検討を行った。またアドレス変換テーブルの広告にBGPを利用することにより、スケールアウト可能なIPv4aaS基盤が構築可能であることを実証した。
10:30 ~ 11:00 休憩 / ハイブリッドデモ展示
11:00 ~ 12:30 セッション[11-AM2] RICC分科会
セッションチェア: 柏崎 礼生 (NII)
  • RICC Introduction / Distcloud update 2020/Q2-3・柏崎 礼生 (NII)
    オンライン開催となった ITRC meet47 からおよそ半年が経過した。しかし COVID-19 の状況下でくすぶっているような俺たちじゃあない。誰も使わぬ国際高等セミナーハウスで合宿を開催し続け、もくもく回が立ち上がり、共同研究が始まった。本発表では RICC の紹介と、そのコアプロジェクトである Distcloud の半年間のアップデートについて述べる。
  • 登山 GPS アプリ YAMAP の活動データから見える登山活動の実態・斎藤 大助 (株式会社ヤマップ)
    YAMAPはオフラインで使える登山地図を提供することで、道迷いを防ぎ、登山の安全向上に貢献するGPSアプリである。同時に、登山中のGPS軌跡を記録し、登山中に撮影した写真とともに登山の記録を作成する機能を提供することで、日本全国のアクティブユーザーによる登山の活動記録が毎日2,000~3,000件づつ蓄積されている。これらのデータを分析することで明らかになる、ユーザーの登山活動の実態について紹介したい。
12:30 ~ 13:30 昼食
13:30 ~ 15:00 セッション[11-PM1] PIOT分科会
セッションチェア: 秋山豊和 (京都産業大学)
  • 分科会の紹介(5分)・秋山豊和 (京都産業大学)
  • デジタル庁の新設を見据えたデータ流通市場周辺の最新動向(30分)・真野 浩
    2021年にデジタル庁の設置に向けて準備が進められているが、電子化の障壁となっていた省庁業務の電子化が進めば、データ流通市場の実現に向けた動きが大きく加速すると考えられる。省庁の動きを交えて、今後を見据えたデータ流通市場の最新動向について紹介する。
  • カメラ画像利活用ガイドブックに基づく映像分析実証実験実施のための事例解説(55分)・板倉 陽一郎 (ひかり総合法律事務所弁護士、理化学研究所革新知能統合研究センター客員主管研究員、国立情報学研究所客員教授、大阪大学社会技術共創研究センター招へい教授)
    IoT推進コンソーシアムデータ流通促進WG・カメラ画像利活用SWGの委員であり、IoT推進コンソーシアム・経産省・総務省「カメラ画像利活用ガイドブック」(ver1.0, 2.0)の策定に携わった板倉陽一郎弁護士に、ガイドブックに基づいて実証実験に取り組む上での注意点について、具体的な事例を取り上げながら解説いただく。
15:00 〜 15:20 クロージング

 

問い合わせ先

PC

  • 上田 浩 (法政大学)
  • 笹部 昌弘 (奈良先端科学技術大学院大学)
  • 小原 泰弘 (エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社)
  • 野林 大起 (九州工業大学)

LA

  • 飯田 勝吉(北海道大学)
  • 柏崎 礼生(国立情報学研究所)

メールアレス

  • meet48-worker[at-mark]mail.itrc.net