meet40 program

ITRC meet40 プログラムの詳細です。

1 日目 (2016 年 11 月 9 日 (水))

13:00 〜 13:10 大沼国際セミナーハウス 第 1 研修室

オープニング

13:10 〜 14:50 大沼国際セミナーハウス 第 1 研修室

IA 研究会セッション (有料)

詳細は主催研究会のページをご確認ください。

14:50 〜 15:00

休憩

15:00 〜 16:00 大沼国際セミナーハウス 第 1 研修室

デモ展示紹介セッション

  • アラクサラネットワークス (株)
  • (株) シー・オー・コンヴ
  • 京都大学

14:50 〜 15:00

休憩

14:50 〜 15:00 第 1 研修室

デモ展示

16:40 〜 18:00 大沼国際セミナーハウス 第 1 研修室

IA 研究会セッション (有料)

詳細は主催研究会のページをご確認ください。

18:00 〜 19:00

休憩・移動

19:00 〜 20:30 グリーンピア大沼

夕食

20:30 〜 22:00 グリーンピア大沼 ホール大沼

[セッション/BoF1: 9-EV] PIOT 分科会

  • IoT 情報交換市場 Plugfesta
    コーディネータ: 秋山 豊和 (京都産業大学)

    本 BoF では PIOT 分科会がターゲットとしている「IoT 情報交換市場」に ついて理解を深めていただくため、Plugfesta を開催します。 皆様に持ちよっていただいたデバイス使って、情報交換市場 (EverySense) で センサデータの交換を体験いただきます (対象デバイス:Android, iPhone (EveryPost), PC, その他持ち込みデバイス) 。

    EverySense のサービスに対応していないが、対応可能性について検討してみたい、という場合は、Ruby ベースですがチュートリアルを用意しておりますので (json_over_http_api_tutorial.md)、こちらを体験いただければと考えています。是非ご参加くださいませ。

2 日目 (2016 年 11 月 10 日 (木))

10:30 〜 10:40 大沼国際セミナーハウス 第 1 研修室

デモ展示

10:40 〜 11:40 大沼国際セミナーハウス 第 1 研修室

[セッション1: 10-AM1] PC 企画: ポスター発表

  • リソース監視情報の提供量を用いるクラウド構成管理フレームワークの実装
    坂口 和也、小川 竜ノ介、前田 香織、高野 知佐 (広島市立大学)、近堂 徹 (広島大学)
  • 属性情報を秘密分散した閾値型認証システムの設計
    伊藤 友浩、小谷 大祐、岡部 寿男 (京都大学)
  • ソフトウェアルータにおける細粒度の帯域制御
    桑原 貴明、小谷 大祐、岡部 寿男 (京都大学)
  • CCN におけるパケット損失検出機構 Interest ACK の提案と評価
    薮内 剛志、中村 遼、大崎 博之 (関西学院大学)
  • リンクの不確実さを考慮した大規模 802.15.4 無線センサネットワークの性能解析
    片山 桂、揚村 昭太 (関西学院大学)、森部 博貴 (日立)、大崎 博之 (関西学院大学)
  • 無線センサネットワークの不均一性がメッセージ配送遅延に与える影響
    揚村 昭太、片山 桂、大崎 博之 (関西学院大学)
  • SDN を活用した多地点映像配信システム
    高松 一樹 (株式会社iD)
  • SDN を用いたリモート手術戦略デスクの提案
    中田 友貴、佐藤 生馬、藤野 雄一 (はこだて未来大学)
  • 認知症高齢者を対象とした傾聴支援機能を備えたコミュニケーションロボットの開発
    三浦 直紘、藤野 雄一、佐藤 生馬 (はこだて未来大学)
  • 行動変容法とカプトロジを適用したキャラクタベース独居高齢者健康管理システムの提案
    増田 太一、佐藤 生馬、藤野 雄一 (はこだて未来大学)、松本 修一 (日本ケーブルラボ)

11:40 〜 13:10 大沼国際セミナーハウス 第 1 研修室

デモ展示

11:40 〜 13:10 大沼国際セミナーハウス 第 2 研修室

ITRC 運営委員会

第 163 委員会運営委員のみ

13:10 〜 14:30 大沼国際セミナーハウス 第 1 研修室

[セッション2: 10-PM1-A] 伝承セッション

  • インタビュイー
    • 釜江常好 (東京大学/スタンフォード大学)
    • 水島洋 (国立保健医療科学院)
  • インタビュワー
    • 神屋郁子 (九州産業大学)

平成 28 年度から日本学術振興会協力会からの援助のもと「日本のインターネット普及黎明期に関わるキーマン達の証言記録」という特別事業を推進している。5 月に開催された meet39 での尾家祐二 九州工業大学学長と下條真司 ITRC 委員長による対談に続き、今回は ITRC 設立に携われた釜江先生と水島先生をお呼びし、当時の学術の状況と現在の学術の展望についてインタビュー形式で対談して頂く。

14:30 〜 14:50 大沼国際セミナーハウス 第 1 研修室

デモ展示

14:50 〜 16:20 大沼国際セミナーハウス 第 1 研修室

[セッション3: 10-PM2-A] MINX/UAT 分科会

  1. 自立型情報教育ハブ:ICTリテラシーの向上
    釜江常好 (東京大学)

    1) 東京の地下鉄での視覚障害者ホーム転落事故を受けて、中古スマホとブザーつきビーコンを用いた「要支援者見守りシステム」を試作したのでデモをする。

    2) 日本大学では情報解析/分析技術の教育は、大幅に遅れている。一年目から教官数に限りがある学科に割り振られ、技術的なサポートができない環境で授業や演習を受けるため、実践的な訓練を受ける機会がない。ワイヤレス接続の環境が無い、あるいは劣悪な環境でも、教官の負担がゼロで、かつ学生がBYOD環境で、最新の実践的なICT授業ができる「自立型情報解析ハブ」を開発したので、紹介する。

  2. 臨床効果データベースの現状と標準化
    水島洋 (国立保健医療科学院)
    日本外科学会を中心とした手術症例を登録する事業(National Clinical Database NCD) が 2011 年から開始され、毎年 100 万例を超えるデータを収集し分析されている。大規模かつ長期的にデータを収集する体制の構築が難しい中、内科領域を含め他の分野でも臨床データの収集が必要となる。そこで、関係学会と強調し、医療の質を向上させるため、日々の診療行為およびアウトカムデータ(診療行為の効果)を一元的に蓄積・分析・活用するための情報基盤を整備することをめざし、そのための標準的な登録法や登録のためのネットワークの在り方などについて報告する。
  3. 妊婦健康診査における遠隔医療の適用方法等について
    新見隆彦 (札幌医科大学)
    [TBD]
  4. 認知症高齢者を対象とした傾聴機能を持つコミュニケーションロボットの開発
    藤野雄一, 三浦直紘, 佐藤生馬 (はこだて未来大)
    表題の「認知症高齢者向けロボットコミュニケーション法」を中心に、未来大での医療・ヘルスケア関連の研究に関して述べる。認知症患者向け施設であるグループホームでは、毎日、患者と話をしてコミュニケーションをとることが重要である。しかしながら、コミュニケーションを円滑にすすめようにも、患者の対応状況によってはスタッフにストレスを与えることがありえる。本研究では患者との一次対応にコミュニケーションロボットを使用し、認知症治療法の一つである回想法、傾聴法を考慮したコミュニケーションモデルを提案する。その他、現在でのヘルスケア関連の研究動向について述べる。

16:20 〜 16:30 大沼国際セミナーハウス 第 1 研修室

デモ展示

16:30 〜 18:00 大沼国際セミナーハウス 第 1 研修室

[セッション4: 10-PM3] RICC 分科会

  1. DESTCloudプロジェクトのこれまでとこれから
    北口善明 (金沢大学)
    広域分散システムの耐災害性・耐障害性を検証するプラットフォーム構築について、これまでの課題点を整理する。このプラットフォームに関する取り組みは、定常運用のフェーズに入っており、その環境構築の状況と今後の展開について報告する。
  2. 企業から見た大学主導の研究開発型プロジェクトについて -DESTCloudプロジェクトに参加してみて
    坂下秀 (アクタスソフトウェア)
    企業として、2015 年度に柏崎礼生講師 (大阪大学) を開発代表者とする「分散システムの耐災害性・耐障害性の検証・評価・反映を行うプラットフォームとビジネスモデルの開発」のソフトウェア開発に参加した。大学主導の研究開発プロジェクトについては数回の経験があったが、この時も、その運営方法にはややとまどいを感じた。この感覚を振り返り、利点や問題点を提起、検討する
  3. post DESTCloud: RICC の次の取り組み
    柏崎礼生 (大阪大学)
    5 年前に、ここ大沼で開催された meet30 において RICC 分科会の発足が承認され、2012 年 distcloud プロジェクトが立ち上がり、その成果に対するアンチテーゼとして 2014 年から DESTCloud プロジェクトが発足した。すると必然的に 2016 年から RICC はまた新しい取り組みを考えねばならぬ定めである。2017 年度から推進する予定のインタークラウド研究について紹介を行う。

18:00 〜 19:00

休憩・移動

19:00 〜 20:30 グリーンピア大沼

交流会

20:30 〜 22:00 グリーンピア大沼 ホール大沼

[セッション/BoF2: 10-EV] 第 5 期の活動指針について

  • 第 5 期の活動活性化に向けたブレインストーミング
    コーディネータ: 秋山 豊和 (京都産業大学)
    ITRC の第 5 期継続が承認され、今後益々 ITRC の活動を活性化させていければと考えております。本 BoF では ITRC 第 5 期の活動活性化に向けたブレインストーミングを行い、参加者による ITRC 活性化方針の共有を目指します。皆様のご参加と活発なご議論をよろしくお願いします。アジェンダは以下の通りです。
    • 第 5 期申請ヒアリング時の評価委員からのコメントについて (活性化に向けたコメントの活用)
    • 第 5 期活性化に向けた分科会の再編について
    • 第 5 期活性化に向けた活動内容案のネタだし (申請時のテーマ案)
      • 基盤技術
        • ネットワークアーキテクチャのための基盤技術
        • IoTのためのネットワーク基盤技術
        • Software Defined Network (寄り添うネットワーク)
        • セキュリティ・プライバシ
        • ネットワーク仮想化技術、クラウドのためのネットワーク技術
      • 応用技術
        • 大規模化・多様化するインターネットの構築・運用技術
        • インターネットのバリアフリー化、高齢者・障がい者利用支援
      • 実用化
        • 中等・高等教育における革新的な情報教育導入手法の検討
        • インターネットを応用した医療支援・遠隔医療
        • IoT 普及に向けたビジネスモデルの構築
      • その他、キャンパステストベッドなどのキーワードもあがっていました。
    • その他活性化活動
      • 新規委員勧誘
      • 委員パンフレット作成 (伝承もからめて)

3 日目 (2016 年 11 月 11 日 (金曜日))

9:00 〜 10:30 大沼国際セミナーハウス 第 1 研修室

[セッション5: 11-AM1-A] NVW 分科会

  1. OSSスイッチLagopus
    高橋 宏和、中島 佳宏、日比 智也、島野 勝弘 (NTT)
    2014 年 7月にオープンソースとして公開された高速、高機能な Openflow スイッチソフトウェア lagopus のソフトによるパケット処理の高速化と今後の展開についてご紹介する。
  2. 遅延要求に応えるパケットスケジューラのハードウェアの設計と実装
    小林 克志 (東大)
    アプリケーション毎の多様な遅延要求に応えるネットワークアーキテクチャ (Latency AWare INternet, LAWIN) で必要とされる Earliest Deadline First (EDF) ベースのパケットスケジューラを NetFPGA-CML 上で実装した。実装したスケジューラを示し、その問題点について議論する。
  3. Packet-In メッセージと Click を用いた OpenFlow との互換性のあるカスタムアクション拡張
    発表者: 安藤 翔伍、中尾 彰宏 (東大)
    本研究では、OpenFlow アーキテクチャと互換性を持つ、低遅延で任意のカスタムアクションをスイッチに追加する OpenFlow Click Action Extension (OFCAE) を提案する。更に、OFCAEのプロトタイプの実装と評価を行い、カスタムアクションのユースケースを示す。

10:30 〜 10:40 大沼国際セミナーハウス 第 1 研修室

デモ展示

10:40 〜 12:10 大沼国際セミナーハウス 第 1 研修室

[セッション6: 11-AM2-A] NWGN 分科会

  1. Performance Analysis of Virtual Networks on Server
    李 忠翰 (富士通研究所)
    サーバー内の仮想スイッチ (Open vSwitch) 上でソフトウェアの仮想ネットワークを構成し、その上で、様々な仮想ネットワーク機能を動作させることが可能である。このサーバー内部ではパケットの送・受信のキューが存在しており、処理の揺らぎによりパケットがバースト的に送信されるマイクロバーストを生じ易いと考えられる。本発表では、仮想ネットワークを中心にしたサーバー内部でマイクロバーストの有無を調査して報告する。
  2. リンクの不確実さを考慮した大規模 802.15.4 無線センサネットワークの性能解析
    片山 桂、揚村 昭太 (関西学院大)、森部 博貴 (日立)、大崎 博之 (関西学院大)
    近年、無線センサ端末の小型化・低コスト化・省電力化や、IoT (Internet of Things) に代表される無線センサネットワークの応用例の広がりにより、大規模無線センサネットワークへの期待が急速に高まっている。しかし、高効率・高信頼な大規模無線センサネットワークの実現のためには、大規模無線センサネットワークが有する不確実さを明示的に取り扱えるようなネットワーク設計・制御手法が求められる。これまで、無線センサネットワークのさまざまな解析 行われてきたが、(1) ネットワークの不確実さを考慮していない、(2) 解析対象が小規模なネットワークに限定されている、(3) 現在広く利用されている無線通信規格をモデル化していない、などさまざまな制約があった。そこで本研究では、無線通信規格として PAN (Personal Area Network) と呼ばれる短距離無線ネットワークのための通信規格である IEEE 802.15.4 を対象とし、流体近似法を用いて大規模無線センサネットワークを解析する。特に、ネットワークの不確実かさとして、無線通信可能範囲の時間的変動を確率的にモデル化し、ネットワークの不確実さが平均メッセージ配送遅延に与える影響を明らかにする。
  3. A Study on Communication Range Heterogeneity in Wireless Sensor Networks
    揚村 昭太、片山 桂、大崎 博之 (関西学院大)
    本研究では、IEEE 802.15.4 を用いた無線センサネットワークにおいて、各センサノードの無線通信可能範囲が不均一である場合に、ネットワーク全体の通信性能 (平均メッセージ配送遅延) がどのような影響を受けるかを調査する。一般に、アンテナに対する供給電力を制限することにより、センサノードの無線通信可能範囲を変更することができる。センサノードの無線通信可能範囲を適切に設定することができれば、センサノードのエネルギー消費軽減や、無線センサネットワーク内でのメッセージ衝突軽減による性能向上が期待できる。従来の研究では、例えば、無線通信可能範囲を切り替えることにより、無線センサネットワークの生存時間向上が可能であることが示されている。しかし、我々の知る限り、センサノードの無線通信可能範囲の不均一性が、ネットワーク全体の通信性能に与える影響はこれまで十分明らかにされていない。そこで本研究では、我々がこれまでに構築した大規模IEEE 802.15.4 無線センサネットワーク解析手法を応用することにより、センサノードの無線通信可能範囲の不均一性が平均メッセージ配送遅延に与える影響を調査する。
  4. IoT向け無線方式LoRaを用いたフィールド評価
    鈴木 一哉 (日本電気株式会社)
    IoT 向けの無線技術として、省電力でカバーエリアの広い無線ネットワークを構築することが可能なLoRa技術が注目されている。LoRaを用いることで、5 km から 15 km といった広域をカバーすることがうたわれているが、通信環境に大きく影響されることが予想される。今後 IoT の接続に LoRa を使う際には、その通信特性を把握することが重要である。そこで、通信特性を把握するために、実際に LoRa を使ったフィールド評価を行ったので、その結果について報告を行う。

12:10 〜 12:20 大沼国際セミナーハウス 第 1 研修室

クロージング

問い合わせ先

PC

  • 津川翔 (筑波大)
  • 樋地正浩 (日立ソリューションズ東日本)

LA

  • 藤野雄一 (はこだて未来大)
  • 柏崎礼生 (阪大)
  • 戸倉一 (エヌアイエスプラス)

その他、本研究会に関しての問い合せは、質問フォームで受け付けています。

日本学術振興会産学協力研究委員会インターネット技術第163委員会運営規約

運営組織

日本学術振興会産学協力研究委員会インターネット技術第 163 委員会 (以下、本委員会という) は大学・研究機関の研究者及び産業界の研究者から構成される。本委員会を円滑に運営するため以下の組織を置く。

委員長

  1. 委員長は委員会総会において委員から互選される。委員長は本委員会を代表する。
  2. 委員長の任期は 2 年とする。ただし再任を妨げない。

副委員長

  1. 副委員長は委員長が委員から指名する。副委員長は委員長を補佐し、委員長の任務履行に支障が生じた場合には、その任務を代行する。
  2. 副委員長の任期は 2 年とする。但し、再任を妨げない。

事務局長

  1. 事務局長は委員長が委員から指名する。事務局長は委員長を補佐し、本委員会の総務・会計活動全般を管理する。
  2. 事務局長の任期は 2 年とする。但し、再任を妨げない。

幹事

  1. 幹事は、委員長が委員から指名する。幹事は委員長、副委員長及び事務局長を補佐する。
  2. 幹事の任期は 2 年とする。但し、再任を妨げない。

顧問

  1. 委員長は、国内外から学識経験者若干名を顧問として指名することができる。
  2. 顧問の任期は本委員会の設置期間とする。但し、委員会継続の場合の再任を妨げない。

委員会総会

  1. 委員会総会は委員会の運営に関する重要事項について審議し最終的な議決を行う。
  2. 委員会総会は、年 1 回以上開催する。
  3. 委員会総会は、委任状を含めた委員総数の過半数の出席によって成立し、出席者の過半数の賛成により議決する。

運営委員会

  1. 本委員会を円滑に運営するため、運営委員会を置く。
  2. 運営委員会は以下で構成される。
    1. 委員長、副委員長、事務局長、幹事
    2. 学界委員のうちから委員長が指名したもの、若干名
    3. 協力会会員(企業等)委員のうちから委員長が指名したもの、若干名
    4. 協力会会員(企業等)が推挙し委員長が委嘱したもの、若干名
    5. 分科会を代表する主査または副主査、分科会ごとに 1名
  3. 運営委員会は、委員会の運営に関する事項のうち重要事項以外のものについて審議し議決する。
  4. 運営委員会は会合を持つことができない場合、書面若くはメーリングリストでの承認によって運営委員会の承認とすることができる。
  5. 運営委員は、本委員会全般の活動として行うシンポジウム・研究会について企画、調整、遂行等を行うものとする。
  6. 運営委員の任期は 2 年とする。ただし再任を妨げない。

分科会

  1. 研究テーマ毎に、研究活動を遂行するための分科会を置く。
  2. 分科会には主査および副主査を置く。 主査は委員とする。主査および副主査の任期は2年とする。ただし再任を妨げない。
  3. 分科会の設立・廃止は、運営委員会の承認を必要とする。
  4. 分科会は、適宜、研究活動を遂行する。また、本委員会全般の活動として行うシンポジウム・研究会の機会に分科会の会合を開催できるものとする。
  5. 分科会は、年度毎の活動方針および予算、活動結果および決算を委員会総会あるいは運営委員会に報告および提案し了承を受けるものとする。
  6. 分科会は、本委員会全般の活動として行うシンポジウム・研究会において、当該研究テーマに係る企画、調整、遂行等を行うものとする。

コアメンバー

  1. コアメンバーは、委員長、副委員長、事務局長および、委員長が指名する委員若干名(元委員長など)で構成する。
  2. コアメンバーは、本委員会発展のための企画、調整、遂行等を行うものとする。

事務局

  1. 総務・会計活動を担当する事務局と事務補佐員を置く。
  2. 事務局は、事務局長の所属するところに置く。

監事

  1. 監事は運営委員会が推挙し委員会総会の承認を経て委員長が委嘱する。監事は運営委員会ならびに事務局の業務執行の状況を監査する。
  2. 監事の任期は 2 年とする。ただし再任を妨げない。

加入承認、脱会および除名

  1. 学界委員および協力会会員(企業等)の本委員会への加入は、運営委員会の承認、委員会総会への報告を必要とする。
  2. 学界委員の脱会、協力会会員(企業等)の脱会、協力会会員(企業等)委員の交替は、運営委員会および委員会総会に報告されるものとする。
  3. 本委員会にふさわしくないと認められる委員の除名は、運営委員会で発議し、委員会総会で決議することができる。

委員の任期

  1. 学界委員は原則として、現職の大学等教員並びに国公立研究所研究者等で構成する。その任期は本委員会の設置期間とする。但し、委員会継続の場合の再任を妨げない。
  2. 協力会会員(企業等)の委員の任期は本委員会の設置期間とする。但し、委員会継続の場合の再任を妨げない。
  3. 委員会委員は学界委員 20名以上及び、協力会会員(企業等)委員20名以上で構成する。

委員会の経費および会費

  1. 委員会経費は協力会会員の会費をもって充てる。
  2. 年度会費の額は原則として次の通りとする。
    • 協力会会員(企業等): 1口 20万円

委員会の会計

  1. 本委員会の年度毎の予算及び決算は、委員会総会の了承を受けるものとする。
  2. 年度途中において、適宜、運営委員会に報告し、進捗状況の確認を受けるものとする。

活動

本委員会は以下の活動を行う。

  1. インターネット技術の研究・開発
  2. インターネット技術の教育・普及
  3. 研究・開発のためのネットワークの運用
  4. 若手研究者や大学院生の国際的な研究活動の支援
  5. その他これに関連した活動

委員会の設置期間

本委員会の設置期間は5年間とする。但し、運営委員会の決議を経て委員会総会での確認に基づき、日本学術振興会へ設置期間の継続を申請することができる。

委員会の終了

  1. 委員会の設置期間の満了等に伴い委員会を終了する場合は、運営委員会の決議を経て委員会総会で確認を行う。また、委員会の設置期間を継続しようとする場合についても同様とする。
  2. 委員会終了に伴う残余経費の処理については、日本学術振興会協力会と事前に相談の上、適切な処理を行うものとする。

運営規約の改訂

本運営規約の改訂は、運営委員会の発議を経て委員会総会で了承を必要とする。

その他

本運営規約に定めるほか、本委員会の運営に必要な事項は運営委員会の議を経て委員長が定める。

改訂履歴

  • (改訂) 2011 年 11 月 29 日

meet40 demonstration

ITRC meet40 のデモ展示要項です。

日時

  • 1 日目 (2016 年 11 月 9 日 (水)) 14:00 〜 18:00
  • 2 日目 (2016 年 11 月 10 日 (木)) 9:00 〜 18:00
  • 3 日目 (2016 年 11 月 11 日 (金)) 9:00 〜 12:00

プログラム編成により、多少時間が前後する可能性があります。プログラムの詳細については、ITRC meet40 プログラムをご参照ください。

場所

展示費用

  • 展示協賛金: ¥30,000 / 1 件

但し、以下のいずれかに該当するものは、展示協賛金を免除いたします。

  • ITRC委員および協力会会員企業
  • 大学及び公的研究機関
  • 本研究会での発表に関連したデモを実施する企業

非会員企業の参加者については、1 名まで交流会参加費を無料とします。

注意事項

  • 展示スペースは 1 件あたり 180 cm 幅のスペースとなります。
  • 電源容量は 1 件あたり 100 W 程度で、電源タップが 2 口用意されます。それ以上が必要な場合はご相談ください。応募状況によっては、電源容量等に制限をお願いする可能性がありますが、予め御了承願います。延長ケーブルは各自用意願います。
  • ネットワークは無線での提供を予定していますが、電源とネットワークの利用はデモ申し込み時に事前申請が必須となりますので、ご留意下さい。
  • 11 月 9 日 (水) 15:00 からデモ展示紹介セッションを用意しています。持ち時間は 1 件あたり 5 分程度を予定していますが、デモ件数によって調整させていただきます。休憩時間などは各ブースにて、説明をお願い致します。

設営時間

  • 11 月 9 日 (木) 12:00 以降

デモ関連機材の会場への送付については、別途御連絡いたします。

撤収時間

  • 11 月 11 日 (金) 10:40 以降 (13:00 までに撤収完了すること)

申込み

以下のフォーマットでご記入の上、itrc-meet40-worker [at] itrc.net 宛にお送りください。申し込み締め切りは 2016 年 10 月 26 日 (水) 12:00 です。

  • 責任者情報
    • 氏名
    • 所属
    • 電話番号
    • E-mailアドレス
  • デモ対応要員全員の氏名・E-mail アドレス
  • 展示方法 (ポスター / 機器持込み / ポスターおよび機器持込み)
  • 持込機器 (おおよその大きさ、電源容量)
  • インターネット接続の要否 (要 / 否)
  • ローカルで無線 LAN 等の無線機器の使用 (有/無)
  • (有料デモ出展の場合)
    • 請求書送付の要否 (要 / 否)
    • 請求書が必要な場合の送付先

meet40 agenda

第 40 回インターネット技術第 163 委員会研究会 (ITRC meet40) の開催概要です。

日程

  • 2016 年 11 月 9 日 (水) ~ 11 日 (金)

会場

送迎バスについて

11 月 9 日 (水) に会場までの送迎バスを以下の通り準備しておりますので、申し込まれた方はご利用ください。

  • 函館空港からご利用の場合
    • 到着ロビーにて、ITRC と明確に分かる形で看板を持った方が待っています。その方の誘導に従ってください。出発時刻は 12:00 ごろを予定しています。
  • 新函館北斗駅からご利用の場合
    • 新函館北斗駅南口を出て、左側の大型バスの駐車場に“ITRC”の看板を付けたマイクロバスを止めて待っています。出発時刻は 12:30 ごろを予定しています。
  • 大沼公園駅からご利用の場合
    • 出口付近にバスを止めて待っています。すぐわかるように、バスに“ITRC”との明記をしてもらいます。出発時刻は 12:40 ごろを予定しています。

主催

共催

テーマ

  • インターネット全般

参加費

ITRC 研究会の参加費は下記のとおりとなっております。宿泊の関係上締め切り以降の申込はご希望に添えない場合がありますので、御了承ください。

  • 参加費: ¥10,000, 宿泊費: ¥10,000 / 1 泊 (夕食・朝食込)
    • 対象: ITRC 委員及び協力企業の方, 学術関係者, 共催団体関係者, ITRC 研究会デモ展示関係者, ITRC 研究会発表者
  • 参加費: ¥30,000, 宿泊費: ¥10,000 / 1 泊 (夕食・朝食込)
    • 対象: 上記対象者以外の方で ITRC に参加を検討中の方

補足事項

  • プログラムの詳細ページで無料セッションの記載があるセッションのみ参加される場合は参加費無料となります。ITRC セッション主催の有料セッションにご参加の場合は参加費をいただきます。有料セッションに参加される場合は 1 日だけのご参加の場合でも参加費の減額等はありません。
  • IA 研究会が主催の有料セッションの参加費については、 IA 研究会のページでご確認ください。
  • 学生の宿泊費は半額となります。
  • 宿泊は 2 ~ 4 人部屋となります。同室を希望される方は、参加申込みの際に備考欄にご記入ください。シングル利用を希望される方、前泊や後泊をご希望の方は下記問い合わせ先まで御相談ください。ただし、シングル利用の部屋数には限りがあるため、御要望にお答えできない場合もあります。

  • 現在、ITRC 協力企業に入会を検討されている方は、参加申込みの際に備考欄にご記入下さい。
  • デモ展示組織からは、1 人分の参加費をお支払いいただきます。展示の手伝いについては、2 人までは ITRC 参加費不要、3 人目以降は ITRC 参加費をお支払いいただきます。

参加申込み

参加申込は終了いたしました。

障害等のため、設備、情報保障等の配慮が必要な場合は、申込時に申し出てください。

  • 申込締切: 請求書の必要な方は 2016 年 10 月 21 日 (金)、不要な方は 2016 年 11 月 3 日 (木)
  • 振込締切: 2016 年 11 月 4 日 (金)

定員(80名) を越えますと宿泊をお受けできないこともございますので、お早めにお申し込みをお願い致します。ITRC セッションでの発表予定者も申し込みが必要です。お忘れにならないよう御注意下さい。

デモ展示について

デモ展示をご希望の方は、ITRC meet40 のデモ展示要項を参照し、下記問い合わせ先にご連絡ください。デモ展示費用は以下のとおりです。

  • 会員企業: 無料
  • 非会員企業: ¥30,000 (ただし 1 名まで交流会参加無料)

出展枠には数に制限があります。申込多数の場合には会員企業を優先します。

プログラム

詳細は ITRC meet40 プログラムのページをご参照ください。

1 日目 (2016 年 11 月 9 日 (水))

  • 13:00 ~ 13:10 オープニング
  • 13:10 ~ 14:50 IA 研究会セッション
  • 14:50 ~ 15:00 休憩
  • 15:00 ~ 16:00 デモ展示紹介セッション
  • 16:00 ~ 16:40 デモ展示 / 休憩
  • 16:40 ~ 18:00 IA 研究会セッション
  • 18:00 ~ 19:00 休憩 / 移動
  • 19:00 ~ 20:30 夕食
  • 20:30 ~ 22:00 セッション/BoF1: [9-EV]

2 日目 (2016 年 11 月 10 日 (木))

  • 10:30 ~ 10:40 デモ展示 / 休憩
  • 10:40 ~ 11:40 セッション1: [10-AM1]
  • 11:40 ~ 13:10 昼食・デモ展示 / 運営委員会
  • 13:10 ~ 14:30 セッション2: [10-PM1-A, 10-PM1-B]
  • 14:30 ~ 14:50 デモ展示 / 休憩
  • 14:50 ~ 16:20 セッション3: [10-PM2-A, 10-PM2-B]
  • 16:20 ~ 16:30 デモ展示 / 休憩
  • 16:30 ~ 18:00 セッション4: [10-PM3]
  • 18:00 ~ 19:00 休憩 / 移動
  • 19:00 ~ 20:30 交流会
  • 20:30 ~ 22:00 セッション/BoF2: [10-EV]

3 日目 (2016 年 11 月 11 日 (金))

  • 9:00 ~ 10:30 セッション5: [11-AM1-A, 11-AM1-B]
  • 10:30 ~ 10:40 デモ展示 / 休憩
  • 10:40 ~ 12:10 セッション6: [11-AM2-A, 11-AM2-B]
  • 12:10 ~ 12:20 クロージング

交流会

2016 年 11 月 10 日 (木) の 19:00 より交流会を行います。宿泊なしで交流会のみの参加をご希望の場合でも、宿泊料金と同額 (¥10,000) いただきますので、宿泊をご検討ください。交流会への参加を希望される方は、必ず参加申込を行ってください。

問い合わせ先

PC

  • 津川翔 (筑波大)
  • 樋地正浩 (日立ソリューションズ東日本)

LA

  • 藤野雄一 (はこだて未来大)
  • 柏崎礼生 (阪大)
  • 戸倉一 (エヌアイエスプラス)

その他、本研究会に関しての問い合せは、質問フォームで受け付けています。

meet39 report

開催報告

2016 年 5 月 12 日 (木)〜 5 月 14 日 (金)、第 39 回 ITRC 研究会が九州工業大学 百周年中村記念館にて開催されました。今回の研究会では ITRC 総会も同時開催され、多くの関係者が集いました。

特別セッション

  • 尾家先生学長就任特別セッション

セッション一覧

  • MINX 分科会
  • デモ展示紹介セッション
  • NWGN 分科会
  • NVW 分科会
  • RICC 分科会
  • CIS 分科会

より詳しい情報

meet39 program

ITRC meet39 プログラムの詳細です。

1 日目 (2016 年 5 月 12 日 (木))

10:30 〜 10:35 メイン会場

オープニング

10:35 〜 11:55 メイン会場

[セッション1: 12-AM1] MINX 分科会

  • 障碍者・情報弱者のリモートデスクトップを使ったサポートの試み
    釜江 常好 (東京大学・スタンフォード大学名誉教授)
    [TBD]
  • 災害時における保健医療情報の共有
    水島 洋 (国立保健医療科学院)
    [TBD]
  • ネットワーク医療とSDN
    藤野 雄一 (はこだて未来大学)
    高速ネットワークの発展と同時に、それを医療に応用すべく、各種実験が 行われてきた。報告者が携わってきた高速ネットワーク上での各種医療関連実証 実験の概要と今後のSDN化に関して述べる。
  • 周産期管理に於ける遠隔健診の効果
    新見隆彦 (札幌医科大学)
    [TBD]

11:55 〜 13:35 サブ会場

ITRC 運営委員会

第 163 委員会運営委員のみ

13:35 〜 13:50 メイン会場

デモ展示紹介セッション

  • 株式会社 CO-CONV
  • SCSK 株式会社
  • アラクサラネットワークス
  • 株式会社オキット

13:50 〜 15:10 メイン会場

[セッション2: 12-PM1] NWGN 分科会

  • カットスルーリンクがエピデミックブロードキャストの性能に与える影響
    大崎 博之、山崎 康広 (関西学院大学)
    DTN における通信方式の一つとして、ノード同士の近距離無線通信によって、あるノードから他のすべてのノードに対して情報伝送を行うエピデミックブロードキャストが存在する。これまで、ノード同士のアドホック通信を利用するだけでなく、少数のカットスルーリンク (フィールド上の基地局間を接続する通信回線) を導入することにより、エピデミックブロードキャストの性能が大幅に向上することがシミュレーション実験により示されている。本研究では、数学的解析により、エピデミックブロードキャストにおけるカットスルーリンク導入の効果 (特に、メッセージ配送の迅速性に与える効果) を定量的に明らかにする。その結果、数本のカットスルーリンクを導入し、カットスルーリンクの基地局をノードの位置分布に応じて適切に配置することにより、エピデミックブロードキャストの性能が大幅に向上することを示す。
  • 避難者・モバイル端末間連携に基づくオフライン型自動避難誘導アプリケーション
    笹部 昌弘、糸井純暉、川原純、笠原正治 (奈良先端科学技術大学院大学)
    我々の研究グループでは、大規模災害発生直後、避難者を近隣の避難所へと迅速に誘導可能なシステムの実現を目指している。本発表では、避難者と避難者自身が所持するモバイル端末とが連携することで、通行不能箇所の推定およびそれらを回避する避難経路の提示を自動で実現可能な避難誘導アプリケーションを紹介する。

15:10 〜 15:25 メイン会場

デモ展示

15:25 〜 16:45 メイン会場

[セッション3: 12-PM2] NVW分科会

  • End-to-End Programmability -MVNO を利用した実証実験の可能性-
    中尾 彰宏 (東大)
    2014 年より継続して進めている MVNO を利用した SDN とモバイルエッジコンピューティングや IoT の実証実験を紹介し、MVNO を利用した実証実験の可能性を議論する。
  • SDN の事業展開と Whitebox 技術の最前線
    林 經正 (株式会社ボスコ・テクノロジーズ)
    2012 年から始まった SDN を中心としたネットワーク仮想化技術の開発と事業化のこれまでの取組と、近年 SDN が実現するネットワークインフラとして期待される Whitebox 技術の最新技術の取組と、動向を紹介する。

16:45 〜 17:00 メイン会場

デモ展示

17:00 〜 18:20 メイン会場

[セッション4: 12-PM3] RICC分科会

  • VNF アプライアンスを用いた試験自動化への取り組み
    當山 達也 (株式会社オキット/一般社団法人沖縄オープンラボラトリ)
    Virtual Network Function (VNF) アプライアンスの検証試験を実施する際には、従来の試験項目に加えて、VNF アプライアンス特有の構成要素が増えることから、それらの組み合わせからなる試験項目の数が爆発的に増加する傾向にある。沖縄オープンラボラトリでは、これらの爆発的に増加した検証試験を自動化する取り組みを実施し、試験構成要素を自由に選択することが可能な試験自動化フレームワークの検討及び PoC 環境の構築を行った。本講演では、研究開発した昨年度の成果を踏まえて、今年度の展望を述べる。
  • SCOPE と DESTCloud の 2 年間とこれからの RICC/D4Cloud
    柏崎 礼生 (大阪大学)
    RICC 分科会ではその設立当初に立ち上げた distcloud WG による広域分散仮想化環境に対する弁証論的アンチテーゼとしての側面を持つ DESTCloud WG を立ち上げ、総務省による戦略的情報通信研究開発推進事業の援助を受け、広域分散環境における耐災害性・耐障害性の検証を行うフレームワークの研究開発を行った。この研究開発の 2 年を省察するとともに、今後の RICC および D4Cloud コンソーシアムの展開について述べる。

18:30 〜 20:00 カフェ ド ルージュブラン

交流会

2 日目 (2016 年 5 月 13 日 (金))

9:05 〜 10:25 メイン会場

[セッション5: 13-AM1] CIS分科会

  • 大規模 IoT 実験のための L3 ネットワークの自動構築
    藤川 賢治 (情報通信研究機構 ネットワークシステム研究所)
    Internet of Things (IoT) においては、人が利用する端末がネットワークで繋がるだけでなく、あらゆる機器がネットワークに接続され、自律的に情報を発信・収集・処理する。2020 年の接続デバイス数は 500 億台に達すると予測されている。本発表では、厖大な数の機器を提供できるエミュレーション環境構築を目的として、StarBED 上に階層的な L3 ネットワークを構築する。階層的な番号自動割振プロトコル HANA により、IoT 機器に相当する Virtual Machine (VM) に階層的なアドレスが割振られる。フラットに構築される L2 ネットワークと異なり、L3 ネットワークでは大規模な台数の追加が容易である。またアドレスの動的な追加、削除、変更が可能であり、異なる実験ネットワークの動的結合も容易に行える。
  • 端末教室縮小時代におけるネットブート型システムの課題とその解決に向けた提案
    丸山 伸 (株式会社シー・オー・コンヴ)
    教育内容の変化や PC 必携化により大学に設置される端末教室は縮小すると言われている。しかし、個人所有の端末では「CBT」や「特殊なアプリケーションを利用した教育」といったニーズに応えることは難しく、端末教室を全廃することは難しい。結果として運用するべきシステムやソリューションが多様化し、導入コストや運用コストの削減が課題となっている。その中で、端末教室の運用コストの削減においてはネットブート型システムは有効なソリューションとして採用事例も増えているが、「導入コストが高い」「端末の起動が遅い」「端末の種類ごとにディスクイメージを分ける必要がある」といった点が課題となっていた。そこで、当社は「キャッシュ技術の活用により起動時間を短縮する」「性能評価に基づく最適なサーバー構成の採用により導入コストを削減する」といった提案により課題を解決してきた。本発表ではこうした技術や取り組みを紹介すると共に、ネットブート技術の今後の方向性を紹介する。
  • セキュリティと性能要件を同時に満たすサーバホスティング技術の最新動向
    松本 亮介 (GMOペパボ株式会社)
    ロリポップは 2001 年以来、約 15 年間ホスティング (レンタルサーバ) サービスを提供してきた。その間、ハードウェアやソフトウェアの進化に伴って要求されるサービス品質も高くなってきており、いかにサービス事業者の運用コストを減らしながらも、高品質なサービスを提供するかが重要である。そこで、私が京都大学の岡部研究室で研究した、ソフトウェアの観点からホスティングサービスのセキュリティや性能を向上させつつも、リソースを適切に制御するためのアーキテクチャを、実際に次世代ホスティングプロジェクトとしてサービスに適用した話と今後の方向性について紹介する。

10:25 〜 10:40 メイン会場

デモ展示

10:40 〜 12:00 メイン会場

[セッション6 13-AM2] 伝承: 尾家先生学長就任特別セッション

  • インタビュイー
    • 尾家祐二 (九工大)
    • 下條真司 (阪大)
  • インタビュワー
    • 神屋郁子 (九州産業大学)
平成 28 年度から日本学術振興会協力会からの援助のもと「日本のインターネット普及黎明期に関わるキーマン達の証言記録」という特別事業を開始することとなった。初回の今回は尾家祐二 (九州工業大学学長) と下條真司 (ITRC 委員長) に、当時の学術の状況と現在の学術の展望についてインタビュー形式で対談して頂く。

12:00 〜 12:10 メイン会場

クロージング

12:10 〜 13:40 サブ会場

総会

第 163 委員会運営委員のみ

17:00 〜 18:00 (福岡市内)

尾家祐二先生 九州工業大学学長就任記念講演会

3 日目 (2016 年 5 月 14 日 (土))

9:00 〜 12:00 九州産業大学

[併設ワークショップ] PIOT ワークショップ

  • PIOT Project の概要紹介
  • PIOT 第 1 回、第 2 回ミーティングで議論された内容の紹介
  • PIOT Project チュートリアル
    PIOT が目指すオープン IoT プラットフォームのサンプルとして、EverySense を用いた Plugfesta (EverySense チュートリアル) を開催します。
  • IoT ユースケース ~ロードバイクセンサシステムとフィットネス系 SNS~
    藤川 賢治 (情報通信研究機構 ネットワークシステム研究所)
    Internet of Things (IoT) においては、人が利用する端末がネットワークで繋がるだけでなく、あらゆる機器がネットワークに接続され、自律的に情報を発信・収集・処理する。具体的には、既存のサーバ機器やクライアント機器などと共に、温度・湿度・加速度・光度を測定するセンサー機器や、商品に取付けられた RFID 機器などがネットワークを介して情報処理を行う。実際のセンサネットワークを利用した SNS として、フィットネス系サイト(主に自転車)と利用される機器を紹介する。
  • 本ワークショップの Facebook ページ

問い合わせ先

PC

  • 藤野雄一 (はこだて未来大)
  • 柏崎礼生 (阪大)

LA

  • 中村豊 (九工大)
  • 野林大起 (九工大)
  • 秋山豊和 (京産大)

その他、本研究会に関しての問い合せは、質問フォームで受け付けています。

meet39 demonstration

ITRC meet39 のデモ展示要項です。

日時

  • 1 日目 (2016 年 5 月 12 日 (木)) 13:30 〜 18:20
  • 2 日目 (2016 年 5 月 13 日 (金)) 9:00 〜 12:00

場所

  • 九州工業大学 百周年中村記念館 2階 多目的ホール
  • 〒804-8550 福岡県北九州市戸畑区仙水町 1-1

プログラム編成により、多少時間が前後する可能性があります。プログラムの詳細については、ITRC meet39 プログラムをご参照ください。

展示費用

  • 展示協賛金: ¥30,000 / 1 件

但し、以下のいずれかに該当するものは、展示協賛金を免除いたします。

  • ITRC委員および協力会会員企業
  • 大学及び公的研究機関
  • 本研究会での発表に関連したデモを実施する企業

非会員企業の参加者については、1 名まで交流会参加費を無料とします。

注意事項

  • 展示スペースは 1 件あたり 180 cm 幅のスペースとなります。
  • 電源容量は 1 件あたり 100 W 程度で、電源タップが 2 口用意されます。それ以上が必要な場合はご相談ください。応募状況によっては、電源容量等に制限をお願いする可能性がありますが、予め御了承願います。延長ケーブルは各自用意願います。
  • ネットワークは無線での提供を予定していますが、電源とネットワークの利用はデモ申し込み時に事前申請が必須となりますので、ご留意下さい。
  • 5 月 12 日 (木) 13:35 からデモ展示紹介セッションを用意しています。持ち時間は 1 件あたり 5 分程度を予定していますが、デモ件数によって調整させていただきます。休憩時間などは各ブースにて、説明をお願い致します。

設営時間

  • 5 月 12 日 (木) 11:00 以降

デモ関連機材の会場への送付については、別途御連絡いたします。

撤収時間

  • 5 月 13 日 (金) 13:00 までに撤収完了すること

申込み

以下のフォーマットでご記入の上、itrc-meet39-worker [at] itrc.net 宛にお送りください。申し込み締め切りは 2016 年 5 月 11 日 (水) 12:00 です。

  • 責任者情報
    • 氏名
    • 所属
    • 電話番号
    • E-mailアドレス
  • デモ対応要員全員の氏名・E-mail アドレス
  • 展示方法 (ポスター / 機器持込み / ポスターおよび機器持込み)
  • 持込機器 (おおよその大きさ、電源容量)
  • インターネット接続の要否 (要 / 否)
  • ローカルで無線 LAN 等の無線機器の使用 (有/無)
  • (有料デモ出展の場合)
    • 請求書送付の要否 (要 / 否)
    • 請求書が必要な場合の送付先

meet39 agenda

第 39 回インターネット技術第 163 委員会研究会 (ITRC meet39) の開催概要です。

日程

  • 研究会
    • 2016 年 5 月 12 日 (木) ~ 13 日 (金)
  • 併設ワークショップ
    • 2016 年 5 月 14 日 (土)

会場

主催

テーマ

  • インターネット全般

参加費

研究会の参加費は無料となっております。今回は宿泊の予約等は行いませんので、必要な方はご自身で手配下さいますようお願いいたします。

参加申込み

参加申込は不要です。当日受付にお越しください。

デモ展示について

デモ展示をご希望の方は、ITRC meet39 のデモ展示要項を参照し、下記問い合わせ先にご連絡ください。デモ展示費用は以下のとおりです。

  • 会員企業: 無料
  • 非会員企業: ¥30,000 (ただし 1 名まで交流会参加無料)

出展枠には数に制限があります。申込多数の場合には会員企業を優先します。

プログラム

詳細は ITRC meet39 プログラムのページをご参照ください。

1 日目 (2016 年 5 月 12 日 (木))

  • 10:30 ~ 10:35 オープニング
  • 10:35 ~ 11:55 セッション1: [12-AM]
  • 11:55 ~ 13:35 昼食/運営委員会
  • 13:35 ~ 13:50 デモ展示紹介セッション/デモ展示
  • 13:50 ~ 15:10 セッション2: [12-PM1]
  • 15:10 ~ 15:25 休憩/デモ展示
  • 15:25 ~ 16:45 セッション3: [12-PM2]
  • 16:45 ~ 17:00 休憩/デモ展示
  • 17:00 ~ 18:20 セッション4: [12-PM3]
  • 18:30 ~ 20:00 交流会

2 日目 (2016 年 5 月 13 日 (金))

  • 9:05 ~ 10:25 セッション5: [13-AM1]
  • 10:25 ~ 10:40 休憩/デモ展示
  • 10:40 ~ 12:00 セッション6: [13-AM2]
  • 12:00 ~ 12:10 クロージング
  • 12:10 ~ 13:40 総会

3 日目 (2015 年 5 月 14 日 (土))

  • 9:00 ~ 12:00 併設ワークショップ

交流会

2016 年 5 月 12 日 (木) の 18:30 より交流会を行います。料金は当日受付にてお支払ください。一般 5,000 円、学生 2,500 円を予定しています。交流会への参加を希望される方は、必ずこくちーず ITRC meet39 のページからお申し込み下さい。

問い合わせ先

PC

  • 藤野雄一 (はこだて未来大)
  • 柏崎礼生 (阪大)

LA

  • 中村豊 (九工大)
  • 野林大起 (九工大)
  • 秋山豊和 (京産大)

その他、本研究会に関しての問い合せは、質問フォームで受け付けています。

第 2 回 UAT アクセシビリティワークショップ

〜 ICT技術で視覚障害者にどのような合理的な配慮ができるか 〜

日程
2016 年 1 月 16 日 (土) 10:00 – 16:40
会場
東京工業大学キャンパス・イノベーションセンター 国際会議室
住所: 〒108-0023 東京都港区芝浦3-3-6
主催
日本学術振興会産学協力研究委員会 インターネット技術第 163 委員会 (ITRC) UA 技術の普及・実践分科会 (UAT)
協力
日本アンドロイドの会福祉部
開催趣旨
2016年4月から施行される、障害者差別解消法 (障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律) では、全ての公共機関や学校は、障害者に“合理的な配慮”を提供することを義務付けされます。現時点では、誰がどのように“合理的な配慮”の範囲をきめるのか不明です。この会合では、視覚障害者を対象に、ICT 技術で提供可能な“配慮”を考え議論する予定です。
参加について
ワークショップの参加費は無料ですが、事前に参加申し込みを行ってください。
参加申し込み
参加申込みは終了しました。

プログラム

2016 年 1 月 16 日 (土)
10:00 〜 10:10
開会の挨拶
10:10 〜 12:00
「欧米の障害者への合理的配慮の例: 聴覚障害者の場合」: 白澤 麻弓 (筑波技術大学)
「欧米の障害者への合理的配慮の例: 視覚障害者の場合」: 青木 千帆子 (静岡県立大学)
「大学における障害のある学生への支援: 東京大学の例」: 中津 真美 (東京大学)
「ドコモ・ハーティスタイルについて」: 諏訪 勝也 (NTTドコモ(株))
12:00 〜 13:00
昼食/休憩
13:00 〜 14:30
「デジタル教科書における視覚障害者への配慮: 東京書籍の場合」: 高野 勉 (東京書籍(株))
「デジタル教科書開発 CoNETSコンソーシアムの紹介」: 馬場 泰郎、高田 典子 (CoNETSコンソーシアム)
14:30 〜 15:00
休憩
15:00 〜 16:30
「ビーコンで出来ること」: 小出 冨夫 (クリエートシステム開発(株))
「今こそ、ICT技術を発揮できる: 教科書のデジタル化、差別解消法」: 釜江 常好 (東京大学)
16:30 〜 16:40
閉会の挨拶

問合せ先

本ワークショップに関しての問い合せは、電子メールで受け付けています。UAT ワークショップ実行委員会 (uat-workshop201601@itrc.net) までお願いします。

committee of Asia Internet Technology Joint Symposium (AITJS)

Organizing Committee

  • Toyokazu Akiyama, Kyoto Sangyo Univ. (Chair)
  • Keisuke Ishibashi, NTT
  • Katsuyuki Yamazaki, Nagaoka Univ. of Technology
  • Yasuo Okabe, Kyoto Univ.
  • Kenichi Yoshida, Univ. of Tsukuba
  • Isao Arai, KDDI
  • Daiki Nobayashi, Kyushu Institute of Technology
  • Satoshi Matsuura, Tokyo Institute of Technology
  • Hiroshi Yamamoto, Ritsumeikan Univ.
  • Masaya Nakayama, Univ. of Tokyo
  • Yutaka Nakamura, Kyushu Institute of Technology
  • Hiroyuki Ohsaki, Kwansei Gakuin Univ.

Program Committee

  • Yutaka Nakamura, Kyushu Institute of Technology (ITRC meet38)
  • Daiki Nobayashi, Kyushu Institute of Technology (ITRC meet38)
  • Toyokazu Akiyama, Kyoto Sangyo Univ. (ITRC meet38)
  • Kenichi Yoshida, Univ. of Tsukuba (IA2015)
  • Keisuke Ishibashi, NTT (IA2015)
  • Katsuyuki Yamazaki, Nagaoka Univ. of Technology (IA2015)

Local Arrangement

  • Masaya Nakayama, Univ. of Tokyo (ITRC meet38)
  • Toshihiko Shimokawa, Kyushu Sangyo Univ. (ITRC meet38)
  • Katsuyoshi Iida, Tokyo Institute of Technology (IA2015)
  • Isao Arai, KDDI (IA2015)